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台湾(台北)4日目、2月28日。
デジャブのように善導寺駅近くの「阜杭豆漿」。
もうね、スッピンでタクシー通勤ですよ。
いつものように内用の列に並んでいると、
列の右側の大きなテーブルに座っていた
日本人の集団が食べ終わり席を立つところでした。
テーブルを見ると、ほとんど手を付けていない
豆漿や鹹豆漿がそのまま何杯も残されている。
店員さんがレンゲで、何か虫などの事故があったのかと
掬い上げてチェックしてましたが、単に残したようで、
ため息をつきながら、バケツにあけていました。
ガイドに連れられてきたようだけど、しかし勿体無いなぁ。
なんか同じ日本人として申し訳ない気持ちになるよ。

現地の人のように、さっさと食べて、
またタクシーでホテルへ帰ります。

朝食後、ホテルの地下にある「アバンス ヘルス スパ」でお風呂に入るよ。
このホテルには、総面積800坪(2640u)の広大なスペースにフィットネス機器が置かれて、
宿泊者は無料で利用できます。
屋外温水プールもあり宿泊者は無料で利用できますが、今は冬なんでね。
昨日のガイドさんに、せっかくフォルモサに泊まってるのに、スパを利用しないのは勿体無いよ言われたので、
早速、お風呂とサウナに入りにきました。
大きなお風呂と、サウナはドライとミストの2種類があってリラックスしてきました。朝風呂バンザーイ。

お風呂も入ってすっきりしたね、さぁお出かけ。
へたれ続きの私たち、またタクシーで台北101へ。
展望台まで一人400元。
視界がイマイチだけどいいか?とチケット売り場で聞かれ、
いい、と答えた。
今日はなんとか景色が見られるんじゃない?
エレベーターは天井に星座や流れ星のような
光のアレンジがあって、綺麗です。
欧米人の観光客はこぞって写真を撮ってました。
しかし、展望台までの89階まで、たったの37秒で到達しちゃいます。

実際、展望台に上がってみると、霧が深くて
風が吹いて一瞬の霧の切れ間に景色が見えるという感じ。
霧がはれた瞬間がシャッターチャンス。よし。
見られて良かったわ。
これで仕事をひとつやり終えた感じ。

台北101には巨大にショッピングセンターがあるので、そこでちょっとショッピング。
私が今、必要で探しているのはA4の大きめな本が入るバッグなの。
グッチにも可愛い新作が置いてあったし悩むんだけど、目星をつけているのはセリーヌ。
まだ明日もあるし、もう少し考えようかな。
姐さんの買い物につきあって入った店で、オレンジピンクの春物のスカートを見つけた。かわいい♪
ちょっと可愛いらし過ぎるかなぁーと思ったけど、思い切って買っちゃった。
春になったら着るのだ!
姐さんも買い物が出来てよかったね。さて、この次はどうしようか?(・・・といつも行き当たりばったりの私たち)
そろそろランチを考えないとね。とりあえず、
鼎泰豐は酸辣湯を狙ってみる?ここからなら本店か。
台北101からタクシーで
鼎泰豐の本店まで行ってもらいます。
しかし、なんだこの人だかりは!そうだ今日は土曜日だったんだっけ。しまったー。
店員さんに50分待ちを告げられ、とりあえず
永康街をぶらついてみますかね。
永康街をしばらく歩いてて、もうお腹も空いたし、もうここで食べちゃう?ということになる。
さっきの度小月の担仔麺がいいんじゃない?と決まり。

まず、お約束の担仔麺は頼まないとね。
ひとつでもいいかなと思ったのだけど、
店員さんに小さいから2つ頼んだほうがいいと言われる。
麺が運ばれてきて、たしかにその通りと分かる。
せっかく2つ頼むのだから、麺は2種類、
普通の麺と米の麺。
台湾風
煮卵も注文したら、トッピングという形で出てきた。
なるほどね。

 * 担仔麺 2つ
 * 台湾風煮卵(滷蛋) 2つ
 * 黄金蝦捲
 * 蚵仔酥

海老の風味のスープにニンニク味、
そして肉味噌で、しっかりした味付けね。
結構、好きな味だわ。
姐さんは苦手な香草は別の皿で持ってきてもらい、
私は香草を直接食べながらスープをいただく。
美味しい♪
蚵仔酥は、まわりのテーブルの人たちが
皆さんこぞって注文してたのでマネっこ。
日本の牡蠣と違って小さいので、
牡蠣の甘みを味わうというより、
衣のサクサクッとした食感と中のやわらかさを
楽しむって感じのお料理ですね。
ビールが飲みたくなる味。

