DISNEY   LIFE

2001年12月


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クリスマスのディズニーシーのインパーク日記は12月2日です。
コンサート・オブ・ドリームスのTDLレポートは12月5日です。
ディズニーランドのインパーク日記は12月23日12月24日12月30日です。
カウントダウンパーティー2002については、2002年1月1日の日記に・・・。

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12月31日(月) 晴れ                                さよなら2001年

あーーーー、もう忙しいーーーーーーー!!!!!!私には、私にはパークという場所が待っているのに!!午前中にいつもの仕事を片付けて、午後からは急ピッチで棚卸し・・・。あぁもう終わらない、終わらないったら終わらない・・。パークが気になって気になって、この日を一緒に過ごすムーさんとのん太さんに時々連絡を入れつつ、すでにパークの駐車場で過ごしている2人の身を案じながらも、くうぅ、終わらないのは何故、棚卸し・・。午後7時過ぎ、予定の新幹線まであと25分といったところで、ようやく、社長の挨拶も終わって年越しそばもかっこんで、5分で仕度するから駅まで送っていけ!と弟に車を出してもらい、ドタバタとなんとか新幹線に乗り込んだ・・。3年連続、こんなことやってるよ、私・・。これからのことを思うと、ちょっとでも寝ておこうと思いつつ・・興奮して眠れないーー。しかも準備万端!!と思って出てきたのに、私ったらコンタクトレンズを忘れた!!!!・・・いや、普段からしているから見えないことはないのだが。目の悪い私は普段はハードレンズ、パークに行くときはソフトレンズを使っているのだ。ソフトの方が度がきつくてはっきりと遠くのショーでも見えるから・・(ただしカラーコンタクトなので、緑の目になってしまうが)。今日はレンズを換えてくるヒマもなく、仕事のときのまま、ハードレンズで来てしまった!!あぁ、うぅ、2001年最後の汚点が・・・。まぁでも、まったく見えないわけじゃない(・・・んだけど、レンズが変形しかかっているのか、時々ピントが合わずにものが見えなくなる・・)から・・と自分をなぐさめ、新幹線は東京へ向かう・・。


この先は、まだ時間的には2001年ですが・・2002年の日記に続きます。
1年間、「2001年の日記」を読んでいただきありがとうございました。
パークに始まり、パークに終わった1年、カウントダウンからファンナイト、ボンヴォヤージュがオープンしてモノレールが開通し、さよならファンティリュージョン、ドリームライツ、初めてのDL旅行、アンバサダーホテルの挙式参列、ディズニーシープレビュー、ディズニーシーオープン、ミラコスタ宿泊、ウェディングプレビュー、ミッキーの誕生日にウォルト100周年、自分の誕生日・・・。ほかにもたくさんたくさん、いろんな体験をすることができ、本当に幸せでした。2002年も、引き続き・・工事中ばかりのHPを少しでも前に進めて、字だらけの日記もそのままの濃さで(笑)続けていきたいと思っています。それでは、行くぞ、2002年!!

12月30日(日) 晴れ                                待つという快楽

そして日記は一気に30日に飛ぶ。友人宅から始発電車で向かった舞浜、到着してみればまだ「夜」だった・・。そのうち夜も明け・・久しぶりに迎える舞浜の夜明け。こんなに朝早くから、何の為?もちろんカウントダウンパレードのため!!・・・明日、本番のパレードが見られるとはいえ、「プレ」も見たいという欲求をかなえるには日曜であるこの日しかなく。今思ってみれば、かなりのムチャなスケジュールだったのだが至って元気で気にせず、友人たちと楽しく夜を待つのだった!

夜のカウントダウンパレードを待つあいだ、友人たちと交代で買い物に出たりしていたのだが、私がひとり、ふらりと「お買い物ツアー」に出てみると・・・ん??見慣れないグッズが・・・。それはとってもシンプルなロゴグッズ。白地に赤と黒の線や文字などでとってもシンプルにロゴが書かれているだけ。おお、なんだか辛口でいいじゃないの、と私が選んで買ったのは布のコースター。そして私が悶絶したのが「実写」のミッキーとミニーのグッズ!!そういえば今までなかった・・と改めて思ってしまったのだが、実写のあの燕尾服ミッキーと水玉ワンピのミニーがデザインされたグッズなのだ。それがまたピンクやビタミンカラーのグリーンといった元気な配色で、お菓子缶もどれを買おうか真剣に悩んでしまったが・・(笑)。パスネットも思わず買ってしまったが、もったいなくって使えない!パスネットケースもピンクで可愛らしい(^^)。また、「リゾートクルーザー」のグッズも悶絶もの!これまたお菓子から缶バッジからステッカー、そしてじっくり顔を吟味して買ったルーフトップミッキーのキーチェーン!クルーザーの屋根の上についている、敬礼しているミッキーのグッズなのだ。あぁ、そろそろ血が足りなくなって来た・・。さらに悩ましいグッズを発見してしまい、あぁ先生(誰だ)、輸血をお願いします・・。それは「We Love(本当はラブの部分はハートマーク)Our Castle」というシリーズ。東京ディズニーランドの象徴であるシンデレラ城に抱きついているミッキー、キスをしているミニーというイラストのシリーズ!シーができて以来、ランドのオリジナルグッズが「お城とミッキーとミニー」を意識しているようで、とっても「ランドらしい」もので可愛くて大好きなのだが、それにしてもこれは・・!!可愛すぎる!!そうだよね、やっぱりお城だよね、と思わずうんうんと頷いてしまいたくなるくらい、「愛しくてたまらない!」といった表情のミッキーと、目を閉じて両手を後ろにぴんと伸ばしてキスをしているミニーのポーズが、もう腰砕け。あぁあ、どうしよう、本当は雛祭りのベビーミッキー・ミニーとベビードナルド・デイジーのフィギュアリンを買おうかと0.5秒前までは思っていたのに、これを見てしまっては・・・もう!これしかあるまいーー!!そして流れるように店内の中の人がせわしなく動き続けている中、私ひとり時間が止まったかのように、ミッキーたちの顔を真剣に吟味し・・ようやくひとつのフォトスタンド(メインイラストのミッキー・ミニー・キャッスルの部分はフィギュアになっている)を選び出した。ふぅ、ミッション終了・・。気付けば、買い込んだグッズがショッピングバック(小)に溢れんばかりになっていた。あれれ・・・D−POPまで何も買う予定がなかったハズなんだが・・・。はぁ、でも新しいグッズって楽しい〜。

たくさんの戦利品と、バイトを終えてやってきた友人たちと、そしてパートナーズのまわり全体を包む興奮と・・いよいよ夜がやってきて、初めて見るカウントダウンパレード2002が始まる・・!まずはダンサーさんたちがパレードルートに広がり、ダンスレッスン。ウェーブの練習なんかもしたが、はっきり言ってウェーブなんてしてる余裕があるのかアヤシイ(笑)。しかもこのときのBGMといったら、WDWミレニアムイベントのときの・・「Celebrate The Future Hand In Hand」・・。手に手をとって、未来を祝おう・・。世界中のいろんな国々のパビリオンを作って、アメリカという地ではあったけれど、まさにそこに「世界の中心」を感じた、あのイベントの曲を使うだなんて!!初めてのWDW旅行のあの思い出もあって、この曲は本当に特別なものに感じた・・。だけど、これだけじゃあなかった!

あぁもう、カウントダウンパレードがやってくる瞬間、これを感じるのは3年連続なのだけど・・・あのプラザの木立の向こうに見える、輝かしいタイトルフロート、本当に戦慄の瞬間!あぁ今年もやってきたーーー!!という気分にさせられる、まさに絶頂のとき、あぁ、このときのBGMが・・・・!!!!TDL15周年のときのキャッスルショー、「ビバ!マジック」のクライマックスで流れた、「ミッキーのマジックランド」のアレンジだったのだ!!!私のプロフィールにも書いてあるが、TDLのパークミュージックの中でも最高に好きな曲で、もう本当に本当に大好きだったのだけれど、もうパークで聞くことは永遠にないと思っていたのに!!!こんな、カウントダウンで使うだなんて!!原曲は英語だったのだけど、このパレードでのアレンジは日本語、さらにメロディラインは同じだけどリズムの取り方が違う、でも、いいのだ、確かに「ミッキーのマジックランド」・・・間違いない!!もう目の前にフロートもまだやって来ていないというのに、隣にいたまゆ嬢に泣きついた私(笑)。おいおい、これからだってのに、いまこんなに感動してどうする!

パレードについては、本番の日の日記に譲ろう(ただ単に、このページは重くなりすぎて写真も載せられない・・)。ミッキーの足元で見たカウントダウンパレード、あの興奮は本当に忘れられない。友達たちと一緒に見る、それも初見のパレードやショーというのは本当に楽しいけれど、それがまた照明の輝く夜というのが!いいものだ・・。26日から始まった「プレ」カウントダウンパレードだが、結局5日間あったうち、花火が上がったのは2回だけだという。この日は無事に上がっていた!やった!本番は明日・・・。私はまた新幹線で地元に帰り、明日の仕事を終えたらまたパークへ・・・。まったく、この忙しい年の瀬に、何をやっているんだか。いやいや、やれるうちにやっておこう。明日もまた、この曲が聞けて、あのミッキーに会えるだなんてシアワセだ。明日のために早く眠ろうと思っても、いろいろと手につかなくて結局深夜、眠りにつくのだった・・。

12月26日(水) 晴れ                                ま、まんと・・・っ

気が気ではない、だって、きのうでクリスマスは終わってしまい・・。今日からカウントダウンパレードが始まるのだから!23日にすでにパーク内に照明が立ち、これから来るぞ来るぞという緊張にも似た雰囲気が張り詰めてくるのを感じていたのだが・・ついに、いよいよ、まったく予想もできないでいた今年のカウントダウンパレードの装丁が明らかになる!

・・・・という夜。職場から自宅に帰ったばかりの私の携帯が鳴り・・・何かと思えば「聞こえるーーー?!」なんと、パークにいる友人からの電話!生中継!!こ・これがカウントダウンなのねーーー!!!でも音が割れててよくわからないぞーーーー!(笑)聞けば、ミッキーの真下にいるとか!!!「マントばっさばさよーーーーー!!」ななななななな、ぬわんですってぇ!?「しかも、虹色よーーー!!!」に。にじですとーーーー!?
喧騒と興奮と歓声にまみれた電話口の向こうに、あぁ今すぐ飛んでいけるものなら飛んで行きたいーー!!ほかの友人からも、たったひとこと「失神」というメールが入ってきて、もうキーーーー!!!なんで私はこんなところにいるんじゃーーーー!!・・と、半分野性化しつつ(笑)、皆の興奮のおすそ分けですっかり酔っていた・・。あぁ、でも、いいなぁこういうの・・。ほぅ、と遠く舞浜を思い、夜も更けていくのだった・・

12月25日(火) 晴れ                              ロウソクの数は聞くな

夢見ごこちのまま、仕事・・・。もう、年末に向けてのラッシュのごとく仕事が〜〜〜。しかし夜は、毎年恒例の、家族(といっても弟はいつも来ないが)でのクリスマスディナーに出掛けることとなった。行き先はいつもの、両親の友人がやっているフレンチレストランなのだが・・。ここでも、デザートの時間になったとき突如店内が暗くなり・・ロウソクが立てられたケーキをマダムが持って来てくれたではないか!23日、24日と続いて3回目の「火消し作業」、こんなことが嬉しいなんて子供ねぇと自分で思いつつも無事に大役を勤め上げ(笑)・・隣のテーブルにたまたま歌手がいたのだが(知らない人だったが・・)、酔っていて歌ってくれなかった(笑)が・・とにかく、美味しかった!

12月24日(月・祝振替) 快晴                    Sparkling Christmas!

