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4日目のホテルの朝食は・・・やっぱりカレー。

サンバルとカレーと、具を全部入れたアツアツのオムレツ、
ナン、コロッケみたいなやつ、パック入りの豆乳を。

日本のお味噌汁のような存在のサンバルは
ホテルごと味が違っていて、食べ飽きないから不思議。

今日はジャイプルを観光します。
ジャイプールの旧市街の建物は、
城壁の赤砂岩の色に合わせて
すべてローズ色というかピンクに塗られているため、
別名ピンクシティとも呼ばれています。

 

ジャイプルの水上宮殿

ジャイプルの旧市街やシティ・パレスを造らせた
マハラジャ、ジャイ・シン2世が建てた夏用の離宮。

今は誰も住んでいない。
なんか勿体無い話だね〜と思いましたが、
湖の水質悪化が深刻で悪臭が漂うことも多く、
ジャイ・シン2世も虫や蛇の多くてほとんど利用しなかったほどで
改修してホテルにするのは無理なんだって。
建てる前に、そういうの調べなかったのかしらねぇ。

 

ジャイプルの旧市街に入ってきました。

ピンクシティらしく、町並みがオレンジがかった
ピンク色になってきました。

現地ガイドさん、添乗員さんの計らいで、
ツアーメニューにないのですが、
リクシャに乗って市内観光をしてくれることになりました。
添乗員さん曰く「お・も・て・な・し」だそうです。

いつもガラスはめ殺しのバスの中からの観光でしたので、
初めて風を感じながらの観光です。
ちょっと怖いけど、なんか嬉しい♪
見えてきました、風の宮殿です。
ジャイプルのシンボル的な建物で、
200年以上前に建てられました。
外に出れないハーレムの女性たち小さな窓から
外の通りを眺めていたのですって。

 

風の宮殿

3月から始まっていた「風の宮殿」の修復と、
外観塗り替え作業が遅れていると聞いていたので
竹の足場が組まれていたら残念だなーと心配してましたが
外部は完了し綺麗すぎるほどの外観になっていました。


リクシャから街を眺めていましたら、
バスが止まってしまったのか・・・立ち往生。
人が降りてきてウンショ、ウンショとバスを押してるとこに遭遇。
それもバックさせてるんですけど・・・なぜ?

日本じゃなかなか見られない光景ですよね〜。

 

ミルク缶を自転車に積んでるおじさん。
チャイ用の
牛乳を運んでるのかな?

ロバ?

リクシャで到着したのは、世界遺産「ジャンタル・マンタル」
天文学者でもあったムガール帝国のマハラジャ、
ジャイ・スィン2世 によって18世紀に建てられた
天文観察の施設です。
マハラジャの居城「シティ・パレス」の一角にあります。

太陽、月、星の動きを観察できる天体観測の
色んな施設があるんですけど、
これは「星座を調べるホロスコープ用の計測器」
何には、現在では使い方がわからない物もあるんだとか・・・。

これは日時計。
雲に太陽が隠れているとダメなのですが
太陽が出ると、日時計の分度器のようなところに
陽と影の境のところで時間を読む。
2秒単位で時間が計れるんだとか。

 

天文施設の後は、シティパレスを見学。


ここもピンク色。

シティパレスの守衛、ヤモリ。

この後、またバスに乗り移動中。
バスのすぐ近くを顔にペイントされている象が歩いている。
アンベール城に象に乗って登城するという
通称「ゾウタクシー」に従事する象さんたち。

私たちは象には乗らず、ジープであがるそうです。
というのも、象が客を乗せたまま暴れて逃げるという
事故が起こってから、象が疲れない朝だけなんですって。

車の荷台に女子学生達が座ってた。
こちらをずっと見てるから手を振ってみた。
ニッコリ笑ってくれる。かわいい。

シルクの店、宝石店に案内されました。
シルク店で1点だけ購入。
宝石には興味がないので、何も買わず。

 

ようやくランチ。
またカレーです。
ターリーという定食。
どれも美味しい♪

午後の観光

アンベール城を見学、
ジープであがります。
やはり午後には象はもういない。

野生のサルのカップル。

 

私にオス猿を取られると思ったのか、
この後、メス猿が私の腰あたりにジャンプ。
きゃあ〜〜〜〜っ!!
猿に抱きつかれたまま身動きできない私、
近くにいた優しいインド人のお兄さんが走ってきて
猿を追い払ってくれました。
あぁ、怖かった。

猿には、注意です。

 

アンベール城の入り口です。
「ガネーシャ門」をくぐります。

「ガネーシャ門」のガネーシャのアップ。
象の顔を持つ神様、元来は障害神であったのが、
あらゆる障害を司る故に障害を除去する善神へと変化した。
商業の神・学問の神とされる。

ガネーシャの足元には必ずネズミがいる。
悪魔を退治してネズミに変え、そのネズミを操って
ガネーシャの乗り物にしている・・・らしい。
置物なども正しくネズミがついてるものでなくては
ご利益がない、とのことです。
お土産などで買うときはご注意くださいませ。

鏡が散りばめられた豪華な内部。
キラキラゴージャス!

アンベール城の中で出会った小学生達。
「写真撮って、撮って〜」と集まってきた。

 

外に出てきたら、階段に座って
学生達が集合写真の撮影しているとこに
出くわしました。
二列目は先生でしょうか?
みんな真面目な硬い表情で写っています。
こっちのカメラでも撮らせてね、と
ジリジリっと近寄ってみる。

生徒たちが私たち日本人に気がつき、
私たちに手を振ってくれたのが下↓の写真。
先生も生徒も素敵な笑顔を見せてくれました。

インド人が好きになった一枚。

アンベール城から出てきたところで、
黒に白のブチの野生の山羊に遭遇。
外壁を夢中でペロペロ舐めています。
壁には人か動物の尿がかかっていて、
塩分補給でもしているのでしょうか?

観光用のラクダに遭遇。

夕方4時にはホテルに戻ってきたので、
アーユルベーダのハーブオイルマッサージと
シロダーラを体験してみることに。

シロダーラとは、温めたオイルを額に垂らし続けることによって
リラックスと一種の瞑想状態をもたらしてくれるという。
(参考写真は、もちろん私じゃないよ)

ハーブマッサージは、各種ハーブを布に包んで
温めたオイルをつけながらポンポンとマッサージするもの。
1時間半、リラックスできてとても気持ちよかった。

夕食はホテルでまたカレーです。
サンバルも含めカレー4種くらいいただきました。
一日カレーばっかり食べてますが、
味が全部違うので、思ったより飽きないから不思議。

インド最後の夜。
仲良くなった旅の仲間とロビーで写真を撮ったり
連絡先を交換したりして、今夜も早く休みます。

 


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