紫陽花の花を求めて(3)


妙 楽 寺
妙楽寺は源頼朝にゆかりのある威光寺の菩薩像が存在する鎌倉時代からある天台宗のお寺です。また現在は川崎市のあじさい寺として知られています。門を入ると直ぐにあじさいが植えられており、境内全体から山腹に掛けてあじさいで埋め尽くされています。約20種類以上のあじさい約1000本が植えられています。(平成25年6月22日)

三 渓 園
 三渓園は梅の時期および紅葉の時期に訪れています。その際、あじさいがどの辺に植えられているか、記憶にはありませんでしたが、web検索ではあじさいも植えられていることが分かり、出かけてきました。

 あじさいは沿道や山肌の一定の場所を確保し、群生させて、咲き誇っている所を見せるのが一般的だと思っていましたが、三渓園は『飽くまでも庭園を見て貰うのが目的で、あじさいを見せる場所でない。』でした。即ち、あじさいは庭園内に数株ずつが分散して植えあれており、庭に植えられた植木の一つでしかないことが分かりました。(平成26年6月18日)
 

本土寺
本土寺は池上の長栄山本門寺、鎌倉比企ヶ谷の長興山妙本寺と共に朗門の三長三山と呼ばれています。昨今「あじさい寺、花の寺」として親しまれていて、境内には桜、あじさい、菖蒲など四季折々の花を楽しむことが出来るようです。あじさいは10種類以上5万本が広い境内に植えられています。当日、時折小雨がばらつく梅雨空のせいか、または最盛期を1週間程過ぎていたためか、花の色よりも、葉のみどりの色の方が勝っていました。(H27年6月23日)
 


飛鳥山公園
 桜で有名な飛鳥山公園に1300本程のあじさいの花が植えられているとのことで、出掛けてみました。山の上に登り見回しますが、見当たりません。茶店で聞くと、店の裏の階段を下ったところとのこと。中腹の道にもなく、更に急な階段を下って行くと、京浜東北線の線路沿いの道路に出ました。

 飛鳥山公園の北東斜面は京浜東北線の線路に接しています。あじさいはその線路に沿って作られた歩道を挟んだ山裾に植えられていました。丁度満開の時期で、線路に沿って約200M程でしょうか、歩道を歩きながら、楽しむことが出来ました。丁度、花の位置は車窓の高さですので、電車から乗客は楽しめそうですが、歩道の線路側には視線を塞ぐように金網が張り巡らされて、視界を塞いでいるのは残念でした。(平成28年6月15日)
 


横浜イングリッシュ ガーデン
 横浜イングリッシュガーデンは相鉄線平沼橋駅より10分程の所ですが、広い住宅展示場に隠れ、案内板がなく人影もなく場所探しに苦労しました。

 同ガーデンは薔薇を中心に風土に合った季節に応じた草花や樹木を散りばめて植えたいます。6月5日〜7月2日まで開催中のアジサイフェアを見てきました。最大の特徴は品種が多いことで、約300程あるようです。(平成29年6月28日)
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