早朝4時。私の目覚ましがわりにセットした携帯が鳴る。起きた。確かに起き上がって携帯に手を伸ばしたのだが・・そう、実は一応クリスマス期間にパークに行くのは今日が最後だったから、最後くらい朝頑張って起きてキャッスルショーの整理券を狙ってみようかなんて思っていたりしたのだ。でもなんせ就寝がほんの2時間ほど前。記念すべき、待ち焦がれていた誕生日兼クリスマスイブ、さらには最後のクリスマスのパークを楽しむのに、寝不足でフラフラだなんてそれではイカンだろう、やはり心身ともに万全の状態でなくては!と携帯を手にした瞬間、走馬灯のように私の脳裏にそんな邪念(笑)が駆け巡り、思わず携帯を置いた・・要するにちゃんと起床予定時間であると認識しつつも、また寝た。次に起きたのは午前9時。あー、よく寝た!ここで睡眠を優先させたのは正しかった。あとから思えば、ね。しかし誰だ、目覚ましの着信音に、猫の鳴き声を入れていたのは・・・(笑)

さて、チヨに昨日の夜の闇鍋の残りをご馳走になり、活力もついたところでいざ目指すは舞浜!11時過ぎにパークに入る。なんとか午前のワンダーランドパレードに間に合ったようだ。もちろん一目散に向かったのはトゥーンタウン。大きなフロートの上で360度動くミッキーとミニー両方の視線をいただくにはここしかない。それもフロートが巨大なため見上げてしまわないように立ち見。パレード待ちはさすがに大盛況だったが、行き交う人の邪魔にならないように樹木の影に立っている分には平和だ。なんたって晴天!あぁ神様、今年も泣きたいくらいの太陽の祝福をありがとう!なんて言っているうちに、携帯が・・

去年と同じく、こんな混雑日にパークで誕生日を過ごしたいなどという私の我が儘に付き合ってくれる、りっぴぃからだ。今トゥーンタウンに着いたよーという電話だったが、なんとちょうどそのときすでに目の前におり、彼女をがっちり目視していたのだった(笑)。かくして一緒に立ち見でパレードを待ち受けることとなったのだが、ここで何とりっぴぃからのバースデープレゼントが!それはミラコスタに宿泊した人だけがもらえるあのパスケースにリドアイル・ミート&スマイルのミッキー・ミニーの写真、そしてお祝いの言葉が!彼女は先週ミラコスタに宿泊してきたばかりなのだが、一時期配布をやめていたこのパスケース、クリスマス期間には復活しており「部屋に4個備え付け」という形態に変わっていたため、複数手に入ったから・・と言うのだ。ちなみにクリスマスのため、ケースにつけられたミッキーアイコンの色は赤と緑。その赤をもらってしまった!もともと私が持っていた色は青。やった!これでミッキー色とドナルド色がお揃いに!ありがとうー!!(^^)とっても嬉しかったので早速首から下げる。・・と、パレードが来た!

ありゃ、おっかけてきたよ
なにが可笑しかったんだミッキー?
「ははっ、はしゃいでいる人がいるよっ」


まぶしいくらいの日差しの中、パレードを堪能したあと向かったのはメインストリートハウス。誕生日シールをもらい(本当はメンストでなくともいいのだが通り道だったため)ミラコスタのパスケースに入れてみる。わはは、いいじゃないか、一年に一度なんだから!やってみたかったんだよー(笑)これだよ、これ!

おめでとー!
本当は白地の部分に、マジックで名前を書きました
「キャーーー!」ってくらいのミッキーの笑顔が何とも!


イクスピアリのストアに寄り(ちょうどセレブレーションプラザでdreamのライブが始まるところだった。まぁピアリが賑わうのはいいことだ)、二人とも今年のクリスマスファンタジーのCDを購入。明日でクリスマスも終わりだというのに!(笑)私に至っては、ジャケットを見るのも初めてというていたらく!そしてアンバサダーホテルのバス停からバスでシーへ。残念ながらクルーザーではなく、アンバサダーのバスだった。

がらすきのシーの園外のショップを覗き、チケットブースとエントランスの平和さに拍子抜けしつつミラコスタへ。午後13時というチェックイン前の時間だったこともあるだろうが、ホテル内も空いていて平和そのもの。パスケースの中の誕生日シールを見て、おめでとうごさいますと声をかけてもらったりしてまた感激!ベッラヴィスタラウンジを覗いてみると、窓際の席は宿泊者の予約で埋まっているが、壁際の席ならすぐ座れるという。90分という滞在時間の制限があるが、それでも今からなら14時半からのポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバルの時間にかかるから、席からショーまで見ることができる?!早速店内に案内してもらう。誕生日だったんで、入れて嬉しいですーなんて案内してくれたお姉さんに話すと、「今日お誕生日なんですか!」とお祝いの言葉をいただき、名前を聞かれた。それがあんなことに繋がろうとは、この時は思ってもみなかった・・

ランチの時間だったため、メニューはコースのみ。2800円(確か)のパラディーゾコースを選択。それにしてもなんていい天気!壁際の席だというのに、さんさんと海からの日差しが大きな窓から溢れてくるのが感じられる。そして広がるシーの景色。本当になんて美しい眺め(ベッラヴィスタ)!料理も美味しいし、最高ー。うららかな休日、プロメテウス火山、シーを行き交う人の波を眺めながら贅沢なランチタイム・・。幸せ〜・・。しかしこれだけではなかった・・

これからデザートというとき。チリンチリンとディナーベルを鳴らしながら、お姉さんたちがわらわら(笑)やってくるではないか!目標は我々のテーブルのようだ、そしてお姉さんの手にはローソクが立てられたティラミスが!「お誕生日おめでとうございますー」なんですとーー!ティ、ティラミスには「Happy Birthday マリさん」と私の名前が入ったプレートまでーー!!それで名前を聞かれたのか!あまりのことに唖然。さらにお姉さんたちからはイタリア語のハッピーバースデーを歌ってもらい、私はローソクを吹き消す。あぁ、24日当日にここに来られて本当に良かったー!なんて幸福。なんて興奮。レストランでキャストさんたちに囲まれて歌われている光景は何度か見たことがあるが、よもやその中央に自分がいるだなんてー・・。ひそかな夢がかない、胸いっぱい。だが、消したローソクの火をまたつけてくれたあと、ポラロイドでの写真撮影までしてくれた。このとき風でローソクの火が消えそうになり、すかさず手をかざして「お姉さんパワーで!」と炎の勢いを復活させてくれたお姉さん、素敵です。

しかもこのティラミス、コースに含まれているデザートとは別の扱いのようで、ちゃんとコースのデザートも運ばれてきた。これがまた可愛いブッシュ・ド・ノエル!もちろん飾りのひいらぎや、斧は持って帰って良いですよ、と言われてそりゃあもちろん持って帰りますわ!と意気揚々。ブッシュ・ド・ノエルもとーーーっても美味しくてカリカリの砂糖菓子に苦戦しつつも(笑)チョコレートケーキが好きな私にとっては至福のひととき。さらに誕生日のティラミスが、また!!実はティラミスは大好物でメディテレーニアンハーバーのマンマ・ビスコッティーズのティラミスをまた食べたいと切に思っていたのだが、ベッラヴィスタでもティラミスが食べられるなんてー。しかも今まで食べた数え切れないほどのティラミスの中でも、かなりの上級ランク!あぁ幸せ。美味しいものってほんと幸せだ。ケーキとコーヒーをいただいているうちに、いよいよ、ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバルの時間がやってきた。しかしなんということだろう、さすがに窓際の席は埋まっていたものの、窓と壁との真ん中に位置するソファ席には、誰もいなかった・・・誰もいないなら、それより前に行ってもいいよね、ということで窓際の席よりも後ろだが、壁側の席よりは窓に近いところから立ったまま鑑賞。音はどうなんだろうと思っていたら、ちゃんと店内にもスピーカーがあるのか、キャラクターのセリフや音楽などもばっちり!暖かいし、音響は抜群だし、さらにこちらからの眺めは・・なんたって真っ正面!しかも上からの視点・・ハーバーに広がるイルカたちの動きが、よくわかるし・・こんな動きしてたんだ!と初めて見る視点に目からウロコ。あぁ、やはりハーバーのショーは、ミラコスタのためにあるのね・・なんて再認識。シーにも入っていないのに、さらに宿泊客でもないのに、いいんだろかーーと思いつつもしっかりと堪能。入園してもいないのにショーがこんないいところで見られるなんて・・・ビバミラコスタ。いい天気で、ハーバーの水面にキラキラと太陽光が反射して綺麗なのなんの。米粒のような大きさのミッキーも、それでも元気よくマントをバサバサさせているのがよくわかる。あぁ贅沢すぎる・・・

ショーが終わったあとは、また席に戻ってコーヒーをいただく。うぅ、幸せだ。しつこいくらいに書くが、入園してもいないし、宿泊してもいないのに〜〜。ショーまで見られるなんて〜〜。そしてお姉さんが、先ほどポラロイドで撮ってくれた写真を持ってきてくれたのだが、なんと、丁寧なつくりの台紙入り!それにも驚いたのだが、見開きの部分にベッラヴィスタの方の手書きのメッセージが・・・!日付入り。名前入り。なんてことーーーーー!!!本当に思いもよらないことに、唖然、呆然、大感激。しかもだ、そのメッセージの隣りに納められたポラ写真、私ってば「半目」!(笑)一緒に写ったりっぴぃが綺麗に撮れていて、私は半目・・半目・・(笑)いい半目記念だーと、また大笑い。本当に本当にいい思い出ができた。ベッラヴィスタラウンジの皆様、ありがとうございました・・・。さらにラウンジに行こうと提案してくれたりっぴぃにも大感謝!

ティラミスー! チョコもーー 丈夫です
これが誕生日ティラミス・・・
奥にあるのがディナーベル
とにかくプレートに驚き・・
本来のデザートのブッシュ・ド・
ノエル・・・本当に本当に
美味しかった!!
そしてこの見開きカード状の中に
ポラロイド写真が・・!
パスポートサイズで、よく見ると
四方にミッキーフェイスが(^^)


興奮のままにラウンジをあとにし、また喧騒からは離れた穏やかな休日を思わせるミラコスタ正面の方向から、バスに乗って(今度はクルーザーだった)一路TDLへ!またも、サンタのワンダーランドパレードを見ようという魂胆だったのだが、トゥーンタウンにて無事にパレード見納め。これで今年のクリスマスパレードを見るのは最後だ。ヨーロッパの港町を眺め、イタリアの食事をいただいて豪華なホテルを経由してきたあと、このディズニーランドのトゥーンタウンというのはまるっきり対局にある世界のようで、でもどちらもディズニーで・・。なんだかとっても不思議な気分だ。そしてこんな贅沢な世界旅行が可能になったのも、ディズニーリゾートの魔法。なんて素晴らしい〜。

そのあと、最終回のクリスマス・フォー・ユーを見るため、またも自由席へ。夕方の回を捨てて、その回の終了と同時に並び始め、最後の最後、本当に見納めの回は見晴らしのいい段差の上、それも中央席寄りに座ることができた。ここで、昼間買ったCDの歌詞を見て、改めて歌詞確認。実はこのショーのメイン曲である「Sparkling Christmas」、今までそのタイトルさえも知らなかったのだ・・・。ここでじっくりと歌詞を読んで、あぁ、どうして私はこの曲の世界に今まで触れていなかったんだろうと大後悔!またラストシーン近く、この曲をバックに踊るダンスが・・本当に大好きで、あぁ、歌詞を知っていたらもっと・・と思うと、これから見るショーが自分にとって見納めになってしまうのが惜しくてたまらない。この曲だけシングルカットしてほしいくらいだ。はぁ、と曲の世界に没頭しつつも・・「それはマジッククリスマス」という歌詞が「それはマジ、クリスマス」に聞こえるんだよねーなどと言うりっぴぃに爆笑。言い方は「それはマジ?!クリスマス?!」というとなおよし(^^)・・・おいおい。

去年も、24日・・クリスマスイヴにキャッスルショーを見ることができたが、やはりイヴに見るショーは、また格別の思いがある。だってこれから、サンタは世界中の子供たちのところへプレゼントを配りに行くのだから!そして2001年クリスマス・フォー・ユーは見納め・・。ステージに夢中になって見た。最初こそ、のめり込めないでいたけれど、今はこんなにも好きになってしまった。素敵なショーをありがとう。とてもとてもディズニーランドらしいショーだった・・。また来年・・「Sparkling Christmas」に会えるといいな。

ところで。これからドリームライツを迎えるといった時間なのだが、なんですかこれは、というくらいのパレード待ち!!「さよならファンティリュージョン」並みに、パレードルートから何重にもシートが敷き詰められている。トゥーンタウン入り口のあたりなんて、ロープが張られて「この中だけでご覧ください、後ろは通路です」と仕切られている始末。ふふ、しかしこれはチャンスなのだ・・。混んでいる園内、しかしその多くがこのドリームライツを待っているとなれば、局地的に人口密集地が発生し、我々の向かう場所が空いてくるといった具合。それはミートミッキー!案の定、15分待ち、10分待ちとドリームライツが近づくにつれて待ち時間が減っていく。そして!!この日待ちに待った、最高のグリーティング。

それは蒸気船ウィリーのミッキーだった。入室するなりわかる、この可愛さ!仕草ひとつひとつにメロメロになってしまうような可愛いミッキーで、誕生日だということを告げると(いや、パスケースの中の誕生日シールを見せびらかすと)、熱烈なハグとキスのプレゼント・・・。もうオマエしかいないーー!!と、昼間ベッラヴィスタでもらったポラロイド写真入りの台紙カードを取り出し、「ミッキー、私ね、ミラコスタに行って・・」と言うと、「ミラコスタ」という単語にミッキーが「なんですとーー!?」といった具合に目茶苦茶デカいリアクションをしてくれ、こっちがびっくりして(笑)「それでベッラヴィスタラウンジってところで・・」と続けると「ふんふん、それで!?」とまた一生懸命話を聞いてくれて(私はミッキーのこういうところに弱いらしい・・ほかにも弱点ポイントは山ほどあるが・・・だからゆっくり話しができるシェフミッキーが好きなんだなぁ)、ポラ写真を撮ってもらってケーキをもらってお祝いしてくれた、ということを告げるとミッキーも驚き・大喜びといった感じで・・あぁもう、君と5時間くらい話し込みたいーーーという気持ちを抑えつつ、「記念に、この台紙にミッキーのサインをもらいたいの」と言うと、「任せて、もちろんOKさ!!」と快諾!そして私のうしろに待っていたほかのゲストに、「彼女誕生日なんだって、だからちょっと待っててね」といった仕草。あぁもうなんてスーパースターぶり。その日、たまたま赤いペンを持っていた私は、ミッキーにペンを渡し・・(あぁ、赤ペン持っててよかったーーー!)鏡台で書いてもらっているところを写真に撮ろうとカメラを向けると・・ミッキーったらもう!こっち向くんだもの!(笑)そしてスタァはサインを書き終え、丁寧に台紙を両手で持ち替え・・私に渡してくれた。この仕草、一秒一秒が可愛くてたまらない。しっかりと両手で受け取り、幸せをかみしめる。ぐぅ。ありがとうミッキー。君に会えてよかった・・。最後は、もちろんハグとキス。はぁ、忘れないよこの日のミートミッキーは・・・・・。その間、りっぴぃはずっとビデオを撮ってくれていた・・・。10年後に見返します(^^)・・いえ、去年もらった色紙と共に墓まで持っていきます・・もちろん、ベッラヴィスタでもらった台紙も!(・・半目写真も!)

