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イタリア旅行6日目、フィレンツェの2日目です。
ホテルでの朝食、パルミジャーノ・レッジャーノ工場で買った
「クレーマ・ディ・パルミジャーノ」をパンに塗って食べました。
薄く塗ってもはっかりしてて濃厚でクリーミー。めちゃ美味い。
余っても持って帰れないので、あと2回の朝食で食べきれるように、たっぷり塗ろう。
日本でも買えたらいいのにな。
さて、朝からフィレンツェ観光です。
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朝一番に行くのはフィレンツェの観光の目玉「花の聖母寺院」、昨日の夕方に行ったときには物凄い人が並んでたので、
朝一なら大丈夫かな・・・と計画たてて大正解。朝はとても空いていました。
写真下右に見えるドーム状のものが、かの有名なクーポラ。
映画「冷静と情熱のあいだ」の映画の中で、竹野内豊扮する順正とケリー・チャン扮するあおいが別れてから10年後に
会う約束をした場所として使われてます。
教会なので肌を隠さないといけないので、ノースリーブの私は暑さに負けずカーディガンを着て
いざ、464段の階段に挑戦です。
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こんな感じで角度がきついんですね。
クーポラの重さを軽くするためにいろいろな技術が施されていると
山口智子がテレビで熱く語っていたので、レンガの組み方なども
じっくり見たりしながら、昇っていきます。
上から降りてくる知らない外国の人達に
「ハロー♪あと少し、もうそんなに遠くないよ」と声をかけてもらう。
よっぽど私がバテてるように見えるのでしょうか。
でも、こんな交流も楽しいものです。
どっかの大学生や監督が落書きしたニュースがまだ記憶に新しいけれど、
その何百倍もの落書きがありましたよ。
アルファベットやハングルや漢字やひらがな、それはいろいろ。
中には「なかたひでとし」と本人が書いたんではないと思われるものも。
どうして落書きなんて書きますかね。
ニュースで問題になってたのは、上階の大理石の柱の上に
書いてしまったらしいですね。
英語で、「ここは落書き書くな!」とサインの出ているところには
さすがに落書きは無かったもんね。
そりゃ目立ちますよね。
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さて、もうじき最上階。くたくたです。とても「冷静と情熱のあいだ」のように冷静ではいられません。息の絶え絶えです。
そして最上階に出る瞬間、ふぁ〜と、いい風が吹いて最高の気分♪
と、同時に下から吹き上げてきた風により、私のティアードスカートがふわ〜と舞い上がりました。
マリリン・モンローのようにスカートを抑えたので、おパンツは見えなかったと思いますが、ちょっと恥ずかしいっ。
でもイタリア人のおじいさんが「おぉ〜♪」と喜んでくれたので、よしとしましょう。
どうですか、この眺め!茶色の屋根がフィレンツェなんだわ〜という実感。
写真上右の写真「ジョットの鐘楼」には昇りませんでしたが、昇るとクーポラの写真が撮れるそうです。
じゃ、次回はそっちに昇りましょう。
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最上階の柱の大理石に彫られている彫刻。
フィレンツェの紋章にもなっている百合でしょ、
それから帆立貝、これは巡礼者のシンボルだから、
このクーポラを昇った人達のことを指すのでしょうか。
で、よくわからないのが、「さやえんどう」なのか
ちょっとふっくらしてるから「スナックえんどう」らしきもの。
これにはどんな意味があるんでしょう。
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さて、この後、どうしたんだっけ?えーと、えーと。
そうそう、駅に行ってミケランジェロ広場行きのバスを探したんだった。
姐さんの記憶と、駅のおじさんに聞いて30分くらい探したものの発見できず、最後はタクシーで。
女性のドライバーだったな。
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ここからの眺めはフィレンツェ全体が眺められていいですね。
さっき昇ったばかりの花の聖母寺院のクーポラも見えます。
この後、ミケランジェロ広場からさらに山のほうへ登り、
サン・ミニアート・アル・モンテ教会へ。
山の上の静かな教会は、パイプオルガンの生演奏をしていて、
疲れた体に染み渡る。
お腹もすいてきた。
教会を後にして、近くのバス停から駅までのバスに乗りました。
さてさて、もうランチの時間♪
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姐さんが以前に行って、安くて美味しかったというお店
「Marione」というトラットリアに連れて行ってもらいました。
見て!このダイナミックなカプレーゼを。
