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ホーチミン2日目。。ホテルの朝ごはん。
オムレツに、フォーにパン、果物、そしてコーヒー。
フォーは私のイメージしているのと、ちょっと違うんだなぁ。

ベトナムのオバサンは、表情が怖い人が多いのだが
ホテルのオバサン従業員がニコッと笑ってくれて癒された。

たっぷり食べて元気に観光開始!

ホーチミン市の中心から北西へ約70kgにある
クチの地下トンネルへ向かいます。

日曜だからバイクの量が少ないのだそうだが
これで少ないって、普段はどんな量なのよと
思わずにはいられない。

おとな3人と子ども2人の合計5人乗りのバイクも見た。
ベトナムでは大多数の人は自動車保険も入らない。
保険に入っても払われないケースが多いからだそうだ。
すごいな、この国は。

 

クチトンネル到着。ここは
はベトナム戦争当時、ベトコンの基地。
地下10m〜30mの3階構造の総距離250kmに及ぶ
トンネルを手で掘ってゲリラ戦で抵抗した。
20年間、トンネルを掘り続けなから戦ったのは
兵士だけでなく、女性を含む農民たちだ。

これがトンネルの入り口のひとつ。
体の小さなベトナム人だから入れた狭いトンネル。
実際に30mほどトンネル内を歩いたが
猛烈な暑さと体を2つ折りにしたままでシンドかった。

アメリカ兵用の落とし穴も多数あり、
踏むと地下に落ち、体に鉄の槍などが刺さる仕掛けで
足元にはサソリを入れてあるという念の入れよう。

米軍を追い出してベトナムが勝ったことになっているが、
戦死者の数は米軍約5万人に対して
ベトナムは一般人を含め約300万人。
勝っても、負けても戦争は悲しすぎる。
笑顔で戦車や落とし穴の仕掛けの前で
ピース写真を撮る欧米人のようにはなれなかった。

 

 

クチトンネルからホーチミンに戻る途中、
マイクロバスから見た電信柱

この鳥の巣のような、蜘蛛の巣のような
黒い電線がごちゃごちゃとひどいことになっています。

これじゃ、何かあってもどの線か分からないんじゃない?

この後から注意して電線を見ていたら、
この写真くらいのレベルは、まだ序の口だった。
実際にハノイでは洪水の時に、
感電死したこともあるという。

 

ランチは「INDOCHINEインドシン」にて。
1940年代のフレンチヴィラを改築した
ベトナム料理レストラン。きれ〜い。
門をくぐると広々とした開放的な庭があり
池があって、テラスで食事も出来るようになっています。

住所 26 Truong Dinh,Q3
電話 08-39308421

客は現地の人ではなく、こざっぱりした欧米人が多い。

 

 

飲み物は・・・やっぱりビール。

ベトナムは暑くて、ビールが飲みたくなるのよね。
今回
の飲み物はサイゴンスペシャルを選びました。
ベトナムでは珍しいモルト100%なのだそう。
333よりしっかりした味ね。

 

 

 

 

海老の赤が綺麗な生春巻き。
大きさはよく日本で見るのより小さめ。
生の野菜がぎゅーっと巻かれています。

大きな皿には花のようにした人参が飾られ
ベトナム大衆食堂とはかなり違う店だということがわかる。

 

 

そしてフォー。
牛肉入りのフォーだから、フォー・ボー。

ライムを搾って食べます。
塩味は薄めだけど、旨みのあるスープはヌックマム風味、
パクチーとライムでさっぱりいただけます。
美味しい♪

 

 

これは・・・(ピンボケですけど)
ベトナム風お好み焼きと訳されることの多い「バインセオ」

小麦粉ではなく米粉をココナッツミルクで溶いて
ターメリックで黄色に色づけて薄く延ばして、揚げ焼く。
もやしや野菜を入れて蒸らして出来上がり。
パリパリの皮と中の具をレタスの葉で巻いて
甘めのヌックマムのタレで食べます。
これもとっても美味しい♪

 

これは・・・
チャーハンだったかな?
イマイチだったので、少ししか食べてない。


これは・・・
アジア全般で見られる青菜の炒め物。
ニンニクが利いてて、ハズレのない一品。

 

ベトナムコーヒーと、プリン。

ベトナムコーヒーは濃厚。
プリンは昔ながらの卵たっぷり濃厚な感じ。
あ〜、美味しかった♪

この後、ツアー恒例の契約しているお土産屋さんへ連れていかれる。
現地の相場を調べてあったので、日本人向けの高値にひく。何倍ふっかける気なんだ?
ひとりの客にひとりがピッタリくっ付いてくる攻撃をかわし、私は何も買わなかったが、70代のおばあさんは沢山買っていた。


私はこっちの方が見てみたい、ベンタイン市場。
地元の人だけでなく、観光客も多い市場。
食料品が衣類からバッグ、サンダルまで何でも売ってるそうだ。

行ってみたいと言っていたらガイドさんが寄ってくれるという。
だけど「時間がないから、社会勉強程度に
さ〜っと見学するだけね・・・」と。

まっ、それでもいいや。

 

 

中はすごい匂いと暑さだ。
そして独特の匂いが襲ってくる。
東南アジアの市場に来たわーという感じが
私をワクワクした気分にさせる。

時間があったらなぁ〜、
鶏ごはんとか、ベトナム風カキ氷のチェーなんかも、
お腹を壊すの覚悟で、地元の人と食べてみたい。

 

 

これは、蟹。
右下の整列した、色薄めで小さめの蟹は
ベトナム名物の脱皮したての蟹さん、
「ソフトシェルクラブ」ではないか?
揚げて食べるそうなんだよねー。

あー、気になる気になる。

さささっと見学は終了。
もうちょっと見たかった・・・。

そのまま空港へ移動し、ベトナム航空でカンボジアのシュムリアップに移動です。
なぜか私はビジネスにランクアップしてもらえて、ラクチンの1時間。
シュムリアップの空港では、70代の女性以外全員、指紋をとられました。

アンコールワットの遺跡の近くのタラアンコールに宿泊です。
部屋は広く、清潔で気持ちがいい。
こちらには2泊します。

今日が誕生日の父に電話。
誕生日なのに家にいてあげられなくて
ごめんなさい・・・と告げると
「元気な声を聞けただけでいいよ、
ちゃんと元気に帰ってきなさい」って。
病気の父を心配してる私・・・と思っていたが
父は旅行中の私を心配してくれてたのか。
「うん、元気で帰るよ」

 

夕飯はホテルのバイキングで。
暑さにバテないように、ちゃんと食べないとね。
飲み物はタイガービールをオーダー。
カンボジアカレー2種類とサラダとグラタンを少し。

赤いカレーが恐ろしく辛かった。

 


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