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イタリア旅行7日目、フィレンツェの3日目です。フィレンツェの中央市場に買い物に。
私の旅行は、必ず市場に行くのです。市場はその国の食生活だけでなく、いろいろなものが見えるから。
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市場は楽しい。
一階のチーズ屋さんに目を惹かれた。大きなショーウィンドウがいくつかあって、品揃えもいい。
特に熟成長めのチーズが揃ってて良さそうだ!
どれどれ?と見てみると、奥の方に、Bitto Riserve(ビット・リゼルバ)31.5ユーロ
と
Extra Vecchio(ビット・エクストラ・ベッキオ)58.5ユーロを発見!
チーズプロフェッショナルに載ってるイタリアのDOPチーズですが、日本ではほとんど見かけないし、たまに見かけてもすごく高くいチーズだ。
そのビットの長期熟成物と、超長期熟成、熟成違いで2つもあるなんて・・・♪
値段も他のチーズに比べても破格に高価だけどね。
エクストラ・ベッキオはアズィアーゴストラベッキオの倍の価格。1sで約1万円か。
日本だと100gで1800円くらいからだから。これは買うしかないでしょう!
すばやくコレを指差して「これってビットの長期熟成タイプよね?となりのはもう少し若めのリゼルバReservaね」と言った途端、
店の人の顔色が変わり、あれもこれもと薦めてきた。自慢の品っぽかったな。
うっかり何年物なのか聞き忘れたのが一生の不覚であるが、この店ではストラベッキオよりもエクストラベッキオの物が高かったし、
色を見てもアミノ酸の結晶の大きさからしても、エクストラ・ベッキオは4年以上は経ってると思う。リゼルバは2年くらいかな。
食べてみると、パイナップルのような香りがして旨みが強く、シシャモ系のアミノ酸があり、ボロボロと崩れるくらい堅くなっています。
チーズ屋さんではチーズ意外にもいくつか買って、たくさん買ったからか、私が美しいからなのでしょうか?(よく言うよ)
ガーリックのオイル漬けの瓶詰めをプレゼントしてくれました。ラッキー。
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市場から出て買い物した荷物をいったんホテルに置きに戻ります。
その後は、姐さんと別行動。
姐さんはブランドのお店に買い物へ。
私はフィレンツェが初めてなのでブラブラと適当に。
別々の時間を過ごすのもたまにはいいよね。
特に計画も立てず、フィレンツェの町を散歩します。
そうだ、アカデミア美術館まで行ってみよう。
予約はしていないから無理かもしれないれど、
運がよければ入れるかもしれないし?という程度の気持ちで。
到着すると、やっぱり長蛇の列。だめだこりゃ。
そういえば、クーポラは昇ったけど、花の聖母寺院の中や、
その前の礼拝堂はちゃんと見てなかったなと思い出し、
花の聖母寺院に戻ってきました。
教会の中はとても涼しく、空気も凛としてて
クーポラは華やかですけれど、教会の中は意外に質素だし
とても気持ちが落ちつく。
礼拝堂の見学開始時間よりも少し前に並んで一番に見学。
礼拝堂から出てきて、皆が座っている日陰で私も腰掛ける。
どんどん陽が高くなって日陰が少なくなってくるので、ちょっとずつ移動しつつ
待ち合わせの時間まで人間ウォッチングしながら姐さんを待つ。
姐さん、来た。さぁ〜て、ランチにしましょうか。
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名前は忘れてしまったけど、ひとり10ユーロぐらいで食べられるビストロへ。
前菜は何を食べたんだっけ?忘れてしまった。
イタリア語で、「una birra,pre favore」、サイズを聞かれたから、ちっちゃいヤツねの意味で「ピッコロ」と答えたら、
お店のお兄さんに「ピッコラ」と言い直されてしまった。
そっか、ビッラは女性名詞だもんね。でも、言い直さなくてもいいと思うんだけどな。 フィレンツェ名物の「パンをトマト等で煮込んだパン粥」と、ファルファッレのサーモンのクリームソース。
パン粥は乾燥したパンを捨てずに再利用することから出来た料理で、見た目は良くないけど、なかなか美味しい。
サーモンのソースには蝶の形のファルファッレが使われるち聞いてはいたけど、本場でもホントにそうなんだー。
少し塩味が強めなので、こればっかり食べるよりも、形といい色合いといい、何かの付け合せに向いてるパスタです。