食べ終わる頃、周りのテーブルで面白い青葉の炒め物を見つける。
メニューを見てみてると、どうも「龍髭菜」ってやつみたい。
食べてみたかったな。
どんな味がするんだろう。

 

姐さんが行ったことがないということなので、ぜひ行ってみましょう。
茶藝館 『回留 ホイリュウ』
公園の中にあり、子供達の笑い声なんかが聞こえてきます。
こんなカフェで休日の午後にのんびり出来たら、
豊かな毎日が送れそうな気がしますね。
こういう茶藝館でのお茶のお値段は、
日本に負けずに結構なお値段しますが、
日本との違いは、ひとり1つの工夫茶を頼まなくていいことです。
そうとは知らず、つい日本のクセで2つ頼んでしまい、
ノーノー、1つでOK、と言ってくださって。
こういうところのお茶は高級茶だから、
5煎〜10煎ぐらい平気に出るんですから
2人で充分楽しめますものね。

台湾茶はホントに美味しい。

おなかもタップンタップン。タクシーで一度ホテルに戻りましょう。
タクシーの移動で役立っているのが、小さなメモ帳。
ホテルも台湾語で大きく「晶華酒店 Grand Formosa Regent」や、
「善導寺」と書いておけば、すぐ理解してもらえます。
重要なのは、大きく書いておくということです。
台北のタクシーの運転手は、老眼なのか小さい字だと皆さん苦労されるのでね。

午後はお土産やら買い物で、DFSのエバーリッチとホテルDFSをはしご。
エバーリッチでは、ロンシャンのトランザという派手なストライプのトートバッグを見つけた。かわいい。
小さくも大きくもできる優れもの。色が華やかで気に入ったので、買っちゃいました♪
ホテルDFSではやっぱり欲しかったセリーヌのバッグも買っちゃいました。
結局、バッグ2つも買いましたが、必要だったのだから仕方ないよねー。
不況なんて吹き飛ばせ〜。笑えない評価損を抱えてたって、売らなきゃ損じゃないし〜。とね。前向きに。
姐さんも欲しかったものが見つかったし、めでたしめでたし。

夜のご飯はどうする?
部屋でいろんなガイドブックをみたりして考えても、もうねー、食べたいものが出でこないの。スランプだ。
姐さんがホテルからそう遠くないところに、
担仔麺の美味しい店があるらしいよ・・・と提案してくれた。
担仔麺ならお昼のとどう違うか味わってみるのもいいかもね。
そうと決まれば、出発だー!

雨が降ってきたり、人影もまばらになったりして、
少し不安になりまがらも地図を見て歩いて
たどりついたお店は「好記担仔麺」というところ。
店先に具材が置いてあり、そこにお客が集まっています。
どうするのか分からず現地の人の動きを見ていると、
まず入口にある整理券を取って、
店員さんに食べたいものを指で示せばいいようです。
マネしてやってみます。
でも料理が決まってません。焦ります。
海老、蟹好きな私達、まず海老の皿を指さし、
次に鍋の中に蟹がいるやつを指さします。
この蟹が他の料理に比べかなり高額。お鍋なのかな。
それにお約束の担仔麺を2つ。

担仔麺はちょっと麺が柔らかい気がしますが、さっぱりとしていてスープは美味しいです。
この担仔麺、1日2000杯も出るというからすごいですね〜。
替え玉ならぬ、替えスープができるそうです。
海老は殻ごとカリッと揚げてあって、その後にタレがかけてあるのでしょうか。頭からボリボリ食べられて、おいし〜♪これはまた食べたい。

蟹の鍋は熱々に熱した石を鍋の中にいれ、その上に生の蟹を2杯入れて、香菜を入れて蒸したもの。
2匹ともオレンジの卵をお腹に抱えていて、甘くて美味しいです♪
現地の人に混じって、新鮮な海の幸を思う存分食べられるお店です。

ここで帰ると思いきや、私達にはやり残したことがあったのだ。
それは何かと申しますと、それは古早味豆花に行かないとね。
拾ったタクシーは女性ドライバー。台北で初めてだ。「古早味豆花」にお願いしますね。

9月に来た時は間違えて、黒タピオカ入りの豆花を頼んでしまったので、
今回は間違えずに「小豆」を注文しなきゃ。
やっぱりここのが一番美味しいや。
量も大きすぎなくていいし。

ちなみに古早とは「懐かしの」とか
「昔ながらの」というの意味なんですって。

全部食べたら、またタクシーを拾ってホテルへ帰ります。
ベッドでぐずる姐さんを無理矢理、
ホテル地下のスパに連れていきます。
部屋のお風呂より気持ちがいいもんね♪
4日目終了。
明日はもう帰国です・・・・・。

 


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