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パリ滞在6日目、9時半のオープン時間に合わせて
メトロで「オルセー美術館」へ向かいます。
パリ・ミュージアム・パスを見せると早く入れます。

オルセー美術館はかつて駅だった建築物を
そのまま利用した美術館です。
ルノワール、ゴッホ、有名どころの絵が満載ですが、
ルーブルとは違って、写真は禁止です。

時計の裏側から。
10時少し過ぎた頃ですかね。

11時半くらいまで、約2時間かけて
オルセー美術館の美術を鑑賞しました。

美術鑑賞の後は、セーヌ川沿いをお散歩。

この橋は「ポン・デザール(Pont des Arts)」
芸術の橋か。
あれ?
なんか、フェンスに小汚いのがあるぞ。
ちょっと行ってみるか。

南京錠が橋のフェンスにいっぱいだ。

これって、日本のどこかにもあるけど、
恋人たちがフェンスに南京錠を取り付け、
鍵をセーヌ河に投げ込むってやつ。

パリは以前 来た時より、あちこちに落書きも増えたし
どんどん景観が悪くなってるように感じます。
こういう小汚いのは、パリには似合わないと思う。

次の橋は、「ポン・ヌフ(Pont Neuf)」
新しい橋、という意味だ。
新しい橋という意味ではあるが、
16世紀に建設された橋であり、
パリに現存する最も古い橋なんですよね。
新しい橋は古い橋ってね。
ん〜、やっぱり南京錠の橋よりいいね〜♪

と、思ったのも束の間。
「PONT NEUF」と書かれた石にも落書きが。

もう、私の好きなパリを汚すのやめてちょうだい!!

パリ・ミュージアム・パスを有効に使えていないのも
なんだか悔しいので、もうひとつ入ってみることに。

サント・シャペル
今回で2度目になりますが、
ここのステンドグラスが一番好きです。
ため息が出るほどの美しさ。

反対側のステンドグラスは修復中。

サント・シャペルを出て散策中、
行ってみたいと思ってた店が近いことに気が付く。

修道院生産品を扱うお店「モナスティカ」
ここの店も落書きされてる・・・。
許せんな。

青と黄色で描かれたモロッコ調の皿で
星柄のを40ユーロで購入。

お腹が空いてきたので、メトロで移動し、
Art et Metiers駅へ移動。
ここは3日目にも、フォーを食べにきたっけ。

さっきモロッコ調のお皿を買ったからって訳じゃないけど、
今日のランチは、モロッコ料理を頂くことにします。

友人のcahorsから教えてもらったお店。
彼女はパリのモロッコ料理店をいっぱい知っていて
ここは来たことないけど、気になってる店として
教えてくれたお店です。

「404(キャトル・サン・キャトル)」
69 rue des Gravilliers 75003

裏道というかアジアちっくな道なので
夜ひとりでは来れない気がしました。
目印は旗のみ。
中が真っ暗で様子が窺えず、ちょっと入り憎い。
勇気を出して入ってみました。


一瞬、鳥目。
目の前、真っ暗でしたが
だんだん目が慣れてきたら、こんな感じでした。

雰囲気はすごくあります。
エキゾティックなインテリアが心地良い。
適応能力の高い私は、ずっと前からいるような気分になった。

メニューはフランス語なので、途方にくれていると
「イングリッシュ?」と英語のメニューを置いてくれました。
よかった、よかった。
日本人のように察してくれる文化があるようだ。

クスクスのランチセットを頼みました。
グラスワイン付き。
「ワインは赤か白か?」と聞かれたので、
「White wine、しるぶぷれ〜」と頼みました。

出されたのは、赤ワイン。
私が白ワインを飲みたいという気持ちは
察してもらえなかったようですが、
いいです。
赤でいいです。問題ないです。

サラダは、角切り野菜、レモンを絞っていただきます。
旅行中は野菜不足になりがちなので、うれしー。
つまみに出てきたオリーブも美味しい。

この器も可愛いじゃないのー。
昔はCOCEMAって名前の会社だったけど、
今はマラテール社ののフェズという器だ。
前から欲しかったやつ。
やっぱり可愛いから、いつか買おう。

サラダのお皿が空になったのを見計らって
お皿を下げに来てくれた時、
オリーブも一緒に持って帰られてしまった。
シマッター。
あぁ〜あたしのオリーブがぁ・・・
全部、食べときゃよかったよ。

