DISNEY   LIFE

2001年5月


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ゴールデンウィーク中のTDLインパーク日記は5月5日5月6日です。
ファンティリュージョン最終日のTDL日記は5月15日です。
ドリームライツプレビュー初日のTDL日記は5月27日です。

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5月31日(木) 曇りのち晴れ                   月イチのお楽しみ

平日の朝、放映している地元のローカル番組にて、月に一度TDRの情報を流すことになった。その第一回目が今日だった!前も、月に一度のお楽しみ番組があったのだが、それは全国(網羅しているわけではなかったが)で同じものを放映していた。が、今回は完全にローカル番組内の取材で作られていて、なかなかに楽しみだ。今回の内容は、「食事が予約できる!」「ファストパスについて」「ドリームライツ」といった感じ。何回か行ったことのある人に向けられているようで、ポリネシアン・パラダイスの映像などは嬉しかった(^^)。早々にドリームライツの宣伝用映像を見てしまったが、あぁ・・・・やっぱり素敵です・・。ところでこの番組、月に一度の恒例になるということは・・のちのち、TDSにも内容が及ぶのは目に見えている・・。ますます楽しみ!

そして、パーティー・エクスプレスは今日をもって終了・・。プラザ中央のあの機関車のプロップスが大好きだったから、あれがなくなってしまうのは淋しい。夕方の光を浴びて、皆を乗せて飛び立たんとする機関車はとっても綺麗だった。キャラクターがたくさん描いてあったバナー、プラザに建てられたブース。フォト&ファン・・・。イベントが終わると、幻のようにすべてが消え去ってしまう。この先しばらく大きなイベントはないから、この期間を懐かしく思い出すことになるだろう。ありがとうパーティー・エクスプレス!

久〜〜〜〜しぶりに、写真館のページを更新した。使っている写真は、すべて27日(日)のもの。出来上がった写真を眺めていたら、ついつい・・・。最近は写真を日記で公開してしまっているが、この写真館に使えそうなネタがいくつもいくつもあったのだ、実は。いい加減5月の日記も容量が大きくなってしまったため、写真館に公開してみた。ついでにトップページも変更。イラストは、まだ描いている途中なので、とりあえず去年公開したドナルドのものをツナギに・・。そのうち公開します・・(^^ゞ

5月30日(水) 曇りのち雨                         第二章

読売新聞の夕刊に、でかでかとチシャネコフロートが・・!もちろん、ドリームライツのもの。CMもそうだけれど、なにゆえチシャネコが前面に押し出されているのやら(笑)、知り合いの人は「猫のパレードなの?」などと聞いてくる始末(^^;)違います・・。まったく新しいフロートだし、実際のパレードでも激しく光りが変化するから??見てくれ、これを、新しい姿を!といったところだろうか。その広告に書かれていたのは「エレクトリカルパレード、第二章」というキャプション。第二章・・。昔のものをベースにしつつ、まったく新しい協奏曲が始まるかのように。懐かしさと、目新しさ。それが同居するのがドリームライツ・・。グランデビューまで、あと2日!!!・・・・そして、明日はいよいよパーティー・エクスプレスが終了する。あのスペシャル・ファンナイトからもう4ヶ月以上が経過したなんて・・。つい昨日のことのような、もっともっと昔のような。立ち止まってはいられない。けれど、ゆっくりと振り返るのも、たまにはいい。あの白い燕尾服とも、お別れだ・・。

5月29日(火) 曇り                                  寝てしまった・・・!!!

なんだかとてつもなく眠くて、仕事のあと夜9時から深夜1時まで、熟睡してしまった・・。だから。知らなかったのだ。この夜、各ニュース番組でドリームライツの映像を流したということを( ̄□ ̄|||)!!しかし、神は私にひとつだけを見ることを許してくれたらしい・・。深夜1時過ぎ、起きたてのボケた頭でなんとなく見ていたのがニュースジャパン・・。多分、その日の最終のニュース番組だろう。そこで。見たのだ!!!「東京ディズニーランドの新しい夜のパレードが報道陣に公開されました・・」なななんだとーーーーー?!興奮して母に言うと、「もう2回目だよ」などと抜かす。気付いたら友人から「テレビ見ろ!」といった主旨のメールも、夜11時過ぎに届いていた。私が知らずに寝ていただけなのねーーー!!あぁ・・・起きていたら・・・各ニュースをハシゴしてビデオに収めたのに・・。それでも、最後のひとつ(だったろう)を見られてよかった・・。映像ではいくつかのフロートを見せてしまっていたが、いやいやホンモノの素晴らしさは、やはり見に行かなければ実感できない。フロートの動きも、光の流れも・・(^^)。スニークとはいえ、すでに見てしまっているから、安心してテレビを見られる。新しいショーやパレードについては、初見はパークで!と思っているから、いかに見ずにいるかがとても難しい。難しいなんていう状況は、とても幸せなことだと思うけれどね・・。それだけパークの話題が公共電波で流れているということなのだから!・・・しかし、来るTDSオープンに向けての「必殺ビデオで映像漏らさず録画しちゃうぞ作戦」への不安ができてしまった。寝るなら2時過ぎ。プライムタイムに寝ないこと!・・・・あぁ・・・(^^;;)

5月28日(月) 晴れ                                  記事収集

午後、少し時間をもらって近くの大きな書店へ行ってみた。まだ今月のディズニー・ファン誌を買っていなかったのと、毎月買っている雑誌の購入・・それと、何かディズニー・シー関連の記事はないかなと探すためだ。写真・絵入りの記事というものに、なぜか異様にワクワクしてしまう私は、たった数ページの特集のためにまるまる一冊雑誌を買ってしまうことは珍しくない・・。大抵は立ち読みで済ませてしまうのだが、どうしても手元に取っておきたいものは、迷わず買ってしまう。決め手は綺麗な写真だったり、うまくまとめてある記事内容だったりといろいろなのだが。今回購入に踏み切ったのは、「るるぶ情報版・東京・横浜2001」と「歩く地図6月号」。どちらも、TDSのアトラクションやショーのイラスト入り、地図付きの情報が、多くはないが、ちょこっと載っている。これからどんどんと出てくるだろうから、まだまだ前哨戦。今はイラストである紹介記事が、そのうちホンモノの写真になって・・そして・・うふふふふ。あと数ヶ月でオープン、逆に言えば、オープン前のこのドキドキを味わえる期間はあと数ヶ月しかない。うーん、変な言い方だが、想像に遊び、情報に狂喜乱舞できるのは、今だけの楽しみのような気がする。だったら、楽しまなくちゃ!日本で2番目のディズニーのパークのオープン前という、特別な期間を・・(^^)

5月27日(日) 雨のち曇りのち雨                ゴールデンドリーム

先日の夜上京して、またりっぴぃ嬢のウチに泊まった朝。雨だった・・・・。あぁ・・・今日で私のパーティー・エクスプレスも終わるというのに・・。晴れ女伝説は、今日は天気に負けるのか?
パークに着いたのが午前11時。ワールドバザールの中でグリーティング中のグーフィーとミッキーに一方的に手を振って、雨の中向かったのはハニーハント。雨の日なら、この時間でもファストパスが取れるだろうと踏んで行ったのだが、発券まで40分ほどかかるというので断念。なぜならば!11時半からパーティー・エクスプレス・・の雨バージョンが来るから!

ホーンテッド・マンションの方で見送って、そのあとトゥーンタウンで待ち構えようかと思ったのだが、こんな雨なのに意外にファンタジーランドは混んでいる。思い通りに移動できそうもないため、最初からトゥーンタウンで待つことにした。あぁ、最後のエクスプレスは雨バージョンなの??まぁ仕方ないか・・と、雨の中やってくるトレインが見えた!私にとっては2度目の雨バージョン。相変わらずパーティー仕様の透明レインコートの可愛いこと。パーティーに参加するために持ってきたミッキーミットで手を振りながら、パレードを見送る。これはこれで、雨の中レインコートを着てまで出て来てくれるのはとても嬉しいけれどね!

その後は12時半からのワンス・アポン・ア・マウスへ。この回、なんと、ダンスシーンのあとミニーにキスされたミッキーが、まさに骨抜きになってフラフラと倒れてしまい、足をピクピク(笑)。ミニーのキスは骨をも溶かすらしい!また、バレエシーンのグーフィーの飛翔の仕方が・・・(爆笑)。今まで見た中で一番可笑しい飛び方だった・・(^^)

ここでりっぴぃ嬢は、ウチに忘れて来たビデオカメラのバッテリーを取りに戻った・・・あはは、昨日の夜充電していたのに、忘れてくるなんて〜(笑)。残った私はプラネットMなどをちょっと覗いたあと、2時からのワンスのために並んだ。雨だから混むかな?と思いきや、今日もそうでもないみたいだ。りっぴぃ嬢から預かったビデオカメラに、自分のカメラを抱え、ひとりのくせに機材だけは2人前。バッテリーが続く限り撮ろうと思い、初のビデオ撮影体験!が!大事なダンスシーンの途中でついにバッテリーが切れた!なんてこった、急いで自分のカメラに持ち替え、写真を撮ろうと思ったら、なんとそれまで満タンの表示だった電池が、いきなり消耗したかと思ったら、完全に切れてカメラまで動かなくなってしまった!!ひぃーーーーーー。なかよくダンスシーンにて2台撃沈。だーーーーー(TT)。幸い、カメラの電池はいつも持ち歩いているからすぐに装填、復活。ちなみにこの回のダンスシーンのミッキー登場のとき、ミッキーったら舞台中央でひとりの世界に突入。「僕ってカッコいいだろ、みんな僕を見に来たんだよねっ」とでも言わんばかりの自己に酔ったキザな仕草をやらかした!するとそのオーラにやられたのか、ロジャーがミッキーにすがりついてきて、き、キス・・・。うぎゃーーーーーーー。舞台はえらいことに・・(笑)

この2時の回のワンスが終わったあと、なんと雨が上がっていた!すごいっ、ドリームだ、マジックだ!まずはパンギャラにてピザとサラダでお腹を満たし、もしかしたらやるかも・・と期待の高まった午後のパーティーエクスプレスのためにプラザに移動。しかし、私は3時からの昼パレードのことをすっかり忘れていた・・。あと5分ほどでパレードが来るといった時間、もうパレードルートはシートでいっぱいだった!雨が上がって1時間、あっという間だ・・。とりあえず立ち見でディズニー・オン・パレードを見よう・・と思ったら、すっかり路上のコンディションも整ってきたというのに、なんと聞こえる音楽は、レイニーデー・ファン!「レイニーデー・ファン・パレード」、要するに通常の昼パレードがキャンセルになった場合の雨パレードだ。雨が降っていないのに雨パレード(笑)考えてみたら、私はレイニーデー・ファンを見るのは2年ぶりだった!!!!

2年ぶりの消防士スタイルのミッキーとミニー、相変わらずどんな格好でも可愛いなぁ。そして続く、懐かし〜いワッキー・キングダムのスーパーダック・パレードで使っていたワイヤーフレームドナルド(笑)フロートに乗った・・・あれ?あのピンクのレインコートは??で、デイジー!?私が最後に見たときのこのフロートには、ドナルド・プルート・チップ・デールだったのだが、なんと今日はドナルド・デイジー・チップ・デールの4人だった。し、知らなかった・・。いつの間にデイジーが。嬉しいじゃないか。ドナルドのブルーのレインコートに並ぶ、デイジーのピンクのレインコートがとてもとても可愛らしいじゃないか!なんだか雨も降っていないのに、ラッキーだった(^^)

レイニーデー・ファンを見送ったあと、バッテリーを取りに帰っていたりっぴぃ嬢帰還。一緒にプラザのパレードルートに、空いている場所はないか探していたのだが・・おぉ?ミニーフロート停止位置の内周側に、ちょうど2人が座れるくらいの空間が・・。周りの人に聞いてみると、「空いてますよ」とのこと、や、やった!最後のパーティー・エクスプレス、ラッキーにも2列目に座ることができた・・。となると、もちろん最後は参加で締める!

