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旅行の3日目、12月17日
朝10時頃、TGVでブザンソンに到着。
空はどんよりしていて、風も吹いてて寒い。
駅のまわりに人はいないのに、かなり車は通っている。
幹線道路なのかな。
駅前のごくごくシンプルなホテルにチェックイン。
ブザンソンは、文豪ビクトル・ユゴーが産まれた街で、
街全体を川が取り囲んだような形の要塞都市(
シタデル)なのです。
今でも城壁の名残が残っているところいくつもあります。
されから指揮者コンクールの中でも特に有名な
「ブザンソン音楽祭」も開かれる街だそうで、
小沢征爾さんもこのコンクールの出身だそうです。
のだめカンタービレに出てくるコンクールも
ここがモデルになっているとかいないとか。

荷物を置いて、早速ブザンソン観光にさぁ出発!

駅から30分ほど歩くとLe Doub(ドゥー川)が見えてきました。
川幅、結構ありますね。
平日の午前中なんで、人もまばら。なんだか寂しい街だなぁ・・・人は何処にいるんだろう・・・。
そんなだから当然、日本人なんて歩いちゃいないです。
こんなマニアックな街には日本人はなかなか来ないのでしょうね。

そろそろ12時だねぇ〜なんて言ってると、
どこからともなく人から集まってきて、
「AU VIEUX COMTOIS」と書いた路地へ
ぞろぞろと入っていきます。
なんだろう・・・。
脇にレストランのメニューが出てる。
どれどれ?
なんとかのサラダ・・・と
ウサギのなんか・・・と、
ルバーブのタルト・・・で8.60ユーロか。
良さそうじゃん♪
これは前の人について行くしかないね。

路地を行くと、アパートの中庭というか、
いや、庭じゃないなぁ・・・なんていうの、ああいうの広場?違うなぁ。
アパートの階段の下に郵便受けがあるような・・・。
店の入口の写真を撮り忘れてしまったけれど、
前の人が入っていくことろを目撃してなかったら入れないようなドアです。
恐る恐るドアを開けたら、普通のお店でしたよ。
お店の人に地下に案内されました。
←地下はこんな感じ。
すでにお客さんギッシリ。
地元の人気店だったんですね。
地元の人に人気の店は、ハズレがないですよ。

   

サラダには、土地のチーズのコンテがのってましたね〜。
フランシュ・コンテ地方での初コンテ♪まっ、普通のコンテでした。
ウサギのクリーム煮は、メチャ美味しかった〜♪
茹で過ぎのパスタは置いといて、ウサギがジューシーで柔らかい。
焼いたトマトを崩しながら、クリームと合わせるとアクセントになっていいです。
こういうトマトの使い方、アリだなぁ〜。
ルバーブのタルトは、ひと切れがとても大きい!日本だとこの半分でひとり分です。
簡単に作ってあるタルトですが、酸っぱさと上にかかった砂糖がカラメルっぽくなってて、ちょうど良かった。
このセットは、赤ワイン一杯とパンが付いて8.60ユーロ。約1400円くらいですか。
ブザンソンに行くことがある方(たぶんいないよね)ここのお店はお薦めですよ〜♪

食事の後は、サン・ジャン大聖堂などの見所をみてまわり、
ブザンソンの城砦に向かう。
かなり高いところにあるので辛い。
目の前に姐さんがどんどん行く。
はぁ〜〜、あともう少し。

 

はぁはぁ、昇りきると、街が一望できます、こんな眺めです。
かなり高いとこまであがってきたね〜。はぁ疲れた。
左の写真に見えるのは動物園。
入り口まで行ってみたけど、特に珍しい動物がいるわけじゃなさそうなので、スルー。

この後違う道でまた下の街まで降りた。
フレンチが続いたので、胃を休めるために今夜は簡単にホテルで済ますことにしたのです。
ワイン、チーズ、フォアグラのパテ、トマト、果物、バゲットなどを買って帰る。
ワインは、ジュラのワインを選んだ。
2003年のAOC。ARBOIS。chateau bethanieって書いてある。
ハーフボトルの中で一番高いのを買った。
他のは葡萄品種が名前になってたけど、これはシャトーの名前なのかな。
チーズも土地のものを。12ヶ月熟成のコンテとモルビエを。
コンテは日本で食べても同じような味だけど、このモルビエは特に素晴らしかった。
それにものすごく安かったし。ジュラはチーズが安いです。

   

ジャンケンで、大きなベッドに眠れる人を決める。
ジャンケンポン・・・、私、また負けた・・・。
小さいベッドの右手の壁は斜めになっていて、派手な花柄の壁紙が襲ってくる感じ。
おかげで、夜中、何かと戦っている夢を見てうなされ、汗ぐっしょりで目が覚める。
翌朝、姐さんに報告すると、夜中に私が何やら寝言を言ってたらしいです。ははは〜♪

 


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