草花を求めて(6)


二宮・吾妻山公園
(菜の花)

吾妻山公園は東海道線二宮駅前の小高い山(標高:136.2m)の山頂にあります。二宮駅前の車道を100m程上って行くと公園入り口の石の階段に出ます。真っ直ぐに伸びた4・500段の石段を上ると道は曲がり始めますが、今度は丸太で作られた階段となり、行程の90%程は階段でした。

 公園より西の方向に富士山、南の方向に湘南海岸を見渡すことが出来、眺めの良い場所です。菜の花は山頂の西側斜面に植えられており、咲き始めたばかりの初々しい花を咲かせていました。風もなく穏やかで、写生をしているグループもいました。

 山頂に着いた時、富士山が雲間にはっきりと見えていたので、展望台に上り写真を撮りましたが、残念ながら写真には上手く写っていませんでした。(平成27年1月16日)

横浜イングリッシュ ガーデン
(コスモス)
 連日の雨続きから突然の晴天となり、大船の植物園にバラを見に出掛けましたが、休園中のため、急遽横浜のイングリッシュガーデンに廻りました。ここもバラ園として有名な筈ですが、秋バラは殆ど咲いて居らず花らしい物はコスモス畑だけでした。(平成29年10月18日)

東京ドーム
(世界らん展:日本大賞2018)
 東京ドームで開催された『世界らん展:日本大賞2018』を観賞して来ました。今回が28回目だそうです。海外からの出品もあり、世界中のらんの種類が出品されており、その中から2018年の日本大賞を選出されています。訪れたのは最終日ですが、多数の来場者で賑わっていました。毎年10万人を越える来場者があるようです。

 会場はドーム全体に展開されており、審査対象となった多数の個人作品の他、日本のいけばな三大流派(池坊、草月流、小原流)の生け花コーナーがあったり、造園業によるディスプレイコーナーなど多数あり、一回りするのに苦労しましたが、”らん”の種類の多さを再認識すると共にらんの活力を満喫してきました。(平成30年2月23日)
日本大賞 優秀賞
優良賞 奨励賞
奨励賞 奨励賞
トロフィー賞 トロフィー賞
 
池 坊 草月流
   


鎌倉:神苑ぼたん庭園
 神苑ぼたん庭園は、鶴岡八幡宮の境内に入ると直ぐ右手にある源氏池がありますが、その池の周辺に造られた回遊型庭園で、1980年(昭和55年 )に鶴岡八幡宮の創建800年を記念して開園したそうです。資料によると約100品種、1000株(少々オーバーだと思う)が植えられて、冬咲きと春咲きがあり、2回楽しむことが出来ます。

 冬咲きのぼたんは寒さを避けるために三角錐の菰で覆われていますが、今冬の暖冬異変で気温は10度を超えており、一寸違和感を感じました。(R2.1.25)


瀬田農業公園分園
(すみれ)

 瀬田農業公園分園(フラワーランド)は東名高速道路用賀入口の左横側住宅地内にあります。コロナの緊急事態宣言がやっと解け、久々に「バラの花を求めて」当園に来ましたが、今年は既に殆ど花が散っていました。

 園内を歩いたところ、一画に花壇があり、花壇全体に「スミレ」が咲き誇っていました。しかし、「スミレ」は春の花で間違えたかと思い確認した所「スミレ」は秋に植えると一度秋に咲き、冬を過ぎて春になると2度目の花を咲かせるとのことでした。

 初期目的と異なる散策となって仕舞いましたが、これを契機に、コロナも収束し自由に散策できるようになることを期待しています。(令和3年11月T日)


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