午後4時50分、いよいよ私たちにとっての最後のパーティー・エクスプレスが到着した!最後は弾けてやろう、と2人ともカチューシャ&ミッキーミットで装備。周りのゲストもカチューシャやマラカスで装備している。大盛り上がりでプラザ一周、途中でミッキーに「手!(おんなじ手だ!)」というようなリアクションをもらって大満足(笑)。フィリップ王子には、ウィンクまでもらってしまった・・・。プリンスのウィンクに、メロメロなミッキーミット2人(笑)。あぁ、最後を参加して終わることができたなんて、とても嬉しい。パーティー・エクスプレス、見ている分にも楽しかったが、やはり参加して踊りまくってしまうのが一番楽しい。雨が止んでくれてよかった・・。最後のトレインを見送っても、淋しいという気持ちよりも、プラザ一周の旅のあとの興奮のほうが大きかったのだった(^^)・・

そのあとは、間髪入れずにまたワンスへ。この日最終回、5時40分からの回だ。すでに入場は終わりかけていたが、まだまだサイドの席は空いていた。なぜか中央の最後列が空いていたから、そこに座って迎えたこの回。なんたってオーケストラシーンのドナルドが・・・素晴らしかった・・・!怒りっぷりが!!0コンマ1秒たりとも止まっている時間がなく、ドタバタと派手なリアクションの連続がまたとっても怒鳴るど・・じゃなかったドナルドらしくて、がっくりとうなだれた彼は、頭が床に付いていてまるで・・モップのよう(笑)。騒ぎまくる周りのキャラクター(なんだかみんなが皆、とても動きまくっていたような気もする)に収集がつかなくなったドナルドは、も・もうダメっす・・とでも言うかのように、指揮棒を杖にしてヨボヨボと歩いていた・・!す・すごい、なんだかとても目が離せないオーケストラシーンだった・・。バレエシーンや闘牛シーンのグーフィーについても、りっぴぃ嬢も言っていたが本当にアニメっぽい動きをしていて、とても楽しかった(^^)。またまたワンスが好きになっていく〜〜。

ショーを見終えたあとは、トゥモローランドテラスにて休憩。ちょうど出来立てだったアーモンドフィレチキン(出来立てのアツアツは香りが違う・・)を頬張り、ふと、外のパレードルートを見てみると・・。列ができている。一列だけ。綺麗にゲストが最前列だけに座るように、パレードルートを埋めている。もしや・・もしや!?ドリーム・・・・。時間は7時。トゥモテラを出た私たちは、はやる心を抑えて空いている最前列を探した。トゥモローランドはほとんど埋まってきていたが(ちなみにプラザはもちろん、全滅だったそうだ)、トゥーンタウン入り口のほうはまだ空いていた。ロープはもう張られていたから、トゥーンタウン入り口の内周側、ちょうどファンティリュージョン最終日に見送った場所の向かい側に腰を下ろした・・。そう、ファンテにおいてのミッキー停止位置。ファンテとサヨナラした場所で、今、これから、私たちが待つのは・・「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツのお知らせです・・・」7時15分に、アナウンスがパーク中に驚きの知らせを流した。「なんで?!なんで?!」「今日見れるの?!」と、色めき立ったゲストがどんどんと後ろに増え、7時半にはいつの間にやら相当の人数が座っていた。

正式には6月1日デビューだが、ほんのちょっと早く、練習も兼ねてゲストを入れた状態で開催してしまう、スニークと呼ぶのだけれど・・そう、ドリームライツが今日、見られてしまうのだ!完全な状態とは言い切れないのかもしれないが、いやいやこれから見られるというだけで、もう、心臓がはちきれそうだ。周りのゲストも、まだ半信半疑といった具合で、ざわざわと、でも期待で胸いっぱい!といった空気。すっかり夜のとばりが降りたパレードルート、いよいよあのファンティリュージョンを過去のものとすべく、時が動き出した。キャストさんが、いつもの前口上のためにルートに立つ。ひとつ違っているのは・・「まもなく、東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツが・・」その、初めての、TDLでの、その単語の響きに、もうたまらなくなる私。ゲストを入れた状態での、初のドリームライツ!

1995年6月にサヨナラしてから、早6年。私が初めてエレクトリカルパレードに出会ったのは、1985年の3月、まだ始まったばかりのパレードは人垣の向こうで、当時小学校低学年だった私はまったく見えなかった・・けれど、前にいた全然知らないどこかのお姉さん2人が、弟と友達をかわるがわる抱き上げて、見せてくれた・・。もう16年も昔の記憶なのに、あのときの光景は今でも忘れない。今まで見た事もない光。そして、それをまったく知らないお姉さんと一緒に、いや、その場にいたすべてのゲストと一緒に、同じ光を見つめた、そして夢中になった、あの記憶。私にとって、「地上でいちばん幸せな場所」は、「東京ディズニーランド」なのだと、はっきりと体に刻み込まれた、その祝福の光をくれたのが、エレクトリカルパレード・・。あのパレードがなかったら、ここまでTDLを好きになっていたか分からない。初めて見た幼い日の記憶も、それから10年後、涙と共にサヨナラした、あの日のことも。すべてが蘇ってきて、遠くパレードがやってくるプラザの方向、まだ暗くて何も来ていないのは分かっているが、もうすぐそこに、あの光が蘇ることも知っている、それを待つ時間といったら、もうどうしていいのか!

ファンティリュージョンにサヨナラを告げた場所で、もう涙は枯れたと思っていたのに、木立の向こうに光りが漏れて見えたときには、たまらず涙が溢れてしまった。来た・・帰ってきた、おかえり、エレクトリカルパレード!!

照明が消える。弾かれたように緊張が走る。そして、そして、6年ぶりの、TDLでの、エレクトリック・ファンファーレが!!!!もう何度となく聞いた、あのアナウンスが・・おぉぉ、ちょっとトーンが違う、当たり前だ、まったく新しく生まれ変わったんだから、・・・実は心の準備ができていそうで、まったくできていなかった私はもう、頭がパニック。涙だけが溢れて来て、必死にアナウンスを聞いて、その「Tokyo Disneyland Electrical Parade」のあと!ひときわ高いトーンで「DREAM LIGHTS」!!確かに聞いた。エレクトリカルパレードをも、ファンティリュージョンさえも超えて、新しいパレードが生まれた瞬間を。

そして・・・蘇った、あの音楽。10年もの間TDLの夜を包んで来た、あの曲、バロック・ホーダウンが、スピーカーから流れる・・。6年ぶり。もう聞けないかと思った、あのアンダーライナーが、再びTDLを包んでいる!CDで聞くのとも、CMで聞くのとも、ビデオで見るのとも、まったく違うのだ。パークにいて、そのパークそのものを包んでいく、この空気を震わす音は、五感で感じるもので、どんな媒体を通しても再現などできないのだ。6年もの時を超えて、大好きなTDLで、またこの曲に包まれることができるなんて・・!!

しかし、涙はここまでだった。先頭フロートのブルー・フェアリーが目の前に来たあたりから、もう涙はどこへやら、あまりのフロートの素晴らしさと美しさと煌きと・・・吸い込まれそうな輝きに、もう子供みたいにただただ興奮して、叫んで、驚くばかり!!す・・・すごい、のほかに、言葉が見つからないなんて!向かい側を向いていたミッキーを振り向かせようと、辺り一帯のゲストと一緒に叫んだ「ミッキー!!!(こっち向いて!!)」の大絶叫。奇妙なものだ、さよならエレクトリカルのときに感じた、ゲスト同士のミッキーコールでの一体感、それをドリームライツのスニーク初日に、またも心をひとつに(笑)ミッキーコールをするなんて!それも、こんなにも幸せなミッキーコール。

書きたいことは後からあとから沸いてくるのだけれど、まだスニークということもあるし、細かく書くことはやめておく・・が、ファンテが始まってから6年の歳月が流れたことを考えると、フロートの進化、光の多様さ、光の衣装、もうすべてが素晴らしくて、前作のエレクトリカルが忘れられない私でも、本気で心を奪われた。あとからあとからやってくるフロート、目眩がするほどの光の渦、ため息をつく暇もないほどに、オモチャのように、星屑のように、信じられないくらいの光の束、エレクトリカルパレードでもない、ファンティリュージョンでもない、ドリームライツ・・・。CMも雑誌の記事も、なにもかも伝えきれていない!実際目にしたときの、この、まぶしさは・・。

この感激と感動、エレクトリカルパレード・ドリームライツ、私たちは、また、素晴らしい出会いをすることができた。初めて出会った今日、16年前の出会いを忘れないまま、大人になった私は、再び魔法にかかる・・。

昔のままの構成に感激したり、昔とは大違いの進化したフロートに驚いたり。大興奮のままにパレードを見送ったあとは、またも速攻でミートミッキーに行き、思いの丈をミッキーにぶつける!本当に本当に本当に綺麗だった!私たち2人にまくしたてられ、ミッキーは「落ち着け!」と言わんばかりにキスでなだめて(笑)くれたが。みんながみんな、初めて見るパレードを、たくさんのゲストと一緒に大興奮のうちに見ることができたなんて、本当にいい体験をしたと思う・・。あの一体感、大歓声。キャラクターに、ダンサーに、みんなみんな手を振って・・。これから夢の夜が始まる、新しいイブニング・パレードの歴史が始まるんだ・・。エレクトリカルと名前はついているけれど、もうまったく新しいものと思っている。これからこのパレードと、たくさんの思い出を作っていきたい・・(^^)

これは奇跡か。5分待ちだったミートミッキーから出てくると、なななんと、雨が降っているではないか!傘が必要なくらいの雨。ほんの少し前まで、そこを、ものすごい光のパレードが通っていたなんて、信じられないくらいだ。雨と雨に挟まれ、最後のパーティー・エクスプレスに参加して、ドリームライツを見て・・雨の中、上がる花火。これぞ・・ディズニーマジックと、呼んでも、いいんじゃないか?!

本当に、濃い1日だった・・。朝の雨からは、こんな1日になるとは想像もつかなかった!東京駅でりっぴぃ嬢と別れるとき、「じゃあ、次は・・」次は?!・・・まさか、空港で!?次に会うときは、ロス行きの日、成田空港で・・ということになるのか?!?なんだか急に現実に迫って(いや現実なのだけれど)思えて、あたふたする私たち(笑)。こんなに濃い1日が、まる4日も続いてしまうのだ・・。大丈夫か。でも、感激や感動に慣れたくはない。濃ければ濃いほど、いいじゃないか!マジックは、探そうと思えば、いつでもどこにでもあるのだから・・。

5月26日(土) うす曇り                            カリフォルニア・・・!

先週の日記にも書いたとおり、今日の朝8時からの「旅サラダ」で、ロスのDLRのレポが放映された!たった30分弱の内容だったから、あぁ、もっと見たい、あれを見せて〜〜これを見せて〜〜〜!と心は渇望していたが、しかし宿泊者しか入れないグランド・カリフォルニアン・ホテルの室内の映像は嬉しい。まだ見ぬCAのレポとしては、主なアトラクションは制覇していたが・・ワイナリーなんかも見せてくれるかなと期待していたのに残念。カリフォルニア・ワインのテイスティングなどができる場所があり、ワイン屋(笑)のウチとしてはとても気になる。ここのオリジナルなワインや、ワイングッズがあったりすると嬉しいんだけどなぁ・・。あと、DLはファンタズミックが来るか!?と思ったら来なかった(笑)。そのかわりパレード・オブ・ザ・スターズをちょっと見せてくれたが(^^)。このパレードには、あのファンタジア2000のドナルドとデイジーが歩いてやってくる。45周年記念に始まったパレードだが、このドナとデイジーに会いたくて会いたくて・・。もうすぐ会えるなんて本当に嬉しい!心はざわめき立ちつつも、あと2週間少しでその地に立てることに興奮しつつ、ビデオのスイッチを切った・・。あぁ。早く来い来い6月13日。

5月25日(金) うす曇り                            出張ミッキーここにも

朝8時半からの「レッツ!」という番組で、昨日行われたキャスティングサテライトの映像を流した。要するに、TDRでキャストとして働くことを希望する人のための雇用面接会場だ。レポの内容としては、そのサテライトに来ている人たちの就職・退職後などの現状を伝えていたのだが、サテライトの様子もちらりと映してくれ・・ステージから突如登場するミッキーたち5人!必死に面接したり、用紙に書き込みをしている人たちの後ろに立って「はは!がんばってね〜〜」とでも言っているかのように、ちょっかいを出していく(笑)。しっかりとミッキーたちとハグして会場をあとにする人たち、ミニーと腕を組んで面接官のところに向かう人・・。なかなか笑えてしまった。しかもミッキーったら、もうテレビカメラのピントが合ってないにも関わらず、ずーーっと手を振り続けていたりして、遠くにぼやけるミッキーの姿がなんとも・・可愛い。数年前の自分を思い出す(笑)。サテライト最終日、意気揚々と乗った電車はそのとき会場だった幕張メッセのある「海浜幕張駅」とはまったく違う方向へとひた走るのに気付かず・・そう、「蘇我行き」に乗らなければならなかったのに、私ったら知らずに違う電車に乗っていたのだ!パークへ行く分には、どちらでも構わないため、気にしていなかった・・・。途中でおかしいと気付いて、慌てて戻って、もう受け付け終了時間の間際に駅に到着、うわぁぁぁぁぁぁ・・・と必死の形相で駆け込んだのが懐かしい。同じく駆け込んでいる人がいたから、「あなたも頑張って〜〜〜!」なんて妙な一体感を感じたりして。あのとき気付くのが5分遅かったら・・などと思うと・・多分私の人生はちょっぴり変わっていたかも・・しれない(笑)。
それにしてもサテライトにミッキーが来るなんて、ちょっと前に行われたサテライトのときにもミッキーたちは登場したそうだが・・。なんだかこれから急成長・超拡大するTDRへの期待・気合が込められているようで、またも胸が高鳴るのだった・・。

5月24日(木) 雨                                     出張ミッキー

日経新聞の夕刊に、2日前くらいからトミーの社長のコラムが掲載されている。周知のとおり、トミーは今春からディズニーと提携関係に入った。そういうこともあって面白く読んでいたのだが、今日のコラムの写真には、この社長とウォルト・ディズニー・インターナショナル・ジャパン社長、そしてミッキー・ミニーとの4ショットが掲載されていた。今年の3月に開催された、東京おもちゃショーでの一枚らしい。お、おもちゃショーにもミッキーが来たのね!数年前、ひとりでふらっとおもちゃショーに出かけたことがある。幕張メッセで開催されていたかと思うのだが、もちろん向かったブースはディズニー関連。そのときはライオンキングの公開もあって新作グッズが展示されており、ライオンキングのビニールバッグにタフミッキーシリーズのパンフレット、そしてそれらのステッカーをもらってきた覚えが・・。ほかのブースもおみやげ目当てで回って・・ゲームショーやAOUショーなど、ゲーム関連の展示・ショーも最近は行かなくなってしまったなぁ、などと、一時期はステージング側にいたことを懐かしく思う。なんたってミッキーと共演したし!・・・ミッキーは看板だけだったが(笑)。看板でもなんでもいいのだ。隣りに立って心の中でニヤついていたのは私だけだろう(笑)。それはさておき、とにかくミッキーは「こんなとこにも?!」というようなシーンに登場することがある。パーク関連の記者会見場はもちろん、提携関連の発表にも来るし、地方巡業も怠らないし、福祉施設にも赴くし、テレビ出演も多数、もちろん毎日パークでゲストを迎えるし、ミニーとのデートも欠かさない(笑)。世界一忙しいスターの座は、まだまだミッキーを離さないのだった(^^)・・

5月23日(水) 雨                                    映画は国境を越えるって?