シシカバブ風に串に刺して焼いた
チキンのブロシェットとソーセージ登場。
そして大きな深い器(ラーメンどんぶりぐらいある)には、
大きな野菜がゴロゴロ入ったスープ登場
ズッキーニとか、人参とか、パプリカかな。

これでひとり分っていうから、驚いたー。
お肉もソーセージも美味しいし、
スープは優しい味だ。うまい。

クスクスに添えて食べると思われる
ひよこ豆と、レーズンと、ハリッサ。
ハリッサは辛いペーストで、これを少し加えると
グンッと味が変わります。

豆好きだからね、ひよこ豆、たっぷり入れちゃうよ。

大皿にいっぱいのクスクス。
これをお皿に少し取って、スープをかけて
野菜や豆と一緒にいただきます。

とても美味しいクスクスですが、
お腹が膨れるので、ほどほどにします。

モロッコ料理は、とても私の口に合いました。
肉、肉、脂っこいっていうイメージもあったのですが
反対にサッパリと野菜いっぱいの食事でした。
モロッコ料理サイコー♪

器もどれも可愛いしさー。
あー、次はモロッコ行くしかないか。

モロッコって言えばさー、ミントティーじゃん。
そう思い出して、追加でオーダーしてみました。

甘いんだね。
でもサッパリして、美味しい。
ミントティーなのに、なぜ緑じゃないんだろう・・・。


お腹いっぱいの後は、チーズ屋めぐり。
メトロでちょっと遠いけど、17区のMalesherbes駅へ。
ここには、マルティン・デュポワさんがあります。
フェルミエに勤めてらした通称「犬ちゃん」が、
現在ワーキングホリデーでここで働いているの。
友達ではないけど、店員さんと客として何度も会ってるし、
また田崎のワインスクールで認定クラスではクラスメイトだったの。
フェルミエ通信にも記事を書かれていたので
ぜひお会いしたいと思ったのに、無常にもシャッターが・・・。
臨時休業?それとも遅いランチ休憩?早いバカンス?
仕方ない、次、行きますか。
同じく17区のTernes駅近くの
アレオスさんに行くよ。

まさか・・・の2連敗。
17区アレオスさんもシャッターが閉まってる・・・。

呆然と立ち尽くす。
こんな17区まで来て、次、どうしましょうか。
じゃ、エッフェル塔でも行ってみますか。


始めて見る角度のエッフェル塔にしようと思い、
Ecole Militaire駅で下車。

雨が降りそうなので急いで写真を撮っていると、
ひとり旅の
アメリカ人女性
写真を撮ってくれませんかと話しかけてきた。
「もちろん♪」と写真をお互いに撮り合いっこ。

写真を撮り終わるやいなや、
ザザザーと雨が降ってきました。
走って、メトロの駅に逃げ込みます。

この後、負けずにもう一軒、チーズ屋へ向かう。
モンパルナスにある「パスカル・ベイユエール」さんへ。
開いてた、よかった♪
チーズは特に欲するものがなかったのだけど、
ここのバターはテレビでもやってて有名なので買ってみた。
PMさんにもお土産にバターをいくつか買った。
後で知ったことだが、有名なバターとパッケージが違っていた。
種類を間違えたか?!

夜はPMさんがお家にご飯を食べにおいで、と
誘ってくれていました。

さっき買ったばかりのバターを持って伺うと、
「今日は、豚のしょうが焼きだよー」って。
焼いてるところを見せてもらったら、
それは何人前かね?という量の肉にビックリ。
3人前で800gだって〜。
お肉は柔らかくて美味しくて、モリモリ食べて
結局、食べられちゃうんだから、すごいね。

「ズッキーニと茄子の揚げ浸し」
こういう料理、好きなんだよねー。
これには青しそと茗荷が飾ってあった、パリにもあるのね。

そして胡麻味の春雨サラダ、いくらでもいける。
そしてパリでは貴重品の明太子といかの塩辛。
カズタくんは、「美味しい、美味しい」を連発し、
3杯もご飯を召し上がってた。
お味噌汁も久しぶりにいただき、感激♪
ありがとうございま〜す♪

明日はPMさんお仕事がお休みにしてくれて、一緒にパリ散策してくれるって。
うれしいなー。どこに連れてってもらおうかなー。
6日目も無事に終了。明日がとても楽しみです!

 


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