さぁ撮って!! 泣ける・・
君の為に僕がいる〜
君がいるから歩いて行ける〜
君の笑顔が僕のすべて〜・・
ありがとうミッキー〜〜・・・
そして先ほどの台紙の表紙を開くと・・!!
ベッラヴィスタのお姉さんの手書きメッセージ!
そこにサインをもらってみました・・・・・
赤ペンがいい感じじゃないでスかーー!!
かっこいいぞミッキーーーー!!


もう感動と感激でフラフラしつつ、出て行きたくなかったけれどミッキーの家を出ると・・ちょうど、トゥーンタウンにドリームライツの、私がいっちばん好きなフロート・・・イッツ・ア・スモールワールドのドナルドフロートが入ってくるところだった!うぎゃーーー!とまた興奮して駆け寄り、ドナルドとデイジーに大声援。はーーー、ドナルド、あなたまで私に姿を見せてくれるなんてーーー!!なんてタイミングなの、嬉しいったらもうーー!!

ファンタジー・イン・ザ・スカイのクリスマスバージョンが始まる。「We wish your Merry Christmas・・・」
最後はハングリーベアレストランにて乾杯(コーヒーだが)。あぁ、本当にこの日、誕生日当日にディズニーリゾートに来られてよかった。本当に嬉しかった。忘れられない思い出がまたできた。来年からは、もうしばらく行けない。24日は平日でも、前日は祝日じゃないの、と優しいことを言ってくれた人もいるが、私にとっては24日こそが特別で、24日でなくちゃイヤ、というガンコなまでの思いがこの日にはあり(笑)・・・ほんとにガンコだな、自分に対してはガンコなまでにそう思っているからこそ、この24日当日に大好きな場所で過ごせたことが本当に嬉しくてたまらなくて特別で、たかが365日のうちの1日であることは変わりないのだけれど・・確かに、この日、私は幸せだった!最後に本当に本当にいい思い出ができた!来年からは、友達に会うこともできず、ただ普通に仕事して1日が終わる24日が何年も続くだろうけれど、きょうこの日の思い出があれば卑屈になることもなく(笑)去年も合わせて今年もらった栄養で数年は生きて行けそうな気がするのだ。うん。単純な奴なのだ(笑)。

ランドからアンバサダー、ミラコスタを駆け抜けシーのショーまで堪能して、ランドでシメた2001年の誕生日。私ったら、この日記を書き始めてからいったい何回「一生忘れない」と書いたことか数え切れないくらいだが、今回も懲りずにまた書いておこう。一生忘れない!

最後に、お手紙で、メールで、電話で、電報で、書き込みで、直接会って、お祝いしてくれた方々(まとめちゃってすみません・・)に、感謝します・・・うぅ、至らない奴ですが、とっても嬉しいです・・・ちなみに母からは朝にメールが届きました・・「お誕生日おめでとう」というので「お誕生日ありがとう」と返してみました(^^ゞ・・予定日1月1日だったのに、よく24日に産んでくれました。この日でよかったーーーー!!

12月23日(日・祝) 晴れ                              マジック・クリスマス

実はこの日、午前2時半まで仕事をしていた・・・。この時期だけだから、もう風物詩のようなもの。それからお泊まりの仕度を始めて、寝たのは午前4時半。起床、午前9時。10時の新幹線に乗り、目指すは東京!あぁ、こんなに昼間に新幹線に乗って行くなんてなんだか慣れない・・(笑)。東京駅に着くなり、まずは都区内フリー切符を購入。今日は東京→新宿→舞浜→新宿→渋谷と移動することがわかっていたから、730円のフリー切符を買ったほうがオトクだったのだ。ちなみにフリー切符は舞浜の隣り駅・葛西臨海公園までが範囲内。舞浜まで使えたらもっといいのになぁ。まぁとにかく、とりあえず向かったのは最終目的地の渋谷。ここのロッカーに荷物を入れ、身軽になってから新宿へ。目指すはアイマックスシアター!今日は終日無料開放している。もちろん最終回のみの上映であるファンタジア2000を狙っているのだが、朝から鑑賞券をゲットしておかないと落ち着かない。もしや混んでいて、もう今日の分の座席は埋まってしまったかも・・などと危惧していたが、昼過ぎにシアターに着いてみると、まだまだ次の上映でさえも空席案内。ブースのお姉さんが、ホイホイと無料券を配っているような状態。「最終回のファンタジア2000を・・」と言うと、ハイ、とまるで整理券のように渡してくれた。鑑賞券には「招待」と書かれている。これで座席は確保された!(席の場所は確定ではないが)よかったー!それにしても、今日の無料開放のこと・・実際にシアターに着くまでに何も宣伝がされていなかった。知っていて来た人は、どれくらいいたんだろう?私の場合は、たまたまネットで見たからなのだが・・ネットに感謝だ。

ファンタジア2000の券を握り、安心して向かうは舞浜!まだクリスマスパレード「サンタのワンダーランドパレード」を見ていないのだ!あと3日で終わってしまうというのに!私の大好きな、94年に初めて買った記念すべきぬいぐるみバッジと同じ衣裳のミッキーが出ているというのに!これではいかーんと、とにかくパレード見たさにパークに向かう。先に来ていた友人ののん太さんと、ムーさんと一緒にプラザのベンチからパレードを待つ。

待っているあいだ、クリスマスのポップコーンバケツをゲット。入場制限はかかっていなかったが、それでも相当な混みよう。今日、パークからクリスマスカードを送ろうと思い、現地で調達しようとショップを覗いたが、なんとポストカードも含めカード類は売り切れ・・。ショック!!事前に複数買っていたから、自宅から持ってくればよかったーー!ちょっとマヌケだ・・。そういえば12月5日のウォルト生誕100周年のときも、ジョン・ヘンチ画のパートナーズのハガキをパークから送ろうとずっと思っていたのに、自宅から持参するのを忘れ・・頼みの綱だったディズニーギャラリーにも売ってなかった・・。複数買うのは常だが、使うべきところで使っていないなんて肝心なところでヌケてるなぁ、私。

そうこうして15時半、パレードのスタートだ!音楽は去年と一緒だがミッキーとミニーがーーーー!!!あまりに大きいフロートの高い位置にいるから、彼らは明日トゥーンタウンで待ち受けてやろうと決心。チップとデールがブッシュ・ド・ノエルに乗ってくるのが個人的にツボに入った・・。そして嬉しいのは、やっぱりドナルドとデイジーが同じフロートにいること!デイジーが得意の料理の腕をふるってお菓子を作っている・・のに、後ろにいるドナったらもうつまみ食い!ゲストに「シーーーッ!」とナイショにしてて、の合図。あーあ(笑)。たまたま目の前でグーフィーフロートが停止し、トナカイダンス!グーフィーったらフロートに足なんてかけて・・あぁ、トイソルジャーのグーフィーもなんだか懐かしい(^^)。

しーーーっ やれやれ
フロートを食べ(笑)、
ゲストに「シーーーッ!」のポーズ
そしてまた食べる・・
知らぬはデイジーばかりなり
トナカイダンス後・・
やれやれ、ってな感じ
でもこのぞんざいな態度が
またたまらなかったり


さて、このあとムーさんと二人で、3回目のクリスマス・フォー・ユーを見に行くことに・・。だがさすがに自由席も満席。立ち見の列も2重・3重にふくれている。とりあえず4回目狙いで、この3回目は適当に立ったまま見ていたのだが・・なんだかとってもステージコンディションがいいように見える。回を追うごとに、どんどんフォーユーが好きになっていく私、あぁ早くちゃんと見たい!という気持ちがどんどん大きくなる。ちょっと好きになるのが遅すぎたなぁ・・・。本当に。

夕暮れの中、しんしんと冷えて夜の闇が辺りを包んでいくころ、ゲストの上には雪が降り、パイロも綺麗に上がり(昼間の回はせっかくパイロが上がっていたのに、プラザを歩いているゲストはみんな気付いてなかった・・)、3回目は終了。即座に4回目のためにロープ際に立ち、無事に自由席の一番中央寄りの段差の上に座ることができた。本当は、このエリアへの案内は「キャストが手を広げて誘導し、キャストを追い越さないように一列ずつ」歩いて行くのが鉄則だったのだが・・先走ったゲストがワーーッと走り出したせいで、なし崩しに1列目だけが走り出した!ひぇぇぇ、なんで走るのー?!と1列目だった私達も焦ったが・・何のことはない、ビリで到達した我々が目指した場所には誰もいなかった・・。走ってしまったゲストはもっと前のほうに座っていた。結果的に希望のところに座れたのだからいいのだけど、ちょっと怖かった・・。慌てずに一列ずつ、歩いて、ね(^^)

そしてクリスマス・フォー・ユー!明日がイヴということもあり・・臨場感も雰囲気も最高・・。とにかくグーフィーの動きがスゴかった。ミッキーよりもグーフィーに目を奪われていた私(笑)。クリスマスの飾りを持っての2回転、とにかく上手いダンスと可愛いくて憎めない仕草、そしてこんなのグーフィーじゃない!というくらいの機敏な動き、はぁ、カッコよすぎる・・。ダンシンマニアのメガビートのグーフィーもそうだったが、タダでさえ長身で足の長いグーフィーが、カッコいい動きなんてするのは反則なのだ!惚れちゃうじゃないか!(笑)もっとのらりくらりおとぼけててくれないと!なんて言いつつもともとグーフィーファンのムーさんと、堪能。いいものを見た・・。また、こんなにまともにショーが見られると思っていなかったから、三脚を持って来ておらず・・写真はほぼ無理、ならば!としかと目に焼き付けるように見た。それでも思わずキャッスルの変化を撮っておきたくて、ちょこっとだけ撮って・・本当に本当に綺麗だ。

赤と緑 言葉に表せない・・
三脚がなかったから標準レンズで全景を・・
キャッスルが赤と緑に染められて美しい
パイロが上がり、クライマックスの瞬間!
世界中の子供たちに届け


フォーユーが終わると18時45分。ファンタジア2000は20時10分からだから、そろそろ向かわなくてはならない。途中ボンヴォヤージュに寄りつつ電車の中でムーさんと別れ、私はひとり新宿へ・・。しかし意外と時間のかかるもので、アイマックスシアターに着いたのは20時5分。ひぃぃ、間に合うのかーーー?!なんたってシアターは12階。エレベーターも混んでいてなかなか来ない・・。やきもきしつつ、なんとか20時10分にはシアターに滑り込み、満席の表示を見つつ昼間もらっておいた鑑賞券で中に入り、座席を見てみれば・・おお!!上のほうの一番端に一席空いているではないか!!素早く座った途端に、予告編が始まった・・。よかったーー!そう、予告編は・・来年1月1日から上映される、「美女と野獣」だ。アイマックスのジャイアントスクリーンで見るあのボールルームのダンスシーンの素晴らしさといったら!!新しく加えられたヒューマン・アゲインのシーンも気になる。とても期待の持てる予告編だった・・。そしていよいよファンタジア2000!