何やら新聞やテレビが揃って書き立てているが・・。もちろん、話題は「パール・ハーバー」。ディズニーの今夏最大の目玉超大作の実写映画だ。「真珠湾攻撃」から60年、その映画化に対して「反日感をあおる」と、米国に住む日系人は不安を抱いているらしい。ディズニー側としては、「戦時下のラブ・ストーリー」であり、敵国日本を強調するものでもなく、基本的には政治色の薄い娯楽大作だと、また「日本でも事前調査を行ったが、好意的な反応だった」と強調している。しかし、懸念しているという米国の日系人団体は・・・というと、実はここで書かれている新聞によって反応が違うところが興味深い。「敵対感情をあおる映画だ」と訴え、せりふを削除するように訴える方針、と書くところもあれば、「反日的なニュアンス」のせりふや場面の一部変更を製作者側に要請し、その結果米国人を助ける日系人軍医を登場人物に加えるなどの配慮がなされ、その日系人団体の局長は「日本人が殺人鬼であるかのように描かれた過去の戦争映画とは、明らかに違う」と感想を語っていたりする。また、後者の記事では、真珠湾生存者協会の書記長のコメントとして、パール・ハーバーという言葉が米国人にも薄れて来ていることを背景に「この映画で、真珠湾攻撃のことがきちんと知れ渡れば」と、公開を歓迎しているという記述もあった。また、これらは日本の新聞記事なのだが、21日に米海軍基地で行われた試写会について、地元テレビ局は海軍に対しての批判を一部で伝えていたというのだから・・。はて、見るメディアによって、情報の受け取り具合が違うような気がするのは気のせいか。日本の新聞4紙を並べたところで、事実の歪曲だとかを言うつもりはないし、また、米日系人団体が「懸念している」「不安に思っている」というのは事実なのだ。戦争を知らない私には、その思いを知る由もないし、簡単に推し量ることなどできない。また戦争映画はプラトーンくらいしか観たことのない私には、映画についても語る術はないが・・。今年は対日講和条約と、現在の日米安保同盟の基礎となった旧安保条約の調印50周年でもあるそうだ。その年に、あえて、最初から不安にさせると容易に予想できた題材で描こうとしたものは何だったのか。「愛と友情」、とディズニーは言っているけれど。ゴタゴタ書いたが、結局私なんぞには日系人の気持ちも、アメリカ人の気持ちも分かることはできず・・。ただのいちディズニーファンとして、「公開が楽しみです」と書くことしかできないのが・・。娯楽映画だというのだから、それでいいのかも・・しれないが。でも、久しぶりに映画館で観たいと思った実写映画なのは事実だ。日本での公開は7月14日。

また、楽しみなディズニー映画がもうひとつある。こちらはアニメだ。「ラマになった王様」・・・も、そうなんだけど、ね、やっぱり「アトランティス」はとても気になるのだ。でも日本公開は12月。随分先だ。しかし全米公開は6月15日・・・。15日?あれ。私この日、ロスにいるじゃあないですか。しかもDLR(ディズニーランド・リゾート)には、ダウン・タウン・ディズニーができた。そこには・・イクスピアリと同じく、AMC、要するに映画館がある。あれ。あれれ。もしかして。観られる・・・・?!早速、海外のAMCのサイトを見つけ出し、アトランティスー!と検索を突っ込んでみたものの、「公開されません」と突っぱねられた。なんですと!?まだ劇場スケジュールの予告タイトルにも載っていないからだろうか。とりあえずパール・ハーバーで検索して、週末の劇場では何時の回があるのかを見てみた。最終回は夜の11時半から。週末のDLは深夜0時まで開園している(スゴ・・・)から、パークからそのまま映画館へGO!ということになるだろうか。きっと6月に入って、公開が近くなれば何かしら変化があるかと思うが・・。まさかAMCでアトランティスをやらないなんて考えにくい・・。ロスで観られたらいいなぁ、と英語も分からないくせに(笑)夢だけは広がるのだった・・。

さて、もうちょっと新聞ネタ。22日、つまり昨日の午後4時過ぎ、東京電力の変電所でトラブルがあり、TDLのアトラクションが停止するなどの影響が出たそうだ。47あるアトラクションのうち、「スプラッシュマウンテン」など11施設が30〜40分間停止したそうだ。特にゲストが閉じ込められるといったような混乱はなく、キャストに誘導されていたらしい。とにかく大事に至るようなことがなくて安心した。私は天変地異に遭ったことはあれど(笑)・・・突如の雷雨・豪雨とか・・・こういう機械的なトラブル、停電などに遭ったことはない。あまり遭いたくないけれど(^^;)。ハプニングも、笑って済ませられるくらいなら良いのだけれどね・・。

そして!!この日の夜!!!エレクトリカルパレード・・・ドリームライツのCMを見た!!あぁ、あの懐かしいバロック・ホーダウン(あの、超有名なメロディだ)にのせ、段々と姿を現してくるのは・・・えええぇぇ?!(笑)もしや、何パターンかあるのか?と思うくらいにシンプルなCMだった・・。いやいや、これはまだ序曲。本当の感動は、もうすぐ、やってくる・・・はず・・・(^^)・・・できれば今度はCMにミッキー出して・・ね・・・(^^;;)。

ファンティリュージョン。終わってしまったんだなぁ。今更なのだけど。しみじみと実感する。水が地面にじわじわと浸透していくように。そして、その水によって成長した新たな花が、今にも咲こうと首をもたげているのを感じる・・このごろ・・(^^)

5月22日(火) 雨                                    モノレールに乗ろう!

今更で申し訳ないが、5月19日付けの新聞各紙にて。TDL、TDSなどを結ぶ4つの駅からなる「ディズニーリゾートライン」の開業が7月27日から、と発表された。また、4月10日の日記にも書いた「東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンター」も、同日に開業だそうだ。7月27日!といっても、TDSのオープンである9月4日まで直営・オフィシャルともに宿泊の予定はないから・・恩恵を預かることになるのは9月かな。もちろん、宿泊者以外にも「総合案内所」としての機能はあるようだから、一度覗いてみようと思う。そしてモノレール!!一周5キロの環状単線で、6両編成、定員は537人。カラーは5色。ブルー、イエロー、グリーン、パープル、ピーチ。駅はイクスピアリに隣接のリゾートゲートウェイ・ステーション、東京ディズニーランド・ステーション、ベイサイド・ステーション、東京ディズニーシー・ステーションの4つ・・。まずは、一周でしょう!なんたってミッキー型の窓、吊革・・ちょっと俯瞰から見たディズニー・リゾート。7月から開業するとは思っていなかったから、ちょっと、いやかなり現実味がなかったのだが・・ここへ来て、またも迫る秋に向けて心臓ドキドキ。ちなみに有料だが、料金は未定だそうだ。先日もパークへ行ったとき、京葉線の車内からTDSの火山が良く見え、さらにその向こうのアメリカン・ウォーターフロントの客船が目に飛び込んで来た。今まで予想図、俯瞰図のイラストやジオラマでしか見てこなかったものが、現実にあると実感したときの震えといったら・・。テレビや写真とは違う、何かを、感じずにはいられなかった・・。あぁ、なんて時代に、時期に、生きているんだ私は!(笑)これ以上の言葉は見つからない。本当に楽しみだ!(^^)

5月21日(月) 晴れ                                   ブルーフェアリー

先日の日記に書き忘れたが、地元のJRの駅の旅行代理店のショーウィンドーが、「ファンティリュージョン」から「ドリームライツ」に変わった。かなり広いスペースをTDRのディスプレイに使用しているのだが、いよいよ夢の交代が、こんなところにも・・と胸が熱くなった。キャッスルの前に、私の身長ほどもある新生ブルーフェアリーのポップが立てられている。こんなに間近で新生ブルーフェアリーを見ることなんてないから、思わずじっと眺めてしまった。ほかにも、ピーツドラゴンやチェシャ猫の上に乗ったアリスのポップなどが並んでいる。でも・・・でも、そのうち、ここも、TDS一色になるんだろう・・・。それにしてもミッキーの姿がないなんて!やはりいつもの燕尾服だから、登場感を出すとしたらブルーフェアリーなんだろうなぁ、と思う。

夜、とある番組を見ていたら・・アメリカの発明好き(と形容してよいものやら)のオジサマを紹介しており、彼の発明したおもちゃの中に、なんとTDLでもすっかりお馴染み、ライト・チェイサーがあった!!!あの、スイッチを入れるとぐるんぐるん回るライト。TDLで売り出したのは、去年の秋ごろだったか。私はWDWで初めて見たのだけど、なんて派手なものを売っているんだ!さすがアメリカ・・と思った覚えがある。そのうち日本でも売られるようになって、ぐるぐる回るミッキーとプーさんは特に珍しいものでもなくなったが。なんと、まぁ・・。発明したのは、あなたでしたのね!ちょっとびっくりだ(笑)

5月20日(日) 晴れ                                   アートとは。

久しぶりにストアに行ってみた。予約しておいてすっかり忘れていた(笑)ピーターパンのDVDを引き取り、そのほかに買ったものはシール2枚。ショボい買い物だったが、店内がすいていたこともあり、キャストのお姉さんと少し歓談。そこで「こちらはご存知ですか?」と渡されたのが、一枚のチラシ。そこには「ディズニー・アート・コレクション」とある。ディズニー・アニメーションから生まれたアート作品の展示・販売会のお知らせだった。都心では何度も開かれているが、この地元のストアで開かれるのは初めてだという!ぜひ行きます!・・・と日にちを見てみたらば。なんと私がロスに行っている期間に、ばっちりハマっているではないかーーーー。ガーーーーン。せっかく地元で開催されるのにーーー。残念ですぅ〜・・と理由を話したら、それでもせめて招待状は送らせてください、というので住所と名前を書いて来た。あぁ悔しい。せめて一週間ズレていたら・・。セル画も良いが、なんたってフィギュアリン。優れたフィギュアリンの表情にはうっとりしてしまう。せっかくたくさんのフィギュアリンが見られる機会だったのに。また開催されることを願う・・。

WDW旅行記をちょっぴり更新しました・・早くAKから脱出しないと・・・(^^;)

5月19日(土) 晴れときどき曇り                 カリフォルニアが呼んでいる

毎週土曜日の朝8時から9時半まで、テレビ朝日系列で「旅サラダ」という番組を放映している。日本のホテルや旅館、レストラン、そして海外などのレポートが楽しい番組なのだが、今月の海外の特集はカリフォルニアだった!気になって、仕事に行くまでの間に見ていたのだけれど、いよいよ来週の放映において・・「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」(DCA)の特集がレポートされる!もしかしたら今週の「次回予告」で、ミッキーたちの映像が出るかも!?と番組終了10分前から録画をかけていた私だが(笑)、残念、映像は出なかった。しかし来週はきっと・・。出勤の時間に重なるため、リアルタイムで全部見られないのが残念だが、ばっちりビデオに録画する準備は万端。私の初のDLR(ディズニーランド・リゾート)旅行まで、あと一ヶ月を切った。来月の今ごろは、もう帰国している頃だ。あぁ、いったいどんな体験ができるんだろう・・!!旅行までにHPを完成させるという野望はやはり無謀に終わりそうなため(爆)、・・・パークに行かなければできるかもしれないけど(笑)それは無理(^^ゞ・・情報収集も含め、そろそろスケジューリングも練らなくては、とがぜん燃えて来た。そこですることといったら、やっぱり掃除!いくつのフィギュアリンを「お迎え」するか分からないが、WDWに行ったときにそうしたように・・また「棚増設」をしてから出掛けようと思う。そしてWDW旅行記くらいは完成させないとねぇ・・。うむ、とりあえずは来週の「旅サラダ」だ。まだ見ぬDCAは・・・DLは・・・WDWとは全然違うというDLのファンタズミックは・・!何よりも、早くロスのミッキーたちに会いたい。本当にわくわくが止まらない毎日、次から次へと魔法にかかっていくのだった・・

5月18日(金) 晴れ                                    過去からの手紙

先日の日記に書き忘れたが、15日、ファンティリュージョン最終日に自分に宛てて出したハガキが届いた。スタンプはパーティーエクスプレスのものだが、日付は5.15。ミッキーフロートのハガキを見てはぁ、と感慨に浸っていると、もう一枚ハガキがある・・。見れば第二部のヴィランズフロートのハガキ。差出人は、当日プラザの方にいたらしい友人からだった!私が「ヴィランズ好きな友人に出すかも」と思って買ったヴィランズのハガキが、その「ヴィランズ好き」本人から送られてくるなんて!思わず笑ってしまう。やっぱりヴィランズかーーーー!(笑)しかも本文のところにはジャファーのシールが貼ってあり、ちょっとすねたようなシールのイラストのジャファーに「最後の記念にちょっと不満そう」というコメントが・・・あなたって人は・・(笑)!自分以外からハガキが来るなんて思ってもみなかったから、本当に良い記念になった。パークのポストから届くハガキというのは、なんだかとても嬉しい(^^)。携帯やパソコンのメールという手軽な手段もあるけれど、なんたって手書きの文章にはその場の空気や雰囲気まで伝わるような臨場感がある。そして何よりも、パークオリジナルの日付入りスタンプが良い!差出人の手を離れてパークのポストに入り、スタンプを押されて郵便屋さんに持って行かれて郵便局に行って、旅路の末に地元の郵便局に行って郵便屋さんに配達され、手渡される、このながーーーーいプロセスを経て届いたハガキというものに、愛着を感じてもおかしくはなかろう。ペンと共に、常におサイフの中に50円切手は絶やせないのだった。・・・パークでも売っているけれどね。

