Aランクサンダー

またもや、オープニングを再現してしまいました!
これがMEGACD唯一にして最大のヒーローゲーム!!
Aランクサンダーだ!!!
最大の異色作にして、問題作とも言えるわね。
言わんとしてる所は判らんでもないが、とりあえず先に進むぞ。
Aランクサンダーは、シルキーリップの流れを汲むアドベンチャーゲームなんだ。
リップが魔女っ子アニメの再現なのに対して、サンダーは特撮ヒーロー物の再現って所ね。
子門真人が熱唱するオープニングが、特撮ヒーローらしさを際立たせるよな!!!
そして、本編の開始だ!!
オープニングを含めた1話完結のシステムもリップを踏襲ね。
見知らぬ施設で目覚めた主人公。
彼は、全ての記憶を失っていたのであった・・・・
ベタ中のベタな、ヒーロー物の始まり方よね〜
怪しげな言葉を残して去った白衣の男たちと入れ替わりに入ってきたのは、これまた怪しいサングラス男だ。
こういった会話シーンでは、主人公の感情を選択肢として選ぶのよ。
シルキーリップで好評だったLIPSシステムね。
試しに憤慨の感情を選んでみたら、こんな危険なセリフ吐きやがったぞ!!!
深く考えちゃダメよ!!
先行くわよ!!!
サングラス男に連れられて行ったのは、この施設の責任者の「時代」という男の所だ。
この貧相なオヤジが親玉です。
そして、貧相なオヤジの口から、彼が人体改造を施された事が伝えられます。
貧相なオヤジのくせに・・・
放っておいてやれよ・・・
改造人間にされたなんて突飛な話をされても、にわかには信用できません。
そこで、連れてこられたのが、このキジゾウ君です。
時代に言われるままに、変身を開始するキジゾウ!
そこに現れたのは、まぎれもなく怪物であった!!
混乱する主人公に、畳み掛けるように組織「ブルズアイ」の理念を語りかける時代!
彼らの狙いは、現行政府の転覆、そして日本の支配よ!!
自室での待機を命じられた主人公。
ここで冷静に考え、とてもこの組織に付いて行けないと悟ります。
そして、脱出を決意!!
貧相なオヤジの演説は、全くの逆効果だったのでした〜
ここで前半終了!!
アイキャッチを挟んで後半に続くぞ!
早速脱走した主人公
出向許可の出ている貨物船に忍び込みます。
記憶が無いのに、行動力は有ります。
しかし、待ち構えていたザコ怪人と遭遇。
戦闘に突入だ!!
戦闘は、カードバトルです。
当時としては珍しいシステムだったわよね〜
攻撃や防御を選ぶシンプルなシステムだな。
自分の感情の状態に合うカードを選ぶと効果が上がるのが特徴だ。
Aランクとしての改造を施された主人公は、変身しないでも強いです。
哀れ、ザコ怪人はあっさりと倒されてしまいました。
船内に入って一安心かと思ったら、そこにはさっきのキジゾウが居たぞ!!
この船で待ち伏せをしていたんだ!
変身したキジゾウは、先ほどのザコとは大違い!!
圧倒的な攻撃力よ!!
キジゾウの攻撃に成すすべも無く倒されたかに見えた主人公!
しかし、その時!!!
死の際に瀕したその時、防衛本能が働き、強制的に転換を行ったのです!!
稲妻と共に現れたその姿!!
そう、これこそが!!
Aランクサンダー、その人だ!!
キモッ!!
キモい言うな!!!
だったら・・・
格好悪っ!!!
仕方ないだろ、まだ強制変換のプロトタイプ状態なんだから。
それでも、キジゾウなんかよりは遙かに強いんだぞ!!
とりあえず、さっきの仕返しね!
Aランクの力、思い知りなさい!!
戦いが終わり、我に返る主人公。
無残に横たわるキジゾウの死体。
破壊された周囲の壁。
そして、自らの異形の姿。
呆然とする主人公であった・・・
と、ここで第1話が終了。
予告を挟んでエンディングへと進みます。
1話ごとにエンディングテーマが入るのも、リップからのお約束だな。
謎を残したまま2話に続くんだけど、とりあえずまとめに入るわよ。
ええっ!?
まだ、全然途中のままじゃないか!
いいじゃない、どうせ永遠に途中なんだから。
うう、それを言われると・・・
実は、このAランクサンダーは「誕生編」っと銘打って発売されました。
膨らみすぎた内容が、ディスク1枚に収まらないと言うことで、誕生編のみ先行発売されたんだ。
それを期待して、誕生編を遊んだユーザーな訳だが・・・・
なんと、続編はついに発売されないまま!!!
永遠の未完作品となってしまったのでした!!
期待しただけに、残念だったなぁ・・・
出来は良かったのに、売れ行きがいまいちだったせいなのかな?
売れないのも判るけどね。
あのサンダーのデザインはちょっと問題ないかしら?
ヒーローとしては格好良く無いってのは・・・・
だから、さっきのはまだ変身の第一段階なんだって!!
そのキモイのが雑誌で紹介されちゃったのが問題なのよ!!
あれで購買意欲そがれた人が絶対に居るわよ!!
パッケージにある完全体の写真でも、ちょっとキモイのに!!
うーん、確かに見た目で損はしてるよな。
リップで培ったシステムと、独特のダークなシナリオは、良い出来だと思うんだけどな。
そこは認めるけど、続編が出なかったことで全て帳消しね。
遊んだ人にも、遊ばなかった人にも、とてつもない衝撃を残した、MEGACDの誇る問題作だったわね。
続きが気になった人は、一度遊んで見て下さい!
子門真人のオープニングを聞くだけでも、価値はあると思うぞ!
あれはいいわよね〜
こんかいやって、久しぶりに歌詞ファイルなんかも作っちゃったわよ。
使い方は、こっち参照で。
閃光! 雷撃! Aランク!
闘え! サンダー!
敵は決まらない発売日よ!
永遠に未定です。


前へ


トップへ


次へ