08/06/15更新
                
天体へ 6/15更新
昆虫へ
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  気まぐれ写真散歩

         

 
北野天満宮
北野天満宮
北野天満宮
宇治高尾
宇治高尾
北野天満宮
 北野天満宮は学問の神様として有名な菅原道真を祀った神社で毎日25日は「天神さん」と呼んで露店が並びます。でも私は行ったことありません。ちなみに対する東寺の「弘法さん」は21日です。こちらの方はかなり有名だと思います。
 宇治の高尾は穴場的な場所で周囲の自然風景に溶け込むように梅林が並んでいたりします。2枚の写真も10年以上前の物ですが背景に気を配って撮った記憶があります。左側の写真で竹林が風でゆれる様はわざと風の強い時を狙いました。
  

         紅葉 05/09/16更新
常寂光寺
金蔵寺
金蔵寺
神護寺
永観堂
東福寺
東福寺
真如堂
西明寺
京あられは紅葉に彩られた京都が好きでこの季節に写真を撮りに出かける事が多いです。嵯峨野の常寂光寺、高雄の神護寺、洛東の東福寺は言うまでもない紅葉の名所ですが金蔵寺は知らない人も多いかも知れません。ここは向日市の西方にある大原野(大原野神社、通称花の寺として有名な勝持寺がある)を望む山の中腹にありカーブの多い細い急坂は初心者ドライバーにはどうかな?という場所です。しかしここの紅葉の美しさは高雄に匹敵するものだと個人的に思っています。
真如堂は境内の木々や緑が美しいお寺です。吉田山の南東に位置し近くには哲学の道や金戒光明寺(黒谷)があります。かつては紅葉スポットの穴場でしたが最近は人も多くなりました。
槙尾山西明寺は神護寺のお隣。こじんまりした境内ですが神護寺より風情があって好きです。
昨年の紅葉です。撮影地は真如堂、大沢池、嵯峨野、渉成園(枳殻邸)、糺ノ森、南禅寺です。本文は「気まぐれ写真散歩」にあります。 工事中



昆虫 
アカトンボ アゲハチョウ クジャクチョウ セセリチョウ
モンキチョウ  イトトンボ1 イトトンボ2 セミの羽化 スズメバチ
昆虫の写真は結構難しいですね。相手はじっとしていないことが多くチャンスと思ったとたん逃げてしまいます。昆虫目的で撮影に行ったことはほとんどなく偶然のチャンスに撮ったものがほとんどです。

●「アカトンボ」 嵯峨の奥から山のほうへ入ったところに清滝があります。川を望む草むらに赤とんぼが止まっていました。さもモデルにしてくれと言わんばかりに目の前から離れません。光の具合も良かったので幻想的な写真になったように思います。ここは貴船と並ぶ京の奥座敷みたいな所です。一度川沿いの山道で大きな野生のイノシシに出喰わしました。こちらもびっくりしましたがイノシシも驚いたのかあわてて急斜面を駆け上がって山へ逃げていきました。
●「アゲハチョウ」 府立植物園で撮りました。近づいたら逃げるので望遠レンズは必須です。
●「クジャクチョウ」 富士五湖などを巡った時山梨県の忍野で撮った物です。今まで見た自然にいる蝶の中でこれほどの鮮やかな色と模様をしていたものはなっかったように思うのでカメラに捉えた事は大変ラッキーでした。
●「セセリチョウ」 初めてまともに昆虫を撮った時のものです。
●「モンキチョウ」 京都西山の大原野で撮りました。大原野周辺はのどかな田舎の風景がたくさん残っていていい所です。
●「イトトンボ1」 目立たないトンボを光と水による演出が引き立ててくれました。
●「イトトンボ2」 イトトンボはどうやらハスが好きらしい・・・(平成14年9月植物園)
●「セミの羽化」 17年も前に自宅で撮りました。写真はありましたが記録したものがなくあやふやな記憶しかありません。とりあえず写真をクリックしてください。
●「スズメバチ」 大きさから見てオオスズメバチでしょう。樹液の食事中なので比較的安全とはいえ、びびりながらの撮影。3枚撮ったうちの最後の1枚です。(昭和63年初夏)


花火
浜大津(滋賀) 浜大津(滋賀) 浜大津(滋賀) 宇治
花火の撮影はバルブ撮影がポイントです。今のカメラは電子シャッター式なのでOM−2SPのように機械式シャッターでバルブ撮影できる機種で撮るのがいいでしょう。偶然性が大きいので数多く撮らないといけないです。36枚撮って1枚でも気に入ればラッキーなほうではないでしょうか。
大津と宇治の花火大会は毎年恒例でいつも人、ひと、ヒト・・・「そこのあなた、カメラの前に立たないで下さい」な〜んて言えません。

    

天体  08/06/16更新

月  1/125秒 オート 補正-2/3 ISO400
 (クリックにより編集後のまともな画像が見られます)
アンドロメダ星雲やオリオン星雲などの天体写真を見てその神秘に魅入った少年時代・・・その後はしばらく忘れていましたが思い起こすように写真を撮った事があります。言うなれば「にわか天文ファン」です。天体写真は夜間。しかも灯りの少ない野外での撮影となると気楽に撮れませんが他の写真とは違った魅力がありそうです。