隣の席ではアメリカのティーンの華奢な女の子が、ものすごく大きいステーキ、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナを食べてるよ。
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イタリアの歩道では、フランスの街と違って、
犬のフンをほとんど見ませんでした。
その点は、とてもいいですね。
フランスの街は道端に犬のフンが至る所に落ちてて、
姐さん足元見ないで歩くから、何度 踏みそうになったことか。
と言うより、フンを始末しないフランス人の飼い主が
どうかしてると思いますがね。
フィレンツェでは、犬のフンがないかわりに、
石畳の上を馬車がパッカパッカと足音を響かせていますので、
車道には繊維たっぷりの馬の糞が落ちています。
バシャバシャと大量に落としていく現場も目撃しました。
犬のフンなんか目じゃないくらい臭いですよ。
馬の主も、始末しません。
イタリア人も、良くないと思うなー。
馬が目隠しされています。
気が散らないようにしているのでしょうか。
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ベッキオ橋を渡って、おみやげを買いに行きます。
ピッティー宮殿の前あたりのマーブル紙のお店へ。
姐さんが額装をしているお友達に紙を買うから訪れたのですが、
伝統工芸品のマーブル紙の美しさに私まで心奪われ。
写真好きの父へのお土産に、
マーブル紙と上質な皮を使った写真たて(2枚用)を買いました。
スーパーマーケットに買い物にも行きました。
スーパーはどの町に行っても、そこに住んでる人の
普段の生活が垣間見れて楽しいです。
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夕方、ホテルに戻って休憩。
暑いから、すぐバテちゃうんです。
イタリア人には少し早いけど、私たちのは夕飯の時刻19時。
昨夜お隣の席のご夫婦が食べてた紙包みのパスタが食べたくて、
またホテルの近くの「le antiche carrozze」に行っちゃいました。
本日のワインはこれ、ピンボケ。
Chianti Classico castelgreve D.O.C.G.
なんと言っても、姐さんがワインをほとんど飲めないから、
ハーフじゃないと飲みきれないでね。
ハーフの種類って少ないのよね。
昨日の方が美味しかったかな。
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ピザは、4種類の味が楽しめるクアットロなんとか。
4 Stagioniだ。
ざっくりしたトッピング!
ハム、黒オリーブ、アンティチョーク、マッシュルーム。
トマトソースもいい感じで、旨いのぉ♪
もっちもちのサックサク。
イタリアではどこで食べても
こんなに美味しいピザが食べられるのかしら?
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カルパッチョ
マヨネーズソースがかかってる?って聞くの忘れて大慌て。
かかってたら最後、姐さんが食べられなくなるからね!
慌ててボーイさんを呼んでギリギリセーフ。
レモンとパルミジャーノ・レッジャーノのトッピングだけで
充分にしょっぱいざんす。
ワインがすすみますなぁ。
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ジャーン。これが昨日から食べたかった紙包みのやつ。
Linguine al cartoccio di mare って名前。
日本語では「海の幸のリングイネ」ってとこ?
ちゃんとボーイさんに、「紙で包まれているパスタよね?」と
確認したから間違いない。
海の幸だからなのかな、お皿に珊瑚の絵が書いてある〜♪
なんてかわいいお皿なんでしょ!
さていよいよ開けますよ。
紙には焼き目とか、そういうものは見当たらない。
おそらく紙で包んで蒸したり焼いたとかではなく、
単にプレゼンテーションだけだろう。
だけど、紙包みを開ける時のワクワク感と、
紙をあけた時にイッキに広がる海の香りに
テンションアゲアゲになりますねぇこれは♪
トマトソースベースで、イカ、手長海老、はまぐり、
ムール貝、あさり、まだあったかも。
肝心の紙を開けた写真は、見事にピンボケ。
私たちが食べてるのを見た近くのお客が、
昨日の私達のように興味津々にガン見。
そして案の定、アレって感じで注文してました。
やっぱりね〜。
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