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《２．５》 どこで育っているのですか？
子どもはお土産を喜びますが，数日すると放り出されています。物を大事にしなさいと親は叱るでしょう。旅先で子どもを思いだしているからお土産を買います。子どもは自分のことを忘れていなかった証拠としてお土産を受け取ります。親の思いを受け取ればそれだけで十分なのです。
子どもを自立させるためには，自立と依存のペア関係をセットすることが必要です。相互に依存できるとき互いに自立することになります。例えば母親が忙しいときには，お使いなどを子どもに依存すればいいのです。子どもにもっと頼ることです。頼られるとそれに応えようとして自然に自立していきます。信頼関係を結ぶことが自立への道です。
悪阻のひどい母親を見かね，祖母が幼い女の子を預かろうと申し出ました。ある日トイレでしゃがみ込んでいると，背中をさすってくれる小さな手の温もりを感じ，母親は「この子と一緒に産みたい」と決心しました。幼児でも大人に力を授けることができます。
答 「安心できる居場所で，信頼関係を通して育っています」
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