アイマックスで見るのはこれで3度目だが、見るたびにどんどん好きになっていく作品だ。しかも今回はタダで見られるだなんて・・。パークを駆け回り、移動に移動を重ねた上寝不足もあり、暖かいシアター内で眠気が襲ってくるかと思いきや、これがまたぜんっぜん!眠くならない。本当に画面に引き込まれて夢中になり、上映時間がとってもとっても短く感じてしまった。一番最初に見たとき、なんだこれ?と思ったラプソディー・イン・ブルーが2度目にはとても好きになり、3度目の今日はローマの松がこんなにスゴかったっけ!?と新たに感慨をもたらしてくれた。ファンタジアってそういう作品なのかもなぁ・・なんて思うのだった。見るたび、新しい感動がある・・。

上映が終わったあと、JRの最終目的地である渋谷へ。ロッカーから荷物を取り出し、東急線で中目黒へ。大学時代の友人たち・ユリフターズの闇鍋会場であるチヨ邸へと向かう。そういえば今日は、朝からポップコーンしか食べていなかったのだ。ドナルドか私は(笑)。ユリフターズのメンツ5人と、ダンナ様2人の7人が迎えてくれた。ここでケーキ登場!明日が誕生日ということで、ハッピーバースデーも歌ってもらってロウソクを吹き消した。あぁ、こういう役がまわってくるのは、チョット得かもなぁ(笑)。それから午前2時近くまでおしゃべりし通し。そういえば私はこのメンツに会うのはミラコスタ宿泊以来だ。大学での4年、一番の収穫は友人だよなぁと改めて思ったり(^^)。夜は更けていく・・。

12月22日(土) 晴れ                               イヴイヴ

たぶん、仕事の忙しさも今日が山場を迎えていると思われる・・・。あーーーもう、仕事に追われて午前中があっという間、午後も気がつけばもう夕方・・・。そして、すっかり忘れていたのだ・・「テレビチャンピオン」という番組の、東京ディズニーリゾート王選手権の放映が、今日だったことを!!!あぁ、来年だと思っていたのに、今日だったなんて!!終わってから気付いた。ははは、まぁいいさ・・。でもどんな問題が出たのか、気になるなぁ・・。ちょっと残念。せっかく地元で放映してくれても、見られなくては意味がない(^^;)・・ああ、もう12月後半はほんとダメだ・・。

とある友人とメールで話していたとき、彼女は今年のカウントダウンをUSJで過ごすことが判明した。私はTDL。おお、これで携帯で中継ができたらすごいのに!と話したが、多分繋がらないよねぇと断念。それでも、向こうもUSJ内で日の出を迎えるようだから、彼女はUSJの日の出、そして私はTDSの日の出をお互い携帯カメラで撮ってメール交換できたらいいのに!とも話したが、残念ながら私の携帯も彼女の携帯も、カメラ付きではなかった・・。アイデアは机上の論で終わったが、しかし遠く離れた大阪・USJと舞浜・TDSで、通話どころかその場の画像までもがやり取りできる時代なのだから、まったく面白い。実現できたら楽しかったのになぁ・・。

12月21日(金) 雨                                   夢のチケット・・・

知り合いの方が、わざわざウチまで届けてくれた、夢のチケット・・・そう、年末の、カウントダウンパーティー2002のパスポートだ!今年はもうすっかりあきらめていたのに。友人たちもみんな外れ、ツテもなし、なら今年は自宅で紅白か、それでも花火だけでも見にイクスピアリに行くか・・なんてのんびり話していたのに。ランドの方だが、なんと譲ってくださる方のおかげで、急遽、行くことになった・・。ミレニアムもニューセンチュリーも、そして今年の2002も!あぁ、棚からボタ餅・・。すべてひと様の力。それでも、それでもせっかく譲ってくださったのだから、精一杯楽しみに行きますわよ!3年連続でカウントダウンに行くことになろうとは、夢にも思わなかった。12月31日まで仕事だから、またもゲートインは夜の22時以降になってしまう(でも日記を読み返すと、ニューセンチュリーのときは31日が日曜日だったせいで20時には着いていたんだな)。もういいのだ。「その瞬間に、パークにいられるだけで幸せ」、これが何よりも、基本!そして今年はシーもある。午前2時からはシーに行くつもりだ。初のリゾート・2つのパークをまたいでの年越し・新年。モノレールも終日運転になるのかな、やはり。未知なる体験に、今から胸が高鳴る・・。

それにしても、カウントダウンとはいえテレホンカードサイズになってしまったパスポートは、やはり迫力に欠ける。いや、迫力があっても困るが(笑)。ミレニアムのときの「時の使者ミッキーの振り向き」ポーズが描かれたパスポートがとっても気に入っていたから・・今年のはイラストが何も入っていないのがちょっと残念。もちろん記念になることには変わりないのだけど。

12月20日(木) 晴れ                             火山詣で・城詣で

夕刊に、来年の正月三が日の人出予想が出ていた。10万人以上の人出が見込まれる行楽地は7ヶ所予想されているそうで、そのぶっちぎりトップは、もちろん!東京ディズニーランド!正確には東京ディズニーリゾートと言うべきか。シーが出来たおかげで、去年よりも8万人増加の36万人が予想されている。3日間で36万人・・1日12万人・・ランドとシー、どっちもいっぱいいっぱい、といった感じだ。ちなみに行楽地第2位はUSJ。3日間で15万人が予想されているそうだ。まぁ、混んでいることは承知の上。私も1日・元旦はランドとシーを行ったり来たり、になるかもしれない。シーで初日の出、ランドでおせち、うーん、ドリンク剤を飲んで(笑)駆けずり回ろう!

12月19日(水) 晴れ                                 ミニーから、ありがとう

今日の郵便物の中に、私宛てのポストカードがあった。何だろう・・と見てみると!おおおお、ミッキー(と仲間たち)からのポストカード(サンキューカード)!何故・・と考えて、0.3秒で思い出した。そうだ、ミッキーとミニーのバースデーの日、シェフミッキーでミッキーとミニーに、バースデーカードをプレゼントしたんだった・・。今の今まで、すっかり忘れていた。そのお返しに、送ってきてくれたのだ。ポストカードは、去年も送られてきたものと同じ、13周年(何故分かるかって、背景のワールドバザールのウェルカムボードがトゥーンタウンだった・・)の年にエントランスで撮った、ビッグ7の写真。あー、すっかり忘れていただけに、嬉しい〜〜〜〜。本当に、突如、ミッキーからの手紙を受け取ったかのように嬉しい!でもあのシェフミッキーで、ミニーにカードを渡したとき、彼女は明確に「お返事書くわ!」というリアクションをくれた。だから、このサンキューカードは何となくミニーからもらったような気がしてならない。これは職場に飾っておくことにした。ふふふ、ありがとうミニー、届いたよ!

12月18日(火) 晴れのち曇り                     見られるうちに!

東京アイマックスシアターが、来年2月1日で閉館してしまう。あの新宿タカシマヤにあるシアターだ。2002年1月1日からは、「美女と野獣」の公開も控えているところに、ちょっと淋しい話だが(しかし東京の別の場所に、来春アイマックスシアターがオープンするため、もう東京からあのスクリーンが無くなるというわけではないが)・・。いま、12月31日までの期間限定で、「ファンタジア2000」が再上映されている。一日の最後の回のみ、つまり夜だけの上映だから、最終新幹線の時間を考えると「お泊まり」しないと見られない。24日は朝からパークに行くつもりだから、前日からお泊まりになる・・ということは、見るチャンスは23日の夜!で、アイマックスのHPで調べてみたら、なんと23日はファイナルフェア「無料開放デー」と題し、なななんとひとり1作品に限り、無料で見られるそうだ!!やった!・・が、しかし、これって必要以上に混むということではないのか?アイマックスシアターは定員制だから、定員になった時点(つまり当日の切符が売り切れた時点)で締め切りだ。最終の夜の回の上映とはいえ、これは危ない。というわけで、万全を期すために23日の朝、まずシアターに行って切符を買わねばならない・・。いや、タダだから貰うというのが正しいか?キャッスルショーの整理券みたいだ。そして座席を確保(指定席ではないが、とりあえずキープということで・・)したのち、パークに行こう。で、慌てて新幹線の手配などしてみるのだった。

ファンタジア2000は、DVDを買ったものの、まだ一度も見ていない。それはそうだろう、だってDVDプレイヤーを持っていないんだもの!!(笑) ソフトばかりが増えていくが、これは将来のためだから良いのだ。弟が次にパチスロで勝ったら、プレステ2を買うって言ってたのになぁ・・奴め、別のことに使っているな?それはさておき、とにかくファンタジア2000があの巨大スクリーンで見られるチャンスはそうそうない。公開された当時に2回見に行ったが、まだまだ見たかった。そこでこのアンコール上映!行くしかなかろう〜〜。ちょっと上から見下ろすような席がオススメだ。「ラプソディー・イン・ブルー」が好きなのだが、それは1999年末のミレニアムカウントダウンで、このラプソディー・イン・ブルーの個所がとても印象的だったから・・というのも、ある。あのミレニアムカウントダウンは、ファンタジア2000をモチーフにした内容だった。映画の公開前だったからその時はよく分かっていなかったが、映画を見たあとに思い出してみると、また違った意味での感動が蘇えった・・。冒頭のミステリアスな「魔法使いの弟子」が何ともいい!ショーモードの音楽としては、2000年末のニューセンチュリーカウントダウンのあのダンス音楽のものよりも構成は好きだ。(ダンス音楽のものも・・・ミッキーマニアは嬉しかったけれど!これまた思い出深い、あの12周年のイベントにタイムスリップしてしまう・・あと、やっぱりパラパラ、かな(笑))・・でもパレードの導入部はニューセンチュリーがお気に入りだ(^^)。さて・・・今年のカウントダウンは、どんな音楽なんだろう〜・・・ワクワク・・。

12月17日(月) 晴れ                                 勝手にすすめちゃおう

朝・・・新聞を見たら、「エクスプレス」という番組で、「ディズニーシーおすすめスポット」という項目があるのを発見した!が、時すでに遅し・・。朝はズームインにチャンネルが固定されている我が家、しかも新聞を読むのが遅かったせいで、特集は見られなかった。またテレビ東京の番組にも特集があるのを発見したが、こちらはそのチャンネルが無いため見られないのは分かっているから、まだあきらめがつくのだが。

こうなったら勝手に「おすすめスポット」を語ってやる(笑)。私がシー内で好きなのは、何と言ってもミステリアスアイランド・・だということは何度も書いているが、フォートレスエクスプロレーションも大好きであり・・つまり、フォートレスからマゼランズのあたりを抜けて、メディテレーニアンハーバーを右手に望み、そして橋を左手に進むと広がるカルデラ湖、ミステリアスアイランドに突入するという・・・あのあたり!!もう最高に私の琴線に触れるポイントだ。だからエントランスの方からミステリアスアイランドに行くときは、絶対に左回り!がオススメ。いや、私の勝手な主観から言っているだけなのだが(笑)・・・あぁ、飽きるまであのあたりを散策したい。それも日の柔らかい夕刻に。フォートレスで冒険心をくすぐられ(中世のお城みたいな・・・RPGに入り込んだようにすっかり住人気分、いや騎士気分?姫気分?・・・ごっこ遊びに最適だと思うのは私だけか・・)、火山の躍動に心を動かされ、日が沈んだあとは・・夜の神秘な闇と怪しげな紫の光が浮かぶミステリアスアイランド、地底探検・海底探検・・無機質な機械とレトロなロマンに溢れて、あくまで静かな湖、謎に満ちて・・あぁ〜、もうたまらない(笑)。とにかく好きなのだ、あのあたり!まだまだ語りたいことは尽きないが、とりあえず(^^;)

12月16日(日) 晴れ                               泣きながら

12月5日の日記をアップした・・。先週の日曜は部屋の掃除を徹底的にやったから、今週の日曜はHPの更新!と決めていた。もう、ダメなのだ。最近。午後20時に仕事が終わって、ゴハンを食べた後・・起きていられない。頑張ってパソコンの前に座っても、うつらうつら・・・最悪のときは、そのまま朝を迎えてしまう。こりゃあイカンと思い、数日前から「思い切って寝る」という作戦に変えてみた。ベッドで4時間も寝てしまった。朝、スッキリした。これだよ!と思い、そのかわりHPは日曜まで触らず・・そして今日は、昼間から奴(パソコン)と全面対決。

画像のスキャニングだけで5時間を費やした。だってーー、加工に時間がかかるんだものーーー・・・しかしどうにも綺麗にアップできない・・・私もまだまだだ。あと・・・ちょこちょこ、細かいところを直してみた。オフィシャルホテルのページとか・・。そう、ウェルカムセンターができたというのに、私ったら更新し忘れていた(^^ゞ・・・申し訳ありません。スプリングス幕張も気がついたらグッドネイバーホテルになっているし、そう、リゾートは生きているのだから。ほんっと更新途中のやりかけページばかりで、ダメダメなサイトだけど、ちょっとずつは、良くしていこうと思っているのだ。まだ2001年の分だけだが、日記の各月のページ上部に、その月のインパーク日記にダイレクトに飛べるようにリンクを張ってみた。インパーク日記のページが死んでいる(あぁ、すみませんすみませんすみません・・)から、日記のトップページから最新のインパーク日記に行けるようにしてみたり。あぁ、掲示板の整理が・・(^^;;)これはそのうち・・。せっかくアンバサダーとミラコスタのウェディングプレビューに行ったのに、まだページも出来ていないし・・。ショーもパレードも、大量の写真が泣いている。ローマの道は1日してならず。ディズニーの道は・・・だって永遠に未完成なんだもの!!追い付けやしない!!まぁのんびり、マイペースで(特にこの時期は・・)追いかけよう。見せたいものも、語りたいことも、たくさんたくさんあるのだ。わけのわからん自己満足で終わることが多いけれど(笑)。今年もあと2週間!・・・・あ!!!・・・・年賀状・・・・。

