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    九州 -最終回-

4日目夜 鹿児島
5日目(最終日) 鹿児島

宿に荷物を置き繁華街のある天文館へ。「くろいわラーメン」を探したが見つからず、かわりに「こむらさき」という店に入りました。ジューシーな黒豚と刻んだキャベツの食感が良く、和風だしのあっさりしたスープもとてもおいしかったです。初めて見る白っぽい麺はかんすいを一切使っていないとのことです。
最終日は鹿児島駅前から800円で1日乗り放題の周遊バスを乗り継ぎながらの鹿児島観光で締めです。1回180円なので5回乗ればお得です。しかし風邪をひいたようで喉が変で体もだるく早めに帰る事にしたので結局4回しか乗らなかった事で80円の損でした。ところでバスの1日乗車券がユニークで使用日を削るスクラッチカードになっています。

天文館をブラブラしラーメンを食べました。

翌日は鹿児島駅から周遊バスで観光です。駅前は新駅舎を建設中で不便な状態でした。
バスの車窓から見た西郷どんの銅像です。あたりまえですが犬はつれていません。
周遊バスはカゴシマシティビューは小型のかわいいレトロバスです。30分間隔で循環しているので予定が立てやすく便利です。

城山の展望台からは桜島と市街が一望できます。頂上には雪がかかっています。頂上の右側は小さな噴煙が上がっていました。

ねこちゃんもここがお気に入り

少し下るとお地蔵さんがずらっと並んでいました。26体だったかな…?
同じお地蔵さんは全部で88体あって、市内のここ以外の場所にあるとのことです。

88体と聞いてピンときた人は流石です。四国霊場八十八ヵ所にちなんで、昭和の初期に観音信仰の人たちにより作られました。

さらに下りると西郷隆盛が西南戦争の砦に使った洞窟があります。
西郷隆盛は激戦のこの地で自刃(じじん)しました。

洞窟のすぐ向かいにある銭湯は100%天然温泉だそうです。入ってみたいけど風邪みたいなので…

島津家19代島津光久の別邸として建てられた借景庭園の仙巌園は鹿児島市街の海岸沿い北のはずれにあります。

高台に登れば錦江湾も望め、景色のいいところです。なんといっても桜島が見られるのがうれしい。

明るく開放的な日本庭園はいかにも南九州に似合っていました。
言い忘れましたが入園料は1000円!ただし尚古集成館(島津家関連の資料館)の入館料を含みます。

猫神神社。第17代島津義弘が文禄の役(秀吉の朝鮮出兵)で連れて行った7匹の猫のうち生還した2匹を猫神として祀っています。義弘は猫の瞳孔の開き具合で時間を計ったといいます。

ここがメインの島津家別邸です。中に入るにはさらに500円(抹茶付き)いります。
だからパスします。

園内は広いので歩き応えありました。まだ見残した場所もいくつかあったようです。

仙巌園の隣の尚古集成館は島津家の資料や所持品、書画、工芸品、鎧、武器、機械等が展示されています。建物は慶応元年に造られた工場跡です。

最後は錦江湾の鹿児島港に行きました。
桜島行きのフェリーが出航していきました。

入れ替わるようにして入港するフェリー。
桜島を目に焼き付け、更に写真ネガにも焼き付け、そろそろ鹿児島を後にする時がきました。

フェリーターミナルは1997年12月に建設された物で比較的新しい。
皮肉にも帰るこの日が一番天気が良く寒さも一段落でした。
昼食後、帰りも「つばめ」で博多まで行き、新幹線「のぞみ」で京都に帰りました。京都駅到着は夜9時を過ぎていました。
京都駅で乗ってきた500系をお見送り

(完)

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