2007年5月15日最終更新
1993年(平成5年)6月に鉄道、バスで北海道の各地を周ってきたときの写真です。
フォトライブラリ(テーマ別)
きまぐれ写真散歩
札幌
羊が丘  
札幌
北海道大学
小樽
小樽運河
 
小樽
廃線跡
稚内
稚内公園より
宗谷
最北端の碑
宗谷
宗谷丘陵
稚内港
連絡船
礼文島
上泊付近
礼文島
船泊
礼文島
スコトン岬
礼文島
利尻島
礼文島
桃岩展望台より
美瑛
田園風景1
美瑛
田園風景2
美瑛
田園風景3
美瑛
田園風景4
美瑛
水沢ダム付近
美瑛
サイロ
網走
天都山より
知床
オホーツク海岸
知床
ウトロ港
知床
通称ゴジラ岩
知床
羅臼岳
知床
カムイワッカ
摩周
釧網本線
釧路
フィッシャーマンズワーフ
函館
市街夜景
北海道ぐるり旅−1993年−


上の写真28点以外に写真42点を追加しニコンオンラインアルバムに公開しました。
インフォシークアルバムの終了に伴い、平成19年5月15日リニューアルUP
スライドショーで見ることも可能です。
1993年北海道旅行メモ
旅行中のメモをもとにまとめ上げ加筆・修正しています 
主な持ち物:カメラ(OM-2S/P、ガイドBOOK(るるぶ北海道他)、MUSICテープ(浜田省吾、カシオペアなど)とAIWAのヘッドフォンステレオ
5月?日 JRの旅行センター(TiS)で北海道ワイド周遊券を購入 
6月5日(土) 京都10:39発特急「白鳥」(平成13年大阪・青森間は廃止)に乗車。新潟で折り返すので座席も向きを変えなければならない。車中12時間はひどく退屈
青森22:47着
青森23:08発「はまなす」に乗り換え。寝台車には乗らなかった(満席だったかも)。夢の中(実際はほとんど眠れなかった)、青函トンネルを通って北海道へ。
 6日(日) 睡眠不足の目に北海道の広大な大地が映る。本土とは景色がまるで違う。
札幌6:18着。札幌大学羊が丘展望台、午後は小樽に行き小樽運河など見る。
夜はススキノへ。ラーメン横丁の「天鳳」で味噌ラーメン食。ビジネスホテル泊
 7日(月) 札幌7:05発「オホーツク1号」に乗車。旭川8:49発「礼文」に乗り換え
稚内12:45着。定期観光バスで日本最北端の宗谷岬ノシャップ水族館など巡る。民宿で今回初めての海鮮料理を味わう。前日洞爺湖温泉の有名ホテルに泊まった客のお父さんはここの料理のほうが新鮮で魚が美味しいと言う。
 8日(火) 稚内フェリーターミナル7:50発で最北端の島礼文島香深へ。9:35着
くもり時々小雨の中バイクを借りて北へ。船泊、スコトン岬など巡る。スコトン岬からの眺めが素晴らしい。泊まりは島の南端で「知床」という民宿。ご主人が採ってきたウニやホッケの刺身等とても美味しく最高。
 9日(水) 早朝、お客のおばさんの案内で桃岩までのハイキング。「花の浮き島」と呼ばれてるけれども今年は花の季節には少し早かったらしい。それでも桃岩や海岸線などの眺望は素晴らしい。
礼文島は自然豊富で食べ物も美味しい。そしてなによりも宿の人の家庭的な温かさや出会った人達の親切心がうれしかった。花の季節にまた来たいと思った。
10日(木) 朝、礼文の最南端なので利尻富士がよく見える海岸へ。10時過ぎ宿のご主人の車で香深のフェリーターミナルまで送ってもらう。
稚内12:56発「サロベツ」で旭川へ
旭川16:52着。駅に近いビジネスホテルに泊まる。時間的に行くところもあまりないので今夜は早めに寝る
11日(金) 旭川7:45発一両編成の列車で美瑛へ向かう。一日20本は出ているので結構便利。所要時間約40分
駅近くの自転車屋さんでバイクを借りる。ゼルブの丘、ケンとメリーの木、拓真館(写真家前田真三氏のギャラリー)、ふれあい牧場、水沢ダムなど巡る
旭川16:55発特急「オホーツク5号」、網走20:43着。宿の網走ロイヤルホテルはビジネスホテルだが大浴場もあり部屋も良かった。部屋に海産物の注文パンフが置いてあったのでタラバガニの発送をフロントに頼む
12日(土) 寝過ごした為、バスで天都山へ行くつもりがタクシーになってしまう。山頂の流氷館、そこから下り歩いて網走監獄を見学。今にも動き出しそうな蝋人形が不気味。ラムサール条約記念切手を買う。
網走13:56発の列車で斜里へ。斜里で路線バスに乗り換え、知床ウトロに向かう。車窓の眺めが良く海岸線、知床の山並みがきれい。路線バスながら途中オシンコシンの滝の上でしばし停車、滝をみせてくれるサービス。そういえば稚内行きの列車や斜里行きの列車でも景勝地では徐行しアナウンスしてくれる。北海道は全般的に旅行者に対するサービスがいいように思う。
