*****《団体・グループの運営の窓》*****

【グループ等の指導者が留意しておくこと】


 [日程について?]
   数ヶ月先を考えて,今しておくことをせよ。 [手遅れは運営の恥]
      懸案・予約事項,協力態勢の調整・確認などを,
      早期に処理しておくために会議を開く。
   不測の事態に備え,応対の方策を確保せよ。 [危機管理こそが要]
      怪我や急病,雨天,遅刻などの不測事態を事前確認し,
      対応策を周知させておく。
   日程表に自組織と,地域他団体行事も記せ。 [会員独占は不可能]
      会員は単一組織だけに関わっているわけではない。
      日程の重複は会員には大迷惑である。

 [参加について?]
   集めるのではなく,集まれる場を用意せよ。 [窓口は会員の権利]
      意見を聞くという考え方は捨てて,
      意見を言える場があるという意識の醸成を優先する。
   生活の中に事業を,日常活動を定着させよ。 [継続することが力]
      個人の活動と集団の活動を併行して実施する。
      リンクすることで事業は深化していく。
   参加者の数よりも,参加者に満足を与えよ。 [満足こそが呼び水]
      無関心者には何の手だても不可能である。
      出席者の満足こそが次の活動を生み出す。

 [伝達について?]
   組織の計画速報を,月に一回のプリントで。 [時宜に適った情報]
      詳細は個別の案内や報告で伝える。
      ホットな情報伝達が組織活動上の動脈となる。
   連絡は必ず文書で,5W1Hを再確認せよ。 [伝言電話は不完全]
      逆に文書配布だけに頼るな。
      放送・掲示・口コミ等を併用することが効果的である。
   お礼状を忘れずに,余韻を残して終了せよ。 [後始末をして決着]
      会員に報告を,来賓・講師に礼状を忘れない。
      出席の甲斐を贈ればつながりが結べる。

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