12月15日(土) 晴れ                                 こんな地方だけど

晴れているけれど、寒い朝。な、な、なんと・・風花(かざはな・・こうやって書くので正しいのか?)が舞っていた・・。雪までにはならないけれど、遠くの山から風に乗って運ばれてきた、小さな小さな結晶のようなもの。雪なんて10年に一度、降るか降らないかというくらいの温暖な我が地方において、風花が舞うなんて一大事!!雪国の方から見たら呆れるくらいに、雪に慣れていないのだから・・。富士山は泣きたいくらいに綺麗だけれど。寒いです・・。

さて、この日の午後4時から、「たけしの誰でもピカソ」という番組で、ディズニーを扱った・・と書くと、関東の方は「はぁ!?」と思うかも、しれない(笑)。関東だと、ゴールデンタイムの番組だと思ったが(しかもディズニーを扱ったのは数週間前)、我が地方は、土曜日のこんな昼間に放映しているのだ〜〜しかも数週間遅れで〜〜。同じく、「テレビチャンピオン」という番組も、土曜日の昼・・・こちらは一ヶ月以上も遅れて放映している。今月の初め、ディズニーを題材にして放映したそうなのだが、こちらの地方で見られるのは来年だな・・・(笑)。いや、多少遅れても、ちゃんと放映してくれるだけ有りがたい。日本はね、広いんだよ(笑)。桜の咲く時期だって、ある人は3月だって決め付けているかもしれない。4月だと決め付けている人もいるだろう。だけど、5月に咲く地方もあるんだよ。ちょっとした想像力があれば、狭い日本、「違い」は「特色」になり、楽しくなるだろう。なぁんて、微妙な「地方」に住む私は、思ってみる。世界だって、同じことなのにね・・。

12月14日(金) 晴れ                               求む、ざぶとん

昨日の雨のせいか・・・今朝は遠くの山々までもがはっきりと見え、青空に雪化粧をした富士山がどーんと、いつもよりも大きく、美しかった。私は冬が好きなのは、こんな富士山が見られるから。毎日見られるとはいえ、やはり日によって見え方は全然違う。夏には見えないものが、冬には見られる。そしてお茶とみかん。これだよねー(笑)

ところで・・・そろそろシーズンだと思うのだが・・。去年もパークで大活躍した、ざぶとんカイロ。要するにザブトンサイズのホッカイロなのだが・・。探しても探しても見つからないのは、何故?!思わず大手薬局で聞いてしまったが、今のところ入荷しておらず、この先も入荷するかどうかは未定と・・・。なぬーーーー!私が買うから入荷してくれーーとは言えず、今だ入手できず。やはり釣り具店あたりか・・?

12月13日(木) 雨                                     東・代表

久しぶりに雨が降った!さむーーーーーーーいい・・・・。
今日の日経流通新聞は、年の瀬の恒例というか、東西代表の番付けが載っていた。東の代表・TDSに西の代表・USJ。去年のテーマパーク部門の東の代表はTDLだったが、今年はTDSだろう。ひっくるめてTDRとしてほしいところだが、とりあえず。しかし新聞をめくってびっくり、なんと加賀見さんが、他の業界のトップたちと会談している記事が。そこで興味深い発言を発見。「去年、値上げしたにも関わらず、入場者数は伸びた」ということと、「それに見合うものを提供している」自負もあるというところ。先日、TDSの入園料が高いという意見が多いということを書いた、にも関わらず値上げした去年は入場者数が伸びた・・・つまり、言い尽くされたことではあるけれど、「それなりの価値を見出すのであれば、お金を出す」人が多いということだ。今のところ、それだけの価値を認められているというわけだ。ぶっちゃけて言えば、去年はハニーハントがすべてだろう、うん。そして、別の新聞の記事だけれど・・同じく加賀見さんのインタビューで、かなり社内に向けてゲキを飛ばしていた。今の地位に甘んじるなと。いちゲストから言わせてもらえば、よりよいパークになってくれれば、それでいい・・。多くの人が愛している場所なのだから。流通新聞だから、経済面からの記事が先行しているけれど・・TDLが、TDSが愛される理由は・・それは、ゲストが一番よく知っているはず・・。

12月12日(水) 晴れ                                  耳がダンボ

テレビで、さかんに流れるクリスマスソング・・。だけど、「んん?!」と耳が反応してしまうことも、しばしば。今日は、去年のクリスマスファンタジーの音楽をテレビで聴いてしまって思わず即反応。あーびっくりした。今に始まったことではないが、ちょっぴり嬉しい瞬間。

そして、この日お休みをもらった弟は、USJに行こうかTDLに行こうかTDSに行こうか迷っていたようだが、深夜帰ってきた荷物を見るに・・・TDLに行ったようだ。・・・案外、好きなんだよね(^^)・・。ふふふ。

12月11日(火) 晴れ                                  たまには

思い切ったこともするもので。この私が、珍しく午後に半休をもらってみた。たまには、いいじゃない。

12月10日(月) 晴れ                                 ディズニーシーに行きたいかー

ちょっと前の新聞記事なのだが、「ディズニーシーに行きたいですか」といったような調査結果が載っていた。調査対象が20代の人100人というから、まぁ参考程度のものなのだが。まだ行ったことのない人がほとんどで、そしてそのほとんどが「行きたい」「行くつもりだ」と答えている。行った人の満足度もかなりのもの。ヨシヨシ・・と思いつつ、しかしやはり「入園料が高い」という意見が多い。「3000円くらいがいい」なんて答えている人も。そうか・・5500円は高い・・のかなぁ?安くはないが、まる1日楽しむのだったら、・・・楽しめるのだったら払っても惜しくない金額、かなりギリギリの線ではあるけれど・・・私は甘いか?(笑) また、多くの人が「新しいアトラクション」に期待していた。雰囲気は良いという意見も。ふんふん、と読みつつも、一般にはまだまだTDSは未開の地なんだな、と改めて思うのだった。まだ物語りは始まったばかりだものね!私もまだまだ未体験が多い。次に行くのは来年だな・・。

12月9日(日) 晴れ                                 大掃除ーーー!!

あーーーーーいかん!!!ほんっとうーーーーに、忙しい!!!いや、12月に忙しくなかったら、いったいいつが忙しいんだ?!忙しいのは当たり前だ。だからこそ唯一のお休みである日曜は有意義に使わねばならん!というわけで、まずは部屋の大掃除に取り掛かった。やりたいことが多すぎる。やらねばならないことも多い。体はひとつ。バランスが崩れそうになると、掃除するクセのある私(笑)。部屋中のミッキーやドナルドやボーを掃除するのに、いつからか半日かかるようになってしまった。昔は1時間で終わっていたのになぁ・・。

12月8日(土) 晴れ                               どうしてこう飛び込むかな

いやはや・・今に始まったことではないんだが・・母がパラパラとめくっていた雑誌、それはJALの会員誌のようなものだったのだが、なんとなしに、横から覗いていた私。パラパラとめくる、本当に一瞬だったのだけれど、「ん?!」という写真を発見した。それは古い外国人の家族の肖像画。ちょっと待て、あれは、いや、まさか・・もしや??あとで母から雑誌を奪い取り、改めて見てみると・・やっぱりだ!!その写真は、幼き日のウォルトと妹のもの!!あー、あぁぁ・・・私ってやつは・・・。どうしてこう、目に飛び込んでくるのだろう・・・(^^;)。それも子供のころの写真だったというのに・・。まぁいい、それでこそ私。ウォルト生誕100周年を記念しての、ウォルト特集のような記事だった。実は知り合いのフレンチレストランでの食事が終わったあと、そのこのシェフとマダムも交えて家族で談笑しているときの事だったのだが、親どもがわいわい話しているあいだ、私はその記事を読みふけっていたのは言うまでもない。そして、ちゃっかりその雑誌をいただいて来てしまったのも、然り(笑)。どこに出会いがあるか分からないものだ!

12月6日(木) 晴れ                            ファントム

あーーー、長い。あーーーーー、うっとうしい。なんだ、5日の日記の長さといったら。肝心なことを言い忘れている。この舞台を、もっともっともっと多くの人に見てもらいたかった・・・。だけど、2度もその舞台を見る機会に恵まれた自分の、いや友人の幸運にすがりついた自分の強欲さを、如何ともし難い。所詮過去の遺物と言い捨てられたらどんなに楽か。いまだに私の心を捉えているからこそ・・・こんなにも涙が出るのに。

わけのわからないことを言っているが・・・この日、私は劇団四季の「オペラ座の怪人」を見に行った。地元に、こんな大掛かりなミュージカル(ほとんどオペラだが)が来るのは珍しいことだ。なかなか行く機会がなかったが、なんと知り合いのマダムが、チケットをあげる、と、あぁ、あなたは音楽の天使様?!(笑)とばかりにお声をかけていただき、幸運なことにかなり良い席で見ることができた。あのパイプオルガンの有名な旋律といったら背筋が寒くなる。なんてスペクタキュラー!すっかり没頭し、ロイド・ウェバーの思うつぼ。もう一度見たい・・。

12月5日(水) 晴れ時々曇り               時の流れを超えさせる。ひとりの男の夢。100年。

ウォルト・ディズニー・・・生誕100周年。100歳、おめでとう。私が生まれたときには、もうウォルトはこの世になかった。だけど100年前のこの日。この日があったからこそ、いまの私はここにある。

ウォルト・ディズニー生誕100周年をお祝いして、TDLではこの日だけのスペシャルコンサートが行われた。その名も「コンサート・オブ・ドリームス」。座席は指定席。抽選で当たった人だけが会場であるショーベース内に入ることができる。1日3回公演だ。ここで演奏される曲目の中に「ワン・マンズ・ドリーム」があるということだけで、私は居ても立ってもいられなかった。ワンマンについての思い入れはあとで語るとして・・幸運にも、2回目はみわさんと、3回目はりっぴぃ嬢と・・なんと2回も公演を見ることができることになった。もし外れても、絶対行っていただろうけれど・・。はやる気持ちを抑え、午前の仕事もマッハで片付け、昼の新幹線に飛び乗った。

タイトルロゴ 背景まで・・・ ロゴ
あぁ・・・・あのキャッスル・・・・・・・・!!!あの背景!!!!泣いてもいいですか・・・
演奏は「東京ディズニーランド・シンフォニック・オーケストラ」
指揮は宮川彬良(アキラ)さん・・・あの、あの、ワン・マンズ・ドリームを編曲した方・・・
いきなりカラーだけど これぞ音付きチュー このドナがワンマンに出るのは初
いきなり再現されたのは、有名すぎる、あまりに有名すぎるこのシーン!!!!
「ワン・マンズ・ドリーム」のオープニング、ポン!と花を取り出し、ミニーに捧げ・・ミニーはミッキーに強烈なチュー・・・
ここで一気にオーケストラが盛り上がり、あぁ、そう、本当ならばここで七色の虹がかかり、舞台はカラーの世界へ・・
コーラスもそのままに、ビッグ5とダンサーの登場、オープニングナンバーを踊る・・・あぁぁぁぁあ・・・
正面じゃないですか・・
「ワン・マンズ・ドリーム」・・!!
・・・あぁもうだめだ。生きててよかった。こんな日が来ようとは・・
司会です 右が指揮の宮川さん、左は司会の茂森あゆみさん
オンアイス版「リトル・マーメイド」の
テーマを歌った、あの歌のお姉さん。

スクリーンには、ロイ・ディズニーからの
映像メッセージが・・・
白馬に乗った王子様 最初の曲は、白雪姫メドレー
「歌とほほえみと」・・・
「いつか王子様が」「ワンソング」
白雪姫と王子も登場
すべての始まりの作品だもの

シャーマン兄弟なくして
ありえなかった「メリー・ポピンズ」の
メドレーのあとは
茂森あゆみさんが歌う
「ベラ・ノッテ」
わんわん物語の名曲だ・・
ちなみに日本語だった
さすがの美声
仲良く順番に コホン。それでは指揮させていただきます
ディズニー映画は、歩くシーンが多い・・というわけで、「パレード」曲メドレー!
「口笛吹いて働こう」では、白雪姫&7人の小人もパレード
「ミッキーマウスマーチ」では、タクトを受け取りななななんとミッキーが指揮を!!
きまってる〜〜〜 お手の物!
さすがの名指揮ぶり(?!)に、宮川さんも拍手
だってミッキー、自分の曲だもんね
まさにミッキーマウスレビュー実演!
あぁいいもの見た・・
スキップスキップ メリー・ポピンズ
「楽しい休日」に合わせて
メリーとバートも登場

メリー・ポピンズのメドレーのときに
登場しないと思ったら
こんなところで出てくるとは
にくい演出!
楽しそう
勢揃い 曲は「イッツ・ア・スモール・ワールド」
「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」など続く

