□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
[2016/05/09]
【子 育 て 羅 針 盤】
(第814号)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
★子育ち12教訓★
【第6教訓:自然と調和する】
《V63:WHEN-02》
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
《子育ちは 自然と直に 触れあって》
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
《まえがき(毎号掲載)》
この子育て羅針盤では,子どもの育ちを6つの視点と2つの領域から理解することを目指しています。6つの視点とは,誰が育つのか,どこで育つのか,いつ育つのか,何が育つのか,なぜ育つのか,どのように育つのかという問に沿うものです。また,2つの領域とは,自分自身の育ち(私の育ち)と他者と関わる自分の育ち(私たちの育ち)という育ちの領域を想定しています。6つの視点にそれぞれ2つの領域を重ねると,12の論点が生じます。これが羅針盤の針路構成となります。
この第63版では,遠い国のある祖父が孫たちに語りかけたアドバイスから,教訓として12のメッセージを,子育て羅針盤風にお伝えするつもりです。
《自然と調和する?》
人は生き物として,日々を繰り返して生きています。朝起きて活動して夜に寝るという繰り返しです。それは地球の回転による一日の繰り返しに寄り添っています。心臓も肺も一定のリズムを刻んでいます。視点を変えると,人は時間の経過に完全に従っています。夜眠れないとか,朝起きられない,という時間の流れに乗れなくなると,それは生きていく障害になります。都会の生活は,起きていることを強いてくるので,命のリズムを壊す傾向があります。早寝早起き朝ご飯,それが命のリズムです。
情報社会と呼ばれるものは,人が創り出した社会です。時空間を隙間なく埋め尽くそうとします。スマホやケータイを休止するという発想がありません。スマホは器械ですから休む必要はありません。人は器械ではないということを気付かせてくれるのが,自然との触れ合いです。自然は生きていますが,器械は生きてはいません。人は自然の仲間なのです。自然は日々変動しますが,器械は常に変わりません。木々や草花が生長するように,人も成長し続けます。子どもは自然そのものです。生きているから育つのです。
自然と調和するためには,自然の調べを和むようにすればいいのです。仮想世界との和みはほどほどにして,身の周りにある自然と直に触れあっていれば,魂が潤ってくるはずです。自然の何が楽しいのかという感覚が湧いてくるなら,自然に対するなじみがなかったせいでしょうが,早めに目を転じて風を感じることです。人工環境で育っている今の子どもたちは体温調節機能が衰えて,暑さ寒さに対応できなくなっているということです。生きる力,魂の活力は自然との触れ合いの豊かさに比例して身につきます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
☆次号予告☆
【子育ち第7教訓:人に優しく!】
どうぞお楽しみに!
子ども110番の家というパネルを,玄関前に掲出しています。これまで,子どもが飛び込んできたことはありませんが,何よりです。PTA等が依頼してくるのですが,それぞれの近くの子どもたちとの顔合わせがされていないので,子どもたちも飛び込みにくいかもしれません。登下校時に家の前に立って,声かけなどをして触れあえばいいのでしょう。知らない人ではなく,顔だけでも知っている顔見知りの人になることが大事です。皆さんの地区ではどのような取り組みがされているでしょうか?
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
★落書き★
5月の第2日曜日は母の日です。アメリカの少女が亡くなった母親の命日にパーティを開き,母を偲びました。そのときに霊前に白いカーネーションの花を供えたのが始まりです。カーネーションの花が選ばれたのは,花言葉が「母の愛」だったからです。聖母マリアがゴルゴタの丘に向かうイエスを見て流した涙がカーネーションの花になったという伝説があるそうです。アメリカでは花を子どもが胸に付けますが,日本では母にプレゼントします。花屋さんの営業戦略で,プレゼントの方が花束で売れるからです。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●タイトル:『子育て羅針盤』 [Kosodaterasinban]
●発行期日:毎週月曜日正午(2000年09月25日より)
●発行責任:モリのクマさん(HP「徒然窓」〜プロフィール参照)
「徒然窓」= http://www5a.biglobe.ne.jp/~mbear
「連絡先」= mori-bear※mvd.biglobe.ne.jp (※を@に変更)
●掲載記事の著作権は筆者に有り,筆者の許可なく複製・再配信等を行う
ことはできません。事前に上記アドレスまでメールのご一報を下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●配信の協力を頂いている発行支援システム
◆インターネットの本屋さん『まぐまぐ』= http://www.mag2.com/
登録・解除= http://www.mag2.com/m/0000046251.html
◆メルマ***『melma!』= http://www.melma.com/
登録・解除= http://www.melma.com/backnumber_19737/
※解除される方は,登録された配信先の解除手続きをして下さい。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
|