5月17日(木) 晴れ                                     フランス帰り

いよいよ、母が旅行先のフランスから帰って来た!!!!!もーーーーーーーー、やっと肩の荷(そんなものあったのか?)が降りた!!!マシンガンの如く、旅行先での珍事・笑い話をしゃべりまくる母。本当に珍道中の珍道中、なにも起こらず帰ってくるわけないと思っていたが案の定、しかしそれらも楽しい思い出となって、おしゃべりが止まらないのなんの。そして「おみやげ!」と、ポイと渡してくれたのは・・・ディズニーランド・パリ(DLP)のインフォメーション!日本で言うと、ホットインフォメーションのようなもの!うぎゃーーーーーー、どうしたのこれ!?と聞くと、パリのホテルに置いてあったという。なんていいホテルなんだーーー。そして私がこういう紙モノが好きということを、よく分かってらっしゃるーーーーー。去年はシャンゼリゼのディズニーストア・・の、ショッピングバッグ(要するにビニールバッグ)をくれた母、今回もやってくれた。ほかにもバッグや化粧品のお土産もたくさんもらったが、まず見入ったのがこのインフォメ(笑)

DLPです
色調がいかにもパリ

これがそのインフォメ。大きさはTDLのガイドブック程度で、4ページほどの折りたたみのジャバラになっている。もちろん両面カラーだ。そして・・・この表紙のミッキーったら!!!サーカスの団長のようだが、まさに新しいショー「ディズニー・トゥーンサーカス」のものらしい!今年の3月31日から9月30日まで、「セレモニーマスター」のミッキー、なんとクラウンのミニー、そしてストロングマン・グーフィー(笑)・・。楽しそうなインフォメが載っている。そのほかにも、年間のイベントのお知らせが英文で載せてあり、「ミッキーのウィンター・ワンダーランド」(お揃いのイエローのセーターを着たチップ&デールの写真が可愛い!)や「ターザン・エンカウンター」、「メインストリート・エレクトリカルパレード」など・・。エレクトリカルパレードの写真には、東京で大好きだった白鳥のフロートが大きく載っていて、まさにあのときの姿のままの白鳥に懐かしさと感動を覚えた。今度東京に帰ってくる白鳥は、もっともっと綺麗になっているという。でも、あの当時のままの白鳥も、大好きだ。こうやって海の向こうで活躍しているのは、とても嬉しい。私がDLPに行ったときには見られなかったから・・いつかまた、会いたい。そして、「ハロウィン・フェスティバル」の記述も・・(笑)。その写真に載っているのはヴィランズたちなのだが、驚いたのはジャファーの肩にイアーゴが乗っているということ!!イアーゴ?!しかもまるっきりアニメの通りの顔をして、今にもうるさくしゃべり出しそうな・・!イアーゴを乗せているジャファーなんて初めて見た。日本でも乗せて来てくれないかなぁ・・。WDWのチキルームには、ザズーとイアーゴがいるし、そろそろ日本でも出て来てほしい(^^)。こういうキャラクターこそ、オーディオ・アニマトロニクスが生きると思うのだが。

話はそれたが、とにかくDLPの魅力満載なインフォメだった・・。こういうのを見ると、行きたくなってしまう・・。はぁ、タダでホテルからもらってきたインフォメでこうも楽しめるとは(笑)。数年前にWDWに行った友人からは、「こういうのがいいと思って」と、現地のガイドブックやトゥデイズのようなインフォメーションを大量にもらった。しかも!しかもだ、13日の金曜日限定の(?!)タワー・オブ・テラーのインフォメ(正確には、MGMのインフォメ)もあったりして、狂喜乱舞した覚えが・・。本人は全く知らずにもらいまくっていたようだが・・。13日の金曜日のたった1日のためにインフォメを作るなんて、なかなかやるなWDW。昔はTDLも○周年という4月15日には、その日だけのインフォメを作っていたものだが・・。最近はインフォメはおろか、ウェルカムサインも作られなくなってしまって淋しい。最重要なことではないかもしれないが、あると嬉しい、気の利いたコレクションアイテムとして集めていたものとしては、今の傾向はちょっぴり残念なのだった・・。あれだけ情報を詰めた冊子にしてしまうと難しいとは思うけれど。ミッキーのバースデーのときのように、封入という形でもいいから、なにかしら欲しい。やっぱり紙モノが好きなんだなぁ、私(笑)

5月16日(水) 雨のち晴れ                            一夜明け

ファンティリュージョンが終了して・・・・次の日。なんだかもう、昨夜のことが遠い昔のようで・・・ほんの数分前のようで・・。夜は夢も見なかった。だって、夢はパークで存分に見て来たから(^^)

いつものように仕事を始める。まったくいつもどおり。実感もない。本当に終了したと実感するのは、何も起こらない19時半を体験してからかもしれない。それだけ、私にとっては「当たり前」「スタンダード」だったのだ。

さて、そんな折り、職場に何やらカタログが届いた・・。おお、千趣会のディズニー・ファンタジーカタログ!夏号が届いたらしい。夏号はほかの季節に比べてページ数が少ないのが残念だが、しかし今回の表紙がなんとも可愛い!ミッキーのポーズが・・・真似したら転びそうになった(笑)おいおい・・。さて、今回は何を頼もうかな〜・・。

5月15日(火) 晴れ                         さよなら、ディズニー・ファンティリュージョン・・・

さよなら、ファンティリュージョン・・・
もう、会えないから
今宵願うは見果てぬ夢

昨日、ものすごいハイテンションで日記を書き終えた午前5時。そのまま眠るのが惜しくて、ファンティリュージョンのCDを聴きながら朝を迎えた。最終日の朝。いつもの3倍速で仕事を片づけ、午後から外出してもいいと約束を取り付けてあったから必死に午前中にやれるだけのことをやって、一応携帯の番号のメモを置いて(でもかかってこなかったから、問題は特に起きなかったようだ。よかったよかった・・)、14時半の新幹線に飛び乗った。ファンティリュージョンのために。

パークに着いたのが、16時少し前。ワールドバザールは修学旅行生たちで溢れていた。活気のあるバザール内、はやる気を抑えながらまずエンポーリアムに入り、多分今日を境に店頭から消えるであろうファンティリュージョングッズの最後のチェック・・・買いたいと思ったものはすべて買ったけれど、もうちょっとポストカードの予備が欲しいと思ったのだが、あのミッキーフロートのもの、第一部のもの、第三部のものは皆無だった!あったのは第二部のヴィランズのものだけ。それでも、ヴィランズ好きな友人に送るときに使うかも・・と、購入。ハウス・オブ・グリーティングでも同じラインナップ。そして明日には、このヴィランズのものも消えてしまうんだろうなぁ・・とちょっぴり切ない。

バザールを抜け、トゥモローランドを早歩きしてトゥーンタウン方面へ向かう。なんせゲストの数が多い!平日とは思えない。皆がみな、ファンティリュージョンのためとも思えないが、多少は影響あるんだろう・・。ほとんど日曜日や祝日にしかパークに行けない私には、この平日の混雑ぶりには少々面食らった。うーん、修学旅行のシーズンなんだなぁ・・。たまたまファンティリュージョン最終日に当たった旅行生は、幸か不幸か?

目指したのは、トゥーンタウン入り口でのミッキー停止位置。もう、何十回と見たことのある場所。パーク内で3回メタモルフォーゼを行う、最後の場所。どうしても、ここで見たかった。どんなに後ろでもいいから、光のかけらさえ見えれば・・と思ったのだが、その場所に着いてみると、6列ほどのシートで埋まっていた。6列?!もっとひどい状態かと思っていたから、こんなに前で見ていいの?!と驚き。会社帰りに来る友人・りっぴぃさんと、私が座る分だけシートを広げ、そこで夜を待つことにした・・。あと、3時間。

夜を待つ間、自分にハガキを書いた。持参した、ファンティリュージョンのミッキーフロートのハガキ。15周年のビバ!マジックのときも、自分なりに見納めだった(最終日の前日の夜の回だ)回を待っている間、自分にハガキを書いた。これから始まる、最後のショーまでの一秒一秒が惜しくて、いとおしくて、そのときの時間を留めるように書くときの言葉は決まっている。曲の歌詞を書くのだ。ビバ!マジックのときは、「ミッキーのマジックランド」の大好きだった歌詞を書いた。今回も、もちろん、第三部の歌詞をハガキに書く。いつでも、思い出せるように。

日が出ている間は暑くて仕方なかったが、日が傾いてからは強風で寒くなってきた。しかし、この風は夜には止む。なぜか確信していた。18時をまわり、アフター6のゲストが入園してきたからか、にわかにファンティリュージョン待ちのゲストの数が増えて来た。後ろを振り返れば、かなりのシート列が。りっぴぃさんも会社から到着し、2人で待つ。周りのざわめきは、いつもと変わらない。悲壮感もなく、皆楽しそうだ。19時半。いよいよ、最後のファンティリュージョンがスタートした!・・はずだ。ここはトゥモローランドだから、時間差が20分ほどある。とてもではないが、今、最後のファンティリュージョンがスタートしただなんて誰も気付いてないかのように、ごく普通に時が過ぎる。本当に、今日が最後なの?最後の夜なの?自分に自信がなくなるくらい、ただただゲストの数が多いだけで、何も変わらないような、また明日も開催されていそうな、拍子抜けとも思えるほどのあっけらかんとした空気に、何か違和感を覚えながらも、夜のとばりの降りたパレードルートを見つめていると、携帯が・・。「今、パークに着きました!」友人のまゆちゃんだった!彼女からは「間に合わないかも・・」というメールが来ていたから、心配していたのだが、どうやら最終公演に間に合ったようだ!どこにいるかは分からなかったが、「最後の時を、素敵な時間を過ごしましょうね!」と電話を切った。いよいよ、パレードがこの場所に到着するまであと数分。キャストが、いつもの手拍子の練習を始めた。それにしても、ゲストの反応も、いつもどおりだ。最後だって、みんな、知っているの?本気で疑問に思い始めたとき、そのとき!

辺りの照明が、消えた。一瞬にして暗闇に包まれるパレードルート。そのときのゲストの歓声!ルートに注がれる何百、何千もの視線!あぁ、やっぱり最後だった。もう2度と聞くことはないだろう、アナウンス。そして、そして木立の向こうから、ティンクの羽の光が見えたとき!「来た!」「見えた!」期待に満ちた、ゲストの大歓声!そして・・ミッキーの姿が見えた瞬間は、一生忘れないだろう。それまで、驚くくらいに冷静に待っていた私は、思わずりっぴぃさんの肩をつかんでいた。素敵すぎる・・・!!!それまで乾ききっていた目に、いったいどこから来たのか?と思うくらいに涙が溢れて、ミッキーがほんの十数メートル先に見えたときには、もう肩の震えも止まらなくて・・。もう何年も、何十回も、ミッキーを見て来たけれど、こんなに素敵なミッキーは見たことがなかった。周りでビデオを撮っている人が何人もいたから、声をあげちゃいけない・・とタオルに口を押しつけて、叫んだ!「ミッキー・・・・!!」

だけど、周りの歓声も、ものすごかった!さかんに「ミッキー!!!!」と、あくまで声援の呼びかけがあちこちから上がり、パレード待ちのときにも感じたように、そこに悲壮感はなく、最後のパレードを楽しみに来たよ!という呼びかけにも聞こえて・・・そしてミッキーはその声援に応えるように、投げキスを送ってくれた。CDにも収録されていないが、私にとってはもう頭の中にこびりついて離れない、ミッキーの「Hi,there!」から「rainbow  color!」のセリフ・・そして、フロートは、数メートル先に止まった。大歓声・・・

そこから、最後の、ミッキーの魔法が始まる。今、パレードルート上は、すべてのフロートで埋まっているはずだ。パークを包む、最後のメタモルフォーゼ。すべての場所で、今、3つの魔法が同時にかけられた!ミッキーの一挙一動を忘れないように、目に焼き付けるように、涙は相変わらず止まらなかったけれど、ミッキーの動きの素晴らしさといったらもう・・。彼の指揮で、魔法のガーデンが色を変え、光を変えていく、そのさまもさる事ながら、ミッキーの手の動きの優美さに目を奪われた。まさに光りの魔術師、ラストマジックを奏でる手の軌道が、まるで無駄がなくて力が溢れていて、そしてちょっぴりキザで。重みを感じさせるくらいに、だけど軽やかに、次々と魔法を見せ、ゲストを魅了し、幾度となく迎えてきたショーモードのフィナーレ、だけど、本当のフィナーレ、あぁ、自身の乗ったフロートの最後の変化を導き、光を誘導し、彼を見つめるすべてのゲストにため息をつかせる恍惚の瞬間、彼の最後の決めの瞬間、なんといつもの両手を広げたポーズではなく!左手を腰に、右手をパーに開いて顔の横に・・・そんな、そんなポーズで、最後の魔法を決めた!ゲストからは賛辞の大歓声!私も涙の拍手・・。