ビッグ7とデイジーも登場し、・・・
まさにファーストフィナーレとでも
呼ぶ瞬間
号泣・・・・・
ここから・・・・ここから、信じられないことが・・・・・
イントロが流れ、えっ、まさか・・と思った瞬間、あぁ、心の中に金色のレインカーテンが降って来た!!
「ミッキーマウス・アワ・シャイニング・スター」・・・!!!!
ダンサーとミッキーのソロダンス、ワン・マンズ・ドリームでのファースト・フィナーレが・・・っ
夢中さ 横揺れ
かわいいミニーマウスも
夢中・・・
歌いー踊り、誘いーかける、夢のー世界へ・・・
入り込め! 永遠
ミッキーマウス!ミッキーマウス! 世界の恋人・・・
ミッキー 一生忘れない
すばらしいミッキーマウス
輝くスター・・・
かがーやーくーースター・・・
(ワン・マンズ・ドリーム・・ミッキーマーウス・・・)

しかし・・・・それだけじゃなかった・・・・・
これでもかとキャラクターがステージ下いっぱいいっぱいに登場、
ワン・マンズ・ドリーム、セカンド・フィナーレに・・・・・

もう 涙
なしには One Man’s Dream

星にー願いをかけるーこと
おしーえてくーれたー

七色のー虹はー愛をー
見て
いられ ない
光り、輝かすー・・
時を超え このステージに
幸せがーみんなを待ーってーいるー One Man’s Dream
One Man’s Dream
よみがえった・・・ One Man’s Dream
・・・・・・
ワン・マンズ・ドリーム。
・・・・・・・・・・・・
(・・・ただただ、号泣)
ありがとう
ありがとう・・
ご挨拶
・・・・・・・本当に本当に本当にありがとう。
生きていてよかった。好きでいてよかった。今日のことは忘れない。
この後、幕が閉まり・・・・盛大な拍手のなか、3回目(最終回)の公演のみ、カーテンコールがあった。
もう一度開く、幕。そして、割れんばかりの拍手のなか、また閉じる・・・・
時が凍りつく瞬間。また溶かす時が来るのだろうか。

・・・・・・一気に、画像だけずらずらと並べてしまった。2回目の公演のとき、私は一番左端の席だった。左からの視点の画像は、そこからのもの。そして、3回目・・・最終公演。私は、なんと、舞台の真っ正面にいた・・。ウォルトが残した、映像と共に強烈な印象を残す、音楽。その生演奏は、ウォルトの100歳の誕生日を祝うものとしては最高の舞台だっただろう。ウォルトは音楽家ではない。でも、総合芸術であるアニメーションにおいて、音楽の不可欠さを誰よりも感じていたのは周知の事実。そして、ひとりの男の夢を描いた、「ワン・マンズ・ドリーム」・・・東京ディズニーランド5周年から12周年まで続いた、あのショーベースの歴史と共に永遠に忘れられないショー、あの再演とも言える構成、この場所で、あの音楽が、あのダンスが、ずっとずっと凍り付いたまま、私の心に、そしてもっともっと多くのゲストの心に残り続けていただろう、あのシーンが・・・・あぁ、また見られるだなんて・・・。

オープニング。もう、いきなりなんだもの。コーラスもまったく同じ。ひとりの夢が、生み出したミッキーマウス、ウォルトはこの世からいなくなっても、決してなくなることのない、魂の結晶、もうひとりのウォルトの誕生から始まる夢が描き出されるあのワンマンのオープニングが・・。この時点で、もう涙。7年前に時が止まったままだったものが、静かに動き出した。コンサート・オブ・ドリームスの始まり。これはほんとに夢のコンサート。

白雪姫メドレー。とってもとっても「ディズニーの舞台」なんだと思わせるのは、ダンスパーティーと同じ(ちなみに会場の脇に飾られていたミッキーとミニーのトピアリーも、ダンスパーティーと同じもの)。長編アニメの歴史は、すべてここから始まった・・。聞き惚れる。

次に、シャーマン兄弟の話題になる。当然だろう!シャーマン兄弟といえば、メリー・ポピンズ。ウォルトが大好きだった「2ペンスを鳩に」・・。実は私、自分で覚えている限り初めて触れたディズニー音楽は、「チム・チム・チェリー」だった。それがメリー・ポピンズの歌だと知ったのは、随分あとからだったけれど。15年以上も昔のことだが今でも忘れない、小学校低学年のとき、笛のアンサンブルコンテストで演奏して賞をもらったのが、この曲だった・・。どこか郷愁を帯びたような、悲しげなメロディ。同じく、シャーマン兄弟の作ったもの悲しいメロディで好きなのは「マジックジャーニー」だったりする。とにかくみな名曲。原点に返ったような気分だ。それにしても、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」での宮川さんの指揮っぷりは、見ていてとても面白かった(^^)!

茂森さんの「ベラ・ノッテ」のあとは、思わず行進したくなるようなマーチメドレー。まさかミッキーがタクトを振るだなんて、仰天!「high!high!high!」では会場に向かって、拳を振り上げるミッキーが可愛い。キャラクターもたくさん登場し、あぁお腹一杯と思っていたら、違うのだ。ここからが。

ふと、耳を疑うような、小さなイントロが・・嘘・・・・まさか。まさか・・!そのまさか、だ。ワン・マンズ・ドリームのファーストフィナーレ曲である「ミッキーマウス・アワ・シャイニング・スター」が・・・!!舞台には、ミッキーとダンサーのみ。歌詞もそのまま、コーラスもそのまま、あぁ、あぁ、心の中では、あの金色のレインカーテンが見えているよ・・。そして、ミッキーのダンス。ミニーも登場。もう思い出しているだけで、涙が止まらない。大好きだった、大好きだったファーストフィナーレ、・・・・オープニングだけじゃなくて、しかもエンディングだけじゃなくて、このソロから再現してくれるなんて、なんて・・・・本当に本当に好きでいてよかった、私の心の中にあの舞台はまだ生きていた、そして今、目の前で続いている、信じられるだろうか、歌詞が口をついて出る、だって、だって何度も何度も何度も聴いたし見たし、変拍子の拍手だって、自然と・・・出来てしまうじゃないか!あぁ、好きでいてよかった、本当に・・・!

そして、こんなにキャラクターが一気に登場したことなんて、ついぞ見たことがない!!というくらいに、クラシックのキャラクターたちがわんさと登場!!舞台の袖から、後ろから・・・!!そしてセカンド・フィナーレへ・・。全員、全員があの、ダンスを・・・。ウォルトの生み出したキャラクターたちが、ウォルトの夢を語り、100年の時を超えて、そしてショーベースという場所の伝説とも言うべき舞台をも取り込んで、オーケストラの力、舞台とゲストをも飲み込み、・・・「夢がかない」、100年前の今日生まれたひとりの男から始まった、夢が点と線になり、国を越えて時間を超えて、いま、ここに・・・・フィナーレの旋律を奏でる・・。あぁ、涙が止まらない・・。

まるで映画のエンドロールのように、「星に願いを」のメロディーが静かに流れる中、巨大スクリーンには、ウォルトの映像が映し出されていたそうだ。・・・というのも、私はそれを見ていないから・・・もう、胸がいっぱいになってしまって、それに気付くほどの余裕も心の油断もなかったから・・。ちぎれるほどの拍手をして、最終公演のときだけは、一度閉まったカーテンがもう一度開き、最後のご挨拶をしてくれた・・。また、閉まる幕。もう二度と開かない。夢の時間はもう終わり。最終公演が終わったときは、心で泣いた。2回目の公演が終わったときは、本当に号泣してしまったけれど。ずっと、ずぅっと心の中だけで再演していたワンマン・・。それが目の前で、ほんのちょっぴりだけでも、蘇えるだなんて思ってもいなかったのだから・・。「幼いころの夢を心によみがえらせる・・・」まさにそれは、私にとってはこのコンサート・オブ・ドリームスそのものだった・・。

「ワン・マンズ・ドリーム」というショーに、思い入れがある人は少なくないだろう。私もそのひとりだ。だけど、初めて見たのは11周年のとき。随分と終わりに近い時期だったなぁと今は思う。でも、それまではアトラクションにばかり乗っていた私に、「ひとりでもショーを見に行く」という楽しみ方を教えてくれたのが、ワンマンだった。こんな素晴らしい舞台があったなんて!!まさに目から鱗が落ちた私は、それからというもの、毎日のようにワンマンを見ていた。あのころ、ちょうど導かれるようにショーベースの目の前の店で働いていた私。一番左のレジに座ると、ちょうど舞台が見えるのだ・・。あの光景は、今でも忘れない。ワンマンをやっている時間は、店内にゲストはほとんどいなかったから、椅子に座って背筋を伸ばしたまま、目は舞台を追っていた。音楽だって、店内に聞こえてきていたのだ。仕事が終わったあとは、ひとりでパークに入って、ワンマンを見て、・・・ゴハンを食べて、エレクトリカルパレードを見て、花火を背に帰るのが、日課だった・・(と、この日記にも昔に書いたと思う)。いつもあるのが当たり前で、永遠にそれは変わらないはずだった。一度、終わるのでは・・というウワサが出たとき、TDLから「終わりません」という回答をもらって安心していたのに、その悪夢は現実となった・・。初めて、大好きなショーとお別れすることになった。悲しくて悲しくて悲しくて、終わらないと言ったのに、やっぱり終わらせたことが悔しくて、信じられなくて、私はTDLが嫌いになった・・。あんなに好きだったのに。ワンマンだけが、好きなまま、ずっとずっと心の中に舞台はあった。新しい舞台を受け入れることを学び、涙を流すことも悪くない、だけど新しいものを好きになるのも悪くないことを学んで、数年が経って、東京を離れ、今に至り、だけど「ショーが好き」な自分の原点として、ワンマンはいつまでもいつまでも、あのころ見た、そのままの思い出として残っていた。カメラもなかったし、当然ビデオなんてない。心の中だけに、残っていた。強烈に。細かい部分は忘れているだろう。きっと相当美化されているんだろう。でも、もう2度と見られないのだから・・一生忘れないんだろう。

それが・・・そのワンマンが。こういう形で、音楽だけでも卒倒するのに、断片的とはいえ「舞台」として一部分だけでも復活(と言ってしまってもいいだろうか)するだなんて・・・。あのころ、時を閉じ込めておく手段は、記憶だけだった。私の成長と共に、薄れてしまう記憶。だけどきっとDNAに刻み込まれただろう記憶。それが7年の時を超えて、この場所で、一気に「いま」の自分の元に返ってきて・・・言葉では言い表せない。ずっとずっと、好きでいてよかった・・。まず、強くそう思った。あのころ、さよならのときに流した涙とは、また違う涙を流すときが来るだなんて、これっぽっちも想像していなかった。夢はかなうんだと。強く強く心に思っていれば、いつか、それは・・形になるときが来るのだと。キャストだったあのころの思い出と、ゲストとしてTDLを好きだったあのころの気持ち、TDLを嫌いになったときの、あのころの気持ち・・・そして閉じ込めたはずの「過去への強い強い憧れ」と「あの時に帰りたい」という気持ちも蘇り・・。7年の歳月のあいだに、私の中に明確に答えが出ていたのを知った。私の中のワン・マンズ・ドリームは永遠に続いているのだと。生きているのだと。忘れられない舞台をいくつも見送り、涙を流して、だけどそれは終わりじゃなくて・・自分が生きていることが、自分の目で見たことが、舞台の命そのものなのだと・・。私が成長する。思い出が増える。舞台からもらった、命がたくさん・・。新しい時の流れの中に、ワンマンがある。あった。その場にいた。幸せ・・これ以上の言葉が見つからない。

ウォルト・ディズニーという人がいたから、私はいまここにいる。こんなことで、涙が出てくる自分がいる。でも、コンサートのあと・・・いつもと同じようにクリスマスのキャッスルショーを見て、いつもと同じようにおしゃべりして、いつもと同じようにゴハンを食べて・・いつもと同じように、新幹線で帰る。まったく変わらない、私のディズニーライフ・・。今日パークにいたゲストだって、きょうが何の日だったのか、知らない人も多いだろう。だけど、幸せそうな顔。楽しそうな顔。それで、いいんだろう。いつまでも変わらないもの。舞台は変わる、時代も変わる。だけど、いつまでも、ここには「変わらないもの」がある限り・・私は好きでいるのだろうし、忘れられないもの、忘れないものが増えていくんだろう。「変わらないもの」に気付かなかった過去の私、後悔ばかりだった「さよなら」のとき。改めて、大好きだったことを思い、そして改めてさよならを言わせてくれたことを感謝して・・大好きだったよ、ワン・マンズ・ドリーム。そしてありがとう。いつまでも忘れない。見果てぬ夢を見たひとりの男が誕生したこの日、一生忘れない。

12月4日(火) 晴れ                            なんてちっぽけな。

なんてちっぽけな自分の力。私は所詮、自力ではなんにもできないのね・・。と卑屈になってみたりするが、あぁもうとにかくパーク関係の「応募」というものに当たらない。カウントダウンが抽選になった年から今の今まで、思えばミッキーの70周年バースデーの地上絵からドナルドの65周年バースデーのアヒルダンサーズ、抽選だったハロウィンパレード仮装参加、ほんっとにことごとく外れている。そして明日のコンサート・オブ・ドリームスもだ。すっかりあきらめていたのだが、な・・なんと、友人たちに幸運が舞い下りてきていた・・。そして、私はそのおこぼれに預かることに・・。2回目と3回目、2回も公演を見ることができると・・。ありがたきは友人の力。私は何にも返すことができないが、いつか、何か、でっかいお返しをすることができるといいのだが・・・。

12月3日(月) 晴れ                            うっ

わー、変なタイトルになってしまった(笑)。早朝にりっぴぃの家を出て、朝日がまぶしい中、新幹線で帰京・・。8時半くらいに地元に着き、ちょっと朝ゴハンをかっこんだあと、そのまま仕事。シーを夜まで堪能するには、次の日の朝に帰るのがいいと学んだものの、やはり1日が長い・・。はやく夜になれ〜〜〜。

12月2日(日) 快晴                         晴れって素晴らしい!海のクリスマス

私は、いままで4回シーに行っている。そして、4回とも・・雨に降られている・・。途中晴れたり曇ったりしていたが、とにかく傘が手放せなかった。やはり初シーが台風前日だったからなのか・・。ランドにおいては晴れ女と自負しているだけに、これは悔しい。だが、5回目にして、今日は本当に晴れそうだ!!それも天気予報によると、「好天気、昨日に増して暖かい日」・・・これって最高なんでは?!なんたって傘が要らないなんてシアワセ!

