紫陽花の花を求めて(1)

明月院

寺は鎌倉時代8代執権北条時宗の時代に禅興寺として全盛を極めましたが、現在は衰退し明月院のみが残っています。明月院はあじさい寺としてよく知られています。境内には2000本のあじさいが植えられており、最盛期には見物客の行列ができます。
6月の3週間紫陽殿(明月院本堂)裏手の庭園が特別公開され、花菖蒲を楽しむことができます。しかし訪れた時には残念ながら公開は終了していました。(平成13年6月28日)
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長谷寺

長谷寺は日本最大の木彫り観音をご本尊としています。境内には四季折々の花が植えられており、あじさいもその一つです。長谷寺は江ノ電長谷駅徒歩5〜6分の所にあり、境内からは相模湾を一望できる絶景の場所です。あじさいは本堂裏手の山腹に植えられています。(平成13年6月28日)
長谷寺:あじさい01 長谷寺:あじさい01
長谷寺:あじさい01 長谷寺:あじさい01

多摩川台公園

多摩川台公園は東急多摩川駅前より多摩川沿いに位置し、荏原古墳群の一画で6世紀後半から7世紀中頃にかけて築造された8基の古墳を取り囲んだ公園です。駅前の坂道を上り始めると公園入り口でアジサイの花が迎えてくれます。7種類のアジサイが色とりどりに咲き誇っていました。(平成16年6月3日)
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箱根登山鉄道

あじさいの季節になると良くライトアップされた箱根登山鉄道添いのあじさいがテレビなどで紹介されます。箱根には最近は毎年行きますが、今回も車ですが、強羅に車を置き、登山鉄道に40年以上振りに乗り、強羅ー湯本間を往復してみました。時期としては丁度見頃で、電車は下りは右側の方が花が多いと聞き右窓側の席に座って、シャッターチャンスを狙っていましたが、見事失敗しました。
 登山鉄道は「天下の険」箱根の山を切り拓いて造られた急勾配の鉄道であり、線路の両側は切り立った山裾です。従ってあじさいも線路に沿って殆ど電車に接するように植えられています。また電車も山道で遅いと言っても時速20km程度で走っていますので、2〜3m先の移動物体を撮影することとなり、シャッターは押したものの殆どが失敗に終わりました。今回は掲載を止めようかとも思いましたが、何とか雰囲気だけは分かって貰えそうですので、掲載しました。
 往き(下り)は右、帰り(上り))は左と、単純に左側に座れば「あじさい側」と考えて座ったのですが、登山鉄道は途中3回スイッチバックしますので、全く反対側に座ったこととなり、写真はあきらめ、反対側の車窓越しに移り変わるあじさいの景色を観賞していました。
 鉄道沿線のあじさいは季節には夜間ライトアップされ、あじさい見学専用電車が出ます。車窓越しにライトアップされたあじさいを観賞しながら旅をするには適していますが、写真撮影には不向きなようです。(平成17年6月27日)
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相模原北公園

 相模原北公園は横浜線橋本駅より南南東へ10分程の所にあります。同公園内のアジサイ園は2000年6月に開園したばかりで、日は浅いですが、同公園の中央部の小さな起伏した丘の部分に造られており、約200種1万株が植えられています。
 アジサイは相模原市の「市の花」に指定されており、特にアメリカ産の「ヤエカシワバアジサイ」はブドウの房のように伸びた、あまり見かけない特徴のあるアジサイでした。訪れた時はまだ時期が少々早かったようで、最盛期はこれからという感じでした。(平成18年6月14日)
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