どうしてもどうしても見たかった、ミッキーの最後の魔法。虹色のマントを翻し、得意げに、可愛げに、ガーデンを指揮してきたミッキー、最後まで、最後だから、本当に素晴らしかった。もう見ることはできない、光輝く紫色のタキシード、次々と色を変えていくマント。創造主としての役目を終えた彼は、ゲストの大歓声に応えながら、ついに最後の歩みを始めた。トゥーンタウンへとフロートが入って行く。さよなら、ミッキー。ガーデンに咲いた花やチョウたちを引き連れ、彼は6年間の役目を終えた。それも、とっても彼らしく。ありがとう、ミッキー・・・。私はいつまでも背中を見つめていた。

第二部。天の星よりも輝いていたパレードルートは、一転して闇に包まれる。ジャファーの笑い声がこだまする・・。勧善懲悪のディズニーの世界において、ミッキーの作り出した光を奪い去る悪は憎むべき存在、なのに、こんなにも魅かれてしまう闇のフォース。漆黒の中に浮かび上がる、真紅!ヴィランズの中でも一番好きなジャファー、闇の黒をまとい、妖しく光る赤、恐ろしくも美しいコントラストの中、また吸い込まれそうなくらいに彼から目が離せなかった!こんなに激しく動くジャファーはついぞ見たことがない。冷徹で頭脳派の彼が、ここまで肩を揺らして笑い、ひっくり返るかと思うほどに体を反らせ、そして凍るように鋭い視線でゲストを見やり、あの長くて細い指で矢を射るかのようにゲストを刺す。その迫力、魔力!そのジャファーの闇の魔法が発揮されたのは、もちろんショーモード。地を揺るがすような太鼓の音が低く、激しく響く中、激しくマントを揺らし、悪の宴を仕切る、もうその姿にも涙が出て来てしまって、それでもジャファーが左手に持ったコブラの杖、それをくるっと持ち変えたときの仕草の滑らかさを見逃さなかった。フロートが巨大なコブラへと変化を始め、ついに魔法を始動させたジャファーは、煙に包まれ、コブラへとメタモルフォーゼを始める・・・ゲストからも、大歓声!

ヴィランズたちの、最後の宴が終わる。再び姿を現したジャファーは、やはり最後の地である、トゥーンタウンへと向かう・・。「It  is meぃぃぃぃ!!ジャファァァーー!!」、これが大好きで大好きで、最後まで、ジャファーはジャファーだった。それも大魔道士らしさは失わず、野望と力を見せ付けたその姿を、私はずっと忘れない。どんなショーやパレードに出て来たジャファーより、このファンティリュージョンのジャファーが大好きだった。この存在感、ジャファーだけでなく、マレフィセント、ウィックド・クィーン、圧倒的恐怖と闇の美しさ、最後に見せてくれた宴は、周りの空気をすっかり飲み込み、何度も見ている私でさえ、本気で身震いするような緊迫感が迫って来た・・。私のとなりにいたゲストは、ショーモードを初めて見たのか分からないが、重低音が鳴り響き、宴が始まった途端、フロートからの威圧するような迫力に本気で驚いて、思わず飛びのいていた!気持ちは分かる、というより、私も思わずびくついてしまったほどなのだから!だけど、目はそらせない。五感を総動員して、体じゅうで、痺れるような悪の鼓動を感じた。フロートは流れていく。真剣に魅入っていたゲストたちの歓声に包まれながら、短調の曲と共に、拍手喝采の中、最後にチェルナボーグの低い笑い声がこだましていった・・・。

第三部。闇に包まれていたパレードルートは、再び、幸せな光に包まれていく。アリエルとエリック。私にとってのファンティリュージョンは、ミッキーであり、ジャファーであり、アリエルだった。CDにはショーモードの始まりのセリフはミニーの声が収録されているが、私にとってはそのセリフはアリエルなのだ。「Back  to the light!」アリエルの声と共に、ファンファーレが!2人の乗った台がせり上がり、そして・・そして、ミラーボールが、今、この最後の時を、最後の瞬間を目に留めようと集まっているすべてのゲストを、包んでいった。本当に最後の魔法。ファンティリュージョンの、最後のメタモルフォーゼ。アリエルとエリックは、ダンスを続ける。ゲストからの嘆息、歓声、賛美。光から始まり、闇の宴、そして、すべてに打ち勝ち、最後に見せてくれる魔法は、愛。最後の瞬間が近付いて来た。高らかに、コーラスが響く。涙がまた溢れる。

From the dark of the night
Comes the magic light
With it’s colors bright
And it’s brilliant white
Breaks an evil spell
With it’s sparkling bells
From the earth to the stars
A dazzling Fantillusion!(Fantillusion!)

ファンティリュージョンのすべてを凝縮した、素敵な歌詞。パークでこのコーラスを聴けるのは、本当に、本当にこれが最後・・。ファンティリュージョンという、素晴らしいパレードがあったと、今見て来たすべてのことを忘れないように、心に留めておくように、コーラスの中の最後の「ファンティリュージョン!」というセリフは、とても重くて重くて、ずしりと胸に響いて、たまらなく涙が出た。さよなら、ファンティリュージョン。光の舞踏会を終えたアリエルたちは、ついに歩みを始め、次々にプリンス&プリンセスたちはトゥーンタウンの中に消えていく。そして・・・そして、ひときわゲストの叫びにも似た歓声が高く上がったのは、最後のキャッスルフロートの、ミニー。最後のパレードを見守って来た、すべてのゲストに向かって、ずっとずっと手を振って、さよならの、挨拶をしていた。3番目の愛の魔法を終えたミニーは、慈愛にも満ちたオーラを発し、ゲストは「さよなら」、「ありがとう」、そして口々に言う、「もう、会えない・・」。今、目の前にいる光に感謝を。この記憶を、永遠に。音を、空気を、胸の鼓動を、涙を、忘れないで。

トゥーンタウンの方にもたくさんのたくさんのゲストがミニーを待っていて、ミニーにお別れをするためにパレードの後をついていくゲストも多く、その人込みの中に魔法は消えていった。そのときが、私にとっての、ファンティリュージョンの最後の瞬間だった。6年もの間、私を含めた何百万、何千万ものゲストに見せて来た光の魔法は、ついに役目を終えた。パレードに関わってきたすべてのゲスト、キャスト、キャラクター、ダンサー、裏で支えてきた人たち、表で支えてきた人たち、すべてに、ありがとう。最後、しっかりと見送れて、本当によかった・・。込み上げて来た熱いものをぐっとこらえて、周りは大移動の混乱になりそうになっていたから、感傷に浸る間もなく、私たちは速攻でミートミッキーに向かった。ここはまだ人の波が来ておらず、ミートミッキーは10分待ち。そこで、改めて、思う。さよならを。

さよならエレクトリカルパレードのときのように、さよならフロートが出たわけでもなく、記念のフォトロケができたわけでもない。トゥデイズの表紙も変わらず、記念グッズが発売になり、フォトエキスプレスにファンティリュージョンフレームができたくらいで、パレード自体は全くいつもと変わらない、長い時間の経つ間に少々の変更はあったにしても、まさに「初演」と同じだった。ディズニーのエンターテイメントは、「毎日が初演」だ。それで良いのかもしれない。ただ、もう会えないから、さよならなのだ。ミッキーに会い、「ファンティリュージョンを見送ったよ!」ということと「ドリームライツに期待してるよ!」ということを伝え、ミートミッキーを出て来たころには、もうすっかり、パークはいつもの顔に戻っていた。

さっきまで、あんなにたくさんのゲストがいたパレードルートは、もうまばらに歩いている人たちしかいない。アトラクションに行く人、レストランに行く人、帰る人、ベンチに座り込んでおしゃべりしている人・・。熱気が立ち昇るようだったあの瞬間は、星の瞬きの如く消えてしまった。熱狂的に迎えられたあのフロートたちが通った場所。ほんの数十分前のことなのに。すべては幻想。過去。もう、終わってしまったのだ。

だけど、私は忘れない。あの瞬間を、あのパレードのすべてを。
さようなら、ありがとう、ファンティリュージョン。
目をつむれば、いつでもあの音楽が聞こえてくる。

2001年5月15日。1995年7月21日にスタートした「ディズニー・ファンティリュージョン!」は終了した。
本当に本当に、素敵なパレードだった。抱えきれないくらいの、たくさんの思い出をありがとう。大好きでした。

今日のことを、ずっと忘れないだろう・・。

5月14日(月) 晴れ                        出会った日のことを、あなたはいくつ思い出せる?

いよいよ明日。「ディズニー・ファンティリュージョン!」が幕を閉じる。明日はきっと冷静に文章など書けないだろう。パレードが見られるにしても、見られないにしても。まだファンティリュージョンは、公演回数を残している今、もう2度とない今、ファンティリュージョンの思い出を残しておきたい。

1995年6月21日。エレクトリカルパレードが終了した。朝からパレードのために1日パークで過ごした。大好きだった白鳥のフロートを見送った時、涙が出て来て止まらなかった。そのころの私は、東京に一人暮らしを始めて2年目。念願だった年間パスポートを買って、往復1000円くらいで授業のない平日によく行っていた。初めは友達とアトラクション巡りばかりしていたが、そのうちショーの面白さに目覚め、ひとりでもショーを観に行くようになった。あのころの私といえば、ワン・マンズ・ドリーム、そしてエレクトリカルパレード・・・。TDLを好きになった原因のパレード。本当に大好きで大好きで、この2つは、私にとってのTDLといってもよかった。いつまでもこのままでいられると思っていた。そんなことあるはずないのに。この幸せは永遠に続くものだと思っていた。

だけど、エレクトリカルパレードは終了した。あとを追うように、ワン・マンズ・ドリームも終了した。あんなに大好きだったのに。ずっとずっと見ていたかったのに。自分の中でのスタンダードができたと思っていたのに、それが崩された。一方的に。さよならを言われた。初めての経験だった。大好きなものが、舞台が、終了してしまうということ。そして、すぐに新しい舞台が始まるということ・・。「完成しない王国」だということは分かっている。だけど、あまりに辛すぎて、哀しくて・・・私は「フィール・ザ・マジック」を受け入れられなかった。最初は。

だけど、ファンティリュージョン・・・。当時キャストとして働いていた私は、パークの内側から盛り上がっていくこの新しい魔法に、すでにかかり始めていた。プレビューを記念して、ロゴ入りパスポートをもらったのなんて初めてだし、グランデビューの記念品ももらった・・。一体、何なんだ、ファンティリュージョンって!新しいナイト・パレード、それはあのエレクトリカルを超え、まさにTDLの代名詞となろうとしていたのだ!それでもエレクトリカルを忘れられない私の心が解けたのは、あの第3部のミラーボールが回った瞬間だったかもしれない。

1995年7月21日。ディズニー・ファンティリュージョン!グランデビュー。キャストとして、ゲストとして、このパレードが生まれた、その興奮の中にいられたことは、本当に幸せだったと思う。辛くて泣きそうになったり、でも楽しくて楽しくて、本当に心から喜んで働いていたあの特別な時期を、忘れがたいあの時代を、TDLの代名詞ともなるナイト・パレードの歴史的な交代劇の中に経験することができたことを感謝している。

私にとっての「スタンダード」に、エレクトリカルパレードに代わってファンティリュージョンが加わるまで、時間は大してかからなかった。そして早いものだ。6年間。たった6年。もう6年。ファンティリュージョンの歴史は、そのまま誕生時を見守ったキャスト時代の思い出の深さにもつながった。私にとっては、あの時代を思い出す、最後の魔法だったのだ。その魔法も解ける。完全に、私の思い出も過去のものとなる。スタンダードが、またひとつ消える。

もう、何度も何度も、大好きだったショーやパレードを見送って来た。いい加減、慣れろと自分でも思う。だけど涙が出る。出会った瞬間から、別れへのカウントダウンが始まる、そんな考え方はしたくない。さよならのために出会いがあるわけじゃない。出会った日のことを、いくつ思い出せる?出会ってから今日までに、いくつの思い出がある?エンターテイメントに永遠は存在しない。でも思い出は永遠だから、涙の数だけ、心に抱えるものが増えていく。当たり前だったあの日々が、とてつもなく愛しい。

大好きだったファンティリュージョン。魔法の始まりを予感させるアナウンス。フルオーケストラの楽曲。ミッキーの虹色に光るマント、クライマックスでフロートの前方から後方へと、光が帯のようにミッキーを包み込んで流れていくさま・・。光のガーデンを壊すように迫る、闇。怪しげな光。ファンティリュージョンの最大の見せ場、メタモルフォーゼで巨大なコブラ、ドラゴン、魔女に変化するヴィランズ・・・。この変調のテーマが大好きで、第2部ばかり見ていた時期があった。そして光りを取り戻したハッピーエンディング。これ以上ないほどの、ため息が出るくらいにきらびやかな光の舞踏会、上がる花火、すべてのゲストに光を振りまくミニー・・。こんなに好きなのに。こんなに綺麗なのに。こんなに素敵なのに・・・。明日で、すべてが、終わる。

6年もの間、いったい何十回パレードを見て来たことだろう。プラザ中央から見渡すように見た夜、クリスマスディナーを食べながらスウィートハートのテラスで見た夜、カウントダウンの興奮の中に見た夜、閑散期あまりに空いていて、立ったまま最前列で見たときの迫力の夜、ダンシンマニアの最終ステージを待ちながら遠くを通過していくパレードに囲まれるような浮遊感を味わった夜、スプラッシュマウンテンに乗りながら垣間見た夜・・・。トゥーンタウンの入り口のミッキー停止位置で立ち見で見て、そのままミッキーを追いかけてトゥーンタウンの中に入って行くなんてことを何回もやっていた。最後のミニーが入って扉が閉まるまで、ずっと手を振って・・。