本日はりっぴぃと、りっぴぃのお兄さん夫婦との4人でのシーだ。クリスマス期間に訪れるのは初めて、お兄さん夫婦に至っては初シーだという。開園時間は8時。モノレールでシーを目指していると、車内から見えるランドの様子が・・。オープン30分前だというのに、行列がさほどでもない。ん?もしかして今日は空いている?シーも、思っていたほど混んでいない。こんなにいい天気なのに!時間どおり、8時にゲートが開き、私たちも8時5分に入園。おっと、ミッキーとミニーが、高台(アクアスフィアよりもモノレールの駅寄りのところが、ちょっと階段になっていて高いところにあるのだ)の上でグリーティングを・・おおお、いきなりすごい行列だ!!とりあえず目の端で「おはよう〜」したあとは、いざ冒険とイマジネーションの海へ・・。

ミラコスタの下を抜け、目の前に広がるは・・晴れた、メディテレーニアンハーバー!あぁこんな日が来るのを待っていた。なんだか回りものんびりまったりと目的地を目指している。私たちものんびりとハーバーを左方向に歩く。毎回恒例というか、「朝っぱらからすでにトランジット・スチーマーラインでディズニーシー一周の旅に出ている」ゲストをまたも見かけて大笑い。「もう乗ってるよ〜!!」いつまでもこんなことが楽しい場所であってほしい(^^)。ここで、私は今晩のディナーの予約のためにカナレットへ。りっぴぃは全員のパスポートを預かり、ファストパス発券のためインディー・ジョーンズへ。お兄さん夫婦は2人でセンター・オブ・ジ・アースのスタンバイへと別れた。

12月からクリスマスメニューが始まり、せっかくならそれを食べてみよう!と今日は3回目のカナレットだ。すでに十数組が予約のために行列を作っていた。私も並ぶ。15分ほど並び、いよいよ予約。18時の希望だったが、もう埋まってしまったため18時10分に予約完了。さて、待ち合わせ場所のストームライダーへ!・・の前に、通り道であるマクダックス・デパートメントストアの中を通過。当たり前だが開園20分後の店内は・・・誰もいなかった・・・(^^;)クリスマス衣装(?)をまとったスクルージ伯父さんを激写!

どうじゃ!
どうじゃ!似合っとるだろ!!とでも
言いたげな顔・・けっこうおしゃれさん

さて、ストームライダーに着いてみると、インディーのファストパスをゲットしてきたりっぴぃが先に来ていた。お兄さん夫婦は、まだセンターから帰ってこない。道がわからないのかな??などと言っているうちに、ようやく到着。なんと朝一番から、いきなりシステム調整で少し待ち時間が発生したらしい。でもちゃんと乗車してこれたようで、興奮気味。ふふふ・・(^^)。ストームライダーは15分待ちくらいで入れた。朝っぱらからデイビスの声・・・素敵だ・・。

9時15分。ファストパスでインディー・ジョーンズ乗車!朝っぱらから「不届き者〜!」とクリスタルスカルに怒られる。私たち4人が最前列だったのだが、運転席はお兄さん。「これ、オートマ?」「アクセルどこ?」などと言って後ろのゲストを笑わせる・・(笑)。途中で写真を撮られることを言っていなかったため、出来上がった画面を見ると、私とりっぴぃはカメラ目線、だがお兄さん夫婦は「こういう写真が撮れますよ」という見本のようなほどよい驚き顔と角度であった・・見事だ。「エクスペディション・イート」にて、ソーセージを食す。これまた、ほんとに丸い穴の空いた細長いパンの中にソーセージが入っているだけなのだが、美味しいんだこれが!ランドのリフレッシュメントコーナーにある単純なホットドッグが美味しいのと同様。しかし向こうのとはソーセージの種類が違っていて、こちらは灰色っぽい色をしたソーセージ。ジューシーで即、お気に入りに追加(笑)。これは朝ごはんだ。

ポートディスカバリーを経由、途中でディスカバリーギフトに寄って、お兄さん夫婦は科学者グーフィーのぬいぐるみをゲット、私はやっと探していたポストカードを発見、即ゲット!それは科学者グーフィーとチップ&デールのものなのだが、2種類デザインがあると聞いていたのに、今まで1種類しか見かけていなかったのだ。ようやくもう1種類もゲット。よかったよかった。この科学者グーフィー、かなりお気に入り。シーのグーフィーはどれも素敵だけど、ゴンドリエもエントランスのグーフィーもどれも格好良すぎて・・やはりちょっぴり「マヌケ」が入っているこの科学者が良い!いや、エスコートされるならエントランスグーフィーだけど・・ちょっと浮気気味か(笑)

10時20分。シーサイドスナックにて、餃子ドック初体験〜〜!すでにアトラクションですか?というくらい行列ができることで有名になってしまったが、めでたく第2店舗ができた。もともとエピを売っていた、このお店だ。ミステリアスアイランドにあるお店が本店として、こちらは2号店とでも言うべきか。まだあまり知られていないのか、待ち時間は15分。2号店ばんざい!私が並んでいるあいだに、お兄さん夫婦は車に荷物を置きに行った。天気もいいし、みんなもともと人通りの少ないこのまったり地域で、適当にベンチに座りながら餃子ドックをほおばっている。あぁ、いい雰囲気だぁ・・。BGMはポートディスカバリーゆえに、アトランティス・・。そしてリフレクションズ・オブ・アース・・。耳も潤い、光合成もいっぱいして、目の前には初体験の餃子ドック。ケープコッドの空いているテーブルと椅子にて、餃子ドックタイム。けっこう大きい?と思ったが、難なくたいらげてしまった。うむ、美味しい!あまり並ばないで買えるなら良いなぁ〜。また食べよう!

11時半。お兄さん夫婦は、アメリカンウォーターフロントからトランジット・スチーマーラインに乗ってディズニーシー一周の旅に出発。その間、私とりっぴぃはセンター・オブ・ジ・アースのファストパスゲットのあと、エントランスへ。なななな、なんとミッキーたちが!!しかも、空いている!!ドナルドやグーフィーたちは、ちょうど帰るところだったのだが、しばらく経つとミッキー・ミニーだけがまた出てきてくれた。2人で手をつないでスキップしながら歩き、ちょっと行ったところで、くるりと回って・・キス。うぉぉぉ、なんてことーーー!!なんて興奮しているうちにゲストがわっと寄って来て、ミッキーとミニーはバラバラになってしまったが・・スキップを見れただけでも嬉しい〜〜。

デート中!
「ミニー、今日はとってもいい天気だね!」「そうね、ミッキー!」
なぁんて〜〜〜あぁ、できるならこのままデートさせてあげたい〜
もちろん後ろからこっそりついて行くけど!

それにしても、バックに帰っていくキャラクターたちの仕草がまた可笑しくて笑えた。グーフィーは思いっきりドアに手を挟んでバタバタしているし(手だけが動いている・・)ドナルドはくるくる回りながら帰還。そしてなぜか手を挟んで行く・・。ミニーはもちろんミッキーがエスコート。しかし扉を開けてお出迎えしていたのはチップだった!

さて、メディテレーニアンハーバーで「写真屋」さんのお姉さんをゲット。いまシーには2人駐在しているようだが、カメラを抱え、探検家のような格好をして立っているお姉さん(お兄さん)、彼らは何かというと、いまTDLのほうでも実施されているが、そのカメラでゲストの写真を撮ってくれ、気に入れば購入できるというもの。購入すると、専用台紙に入れてくれる。その台紙には、あらかじめミッキー&ミニーの写真もついている・・。見てから購入するかどうか決めるため、何枚でも何パターンでも撮ってくれる。しかもシー内の、好きなところで撮ってくれるそうで、そこまで同行してくれるのだそうだ!やはり火山をバックに、というところだが、せっかくクリスマスなのだから、SSコロンビア号のところにあるツリー前で撮っては?とすすめられ、そこまでお姉さんと一緒に向かった。スチーマーラインから帰ってきたお兄さん夫婦も一緒に、数枚2パターン撮ってもらった。まさにプライベートカメラマン!出来上がりが楽しみだ。出来上がった写真は、フォトグラフィカで見る&購入することができる。それにしても、お姉さんが薦めてくれたポイントはさすが!のアングルだった。思わず自分のカメラでも激写。

まるで合成
わーー、合成したみたいだが合成じゃないのだーー
ツリーと火山なんてシーならでは!
セイリングデイ・ブッフェ前から見るとこうなります

12時。マーメイドラグーンへ。ラグーン内はほどほどに混んでいた。目的は、マーメイドラグーンシアター!スタンバイで35分待ちだ。実は、私はプレビューのときに舞台真っ正面の最前列で見て以来、見ていないのだ。いきなり一番いい席で見てしまったから、どうかな・・と思っていたのだが、なんとかちょっと正面から横にずれた椅子の最前列が取れ、また新たな視点を楽しんだ!前はアリエルと同じ視点を楽しんだが、今回はそのアリエルの表情までもがよく見えて、良かった(^^)。それにしても・・・このエリックと会う前のアリエルは、こんなに聞き分けのいい子だったのに、まったくエリックったらそのアリエルを変えてしまうくらいに惚れさせてしまうなんて〜と、なぜかエリックに嫉妬してみたりして(笑)

12時50分。アラビアンコーストへ。いきなりジャファー発見!!おおお、ここでキャラクターに会うのは初めてだ!しかも、肩にイアーゴが乗っている〜〜〜〜。海外の写真でしか見たことがなかったから、「イアーゴ付き」に会えて嬉しい!りっぴぃがジャファーのヒゲにさわったら、案の定ジャファーに怒られていた(笑)。

おどき 悪事の相談
いやーーもう、素敵です。
この後ろ姿!!
長身に黒マントずるずる・・惚れる
このナマイキそうなイアーゴの顔!!
「やいジャファー、アラジンはどこだ?!」
「自分で探してこい」

マジックランプシアターに並ぶ。25分待ちだ。シーソルトアイスを食べながら待っていると、ジャファーが帰還していった。しばらくすると、アラジンとジャスミンが帰還・・。あぁーーー、側で見たかったーー!もうちょっと早くアラジンが来てくれれば、ジャファーとの一騎打ち、ないし追いかけっこ(?)が見られたかもしれないのに!残念。

14時。フォートレス・エクスプロレーションへ。目的は・・ここのガリオン船付近の埠頭から、ウォーターカーニバルを見ようという魂胆だ。ちょうどここからだと「舞台裏手」のような感じだが、キャラクターを乗せた船はぐるりとハーバーを一周してくれるから問題ない。ただ地上のダンサーさんたちは米粒のようになってしまうが・・。キャラだけ見たい人には、悪い場所ではない。しかも、ここの埠頭にある「荷物」の上からは、あらなんてこと。前の人の頭も気にならず、いい眺めなのだ!望遠もあるし、これは期待できるかも?!

14時半。「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」!こんなに最高の天気の中、またこんなに見晴らしのいいところで見たのは初めてだ!導いてくれたりっぴぃ嬢に感謝〜!

いい天気だーー やぁ!こんにちは!
嘘みたいな晴天・・・やっぱりこうでなくちゃ! 「やぁ、そんなところから見ているのかい?!僕はよく見える?」
見えますとも〜〜〜!!!
頭のプロペラが〜 姫もご機嫌うるわしゅう ばんざーーい
マッチョ揃いのこの船、
グーフィーが舵なんて大丈夫?!
ダニエラ姫、ことミニー!
ピンクな船が似合う〜
サー・ミッキー!
あぁ近くで見てみたいそのお姿
青雲〜 花火も!
ミッキーの船の周りを、青い凧が・・ クライマックスはやはり!

