 家庭の窓
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コロナ禍が通り過ぎて，社会活動が元に戻ってきました。年度初めの総会にお招きを受ける機会が重なりながら迫っています。ただ列席すればいいのであれば楽ですが，中には祝辞を依頼されるものもあります。依頼する方も取り立てて期待などしていないでしょうが，それらしい内容を伝えることをしないと，貴重な時間を無駄にすることになります。よそのお宅を訪れる時には，ちょっとした手土産が必要でしょう。
老人クラブ改めシニアクラブの総会が直近に迫ってきました。これまでに他の行事でもお招きを受けるので，同じ内容の話を繰り返すことは避けるようにしています。その場に相応しいものでありたいとも思っています。となると，ネタ探しに苦労するようになります。
先ずは祝意を表明し，関係性への感謝と願いを述べ，最後は健勝を願って締めくくればいいのですが，その途中に何かを挟み込まなければなりません。
社会福祉協議会の目的は安心な地域を皆さんと共に作っていくことです。安心とは誰かが作ってくれるものではありません。私たちと皆さん方です。シニアクラブというつながりを持つことによって，皆さんがお互いを気にかけていただくことができます。地域という言葉を「ちかくのいのちをきにかけて」と言い表してみると，クラブ自体が皆さんの身近な地域になります。社協とシニアクラブが地域つながりのご縁を大事にしていけば，共に安心できる暮らしを目指していくことができると願っています。本日の総会を機に、皆さんの活躍が輝くものになりますよう祈念して，お祝いと致します。
一週間も過ぎないうちに，シニアクラブの新旧理事歓送迎会が開催され，お招きを受けています。来賓としての挨拶の機会が待っていることでしょう。
退任された理事さん方には任期中は何かとお世話になり，お礼を申し上げます。また，就任された新理事さん方には，今後地域活動の中でご支援をいただくことになると思いますので，よろしくお願いいたします。理事さんといえば，各地区での高齢者の方々とつながりを持つ立場です，そのつながりを是非もう片方にも継いでいただくようにお願いいたします。それは各地区には民生委員さんや福祉委員さんがおられますので，会員の方に福祉に関わることがありましたら是非つないでいただきたいと思います。組織は関係する外の組織に開いていてこそ，会員の皆様に安心を届ける生きた活動をすることができます。理事さん方にはそのことをぜひ理事の役目として心に停めて置いていただくようお願いいたします。
来月になると，シニアクラブでグランドゴルフ大会が開催される予定があり，来賓招待を受けています。例年通りなら，３人目の出番です。
絶好の運動日和に恵まれ，選手の皆さんはワクワクされていることでしょう。福祉の願いにも掲げられている健康は，シニアクラブでは健康長寿という形で目標にされています。ところで，健康の目安である体温はどのように暖まっているのでしょうか。身体のどこかに熱源があるのでしょうか。動けば身体がほてってきます。心臓や内臓が四六時中休みなく動いているから温かくなっています。寒いときは震えて熱を発生しようとして，暑いときは汗をかいて冷やそうとします。生きていることとは動いていることです。惚けないように脳活が流行っているようですが，それだけではなく，身体を動かす体活も大事になります。今日のグランドゴルフ大会が皆様の良い体活になりますようお祈りしております。がんばってください。
このところのシニアクラブの付き合いは以上です。他の組織との関わりもありますが，そのときはまた考えることにしましょう。
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