期間限定のイベントや、3〜4年、もっと短いサイクルで入れ替えされるレギュラーショーとは、また違うのだ、ナイト・パレードは。ただ留まっているだけで、夢のような世界が向こうからやってくる、それも流れるように姿を変えながらずっと、これがパレードの魅力なのだけれど、昼間とは違ったナイト・パレードの美しさといったら、今更書くことでもない、皆が知っている、まるで地上に降りた星空の如き煌きを。変化する色、対話するように輝く光、それが「光、悪、愛」の物語に沿い、展開されていく「幻想」の「イリュージョン」。

さようなら、ファンティリュージョン。私は明日、お別れを言いに行く。
もう逢えない。何十回と見て来たけど、明日が最後。魔法は消える。

日本でしか見られなかったこのパレードをどれだけ愛していたか、最後になって気付くなんて。この文章を書いている間じゅう、涙が止まらなくて仕方なかった。新しいものを愛することは、昔のものを忘れることじゃない。そう気付かせてくれたのは、ファンティリュージョンだったかもしれない。

12周年に誕生し、それからずっとTDLの歴史に欠けることなく、毎夜開催されてきたファンティリュージョン、多くのゲストの心の中で、様々な思い出に形を変えて生き続けていくことを願ってやまない。私にとっては、誕生時の忘れがたい特別な思い出というスパイスも効いて、ひとつの壮大な物語を最初から最後まで見届けたという勝手な思いが、また涙を誘発して、あぁ、もう、どうしようもない。

お別れのつもりで見て来た人、この前見たのがお別れになっちゃったという人、一度しか見ていないのに!という人、中には一度も見ていないのに!という人・・すべてのゲストにさよならを告げるために、ファンティリュージョンは、あと一回の公演を残し、今は眠りについている。どうかさよならの魔法が、日本中、世界中の、幻想に魅了された人たちまで届きますように。

容赦なく、明日はやってくる。

5月13日(日) 晴れ                                     カタチから入るもので

やっっっと訪れた休日。それも6時半に起こされて、本当ならば職場に行かなければならなかったのだが・・緊張の糸が切れてきたのか寝坊。コーヒーを持ったまま9時に出勤・・・ははは、遅すぎ(^^ゞ。職場と自宅を行ったり来たりしながら、それでも空いた時間は洗濯機をガーーーとまわして、掃除機で掃除、掃除、掃除!!!!6時間以上は掃除に明け暮れた。はーーーーーースッキリだ!!パソコン部屋の荷物が、ちょっぴり減った・・。それでもちょっぴり。まだまだ先は長い・・。

月曜日の夜11時から、NHKで「夢伝説」という番組を放映している。毎回マリア・カラスや、ボブ・マーリーといった世界に名だたるスターを取り上げ、またそれらの人物に造詣の深いゲストが熱く語り合うという・・・見たことはないが、大人のための知的エンターテイメントとして面白そうな番組ではある。そして、これからの予定として、「ウォルト・ディズニー」を取り上げるかもしれないとのことだ・・・!生誕100周年だというのに、何の話題もないままでは淋しい。正式な100周年は12月だから、それまで無いのかもしれないが・・「世界・ふしぎ発見!」もディズニーを取り上げてから5年以上がたっているし、そろそろやってくれてもいいのに・・「知ってるつもり?!」でも・・。企画として沈んでいたのだとしたら、そろそろ掘り起こす時!とにかく「夢伝説」では、予定としてバッチリ新聞に書かれたから・・いつかやってくれるだろう。ビデオテープを用意して、楽しみに待ちたい。

5月12日(土) 晴れ                                     生まれたてのミッキー

新聞で見たのだが・・・ニューヨークで、ミッキーの最初のスケッチを含む国際漫画美術館所有のマニア垂涎の秘蔵品がオークションにかけられるそうだ。なんと「プレーン・クレイジー」のデッサン36枚セットとか!!!文章から見るに、その新聞記事は「プレーン・クレイジー」がミッキーの作品だとは分かっていなかった様子だが(笑)紛れもなくそこに掲載されていたスケッチは、「HowTo FLY」を読む「プレーン・クレイジー」のミッキーだった。蒸気船ウィリーよりも先に作られた白黒作品。まだ手袋もなく、靴もはいていないが、あの梨型体型はそのままだ。一体、誰がどんな巨額で落とすのだろう・・・。興味津々。

そして、今日5月12日は・・・グーフィーの誕生日!!!ミッキーとドナルド以外のキャラクターについては、正式な誕生日とは認められていないようだが、一応フィルムデビューを飾った日だ。それも諸説あるのだが、とりあえずこの日ということでキャラクターブックなどには掲載されている。(いや、それも本によっては違う日だったりするのだが・・)とにかく、おめでとう!!!アメリカに比べると、人気は・・ミキドナに押されがちだけど、なくてはならないビッグ5のムードメーカー、いやスピード調整機?!もちろんギアは、ローにしか入らない(笑)。オリジナルの声がとても好きで、なんとも言えない低音に響く緩やかな発音の英語がたまらない。息子が大好きな彼、今日は自分のお祝いとマックスと一緒に食べるために自分でケーキを焼いて(当然失敗)、なんだかグーフィーの家から黒い煙でも上がっていそうな、そんな感じがするのだった(^^)

5月11日(金) 晴れ                                     来月は・・・!!!!

早朝、母から電話があった。「楽しくって楽しくって、笑いジワができちゃうーーーーー!!!」・・・・・そうかいそうかい。そりゃあ良かった。来月は私がそういう電話をしてやるから待っておれ!!!(笑)
先日は仕事が終わった夜8時から夕食を作り始め、食べ始めたのが9時ということに自分の限界を感じ(笑)、私ひとりなら良いものの父と弟にも食わせなければならないし・・・今日は外食♪あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと詰め込んでいると、いつもは気が付くようなことに気が付かなくなっていて恐い。期間限定だから何とかなるが、それにしても食事を作らなくてよいというのは、なんて気が楽なんでしょうーーー(笑)。母が一緒に旅行に行っている、というよりいつも一緒に行っているマダムがいるレストランに行ってみた。そこでは、マダムの代わりにその娘さん・・・私よりひとつ年下で、すでに新妻なのだが(笑)小さいころからの友達である彼女が手伝いをしていた。私と彼女は「お母さんたち、何やってるんだろうねーー」なんて話しながら、父とシェフは置き去りにされたダンナ同士(笑)ゴルフやワインの話に盛り上がっていた・・。日本に残された者同士、なんだか楽しい夜だった(^^)

5月9日(水) 晴れ                                      母旅立つ

日記が停滞しています(^^ゞ・・・その最たる原因は、この日にあった・・・
朝、起きたら母がいなかった。すでに新幹線に乗り込み、向かうは成田、そして飛行機が向かう先はフランス、花の都・パリ!!今日から9日間、同年代の女性ばかりの仲間うちで、旅行だそうで・・。それもパックツアーではなく、個人旅行。誰もフランス語なんてしゃべれないのに、なんて大胆な。頭に花が咲いたような状態で、フワフワと浮き足立ってひらひらと出発していったが、大丈夫かいな・・。しかし本当に「大丈夫かいな」は、私だった。今日からの9日間、自分の仕事に加えて母がやっていた分の仕事と家事がどっちゃりと・・・ずっしりと。慣れない発注やら請求書の作成やら、早朝に職場行って、深夜に職場行って・・。まぁ、去年は父と母、2人して行ってしまって、残って社長代行(笑)していた私も体調を崩してあらタイヘンという笑えない状況にあったが、今年は幸いにも父がいてくれるから・・。なんとか専務くらいの仕事内容でカンベン。洗濯は良いとして、食事は・・・・ははははは(笑)。大丈夫か、私。

5月6日(日) 晴れ!!                                 GW最終日の法則

起床、午前8時。なんとGW最終日にして、ようやくの行楽日和。日焼け止めもたっぷり塗って、いざ向かうはパーク、舞浜には10時近くに到着した。そしてボン・ヴォヤージュに直行!目標は、ミッキーのパン(ペイストリー)!!いつも来るのが遅いせいか、運が悪いのか、売り切れてしまっているのだが・・連休の最終日はすいているという法則を信じ、行ってみたらば・・・あった!!!初めてレジのところにパンが並んでいるのが見れた!味は3種類、ミッキーがチョコ、ミニーがクリーム、ドナルドがチーズだった。チョコとクリームを買い、朝食ゲット。パークに持ち込んだ。やれやれ、やっと食べられる・・(^^)

どこから食べる?
袋も当然、ボンボヤオリジナル!
左からチョコ、クリーム、チョコ、クリームと並べた
ミッキーたちの顔のタグも可愛い

パークに入り、まずエントランスの平和さにびっくり。そしてワールドバザール内の人の少なさに2度びっくり。ビバ!連休の最終日(^^)。しかしすでに10時、11時半からのパーティーエクスプレス待ちの人たちでパレードルートは2列目までほとんど埋まっていた。あわよくば参加したい!参加するためには、プーさんユニット停止位置以外のパレードルートの2列目までにいる必要がある・・ダメかなぁと、ルートを一周してみると、ちょうどミニーユニットとドナルドユニットの止まる中間あたりの2列目に、ぽっかりと2人分くらいの空間が!後ろのベンチに座っていた人に聞いてみると、「空いてますよ」とのこと。昨日のファンテに引き続き、なんともラッキー!!!私は2度目、りっぴぃさんはなんと初参加。わくわくしながら11時半までの間、先ほど買ったボンボヤのパンを食べる。やはり耳からいくのがセオリー。クリームは甘く、チョコはちょっぴりビター、なかなかのボリュームで2個食べたらお腹いっぱいになってしまった。よくよく見てみれば、なんとカロリーは一個につき250キロカロリーもあった!Σ( ̄□ ̄;)なんですと?!可愛い顔して、なんとも危険な食べ物だ。でも美味しい・・。朝ゴハン抜きで来たときにはオススメの一品だ。

さて、いよいよパーティーエクスプレスが始まる!フロートも止まり、ダンサーのお姉さんから呼ばれて飛び出ていざプラザ一周の旅へ!イン側(内周側)にいたのだが、意外とパレードルートに出てくるゲストの数が少ないような気がした。これも「最終日効果」?すっかり覚えたダンスを踊りながら、すれ違って行くフロートのキャラクターたちにも手を振りながら、もう大ハシャギのプラザ一周だった!初めて参加したとき(エクスプレス初日だ・・)は、曲が終わっても元いた場所に帰って来れなかったのに、今回は時間が余るほどで、最後は元いた場所の前で踊る始末。しかしカリエンテのときにも思ったが、案外プラザ一周を踊りながらスタスタ歩くのは、なかなかの運動量だ。大騒ぎで一周して、無事元の場所に戻ってその場でちょっと踊って終了、くらいの余裕があるほうがいい。「ミッキー!」「イェーイ!」と、キャラひとりひとりの名前を呼んでいくところが大好きなのだが、ちょうど私たちのいた位置にはフロートが止まらなかったため、名前を呼ばれたそれぞれのフロートの方を向いてイェーイ!とまた大騒ぎ(笑)。終了して元の位置に帰るとき、ふとデールを見たら・・・デールったらミッキー型紙ふぶきを手で捕まえ・・・おもむろに口へ・・・え!?(笑)ミッキーを食べるデールであった。・・・オイシイ?

さて、エクスプレスが終了したと同時に向かったのはショーベース!12時半からのワンス・アポン・ア・マウスの入場が始まっていたが、まだ入場することができた(^^)。立ち見だったが正面から見ることができ、大満足。しかし、この回はちょっとしたアクシデントが起きたのだが・・何事もなく進行していってほっと安堵。久しぶりにグーフィーの飛翔も見られた!よかった・・・。父さん、どんどん飛んじゃってください!

