家庭の窓
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地球は温暖化しているために,自然環境にその影響が現れています。天候の変化が激しく振れるそうで,例えば,降水量では降らない時期と降る時期が長周期,雨がずっと降らない,降るときは豪雨,といった激変するのです。
いま北陸地方で雨がなくダムも干上がり,田んぼがひび割れ状態です。今日からの線状降水帯登場が程良く収まり潤ってくれることを願います。トマトも乾燥して,ひび割れが起こり農作物として売り物にならない状況と,報道されています。
突然話が変わりますが,水分がなくなるとひび割れすることに着目してみたくなりました。乾燥するとカサカサ状態になり,ひび割れが起こることは自然に受け入れています。それでは,乾燥していないときのひび割れしていない状態とは,どういう風になっているのでしょう。つまり,水分はどのような役割を担っているのでしょうか?
土は,乾燥しているときはパサパサ,サラサラしていて塊にはなりません。適度に水分を含むと,結びついて固まり状態になります。さらに水分が加わるとドロドロになり,流動状況になります。すなわち,適度な潤いのある状況が有機物の結合には必要なようです。無機物である鉱物では結合に水分は不要です。
妄想を進めると,人は有機物であり,身体という形を維持するためには水分が不可欠です。もちろん,血管や消化管を通して必要な物資を流動する水分機能も働いています。したがって,脱水すると生きられなくなります。生きるという形で存在をしている動物や植物にとっては,水分は身体の一部なのです。
このような世界の理解をしているために,社会の潤いという発想をするようになります。水分のイメージを潤いと表現するのです。人の結びつきが適度に維持されること,その状況を潤いと類推しています。
この潤いという言葉について,検索してみました。
〜日本語において「潤い」は主に水分や湿り気を指し,人や物に豊かさや満足感を与える状態を指すことが多いです。この言葉は特に美容の文脈では,肌のしっとり感や柔らかさを表現する際に使われることが一般的で,肌が潤っていることは健康や若々しさの象徴と言えるでしょう。また,潤いは「心の潤い」という表現でも用いられ,心の豊かさや精神的な安定を意味することもあります。日常生活の中で「潤い」を感じることは,心や体に良い影響を与えるとされています。特に,乾燥した環境やストレスの多い生活では,その重要性が一層際立ちます。〜
この地球は水の惑星と呼ばれています。水があるから,この地球が今の姿であるのです。水という物質が果たしている作用,生きるということに関わっている潤いを大切に扱っていきたいと気付くことができたようです。
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