ウトロの海岸を散策、オロンコ岩に登る。上でキタキツネを見かけた。オロンコ岩の海側は断崖絶壁でウミネコの巣がたくさんあるのでヒナや卵を狙っているのかも知れないが無理ではないだろうか。この日は温泉付の民宿に泊まる
13日(日) バイクを借りて天然露天風呂で有名なカムイワッカの滝へ。途中未舗装の道が続くので車とすれ違うと砂煙が襲う。小さな橋の下から川をさか登る。川の水はほんのり温かい。岩肌が滑りやすいので気をつけなければならない。なんとか滝つぼのある所までたどり着いた。他に二人の若い連中がいてここより上は滝つぼがないらしいとのことで一風呂浴びた。帰りしなアベック(死語?)がやってきた。天然の露天風呂だから混浴には違いない。その後、知床五胡に行く。熊が最近出たので一部規制されていた。知床峠に行く予定だったが風が出てきて空模様も怪しいので予定を変更、昨日上から見たオシンコシンの滝へ行って下から見ることにした。 
14日(月) 風の為乗る予定の観光船が欠航。しかたなく再びオロンコ岩に登るなどして時間をつぶした後9:40発のバスで斜里へ。
11:10発の列車で2日前と同じコースを戻り網走へ。12:03分発遠軽行きに乗り換え、美幌12:38到着
美幌からバスに乗り美幌峠へ。霧で視界は悪く、見えるはずの屈斜路湖が見えない。昨日の午後からどうも天気がさえない。
屈斜路湖ではバスは15分間停車する。湖面にクッシー(?)は見えなかった。次は硫黄山へ。麓にはいくつもの硫黄の煙が地表から湧き出ていて温泉卵を売っていた。
弟子屈(てしかが)で別のバスに乗り換え30分ほどで川湯温泉に到着。予約していた国民宿舎に泊まったが設備が古くやや寂びれた感じで客も少ない。まわりの温泉ホテルが余計立派に見える。
15日(火) 早朝散策、朝食後バスで川湯温泉駅へ。8:30頃の列車に乗る。最後部のデッキに出ると湿原の中を走る列車の心地良さが伝わってくる。
釧路10:00着。定期観光バスに乗る。バスガイドは3人!うち2人は実習生。まず鶴公園で丹頂を見る。薄茶色の羽毛をしたヒナが見られた。あいにく天気は悪く小雨とモヤ、湿原の広大な風景を満喫することもなく期待薄で摩周湖へ、やはり全く見えない。釧路に戻った夜、美川憲一の「釧路の夜」の歌詞にも登場するヌサマイ橋を渡り「フィッシャーマンズワーフ」の夜景を撮る。ビジネスホテル泊
16日(水) 釧路9:31発札幌行き特急「おおぞら4号」で道東を後にする。十勝平野を見ながら目指すは旅の最終地函館。
南千歳13:27(?)着。函館行き特急「北斗」に乗り換え16:41函館に到着
宿に荷物を預け、路面電車(懐かしい・・・)と徒歩で函館山の麓から出ているロープウェイの駅に到着。125人乗れるという大きなロープウェイ(620円)で山頂へ。やや肌寒い。展望台の視界はガスのせいであまり良くない。時折ガスの切れ目が現れるのでその瞬間を狙ってカメラを構える。日暮れから1時間以上粘ってやっと夕闇に浮かぶ100万ドルの夜景を撮ることが出来た。平日なのに観光バスの団体など大勢登ってくる。帰りの満員バスはワンマンカーでなく珍しく女性の車掌さんが乗っていて座席も長イスタイプ。タイムスリップした気分だ。
函館駅に比較的近いラーメン屋「ぶんぷく茶釜」で店名と同じ「ぶんぷく茶釜ラーメン」を注文。見た目はチャンポンだがなかなか美味しい。ほかに「ベトナムラーメン」「皇帝ラーメン」とかあってネーミングが面白い。
17日(木) 13日目の朝は朝市に出かけ目移りしながらも結局松前漬けを買う。
市内観光は市内を循環している観光バスが安くて便利なので利用することにした。約40分間隔で観光名所の各停留所を回っているので予定が立てやすい。五稜郭、トラピスチヌ修道院、立待岬と巡る。この時点で3台のバスを乗り継いでいるので3人のバスガイドさんに出会える事になる。立待岬は思ったより眺めも良く岩壁にはエゾカンゾウの花も咲いていた
次に函館山の麓でバスを降り元町の教会や洋風の建物などを見ながら散策。八幡坂から海岸方面の倉庫群へ。金森倉庫の近くから青森行き高速船が出ている事を知った。新時代の青函連絡船ともいえる。本元となる青函連絡船「摩周丸」が函館駅の近く(かつての埠頭)にあり連絡船の歴史資料館になっている。操舵室や無線室など自由に出入りして見学できるのがいい。個人的にオススメだ。ここを見てから駅に向かう。
函館駅で駅弁を買う。「かにめし」だったか「かにずし」だったか・・・?
16:41発大阪行き寝台特急「日本海4号」に乗車。途中一羽のカモメが見送るように併走して飛んでくれた。カモメ君ありがとう・・・
18日(金) 京都9:21着。梅雨空の京都は蒸し暑かった 
鉄道走行距離 4381キロ(営業キロ)うち北海道内2231キロ(吉岡海底駅基点) 後に再計算すると4444キロ(北海道内2258キロ)でしたが、このままにしておきます。