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タイの焼き物には、タイ料理のお店などでよく使われている
緑色のお値段手ごろなセラドン焼き(青磁)と、
多色使いの手描きで高価なベンジャロン焼きの
大きくわけて2種類があります。
ベンジャロンは5色という意味だそうです。
今日は朝から、後者のベンジャロン焼きの
窯元の工房を訪ねます。

職人さんが筆でひとつひとつ描いているところ。

 

私が買ってきたベンジャロン焼きは象の置物3頭。
もう一頭は、お友達のところにお嫁に行きました。
インドやタイ料理の時のテーブルセッティングで
テーブルを演出する小物(フィギュア)として
使うとかわいいかなぁ〜と買ってみたんですが。

象の足の裏の1本が穴が開いてるわけは
ベンジャロン焼きを軽くするために、
中を空洞にしているんですって。



ダムヌンサドゥアック水上マーケットへ船で向かいます。

モーター付きの船がスピードあげていくので
きれいとは言えない水がしぶきとなって
顔中を襲い、口に入りそうだ。
危険、危険。

船頭さんワザとか?というくらい
右左に揺らしたりする。
「遊園地なんかよりずっとスリルがあって面白〜い」と
Sちゃんと私は、
きゃー、きゃー悲鳴。


おっ、きれいなお花。

水上マーケットまでの運河は
民家の間をすり抜けていきます。
花が飾ってあって綺麗なお家から、
もう少し片付けた方がいいんじゃない?って感じの
生活観あふれるお家までいろいろ。
水浴びしてる子供がいたり、
お皿を洗っているお母さんがいたり。

 

 

ダムヌンサドゥアック水上マーケット到着。

を下りて、船で商売をしている人から
いろんな物が買えます。

ここで手漕ぎの船に乗り換えることもできるようです。

 

自由行動なので、Sちゃんといろいろ見てまわる。

いろんなお土産物、バッグ、Tシャツ、タイのお面や
お菓子、船そばなど、いろんな物が買えます。

豚の血をスープに加えた船そばが有名で
それを食べなければ水上マーケットに来たとは言えないって
テレビでタイ料理研究家が言ってたけれど、
ツアーの自由行動のわずかな時間では、
見つけられませんでした。

まっ、見つけたとしても、血のスープの麺を
勇気を出して食べられたかどうか わかりませんけれど・・・。

 

 

食いしん坊なので、
食べ物コーナーにどうしても足が向く私。

ん・・・・なんだ?これは?

あっ、揚げバナナだ。
美味しそうだけど・・・どうしよう。
ちょっと保留。

次の船、見てみよう。

あっ、マンゴー!
マンゴーは今が旬なんですってよ!

これは
買わねばね!

左手をビニールに入れて素手では触らないようにしてる。
こういう心遣いが観光客に安心感を与えます。
Sちゃんとふたりでマンゴー1つ買ってみることにした。
マンゴスチンをひとつサービスしてくれました。
うれし〜♪

あっ、奥の船の たこ焼きみたいなのを売ってる人、
NHKの「世界ふれあい街歩き」のバンコク編で出てた人だ〜!

 

ゆっくりとテーブルでマンゴーを食べてみます。
とっても甘くて美味しい。

一緒のツアーのおじさんが通りかかったので
「よかったら、マンゴーいかが?」と声かけた。
「え?いいの?悪いね〜。ごちそうさま〜♪」って。
たまたまテーブルで相席した若いご夫婦にも
「よかったら、マンゴーいかが?」って薦めたら
「では、揚げバナナどうぞ〜」って下さった。
わぁ、嬉しい。
こういう ふれあいは旅の醍醐味ね。

あっ、NHK-BSの「ほっと@アジアスペシャル」で
ココナッツを使ったパンケーキを売ってた
ニコニコ笑顔のあの おばさんだ!
(下調べで片っ端からバンコクの番組を録画してました)

ココナッツを使ったパンケーキは「ペンチー」といいます。
もち米の粉、ココナッツの実、ココナッツシュガーの生地を
薄く焼いたものです。
まだあと少し時間があるので、買ってみます!

長い棒の先のプラスチックの籠の中にパンケーキを入れて
私まで届けてくれるので、商品を受け取り、お金を入れます。
楽しいやりとり、笑顔のおばちゃんも素敵。

バナナの葉っぱで作った船の形の器がなんとも可愛い。
とても甘いけど、素朴な味わいでおいしい!アロ〜イ!

こんなに食べきれないので、ツアーの皆さんに御裾分け。
おいしい、おいしいと大人気。
どこで売ってた?自分も買いに行く!と言ったオジサンは
「もう時間がない」とガイドさんに制されていました。
オジサン残念。じゃ、これもっと食べて〜!

