このコーナーは筆者がほそぼそと飲んだポムロールワインを紹介するコーナーです。

最近飲んだポムロールワイン(67)
Duo de Conseillante 2007
Chateau Vieux Maillet 2009
Chateau la Pointe 2009
la Clemence 2005


デュオ・ド・コンセイヤント 2007 2012年1月7日

シャトー・ラ・コンセイヤントのセカンド・ワイン。
2007年が初リリースです。



2007年のグラン・ヴァンのラ・コンセイヤントはメルロ85%、カベルネ・フラン15%。
セカンドのデュオはメルロ90%、カベルネ・フラン10%です。

少し紫が残るダークルビー。
香り良し。最初に嗅いだ感じだけで「育ちの良い」ワインであることが伺える。

飲み頃。しなやか。
タンニンも酸も出しゃばらず、心地良い。
甘すぎないタンニン。
よく出来たセカンドワインです。

室温19.5℃で完璧なサービス温度。

ma note : 90+


シャトー・ヴィュー・マイエ 2009 2012年1月8日

このシャトーは2002年に訪問したこともある馴染みのあるシャトーです。
当時ボドワン&イザベル・モット夫妻が運営していたのですが、
いつのまにか売却されてしまいました。
2004年に新しい所有者の手に移ったようです。

こちらのサイトで新しいサロン、カーヴが見れます。
http://avis-vin.lefigaro.fr/vins-champagne/bordeaux/rive-droite/pomerol/d18037-chateau-vieux-maillet

ラベルのデザインも大きく変わりました。
(以前のラベルはこちらからご覧ください。)
http://www.petrist.com/pomerol-v-z.htm#vieuxmaillet

裏ラベルを見るとなんとアルコール度数が14.5%と書いてあります。

黒い。とにかく黒い色。
「カオールの黒」という喩えがありますが、これはまさに「ポムロールの黒」です。

重く沈んだ香り。グラファイト。
赤い果実は感じられません。黒い果実が全面的に出ています。なめし革。

一口飲むとタンニンと酸が歯茎と歯の間に染み渡る感じがします。
強靭なポムロールです。

あと、数本購入してどう変化するのか試してみましょうか。

ma note : 90


シャトー・ラ・ポワント 2009 2012年1月22日

2008年に生まれ変わったシャトです。
シャトー・アンジェリュスのオーナー、ユベール・ド・ボゥアール氏が醸造コンサルタントに招かれ、
品質が抜群に向上しました。
そのわりには価格は非常に安いのが魅力的です。
私が思う「最もコストパフォーマンスの高いポムロール」の一つがこのシャトー・ラ・ポワントです。



暗いルビー色。
ブルーベリーやブラックベリーなどのコンフィを連想します。
何年か前のシャトー・アンジェリュスの試飲会を思い出します。
その時と共通した香りが感じられます。
口に含むとねっとりとした凝縮さが感じられます。
アルコール度数は14%vol。
そのアルコール度数を感じさせない高いエキス分が感じられます。
そして、ワインに不可欠なフィネスも感じられます。

ma note : 92


ラ・クレマンス 2005 2012年2月17日

価格が手頃になったラ・クレマンスです。

ルビー・ガーネット
シナモン、杉、など複雑な香り。少しタール香。
上品でセンスのある酸味は長持ちしそうです。
ミディアム・ボディ

ma note : 88


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