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6日目、12月20日
ディジョンからパリヘTGVで移動。
まずはホテルに荷物を預けて出発!
パリの1日目のテーマは、映画「アメリ」。
私の大好きな映画で何度も何度も見てます。
舞台になったモンマルトルの「ABBESSES」駅まで
メトロで向かいます。
ここは、アメリが始めてニノに出会うシーン。
映画では駅の広告まで映画用にしたって話だし

あんなに素敵な広告はありませんでした・・・当たり前か。
へへへっ、楽しみ、楽しみ。

映画「アメリ」で主人公アメリが働くカフェ『カフェ・ド・ムーラン』
綺麗とはお世辞にも言えない普通のカフェで、
うっかり通り過ぎてしまいそうになる。あっ、ここか。
中に入ってみると、入り口とカウンター付近には常連さんっぽい人達、
奥のほうは、アメリを見て来たと思われるアメリカのティーン達と
分かれて座わらせてるみたい?単なる偶然でしょうか。
私たちが座った席は、真ん中より少し後ろ、
映画の中で、アメリがガラスボードに裏文字を書くシーンがありますが、
あのボードは無いのですが、そのあたりの席でした。
店の入り口にあったジョルゼットの煙草売り場は無くなってました。残念。
映画にも出てくる例のトイレも拝借しました。
映画に出てくる
『カフェ・ド・ムーラン』はのんびりした雰囲気ですが、
実際はガヤガヤしてて、少し騒がしい感じでした。

このカフェに来るまでに少し探したけど見つからなかった「コリニョンの八百屋」
優しそうなお店の女の人に、英語とフランス語チャンポンして聞いてみたら、
地図にささっと丸して「この道のどこかよ」と教えてくれました。ありがと〜♪

カフェ
を出たら、アメリカ人夫婦(おそらく)の観光客達もカフェの写真外観を撮ってました。
なんとなく目があって、ふふふっと微笑みあってみたりして。
モンマルトルの観光スポットなんですね〜♪

教えてもらったコリニョンの八百屋さん。今もちゃんと看板を出してました。
カフェに行く前に探した時も、ほんのすぐ近くまで来てたのに、気が付かなかったのね。
そうそう、この階段よ。
コリニョンがアメリの悪戯で目覚ましをいじられて、朝の4時に店に来てしまったシーン、
この階段に猫がいてゴミ箱の蓋が落ちるのよね、この階段越しの絵だったよね〜。
(マニアックでごめんね〜♪微妙でごめんねぇ♪)←ウクレレえいじ風に歌ってください。

 

坂の多いモンマルトル地区。
それっぽい雰囲気ですよね〜♪
写真右はムーランドゥギャレット。
お昼を食べようかと思ったけど、
なんとなく他の店にしてみようということに。


テルトル広場。
たくさんの画家が絵を描いてました。
芸術の都って感じですね〜♪
パレットの飾りが可愛い。

近くにはダリの美術館があったりします。
入りませんでしたけれど。

そろそろお昼にしましよう。どの店に決めましょうか・・・。
窓の外から中を眺めて、何やら壷のような器で食べている人たちに惹かれて決めた店。
ワインは赤ワインを250ml。
前菜、私は壷いっぱいのオニオングラタンスープ、姐さんはエスカルゴ。
メイン、私はブッフ・ブルギニヨン、姐さんはラムステーキ。
デザート、私はクレームブリュレ、姐さんはアップルパイ。
アツアツのオニオングラタンスープも、田舎風のあっさりしたブッフ・ブルギニヨンも美味しかった♪

  

サクレ・クール寺院。
白くて綺麗ね。
ここは観光客でいっぱいだ。
観光客目当てのスリも多くて、注意が必要なスポットです。
アメリの映画にも出てくるような、
銅像みたいな格好をした大道芸人?が何人もいました。

話は全く変わりますが、フランスのどこへ行っても、
地面に座って、お金をもらっている人がいる。
姐さんと私がいると、たいがい私のほうに
「お金ちょうだい」と言ってくる。
このサクレ・クール
寺院では、もうそれはすがるように
「お願い、お願い・・・お金ちょうだい」ってやられちゃって、
たまらずにお金をあげました。
フランスに住んでいたら、
こんなのが毎日続くかと思うとたまりません。

 

左はサクレ・クール寺院前から見たパリ市内。
少しモヤがかかっているけど、
とてもいい眺め。
アメリの映画の中でニノが登っていった坂を
逆に下っていくと、やはり映画で使われた
メリーゴーランドが出てきました。

ほらほら、このメリーゴーランド前でさぁ・・・
アメリがアルバムを返すシーンで
使われたよねぇ・・・と熱く姐さんに語ってみるも、
そうだっけ?とそっけない。
もー、姐さん、しっかりして〜!
(マニアックでごめんね〜♪微妙でごめんねぇ♪)
↑ウクレレえいじ風に歌ってください。

 

サクレ・クール寺院を後にして、
メトロで次はサンマルタン運河へ。
このへんのメトロには黒人さんばっかり乗っている。

「アメリ」の映画の中で、アメリが水切りをするシーンに
サンマルタン運河は使われているのだけは分かってたので、
とりあえず行ってみようってことで行ったのです。
どの水門も立ち入り禁止で入れません。
実際はどの水門だったのでしょうね。
気分だけ味わって。


すぐ近くには船着場もあり、
イル・ド・フランスの各地に船でも行けるようでした。

あっという間に陽が傾いてきました。
冬のフランスは、昼間が短いです。

 

映画「アメリ」の中で、週末パリの郊外に一人で住んでいる父親を訪ねるために利用する北駅。
ここでアメリは、再びニノに出逢うのよね

 

下の写真左は、メトロ「コンコルド駅」、写真中央は、コンコルド駅の真上にあたる「コンコルド広場」。
ホームのタイルにはアルファベットが並んでいますが、これは「人権宣言」が書かれているのだそうです。
と言うのも、コンコルド広場はフランス革命時にルイ16世とマリー・アントワネットが処刑された場所なんですね。
ここから、フランスの民主主義が生まれたんです。

写真中央は、エジプトのルクソール神殿から運んできたオベリスクと、観覧車。
私達も観覧車も乗ってみましたが、吹きさらしのゴンドラがユラユラしスリル満点で、グルグルと何周もします。
右の写真はその観覧車に乗りながら、凱旋門まで続く2.4kmのシャンゼリゼ大通りを撮ったもの。
両端の青の明かりは、シャンゼリゼの今年のライトアップ。日本人発明の青色発色ダイオードです。
少々寒々しい感じがしないでもないですが、綺麗です。
説明し難いですが、つぅーと涙のように落ちるライトもあります。
渋滞中の車のヘッドライトの白と、テールランプの赤も帯のように続いています。

 

 

観覧車から降りて、シャンゼリゼ大通りを歩くことに。
全長2.4km、朝から歩きっぱなし、そんなには歩けないね・・・なんて言いながら、ガンガン歩く私達。
シャンゼリゼの横断歩道を何度も渡りながら、中央で写真を撮ったりしながら、全長歩ききったよ。
そして最後は凱旋門。
もう足がくたくたです。
ラクレットチーズのサンドイッチで簡単な夕飯を食べてホテルに帰って寝ま〜す。

 


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