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チーズツアーが始まる前の日曜日、今日は自由行動です。
ただし日曜のパリって、デパートもお店もことごとくお休みが多い。
masayoちゃんに頼まれてた本も、本屋が軒並み休みなため
探すことが出来なかったよ。ごめんね、masayoちゃん。

さて、海外に行ったら私が必ず行かなくてはいけない場所、
それは市場(マルシェ)です。
今回はマレ地区に宿を取っていたので
近くてパリで一番大きなマルシェ、バスティーユマルシェヘ。
チーズや野菜や魚介類が沢山売られていて、
ここに住んでいたら、いろいろ買って調理してみたいと
思わせるものが沢山あります。

何人かで、ピラフやポテトグラタンや
シュークルートを買い食いして朝ごはん。
デザートには出来たてのクレープ、
シュガー&レモンにしてみました。
写真を撮るのも忘れるくらい、
美味しかったです。
チーズは日本では食べられない、
無殺菌シェーブルのフレと、
フロマージュブランのアプリコット入り。
どちらも美味しい。
シェーブルのフレにはハーブ・ド・プロヴァンスが
良く合います。(スーパーで調達)

甘いものに詳しくない&得意でない私は、ケーキやチョコレート屋さんに行く人と別れてカフェで温まります。
カフェにはvalrhonaのチョコレートが付いてきた、ちょいウレシー♪
ちょっと休んだら、今度はサンルイ島を散策です。


サンルイ島にはメトロが走っていないし
観光客もほとんど歩いていなくて、とっても静か。
パリで最もステータスの高い高級住宅街なんですって。

歩いていたら突然教会が見えたので、入ってみたら
ちょうどミサが始まるとこでしたので、
しばらく座って、ミサに参加させてもらいました。
そしてまたお願いごと。

ここはおそらく サン・ルイ・アン・リル教会。

 


サンルイ島にあるお店は、ほとんど閉まっていましたが、
雑貨屋さんをウィンドーショッピングだけでも結構楽しい。

一軒、チーズ屋さんがオープンしていたので入ってみました。
地元のお客さんも多く、にぎわっているようです。
(チーズ屋さんはこの写真の店ではありません。)

品揃えをみてみると、無殺菌乳で作られているエポワスの
ゴグリーGaugry社のものが置いてありました。
過去に事故があって以来日本には無殺菌の
エポワスは入ってきてないので、ぜひとも買いたいとこですが、
明日からのチーズツアーの前なので我慢します。

チーズ用のコンフィチュールを見つけました。
マンステール用のミラベル
シェーブル用のイチヂクと葡萄
牛のフレッシュ用の森のベリー系フルーツ
ロックフォール用のソーテルヌ入りの洋ナシ
ノルマンディチーズ用のコンフィジャガイモの塩辛バター
などいろいろありまして・・・・

私は迷いに迷って、2種類だけ買いました。
オッソイラティなどの羊のチーズ用に
Confiture de cerises noires au piment d'Espelette
ブラックチェリーのエスペレット入り。
ブラックチェリーのコンフィチュールは良く見かけますが
エスペレット入りは初めて見ましたので。
エスペレットとはバスク地方の辛味の少ない唐辛子AOCです。

そしてコンテ用に、
Confit de Coings aux Epices douces
甘いスパイスとコワン(マルメロ)の
コンフィチュール
私も食べたことないので分りませんが、試すのが楽しみです。
ひとつ3.5ユーロでした。

サンポール駅近くの日曜日にもやっているスーパーで、水など必要なものを調達し、
一旦、ホテルに荷物を置きに行きまして、そろそろランチの時間です。
ランチには、ぜひともタルタルステーキを食べたかったので、Kさんのネットで検索。
日本で見ていて食べたいと思わせたこのBlog「タルタルを斬る」のページの店に行きたかったが、
全く店の情報が載ってない!!


Kさんが選んでくれたお店は、
後から写真に写っていた紙ナプキンから探ると
「La Chaise au Plafond」と名前のお店のようです。
ものすごーく混んでて、わいわいした雰囲気。
窓際の角っこの席に案内されました。狭いですよ。

さて注文、まずは飲み物、ロゼのグラスワインをプロヴァンスのと
ラングドックのをひとつずつ。タルタルにはどちらが合うかな?
前菜は「トマトのタルトタタン」を。
写真のコレですが、トマトの甘みが凝縮しててメチャ美味しい♪
すんごく好きです。

私はタルタルのポテト添えを。
Kさんはタルタルのグリーンサラダ添えを注文。すると・・・
「君達、これがどんな物か知ってる?大丈夫?」と心配してくださる。
生肉を食らう日本女子が珍しいのか?
「大丈夫、大丈夫!」と答えて、出てきましたよ〜、タルタルが!
隣の席のオジサン二人も、ニヤニヤしながら私たちのことジロジロ見てる。
まるで「ホントに食べられるの?」とでも言いたそう。
ユッケ大好き人間だよ、甘くみないでよね。
出てきたいろんな調味料を駆使して、自分好みに味付け。旨い!
ホントは肉は手切りであって欲しいとこですが、初タルタルなので、
これを基準に私たちもタルタルを斬っていこうかと。
しかし量が半端ない。200g以上はゆうにありますよ、これ。
負けたくないので、必死に完食!よしっ!


もう、お腹がいっぱいなのだけど、
リンゴのタルトタタンがお奨めだとワザワザ言うので、
シェアして食べてみました。

うん、普通に美味しい♪
生クリームが日本のそれとは違って、もっと濃厚。
フォンテーヌブローみたいな感じかな。

食後には、またマレの街をプラプラします。
マレ地区はユダヤ人が多く日曜が休息日ではないため、ロジエ通りなどは日曜でも賑わっています。


パリ市資料館にふらりと入ってみます。
無料なので、期待していなかったけれど、
パリの歴史や、フランスの歴史に詳しい人には
面白い展示物がいっぱいでした。
私は詳しくないので、すぐに飽きてしまいましたけれど・・・。

人通りの少ないマレの脇道。



ヴォージュ広場で少し休憩します。
ベンチでは膝枕でゆったり寛ぐカップル、
ベビーカーをひいてるお母さん、
何を考えているのか砂場で思いっきり泳ぐ子供、と
いろんな人たちを見ているだけで、飽きません。

明日の朝は早くから「チーズツアー」に出発なので、今夜は部屋飲みにしようということに。
ユダヤ料理のひよこ豆のコロッケのようなファラフェルや、ミントとクスクスのサラダのタブレなどを買い込み、私の部屋に集合!
同部屋のPちゃんが持ってる食材もいろいろ放出してくれたりと、なんだかんだと食材が集まりました。ビールで乾杯。
明日から合流の仲間もいるのでチーズツアーが楽しみです。


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