あぁ、こんなにまともに写真が撮れたのは初めてだ。なんといっても晴天!これに限る〜〜(まだ言っている)。ミッキーもマントをばっさばさと元気がよく、裏手であるこちらにもたくさん手を振ってくれて嬉しかった!ミッキーのマント姿が大好きな私だが、この衣装のマントはかなりツボだ。ミッキーは乗船しっぱなしで、地上に降りてこないのが残念だが・・ずっと海上にいてくれるおかげで、こんなところからでも彼がよく見えるというもの。遠いけれど・・。

15時15分。ウォーターカーニバルが終わってすぐ、目指すは「アンコール!」。開演数分前だったが、なんとか2階席に入ることができた。これもまたプレビューに見て以来だ。実は、プレビューのときから少しだけ変更が加えられている部分があった。ちょっぴり残念かな・・。でもやはり、「ここはどこ?!」というくらいに現実を忘れさせてくれるパワーに圧倒された・・。

16時。ゴンドラに乗りたい!・・と思ったが、なんと日没になるため、締め切ったところだった!惜しい・・。5回も来て、まだ一度も乗っていないなんて(^^;)。そこでメディテレーニアンハーバー界隈で買い物。夕焼けが美しい。あぁそうだ、私はシーの夕焼けというものをシー内で見たのは初めて(ミラコスタからは見たが、お部屋からの視点のみだったから・・)だったんだ・・。というより、傘を持っていないイコールどこでも絵になるイコールカメラのファインダーを覗くのが楽しい。やっと体験できた。嬉しい・・。

アクアスフィア 地中海の夕暮れ
クロス使用。
水が吹き上がるのを待つ、待つ(笑)
プロメテウスの向こうに日が沈む
太陽よ、ありがとう〜〜!

フォトグラフィカで、先ほどお姉さんに撮ってもらった写真を確認。3パターン撮ってもらったうち、2パターンを買うことにした。写真にはグランドオープンのロゴマークも入っている。いい記念だ。一枚1000円也。

17時。ファストパスを使って、センター・オブ・ジ・アースに乗車!もちろん両手を上げたまま加速、腰を浮かしてドロップ!一瞬見える夜景の美しいこと、美しいこと!本当に夜のセンターは良い。はぁ爽快!ちなみにスタンバイは50分待ちになっていた。

17時15分。ミスティックリズムに行ってみるも、17時半からの回はすでに立ち見も満員だった!まだディナーまで時間がある、というわけで20分待ちだったアクアトピアへ。夜のアクアトピアは、また昼間と違った雰囲気でとってもオススメだ。お兄さん夫婦の乗ったヴィークルと、私たちの乗ったヴィークルは全然違うコースをたどり、ときどき交錯するのが異常なくらいに可笑しくて楽しくて(笑)、またなぜか私たちのヴィークルはやたらと回転しており(笑)、お兄さん夫婦のヴィークルが滝に行ったのを見て「いいな、滝行きたい!」と言っているのに、くるくると4回転しちゃうし、もう〜!これは大人数で行って、数台のヴィークルに別れて乗ると楽しさは倍増だろうと確信した。こんなに楽しいとは思っていなかった!

17時45分。10分待ちのエレクトリックレールウェイに乗り、アメリカンウォーターフロントへ。途中、SSコロンビア号のところのライトアップされたツリーも見えて綺麗だった!そして予約していたカナレットへ・・。なんと、何も言わずともテラス席にご案内。今日は暖かいからテラスでも大丈夫、さらに天井から巨大ヒーターが吊る下がっており、今日は顔が火照ってしまうくらいだ。風さえなければ、テラスでも寒くない。オーダーしたのはもちろん、クリスマスメニューのコース。まずはオードブルの盛り合わせ。

オードブル メイン デザート
盛り合わせです えっ、いわしですか!? 不思議なお味のケーキ

多分ターキーだと思うのだが、手前にあるお肉・・とっても美味しかった!このオードブルはかなり気に入った。そしてメインは、トマトソースのパスタ。なんと上に乗っているのは「いわし」だ。鰯・・・なにゆえ?!でもこの店のレギュラーメニューのトマトソースのパスタとはまた違ったトマトソースで美味しかった。松の実・・だと思うのだが、木の実のようなものが食感良い。そして飲物付きで、デザートはジンジャー風味のチョコケーキ。添えてあるのはイチゴと、ミルク・・だと思うのだがバニラアイス。ジンジャー風味というのが想像できなかったのだが、食べてみると「あぁ、確かにジンジャー風味」・・と言えるような、ただ甘いだけのチョコではなくて良かった。「Merry Christmas」と書かれたプレートも乗っている。しかし、何よりも「オイシイ!!」と思えたのは、この付け合わせのアイスだったりする(笑)。ミルクの味がたっぷりで、これって単品では無いのだろうか?これで2300円。なかなかだ。ところで、隣のテーブルの家族連れの子供が誕生日だったらしく、アイスにロウソクが立てられたデザートが運ばれてきて(それがもともと頼んであるものなのか、サービスなのかはわからないが)、どこからともなく店内のキャストさんが大集合。家族は「何だ、何だ?!」といったふうに驚いていて、わかっていない様子。そう、お誕生日のお祝いだ!キャストさんの掛け声で、イタリア語での「ハッピーバースデー」を合唱。私たちもついでに拍手して、わーっと盛り上がったあとは、またキャストさんがさささと、はけて行く。なんとも微笑ましかった。主役である子供はキョトンとしていたが(笑)。

19時40分。アメリカンウォーターフロントのクリスマスツリーを堪能。昼間見たときと違って、やはり夜は一層美しい。コロンビア号のデッキから見てみたり、あちらから、こちらから〜と撮り回る。何せ最初で最後のシーのクリスマスなのだから!満足したあとは、ケープコッド・クックオフへ。ドナルドのボートビルダーを見つつまったり。

クリスマスの光
豪華客船の前にツリー
屋外の巨大ツリーというのは新鮮


20時半。リドアイルの後方、ベッキオ橋から少し階段を降りたところの欄干で、ブォナセーラ・セレナーデを鑑賞!今までもランドの「ファンタジー・イン・ザ・スカイ」の花火に合わせて、シーでも音楽を流していたのだが、それが正式に名前のついたナイト・エンターテイメントになったというわけだ。なんとラストはクリスマスバージョン!まさかこちらでもクリスマスになっているとは思わなかった・・。意外だっただけに感激。

21時。ディズニーシー・シンフォニーだ!そのままの位置で見たが、なかなか全体図がよく見渡せてよかった。だが、最後・・・ミッキーの「バイバイ」が聞こえなかった・・。

さて、これからが勝負!とばかり、帰ろうとエントランスに向かうゲストの波に逆行し、向かったのは海底2万マイル。5分待ちだ。えぇそうでしょう、そうでしょうとも!そしてセンター・オブ・ジ・アース・・と思ったら、なんとシステム調整のために止まっているとな!あぁ、ラストは夜景ドロップでシメたかったのに・・。ならば!と向かうはマーメイドラグーン。夜のラグーンは、シアターも終わってしまっているのもあり、子供がいないのもあってガラガラだ。まずスカットルのスクーター。なんと貸し切り!私たちのために動かすのね〜。これはただただくるくる回るだけではなく・・お見合いになる(笑)のだが、ばっちりお兄さん夫婦とお見合いし、爆笑。これは知らない人とお見合いになるのもいいが、やはり知り合いと見合ったほうが楽しい!笑いが止まらなくなり、少々壊れかけたところに、最大の「人格崩壊」アトラクションに乗ることに・・。それはワールプール!これは一見ただのコーヒーカップのようだが・・実はとても奥が深い。カップ中央にあるバーは、ただつかまるためのもので、回転に影響するものではないのだ。ではどうやって速く回したりするかというと・・このアトラクション、遠心力で回っているのである。だから、遠心力を最大に効かせるために、一緒に乗っている人となるべく密着し、さらにカップの外に向かって体重をかけるようにすれば・・そう、それは未体験の未知の世界。すさまじい絶叫マシンへと変貌することだろう・・・。で、りっぴぃ嬢と乗り込んだ我々のカップ。そしてお兄さん夫婦の乗り込んだカップ。ほかに乗客はいない、また貸し切りだ!そして・・・密着、ライドオン!・・あー、速くなった・・なんて悠長に楽しんでいたのも束の間、「ぎょえーーーーー!!!!」とでもアテレコしましょうか、そのうちそれはそれはすさまじい回転へと成長し・・・あぁ、あのトリップ感。見上げた天井のゆらゆら揺れるコンブのようなワカメのような、その模様が確実に脳を破壊し(笑)、まさに・・ぶっ飛んだ。キャストさん数人に見守られ、ほかにゲストもなく、阿鼻叫喚の2つのカップは・・さぞかし異様な光景だったことだろう。キャストさんも笑っていた。我々はそれどころではなかった。ライドが止まっても、まだ回転が止まらないほどに満喫した。ふぅ、今日はこのくらいにしておいてやろう。降りてからも「あはははははは」と笑いが止まらない。壊れた・・。これはまずい。病みつきになりそうだ。初対面の人とは、絶対に乗れない・・(笑)

それでも我々は行く。お次はフランダーのフライングフィッシュコースターだ。見た目からいって、トゥーンタウンにあるガジェットのコースターを思い浮かべる。なんといきなり最前列。それはそうだ、待っているゲストがいないんだから!この小さなコースターの最前列というのは、なんとも心もとなく、本当に何もないただの箱に乗せられて坂道を蹴飛ばされているようで、夜だったからか意外にスピードも速く感じられ、ワールプールで壊れた人格がさらに壊れる結果となった!爆笑しながら帰還。面白い。面白すぎる!!多分、昼間に並んで乗ったのでは同じ感想は漏らすまい。待ち時間ナシで貸し切りで夜だからこそ、こんなに面白い!ますますぶっ壊れてきた私たちは、もう一回乗ろう!とまた乗り場に向かう。なんと、同じようにいま降りてきたばかりなのに、何かに取り付かれたようにまた同じく乗り場に直行するゲストを発見!そのわき目も降らず、一目散に目指す様子は、「アナタも壊れちゃったのね・・」と兄弟意識のように感じさせる。なんて不思議なところなんだマーメイドラグーン。我々の楽しみ方が間違っているのだろうか。いや、このほどよく疲れたところへの貸し切り状態と興奮が絶妙なハーモニーを醸し出し、普段はなんともない刺激が数倍にも人間を崩壊させているのだろう、多分(ほんとかい)。2度目のコースターも爆笑のうちに終了し、「変な4人組」という印象を残しつつ、ラグーンを去る私たちだった・・。

22時近い。閉園だ。だが、ここならまだ最終搭乗に間に合うかも・・それはストームライダー!案の定、最終搭乗に間に合い、最後は台風の目に突っ込むことで、今日1日を終えることとなった・・。あぁ、本当に楽しかった!ずっと晴天だったし、暖かかったし、最後はぶっ壊れるし・・。本当に楽しかった〜〜・・・!!

12月1日(土) 晴れ                           まずはお買い物〜

職場でそわそわ・・。なぜなら、今日と明日はチャコットというダンス・バレエ用品などで有名なお店の特売があるからだ。先日メンバーにだけお知らせする地元のイベント会場を借りてのプライスオフセールの案内が届き、明日はパークだから今日行ってみたいなぁ・・と思っていたのだ。別にダンスをやっているわけでも、フラメンコをやってるわけでもないが(笑)・・・レオタード系のコスプレをしていたころ(笑)非常にお世話になっていたところだ。オーダー(特注)したレオタードは数着・・。あぁ若かった。ちなみにパークの衣装も、一部チャコット製なのは確認済み(^^)。で・・・来年の夢のため、もしいいのがあったら買ってくるつもりで、仕事の合間に覗きに行ったのだが・・・うーーーん、私が望んでいるものがちょっと特殊だったため、やはりセール品としては出ていなかった。なぜか一緒に行った母が「パジャマにするー」とスパッツを買っていたが。

明日はディズニーシーにてクリスマスを満喫!なのでまた仕事の終わった夜に上京。いつもは東京駅からりっぴぃ嬢の家に直行するのだが、今日はちょっと寄り道してボン・ヴォヤージュに向かった。大阪の友達から、ランドのクリスマスのストラップを買って来てと頼まれていたのと、この前お正月グッズを買ったときに、私としたことがテレカを買い忘れてしまったからだ。早目に買っておかないと、また忘れるから・・(^^ゞ。あと知り合いに会えたらいいなーとゆるい約束をしていたのだが、それは達成されず。まぁ、また会えるだろう。さて、明日は早い。ストラップとテレカだけのはずだったのに、なぜかいろいろ(やっとシーの提督ミッキーのキーチェーンを発見・・しかしミニーは品切れ。シーのグッズで、とても綺麗なイラストがあり、お菓子缶にしようかクリアファイルにしようかとそのイラストを手に入れたい一心で、結局一番大きく綺麗に印刷されているランチョンマット・・使い道もないのに!・・を購入・・いや、飾ってイラストを楽しもう・・火山の前に、ミッキー・ミニー・ドナルド・グーフィーが並んでいる、落ち着いた色合いがとても素敵なイラスト)買い込んでしまい、うふふ・・と就寝。