【グループ等の指導者が留意しておくこと】
社会教育の各種団体,ボランティアのグループなどの活動が広がってきました。組織活動ではそれなりの運営が必要になります。おそらく大部分の組織で運営にたずさわるようになった方々は,十分な準備をして臨んでいるわけではないでしょう。PTA,婦人会,育成会,地域団体といった既存の組織の他に,ボランティア活動のために新しく結成されたさまざまな任意団体では,運営にあたる方ははじめての体験となります。慣れた頃には役員を退任というのが通例で,いつまでも運営は積み上がっていきません。それが組織のマンネリ化という低迷の原因になります。
運営にあたってはいくつかのポイントがあります。はじめとして全体を概観できるように箇条書きにまとめて提供しておきますので,運営の際に参考にして下さい。きっと余力が生まれ,組織活動は前進するはずです。
[目標について?]
●つながりの体験を,共通行動の場で与えよ。 [どこか同じで仲間]
仲間になるためには一つの目標をやり遂げることである。
具体的な行動目標を積み上げる。
●集団の中に入らせ,違いを見せて驚かせよ。 [驚いてこそ目覚め]
「おかしいな」と感じるときに問題意識が生まれる。
人が集まれば自然に気付くことができる。
●迷惑を乗り越えて,手に入る喜びを教えよ。 [ギブアンドテイク]
「わざわざ」とは自分に迷惑だが,
それでも小さな余裕を出し合えば社会は豊かになれる。
[組織について?]
●異世代を組み込み,自組織の活性化を図れ。 [マンネリは同世代]
異見を取り入れてこそ新しい発展が実現される。
易きにつけば必ず活動は停滞していく。
●入れぬ人を責めず,迎える姿勢を保持せよ。 [バリアフリー命題]
人を入れない障害は,居場所の剥奪である。
迎え入れることこそが優しさである。
●組織を私せぬため,会則・内規を充実せよ。 [ワンマン化は両刃]
有能な指導は必要だが,
それを皆の財産にする明文化の手続きが無ければ組織は死ぬ。
(次のページに続きます。)
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