さて、ちょっとトゥモローランドテラスで休憩したあとは、タピオカジンジャーティーをゲットしつつマルディグラに向かった。さすがに混んでいて見られないかなぁと思いきや、2時からの回を見るゲストを入場させているときに、ステージに面した千葉物産館のスペースが空いている。おぉ?あそこから見てみるのも、良いかも?と移動。横からの視点になるが、バルコニー席のような感じで、フィエスタ・トロピカールのころはよくここで見ていた。まだゲスト参加でマカレナを踊っていたころ、バルコニーでマカレナを踊っていたら方向転換した会場内のゲストたちと目が合って、はにかみながらも向かい合わせで踊ったりとか(笑)そんな思い出が・・。そして、マルディグラが始まった!私にとっては、まだ2回目だ。正直な感想として、初めて見たときよりも断然今日見た方が面白かった!ワニがしゃべり出したり、また子供たちをステージに上げるようになったり、と細かい変更が加えられているからかもしれないが、ショーはナマモノ、これから見るたびに変化していくのかもしれない。それもショーの醍醐味。これからも楽しみだ。

さて、アドベンチャーランドからプラザテラスを通ってトゥモローランド方面に行こうとすると、グーフィー&マックスのフォト&ファンのフォトロケが見えて来た。並んでいるのは数人。久しぶりに撮ろうか・・!と寄ってみると、ちょうどマックスだった。相変わらず小さくて可愛いのなんの(^^)。どんなポーズで撮る?なんて相談しながら待っているうちに、私たちの番まであと2組といったとき!突如、背後に気配を感じた・・・「?」と思ってみると、そこには「グーフィー!!!」そうだ、交代があるということをすっかり忘れていた!!マックスからグーフィーへと交代の時間にかち合ったらしい!「マックス〜〜〜〜〜ぅ」「父さ〜〜〜〜ん」といった感じで、両手を大きく広げてがっしりと抱き合い、そればかりかグーフィーはマックスを抱きかかえたままグルグルと一回転。小さいマックスは地面から足が離れてパパのなすがまま。「父さん・・・苦しいって・・・」と言ったかどうだか(笑)、親子の感動の再会シーンを目の前に目撃できて感激!!以前にもグーフィーとマックスの交代シーンを目撃しているが、そのときは「まっくすぅぅ〜〜〜」と駆け寄った父を、あろうことか息子はひらりとかわし、指いっぽん触れさせなかった(爆笑)から・・それもマックスらしくて可愛いけれど、こんなシーンも見たかった!必死にシャッターを切ったが、撮れていてよかった・・。なんだかのんびりと平和なパークを象徴するような一枚になった(^^)

君は親子の愛を見たか?
G:まぁぁっくすぅぅぅぅぅ!!!
M:とぉぉぉさぁぁぁぁん、ぐるじぃぃぃ〜

グーフィーと3ショットを撮ったあとは、3時からのディズニー・オン・パレードをパートナーズ下のパレードルートから見た。・・・といっても、パレードルートからは十数メートル離れていたけれど(^^;)。ここはそのままファンティリュージョンまで待ってしまうゲストが多いからだろう。昼のパレードは、ちょっと見られればいいや、くらいに思っていたから、この位置で十分だった。気になったのは、ミッキーの下にいるウッディ・・・。足を広げたり、組んだり、なにかと落ち着きがなく行儀が悪いので、ジェシーに怒られていた(笑)。

その後は再びワンスへ。4時10分からの回だが、昼の回よりも並んでいるゲストが少なかった。開演10分前で、ちょうど満席といった感じ。殺伐としたものが全くなくて、平和でよろしいことだ・・(^^)。またも立ち見の正面から見ることにした。

今日どこに食べに行く?
輪になって相談、どうしましょ♪
ウルフの左手に妙に土器土器
本当はみんなの目の前でキスしてたミッキーとミニーを
ひっぺがしているところでした(笑)

マックスのソロダンスがいつになくステキで、彼のダンスのノリの良さに、会場からは自然と手拍子が!その手拍子にノセられ、さらにマックスの動きが良くなるといった具合!ドバーン、と決めたあとは、両足を広げて立ち上がり、ハイキックまで見せてくれた。こういう一体感があるから、このダンスシーンは大好きだ。
エンディングでは、ミニーに対してチップとデールがひざまずいてお迎え!ダンスシーンもそうだけど、このエンディングでのアドリブも見逃せない。デイジーにキスを迫って断られた(笑)ドナルドは、デイジーにクチバシをつかまれたまま、後方へ退去。もちろん最後はラブラブしていたけれど(^^)。ある意味目が離せないカップルだ!

ワンスのあとは、4時50分からのパーティーエクスプレスを見るためにプラザへ。ミッキー停止位置の内周側から立ち見で見ることにした。4月15日などは、ここの立ち見もものすごい混雑になっていたが、今日は開始10分前でもぽろぽろとしか立ち見がいない。最終日マジックはまだ続くみたいだ(^^)。そして、エクスプレスが到着!

ミッキーにとって彼はこんな感じらしい ヤンキー座り、どこで覚えたミッキー それでこそミッキーです
「ぐわっぐわわ〜〜」
オシリもちゃんと振ってね!
あーー、慣れないことしたら
疲れちゃったよ、ちょっと休憩
元気回復、いぇーーい!

このミッキーがまたオチャメで、キャラひとりひとりの名前を呼んでいくシーンで、なんと呼ばれたキャラの仕草の真似をしていたのだ!真似をしていると気付いたのは、ミニーからだったが(笑)。「ミニー」は、両手を頬に当てて「きゃっ」というようなポーズを、「ドナルド」は上記の左の写真・・。オシリを突き出し、前かがみに・・。そうか、ミッキーにとってドナルドって、こんな存在なんだ!!!(爆笑)ミキドナの関係にトキメく私には、たまらない一瞬だった・・。そして発車するまでの間、ミッキーはフロートに座り込む・・。おいおい、サボってちゃいけません!(笑)また元気よく立ち上がったあと、なんて形容したら良いのやら・・まるでアイドル歌手がやるような振りをやらかしたんである!腰をくっと曲げて、帽子に当てた右手を、くるくると素早く回転させながら腕を上下に・・・ってよく説明できないのが口惜しいが、フロートの手すりに足をかけたり、ちょこちょこ動くミッキーだった(^^)。

通過していくほかのキャラクターの中では、グーフィーがなんとも素敵だった!妙に弾けていて、動きもカッコよく、両足を曲げてのジャンプなども見てしまった。父さん、カッコイイ!実は5月のトゥデイの表紙はグーフィー単体だった。12日はグーフィーの誕生日もあるし、だから張り切っているのかな・・?デイジーも、可愛らしいジャンプを目撃。うーん、飛び跳ねるキャラクターって大好きだ(*^^*)

午後5時20分。ファンティリュージョンを待つために、ウェスタンランドへ行ってみた。目指すはもちろん、ミッキー停止位置。昨日見ていた場所である白雪姫の泉の前辺りに行ってみると・・・昨日と同じ時間とは思えない!パレードルート沿いには、2列くらいしかパレード待ちができておらず、ベンチは空いていた。ベンチに座ると、ちょっと座高が高くなるぶん、座って見るよりもフロート全体が見やすくなる。早速ベンチに座り、準備はOK!グランマ・サラのスペシャル・メニューを夕食に(どうしてこう、グランマのスペシャルって美味しいんだろう!チキンは最高。パンも単品で頼みたいくらいに美味しいし、デザートも毎回毎回、本当に美味しい・・。あぁ美味しいものって幸せ)、そのまま夜を待つ・・・。

光のガーデンへ、ようこそ
光のガーデンへ、ようこそ
この煌きを忘れないで

私にとって、こんなに近くで見るファンティリュージョンは、今夜が最後になるだろう。最終日も来るつもりだけど、こんなに間近にフロートを見ることは、もうかなわない。しっかり見ようと思うのに、涙が溢れて止まらない。ファインダーを覗いても、光がぼんやりと滲む。光が、音が、こんなに近くで感じられる。それなのに。それがもう最後だなんて。お別れだなんて。第3部のリトル・マーメイドのフロートが目の前に止まった。アリエルとエリックのダンスが、まさに目の先にあった。エリックの、すっとした背筋と伸びやかな腕、神経の行き届いた指先、遥か天空を見つめる目、そのすべてが素晴らしくて、細やかな動作ひとつひとつ、すべてがもう、「最後の距離」の先にあって・・。当たり前のように見ていた夜、それと何ら変わることのない夜、だけどもう2度と帰ってこない夜・・。私は確かにここにいた。最後のミニーを見送って、それでも止まらない涙、さよならなんてしたくないのに。

そのあと、ミートミッキーに行った。ファンティリュージョンのことを、どうしても伝えたかった。今回はファンタジア。ミッキーに、今まで、こんなにも綺麗なパレードをありがとう・・と言いたかったのに。ほかにもいろいろ伝えたかったのに、「本当に綺麗だったよ・・・」としか言えなかった。なんだかまた心が締め付けられてしまって、言葉が出てこなかった。「さっきパレードを見て泣いちゃったんだ」と言うと、ミッキーは両手で涙を拭いてくれて、ぎゅぅっと抱きしめてくれた。本当にありがとう、ミッキー。

もうすぐ、もうすぐ・・
にわかに好奇心をかきたてる
TDSのグランドオープン日を知らせるバナー

帰り際、ワールドバザールのディズニー・ギャラリーに、TDSのオープン日を示すバナーがあるのを発見。夢は留まらないからこそ、常に動いていく。分かりきっているけれど、その狭間は切ない。朝から夜まで、GW最終日マジックの元、盛りだくさん!な1日だった・・・。今日はよく眠れそうだ・・。

5月5日(土・祝) 曇り                                   入場制限中

先日の夜に上京するはずだったが、予想外なダメージを負い、今朝上京。ひと晩寝たら、なんとか回復した。東京駅でりっぴぃさんと待ち合わせ、まず向かったのは新宿。そして渋谷。人が多くて歩きにくいったらない。しかし買い物の旅、それも・・・・うふふな計画のためだから構わず行くのだ。渋谷では、公園通りのディズニーストアのすぐ側を通った。今公園通りのストアは、「ジャストプー」というプーさんのコーナーができているのだが、実はジャストプーが始まってから初めて公園通り店を見たのだった。そのあまりの変身っぷりにびっくり!!!公園通り店は3階建てなのだが、その1階がまるまるプーに?!派手な看板も付いているし・・。東京に住んでいたころは、一番近いストアがここだったから、しょっちゅう公園通り店に出入りしていた。もともと1階はコレクタブルなフィギュアリンやセル画、時計などが並ぶ階で、私の目の保養場所だったのに・・。そうか、こうなってしまったのか・・。15周年のときなど、外のショーウィンドーに飾られたカーニバルミッキーが、ちゃんとシーズンごとに衣装もポーズも変えていて、これがまた巨大で可愛くて、夜はライトアップされて・・・2ndなんて大好きだったから、ストアの前を離れるのが惜しくて・・なんて懐かしい。今回は素通りで中には入らなかったが、なんだか混雑しているようだった。

そしてパークも、大変なことになっていた!!到着したのは午後5時、ちょうど朝にかかった入場制限が解かれる時間だった。そんなに大行列を作っていたわけではないが、夕方とは思えないほど入園に少し並び、そしてパークに入ってびっくり!!超混雑・・・いや分かってはいたけれど。今日のところの目的はファンティリュージョンだけだから、いやはやそれにしても・・。ちょうど午後の回のパーティーエクスプレスがプラザ内に来ていた。人だらけのワールドバザール内をアドベンチャーランド方向に抜け、ウェスタンランド方面へ。ダイヤモンドホースシューの隣りに出たところで、ちょうど帰って行くエクスプレスに遭遇!クロパンに手を振ったら、思いっきり振り返してくれて嬉しい(^^)。パレードルートには、すでに5〜6列のファンティリュージョン待ちが座っていた。向かい側の白雪姫の泉の前あたりで、なんとちょうど2人が座れるくらいのスキマがあった。前には家族連れがシートを広げて座っていて、ちょっと空間があってその後ろのベンチには荷物だけ・・。この荷物の人が来るのか?と思ったが、聞いてみれば荷物はその家族のもので、ベンチ前に座ってもいいですよ、とのこと、超絶ラッキーにも、ミッキー停止位置にこんな時間から座ることができた・・。これはホントにラッキーだ。パレードまで、あと2時間!

そろそろパーティー・エクスプレスも終わり・・ということで、あのエクスプレス柄のピンクのポップコーンバケツ(スーベニアバケット)を買って置こうと買い物に出た。私は何よりも塩味のポップコーンが好きなのだけれど、キャラメルとハニーの人気に押されて、今やクリスタルパレスレストラン前と、ビッグサンダー横の2台しかワゴンがない!!昔はキャラメル味を求めてパーク内をさまよったものだが、塩味を求めてさまようことになろうとは・・。園内のワゴンのバケツも、場所によってはもうエクスプレス柄ではなく、通常のミッキーたちの顔が描かれたものに変わってしまっていたが、クリパレ前のワゴンはまだエクスプレスだった!が!何十人ものすごい行列が・・・。塩味ですよ〜、とキャストが言っているのにこの行列、まだまだ塩味の需要はあるのだ。並ぶこと30分。ようやくバケツが買えた。わーい、とりっぴぃさんのところに戻り、しかしものの20分ほどで、バケツ内のポップコーンはカラになってしまった・・。お腹すいていたんだよね・・(笑)並んだ時間よりも、食べきる時間の方が短かった・・・(^^ゞ

パレードルートもものすごい人の波、辺りは暗くなり、いよいよ、ファンティリュージョンが・・!やはり終了してしまうからなのか、ゲストみんなの反応も良く、おおっという歓声、そして初めて見に来たゲストの新鮮な驚きは、隣りにいて心地よいものだった。なんたって・・ヴィランズたちのシーンで、背の高いクモが最前列にいた家族に迫ってきたら、そのゲストは本気で驚いて、うわぁ!!と声を上げて飛び上がるように数メートル逃げてきた!そして後ろにいた私に衝突(笑)。こ、ここまで驚いているのは初めて見た(笑)!なんだかしてやったり、周りは爆笑。これも良い思い出になるだろう(^^)。もちろん私も。ため息の出るようなハッピーエンディングのミラーボールに包まれ、ミニーにおやすみを言って、たくさんのたくさんのゲストを魅了した光の幻想は過ぎていった。

さて、今夜はりっぴぃ宅へのお泊まりが決まっているから、閉園まで時間が使える。いつもは最終の新幹線に乗るために9時20分くらいには出なくてはならないのだが、帰らなくて良い(いや、自宅へという意味で)というのは、本当に気分が良い!まず向かったのは、イッツ・ア・スモールワールド。何故????と思うかもしれないが、最近アトラクションに乗っていないなぁ・・と考えたら、無性に行きたくなってしまったのだ。待ち時間は10分程度。「世界で一番幸せなツアー」に出発!たまに乗るから、また良いものだ(^^)。実は小学生のとき、初めて乗ったスモールワールドで感動して泣いた私・・(笑)。ラストの純白な民族衣装を着た子供たちのシーンは、やはりぐっとくる。ひそかにここでピノキオを発見したりね(^^)。お気に入りの衣装はたくさんあるのだけど、ボー・ピープのような棒を持った、アヒルを連れた子が可愛い。あとタイの女の子もいい。スペインの男の子もいいし・・・なんてキリがない。ほんわかクルーズを終了して出てくると、ん?!なにやら音楽が・・!