月(月齢12.1)の写真は17年前の物で初めて天体望遠鏡をカメラのレンズにして撮った写真です。よって上下は逆です。ピントが甘いのかブレ(望遠鏡側)なのか、それともこんなものなのかズブの素人の私には判断がつきにくいです。眠たい絵だったのでコントラストやシャープネスを高くしたらご覧のようにザラザラした絵になりました。クリックすると再スキャンした画像をソフトで編集した画像(2007年11月再編集)が見られます。その後は望遠鏡を使って撮ることはほとんどありません。

「昇るオリオン座」は岡山県のとある小さな島から撮りました。少年キャンプの護衛ボランティアで行ったのですが本当は流れ星ときれいな星が見られると思って引き受けた次第。夏でしたが夜明け前の東の空に冬の星座を代表する「オリオン」が悠然と姿を現していました。

「はくちょう座」は1990年4月オースチン彗星を見に宇治の山中の茶畑で撮った時の物です。オースチン彗星はハレー彗星以来の話題になりましたが期待はずれでした。そのかわり京都市内から遠くない場所でも素晴らしい星空に出会える事がわかり記念に撮りました。写真を斜めに横切る天の川の中央が白鳥の首のつけ根あたりで、そこからやや左下の明るい星が尾にあたる「デネブ」です。そのすぐ下(東)のぼんやりとした赤いニジミが「北アメリカ星雲」です。写真の下の星図を参考にしてください。
この写真を撮ってから10年余り来ていない(何ぶん車もバイクもないもので)のですが京都市周辺では屈指の星空が眺められる場所だと思います。


「ヘールボップ彗星」はハレー彗星以上の大彗星でした。しかも比較的見やすい時間に現れていたので見るチャンスが多かったです。これは1997年4月滋賀県の新旭町で撮りましたが都市部でも肉眼で尾が見えました。これほどの大彗星はもう見られないかも知れません。


月の写真は望遠鏡を使っていますが他は三脚での固定撮影です。本来は赤道儀で追尾しながらの撮影(追尾撮影)がベストですが高感度フィルム(ISO1600等)を使う事で初心者でも露出時間とカメラのブレさえ気を付ければ誰でも最低このような写真は撮れるものです。また固定撮影は景色を取り入れて撮影できるメリットもあり一味違う風景写真を作る事もできます。
最近はデジカメで撮る人も多いのですがノイズリダクション機能があって高感度ノイズが比較的少ない機種が望ましいです。天体の撮影に興味を持ち始めた方は以下を参照してください。
書籍 立風書房「図説天体写真入門」(田中千秋著)、誠文堂新光社「最新藤井旭の天体写真教室」(藤井旭著)
ホームページ 「Stellar Scenes Home Page」(リンクのページにリンク貼っています)


           

昇るオリオン座 

はくちょう座

写真とほぼ同じ角度です ステラナビゲータ(AstroArts Inc.)より

へールボップ彗星
     
 デジカメで撮った月 平成19年4月30日撮影

画像をクリック
天体写真は普段撮らないのですが、これはコンパクトデジカメ(キヤノン パワーショット S80)で撮った月です。
天体望遠鏡の接眼部にカメラのレンズを押し当てて撮っていますがアダプターがないので苦労しました。
画像をクリックすれば大きく見られます。
      
 K200Dで月 平成20年6月9日撮影
 
画像をクリック
古くて安価なズームレンズでも思ったより良く写ってくれました。その場で仕上がりを確認出来るデジカメのメリットは大きい。
画像はトリミングして70%に縮小

カメラ          ペンタックスK200D
レンズ          FA80−320mm F4.5−5.6
焦点距離        320mm(35ミリ換算480mm相当)
AFモード        マニュアル
絞り           F8
シャッタースピード   1/30秒
ホワイトバランス    オート
感度           100
シャープネス      3
ファインシャープネス  ON

 なつかしのハレー彗星
 
ハレー彗星
なんじゃコリャ?
 
「ハレー彗星号」
「くろしお」の車両じゃん
1986年3月、当時ハレー彗星の世紀の大接近があった事をご存知の人は多いと思います。テレビなどで特集を組んで大きく取り上げていましたが結果的には期待されていた様な大彗星にはなりませんでした。京あられはJR主催の大阪駅発のツアーに参加、ツアー用の臨時列車「ハレー彗星号」で和歌山県の潮岬まで行きました。しかし雲が多く星があまり見えない!当日は曇りのち雨の予報でした。ところが観測(観望?)の説明会を観光センター(?)の食堂で聞いている間に幸運にも雲が退き満天の星星。夜明け前のラストチャンスの間に南東の低い空に尾を覗かせた姿を現しました。これには感動しました。
しかし初の彗星撮影は上の写真の通り見事失敗してしまいました。OMはフィルムがISO400、レンズの開放F値が3.5なので露出不足。頼みはISO1600(?)のフィルムとF2の明るいレンズを取り付けたPENTAX SPの方です。ところが夜露のせいでレンズが曇りこれに気づかずに撮ったのでボケてしまったのです。気づいた時は後の祭り。尾らしきものが写っているだけにせっかく私にとって記念すべき初めての彗星写真になるはずが・・・・当時かなり悔しかったです。今も思い返すとやっぱり悔しい。ホームページに堂々と公開できたのに、という思いです。それならこんな写真早く始末しろ、と悪魔のささやく声が・・・・
心配された天候の中初めて満天の星と彗星の尾をこの眼でしっかり見ることが出来たのは幸運で良い思い出になりました。