*** 子育ち12章 ***
 

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「第 49-14 章」


『子育ちは 輝く笑顔 絶え間なく』


■子育ち12笑顔■

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『子育ち第14笑顔』

【輝く笑顔】

 人が輝いているときとは,どういうときでしょうか? 人生というスパンでは,青春時代でしょうか,それとも熟年時代でしょうか? 過ぎた時代に輝いていたと思ってしまうと,残りは懐かしむだけになってしまいそうです。輝く時は,どの年代であるかは,人それぞれでしょう。ただそれをいつだと自覚できるのは,人生を振り返るときでしかないでしょう。若いときは,先の人生が未知であり,今以上に輝く時があるかもしれないし,ないかもしれません。ただ,人生一度はそれなりに輝くときがあると信じていれば,頑張ることができそうです。

 輝くためには,輝きを生み出す源が必要です。とてつもない業績を上げると,輝くのでしょうか。脚光を浴びるから明るく見えていますが,輝きが発せられているのではないようです。お日様ではなく,お月様の輝きです。人に注目されたいという子どもの願いを聞くことがあります。注目してほしいという他人任せではなく,注目させてやるという自分任せでなければなりません。輝かして貰うのではなく,自分で輝こうとしなければ,努力の術がありません。頑張るのは自分にしかできないのです。

 輝きは頑張っているときに発せられます。一心不乱に打ち込んでいる姿は,輝いています。仕事に真剣に打ち込んでいるお父さん,お母さんの姿は輝いていると見て取る目を,子どもに持たせる必要があります。どうすれば輝くことができるのか,教えなければ分かりません。お父さん頑張っているね,すごいね。お母さん頑張っているね,きれいだね。そういう気付きへの導きをしてやりましょう。何が輝くことなのかを見極める力があれば,自分を輝かせることができるはずです。

 子どもという存在は,輝いているものです。もしも輝いていないとすれば,命が不完全燃焼をしているかもしれません。親の愛情という酸素が不足していないか,周りが冷や水を掛けてはいないか,気配りをしてやることが大事です。子どもの笑顔が沈んだものになっていると,育つという営みを全うすることができません。子どもの笑顔が輝いていてこそ,精一杯に育っていることになります。子どもの笑顔をしっかりと見守っていてください。



 子育て羅針盤第49版が完了しました。どの版もお伝えしたいポイントは同じですので,同じことを49回繰り返してお届けしたことになります。3か月毎に版を重ねていきますが,3か月毎に子育てをチェックすることによって,子育ちのメインテナンスをしていただけたらという願いからです。子育て羅針盤と銘打っていますが,子育ては人の生き方を基盤とするものであるなら,この羅針盤は大人の暮らしの羅針盤にもなり得ます。子育ちは人育ちでもあるのです。

 次号から始まる第50版では,行動・心理面の特徴を表す概念として考案された情動知能という概念,知能指数に対比してEQという略語で呼ばれているものに準えて,話を進めていく予定です。新しい気持ちでお付き合いいただけたら幸いです。

★落書き★

 今日は年越しそばを食べる日です。なぜそばなのか,検索すると,いろんな説明があることが分かります。1つのサイト(●手打ちそば喜心庵)を参照しておきます。

○鎌倉時代に博多の承天寺で年を越せない貧しい人に,そば餅を振る舞ったところ翌年から運が向いてきたことから年越しそばがはじまった。
●室町時代に増淵民部という長者が,大晦日に無事息災を祝って「世の中にめでたいものは蕎麦の種花咲みのりみかどおさまる」と歌いそばがきを食べたのが年越しそばの始まり。
○そばが細長いので,長く細く生きられるように願って年越しに蕎麦を食べた。
●そばは,切れやすいので一年のいやなことは切り捨てたいと願って年越しに蕎麦を食べた。
○金細工師が散らかった金粉を集めるのに,そば粉を使ったので,そばは金を集める縁起物だとい言って年越しに蕎麦を食べた。
●そばは健康に良いという説が流行ったから年越しに蕎麦を食べた。
○ソバという植物は,風で倒れてもすぐ起き上がるので,そのたくましさにあやかったから年越しに蕎麦を食べるようになった。
(→ http://www.h5.dion.ne.jp/~kisin-an/tisin/tosikosi.html )

☆★☆★☆貴方様には輝く新年をお迎えになるようお祈り致します★☆★☆★


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