モッツァレッラ、切ってなくて丸ごと2個、皿にドーンですよ。
トマトも薄切りじゃないし。
それにバジルではなく、なぜかルッコラです。
はじめて食べるルッコラのカプレーゼ。チョイ不思議味。
前菜はカプレーゼと姐さんが生ハムメロン、
パスタは2種類、それと水と小さいビール、エスプレッソを注文しました。
普通に美味しかったです。
これで税込みで37.4ユーロ。
お店のおじさんとかまこ姐さんが一緒の写真をとったことを、
ようやくおじさんは思い出したようで、帰り際、少しお話してました。
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ベッキオ橋の近くにある皮手袋専門店「MADOVA(マドヴァ)」へ。
ショーウィンドウに飾られていた手袋、「こんな可愛いいの日本に売ってないよ〜♪」と一目惚れ。。
さっそくアレアレ、と指差し、クッションにひじを乗せて店員さんの前にスタンバイすると、
すぐさま私の手を見ただけでサイズに合う手袋を出してきてくれます。
さすがプロ。本のページもめくれるほどぴったりです。私のために作られたような感じ。
忘れないように記しておこう(私のサイズは6と1/2サイズ)
母にもお土産で赤っぽいキャメルの皮の手袋を。
どちらもやわらかい皮と内側がカシミアのニットなので、暖かくておしゃれなもの。
私のが57.5ユーロ、母のが52.5ユーロ。合計で110ユーロ(約18,700円)
帰ってきてたら知ったことですが、MADOVAの手袋を日本で買うと1双で20,000円くらいしてました。
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ベッキオ橋。どうしてこんなにも貴金属店ばかり並んでいるのかしらん。
これから、またプラプラしながらそぞろ歩きです。
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サンタ・マリア・ノヴェッラのフィレンツェの本店。
世界でも最も古い薬局の一つなんだって。
昔からのレシピを守って香水とか石鹸などを作り続けてるらしい。
私の中では、サンタ・マリア・ノヴェッラ=レクター御用達なんですよね〜。
映画「ハンニバル」の中で、レクター博士がクラリスに送った手紙に
ついていた香りから、サンタ・マリア・ノヴェッラのものとわかり、
博士がフィレンツェにいると判るというシーンがありましたよね。
趣味人の彼が愛した”世界一の香りの店”ってことよね。
姐さんは、ポプリやら石鹸やら歯磨き粉をいろいろ買ってました。
ポプリのレフィルを買おうとした姐さんが思いっきり日本語で、
「ポプリ、中身だけ」と言ったら、レフィルがちゃんと出てきたのには、
そばで見ていたわたくし、ぶったまげました。すごいよ、姐さん。
「だってぇ、レフィルって言葉、とっさに出てこなかったんだも〜ん」だって。
なんでも言い切ると通じるものなのですね。勉強になります。
重厚な店内ではちょっと写真が撮りにくかったので玄関だけ。
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夕方、ホテルに戻って休憩。
テレビで「犬夜叉」やってたな。
イタリアって朝も夕方も日本のアニメばっかりやってるね。
19時近くになったので、ホテルの近くの「le antiche carrozze」で食事。
ワインはこれ、Borgo Scopeto Chianti Classico 2006 D.O.C.G.
そんなに期待してなかったけど、なかなかいけます。
写真にはないのだけど、頼んだツナサラダに、
姐さんの苦手なマヨネーズ系のドレッシングがかかっていて失敗。
油断してたよ。
姐さんはドレッシングがかかっていないとこだけ少し食べて、
ほとんどを私が食べることになる。どひゃー。
ピッツァを食べてなかったね、ということでマルガリータを。
モチモチしてて、美味しいね。
後、パスタを何か食べたと思うのだけど、全く記憶がありません。
ほんと、何を食べたんだろう・・・。
ただ、隣の席のご夫婦が食べていたパスタが気になって気になって。
お隣さんは、紙に包まれたパスタが運ばれてきてね、
紙を開けると、殻つきの海老とか、貝とかイカなどの貝魚介類がいっぱいで、
トマト風味っぽくて、超〜美味しそう。
「アレにすればよかったね〜♪」と私達の目線は釘付け。
んじゃ、明日の夜もココに来て、アレ頼もう♪ということに決定。
姐さん、パンナコッタを召し上がり。ひとくちもらう。あまーい。
私はエスプレッソだけ。
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夕飯を食べ終わってもまだ21時。まだ暗くなくて夕焼けみたいな空です。
ちょっと食後の散歩しましょうか。サンタ・トリニタ橋まで行き、ベッキオ橋を眺めたりして過ごす。
昼間が物凄く暑かったけど、夜は涼しくなって過ごしやすいね。
また明日。
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