 

今度はバスで移動です。
サンプラーン象園の園内で
タイ料理ビュッフェ
をいただきます。

エレファントショーが売りのテーマパークで
象以外にもトラやワニなんかも飼っています。

飲み物はパイナップルジュースをオーダー。
Sちゃんと乾杯、おいしー♪

 

太い米の麺のセンヤイを使った汁麺。
つるるんとしていて、細めんのセンレックより好きかも♪

ビュッフェなのに私は汁麺だけ。
この後、象さんに乗るので重くなると
象さんがかわいそうだからね。

希望者だけ別料金400バーツ(1200円くらい)を払って
2階の象乗り場から、象さんに乗せてもらいます。
ご夫婦などはふたりで、私はひとりで。
私を乗せてくれる象の名は、ナッパヤー。

写真を撮ってもらうには、象使いさんにチップとして
20バーツ(60円くらい?)渡してねとガイドさんに言われたけど
細かい札が100バーツしか持ち合わせがなかったので、
ま、いいっか、とカメラと一緒に渡した。(それでも300円)
通常、ここで写真を撮ってカメラを返してもらって、
終わりらしい・・・が、しかし私に対しては違っていた。

ほな、出発♪

 

さっき100バーツ受け取った象使いさんが
カメラを持って私たちの後をずっと追ってきて
あちこちで写真を撮ってくれたり・・・

象さんに水を吸わせてシャワーさせてみたり
象に踊らすような仕草をさせ、
揺れて落ちそうになりキャーっと私を絶叫させてみたり・・・

 



ハイビスカスやプルメリアの花を摘んで私の髪に挿して、
「ユー アー ビューティフル!」と
歯の浮くような台詞を言ってくれたり・・・。

ナッパヤー君は何歳?と尋ねた私に
「君と一緒、もうすぐ30歳だよ」と
リアクションに困るようなこと言ってくれたり・・・

鼻をあげて〜って合図して、
象の"嬉しいポーズ"をやってくれたり。

ガイドさんの言う通りに20バーツだけ払った他のメンバーは、
私が受けたこのサービスのひとつも無かったそうです。
恐るべし、100バーツパワー!
最後にナッパヤー君に「ありがとう」とお礼を言って
さらに100バーツを渡すと、
ナッパヤー君が器用に鼻で受け取り、
私の担当だった象使いさんに渡していました。

この顛末をガイドさんに話したら、
「タイのチップの払い方をよく分かってるね」と言われました。

 

ここは象のショーが売りなんですって。

歴史絵巻のような戦闘があったり、
象のサッカーがあったり・・・

 

 

ワニは・・・芸をしない。
クチ開けてボーっと日向ぼっこしてるだけ。

 

小象も、まだ芸できない。

 

一時間ぐらいかけてバンコク市内に戻ります。
今夜は宿泊ホテルでの食事です。
好きな時間に各々行けばいいって。
ラッキー、これは自由時間ってことじゃん。

ホテルに着いて、荷物を部屋に置き、
少し休憩してから、Sちゃんと一緒に夕方の街へ。

海外で私が楽しみにしている事のひとつは
現地のスーパーマーケットでの買い物です。
ホテルから歩いていける巨大スーパーの1つ
チットロムの「Big C」に行くことにしました。

お向かいの伊勢丹よりタイの食材に関しては
品揃えが素晴らしいです。
タイの調味料とか、お菓子とか、たくさん買い込みました。

 

ホテルに帰る途中にあるカオマンガイの店
「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」へ
Sちゃんと一緒に向かいます。

タイの国民食であるカオマンガイは
私は日本でも好きでよく食べます。
鶏肉を茹でたスープで炊いたご飯に、
茹でた鶏肉と特製のソースをかけて食べる料理です。

こちらは「ピンクのカオマンガイ」と呼ばれ、
店員さんは皆ピンクのユニフォームを着てます。

こちらが「カオマンガイ」
スープはサービスで付いてきます。

このまま食べても鶏の味がしっかりしているので美味しいけど
この茶色の緑の唐辛子の入ったソースが
辛いけど複雑な味で、なんとも旨い。

Sチャンはカオマンガイデビューと言ってたけど、
おいしい、おいしいと、あっという間に完食していました。
(量は日本で食べるより少なめです)
「Miwaさんに連れてきてもらわなかったら
食べられなかった、嬉しい」と言ってもらって、私も嬉しい。

 

ホテルまで歩いて帰ってきて、買い物の荷物を置いて
ちょっと休憩してから、Sちゃんとまた待ち合わせ。
せっかくいただいた食事券も無駄にすると勿体無いので
もうご飯はいいので、何かつまみなが一杯飲もうかな。
茹でたてのアツアツの海老と蟹をいただきました。
うま〜い。

お風呂に入ってゆっくりしたら、今夜のお楽しみ。

バーベキューガーリック味のスナックとビール。

ふだんは家では風呂上りに一杯なんてしないのだけど
タイでは暑いから喉が渇くのかな。

明日も早いのでおやすみなさい。

 


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