ちょうど8時半、スモールワールドを出たら即ファンタジー・イン・ザ・スカイ、花火だった!あわててカルーセル横の、花火が見える位置まで移動。いつもはシンデレラ城をバックにプラザあたりで見ているから、このあたりから見る花火は大きくて迫力があることにびっくり!しかし、残念ながらファンタジーランドはアトラクションの持つ音楽がそこかしこから聞こえており、肝心な花火の音楽があまり聞こえないのだった・・(^^;)。かろうじてミッキーマウスマーチや、ジッパ・ディー・ドゥー・ダーのかけらは聞こえたけれど・・。うーーん、やはり音楽も楽しむのなら別の場所がいいのかな?

トゥーンタウンに行ってみた。パーク内はあんなに混んでいたのに、ファンテも花火も終わって暗く静かなトゥーン内は、とても歩きやすかった。まぁ、隣りのプーさんは大変なことになっていたが(笑)。向かったのは、ダウンタウンにあるショップ、ギャグファクトリー。新しい携帯ストラップがたくさん発売されており、ここで懸命に顔を吟味して買ったのが、浴衣姿のミッキー&ミニーが縁台に座っているもの!雛祭りのときも買ったが、2本のストラップと大き目のフィギュアが一緒にパックされたタイプのものだ。私にとってはストラップではなくフィギュアなので、雛祭りやハロウィンミッキーなどは、使わずにパックされたままコレクションしてある・・。これもコレクション行き。逆に、使うために買ったのが浴衣姿のミッキー単体。背中にささったうちわに「み」と書かれてあるのが爆笑(笑)。今はパーティーエクスプレスのミニー&デイジーのストラップを使っているが、夏になったらこのミッキーの出番だ(^^)

さらに店内を物色。夜のショップというのは混んでいるものとばかり思っていたが、トゥーンタウンの奥にあるココは例外らしい。そこそこ人がいるといった感じだ。そして、ここで見つけた、私とりっぴぃ悶絶(笑)スペシャルキュートなグッズは・・!!ティッシュケース!いわゆる箱のティッシュにかぶせるケースなのだが、タダのケースじゃない、キャラクターのぬいぐるみが乗っているのだけど、それがオフロに入っているというシチュエーションなのだ!!ミッキー・ミニー・ドナルドの3種類があったが、中でもミニー!!!!頭にタオルを巻いて、オフロに黄色いアヒルを浮かべて、バスブラシを持って・・可愛いったらもう、たまらなく可愛い!!ドナルドなんて浴槽から足を広げて出しちゃってるし!この可愛さは、どうやっても伝わらない、写真を撮るしか!と思ったが、ここの店内は暗くてうまくディスプレイできない。くぅ・・・残念。明るい店舗で見つけたら写真を撮ろうと誓う。それにしても、3人並べて置きたいくらいに本当に可愛い。今私の部屋で使っているティッシュケースは蒸気船ウィリーで、ぬいぐるみのミッキーが運転するウィリーの煙突からティッシュが出てくるといったもの。これも相当に可愛いのだけど、オフロ・・・オフロ・・。私の家じゅうのティッシュケースがオフロになる日は来る・・か?・・・祖母へのお土産にしようかなぁ・・・(笑)

さて、次に向かったのはビジョナリアム!私がビッグサンダーマウンテンの次に大好きなアトラクションだ。・・と言うと驚かれるのだけど。15周年以前は、もう何十回行ったか分からないくらい、毎回のように行っていた。すでにほとんどのセリフも覚えてしまったし、目をつむればいろいろなシーンも鮮明に思い出される。だけど何回も行きたくなるのは、やはり面白いストーリー性と、美しい映像を何回も見たいということ、そしてタイムキーパーとナインアイのドタバタコンビぶり(笑)がたまらないということか。どこかにも書いたかと思うが、もともとはディズニーランド・パリ(DLP)のアトラクションであり、本場のDLPのビジョナリアムも行ったが、全く内容は一緒であり、ただ前説で日本ではタイムキーパーが歌うH・G・ウェルズとジュール・ベルヌの説明がDLPでは無かったということ。知っていて当たり前ということなのだろうか。まぁ、とにかくビジョナは大好きだ(^^)。最初の講演会の映像でウェルズが持っていたタイムマシンの模型どおりの飛空挺に乗って何故かちゃっかり未来に現れたベルヌさん、当惑するウェルズ君をどうやってマシンに乗り込ませたのか謎のまま高笑いしながら去っていくという小粋な演出!何かのテレビだったのか忘れてしまったが、このビジョナリアムの撮影風景(まさにナインアイカメラで)を見た覚えがある。「ほら見てちょうだい」パノラミックビュー、今回もたっぷりと堪能した。あぁ、面白かった!(^^)5分待ちでした。

トゥモローランドにて、新しいワゴンを発見!スタージェットからグランドサーキットまでの間あたりに、光ものを中心に扱ったワゴンが。どうやらこのワゴン、時間帯によって商品を変えているらしい。ちょうどワールドバザールのエンポーリアム前にあるワゴンのようなものだろうか。遠くから見ると、このワゴン自体が淡く光っていてちょっと驚き。スターケードでは、新しくスーベニアコインプレスが設置されており、早速全種類(8種)作って来た。ペニーアーケードにあるプレス機とは全部違う柄というのがニクイ。このコインをコレクションするためのペニープレスブックも発売されており、収集しやすくなった(^^)。今まではコズミック・エンカウンターで作る携帯ストラップのミッキー型ケースの中に入れて収納していた・・。アメリカではホンモノの1セント(ペニー)をつぶして作る(だからなるべく綺麗な1セントを別のおサイフに貯めていた)のだけど、日本のは内臓されたメダルをプレスして作るから大きさもクォータープレス並みに大きく、海外のプレスブックには収納できなかったのだ。やっと綺麗に収納できそうで、うれしい!

すでに閉園時間は迫り、トゥモローランドテラスのカウンターが閉まったためプラザレストランにて、サラダと柔らか〜くリニューアルしたチョコレートケーキで一服。こんな時間にチョコレートケーキなんて頼むゲストは珍しいのか、特注だった・・・(^^ゞ オモテの冷蔵庫には在庫がなかったようで、「チョコレートケーキお願いしまーーす!」とバックに叫んでいた(笑)。どうもすみません・・。

午後10時20分。舞浜駅は、NKホールの客も交じって大変なことになっていた・・・!!しまった、いつもピークを外して帰っていたから、「帰りの切符を買っておく」というリゾートの原則を忘れていた・・!なんとかりっぴぃ邸にたどりつき、またビデオ鑑賞をして就寝。明日もパーク、幸せだ〜〜〜・・・。

5月4日(金・祝) 晴れ時々薄曇り                            うが−−−−−−−−−−

ぶっ壊れたタイトルがついているが、まさにぶっ壊れた1日だった。なんとか天気も良いということで、先週の日曜日にも行ったイベントの手伝いに睡眠時間2時間で行った、はいいが!!なんじゃこりゃの大盛況、大混雑、大混乱のオンパレード!!人が来るわくるわ、途切れることがない!!!ドリンク売り場には私ひとり。ポワラーとストッカーとキャッシャーをひとりでやっているようなもので、一度に5〜6人を相手にしているときはキオスクの売店みたいだ!と思ったり。気がつけば午前9時から午後3時過ぎまでしゃべりっぱなし。呼び込みで声を出しているのではなく、常にお客がいるのだった。行列など作らずあちこちから手が出て希望だけを言うし、隣りでは焼き鳥を焼いていて煙りにむせるし全身アブラまみれになるし、日に焼けるし逃げ場はないし氷は溶けるしジュースはなくなるし交代や助手などいないし、あーもうどーすりゃいいんだ!!!ガンガン在庫を出してダンボールをつぶしてもつぶしても売れていき、ダンボールも片づけるヒマがないから足元にたまっていき、足場が高くなっていき、姿勢が悪くなって腰が痛くなり・・。そろそろ駄目かも・・と思った午後4時ころ、ようやく!!客がいないという時間がちょこっとできた。ここでこっそり飲んだジュースの美味しかったこと!!GW中、やっと雨の心配のない日ができたせいか、ここぞと家族連れが押しかけて来たようだった。多分イベント期間中、最高の売り上げだっただろう。ひとりで120ケース分の注文をかっさらってきた。なんてすさまじいんだ。休憩ナシで8時間、戦い終わって日も暮れて。これが自分のブースなら文句はないのだが、ただのボランティアの手伝いというのが、なんとも・・・まぁ良いけれど。お疲れさまの一言くらいあってもいいんじゃないかなぁ・・などと淋しく思いながら、今日は東京に行くので早めに帰らせてくださいなどととても言い出せずに最後まで手伝って、自宅に戻ったのは午後6時。日が落ちてから急激に冷えた体を温め、13時間ぶりに食べ物を食べ、しかし腰の痛みがまだ取れず、こりゃーーーイカン・・と東京行きを断念。焼きたくなかったのに、しっかり腕が日焼けしているし!意識朦朧となりつつ、とにかく熟睡・・。東京は、明日の朝だ・・。

5月3日(木・祝) 雨のち曇り                                 久しぶりに!

もしこの日が晴れていたら、またイベントの方に手伝いに行くところだったが、悪天候のためお客も少ないだろうということで免除!!やっと休みらしい休日になった。昼少し前に起きて部屋の掃除。最近、フィギュアリンを磨くときに良さそうな「サッサ」という化学雑巾を発見し、細かい部分も綺麗に掃除できるため、ついついハマる・・。

夕方からは、久しぶりに高校時代の友達たちと集まって飲み。すでに新妻(笑)しているK美が地元に帰ってきているため、ひさしぶりに集まらない?ということだった。私のオススメのお店で盛り上がり、その後カラオケ、そしてボーリングという、普通とは逆のコースを遊び歩いたのだった(笑)。カラオケでは、なかなか入っていないリトル・マーメイドの「Part of your world」があったため、流れを無視して自分の世界に浸ってみた。やはり歌詞は英語に限る!アシュマンの謳い言葉にすっかり酔いしれ、もう気分はアリエル。なぜか友人たちにもウケが良かった・・。「どういう意味かさっぱり分からないけどね」という注釈付きで。意味を知ると、もっと良い歌だと分かるのだけど!(^^)

自宅に帰ってきたのは、午前0時5分前。明日は早朝から仕事だと分かっていても、やはり遊びたい気持ちに歯止めなどかからないのだった・・。自分の首を締めているだけなのだが。それよりも、なかなか時間の合わない友達と会って遊ぶ時間の方が、睡眠時間よりも貴重なのだ。そして地獄の嵐の前の天国は過ぎ去った・・。

5月2日(水) 曇り時々雨                                 連休前のひと山

休みの前というのは、忙しいものなのだった・・・。くるくる動いて爆睡。

5月1日(火) 曇り                                     さよならファンティリュージョン!

この日限りの受け付けで受注販売される「さよならファンティリュージョン」の限定グッズ。そのフィギュアリン・時計・ピンセットのうちの、フィギュアリンの予約のために友人に会社帰りにボン・ヴォヤージュに寄ってもらった。午後9時までの受け付けだったのだけど、8時過ぎに「予約完了」のメールをもらって万歳!いつもはペリカン便の受け付けになっている1階のカウンターがグッズの受け付け所になっていたらしい。実物も展示されていたそうで、なんたってそのフィギュアリンの大きさと出来の良さには、別の友人からも興奮のメールが送られてきたほど!!「素敵すぎる!」と言われれば言われるほど、そのオーナーとなることができた喜びも増すというもの・・。届けられるのは7月上旬だという。あまりに大きいそうだから、多分私の部屋のフィギュアリンの棚には乗らない・・ということは、専用の台座を作るしかない?!光るし、メロディも鳴る。なんと言ってもミッキーとミニーが一緒にいる。

ファンティリュージョンでは、第一部を引っ張り、魔法のガーデンを作り出すのは光の創造主、ミッキーだ。そして第三部のプリンス&プリンセスによるハッピーエンディングを締めるのは、ミニー。ミッキーに始まり、ミニーに終わるこのパレード、ミッキーの作り出すガーデンにはミニーの姿はないし、ミニーの導きによるプリンス&プリンセスの華麗なダンスシーンにも、ミッキーはいない。ダンスのお相手がいないなんて!!!2人のいる場所があまりにも離れていて、それだけが淋しいなぁと思っていたから、最後くらいはミッキーとミニーを会わせてあげたくて、そんなイラストを描いてトップにしてみた。この下絵を描いたのは随分前になるが、そのあとに発表されたフィギュアリンのデザインを見たらば!!ミッキーとミニーが同じステージにいるではないか!!!夢見ていたことが、ここで実現されている!!実際のパレードでは叶わぬファンティリュージョンでのミッキーとミニーの逢瀬。そしてパークからファティリュージョンの思い出として、第一部と第三部を象徴するミッキーとミニー(と、第二部の象徴マレフィセント)の共演を許したフィギュアリン。手元で愛でるのに、これ以上のものがあるだろうか?!台座作って待ってます。