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5日目は曇り空。
スペインの南、アンダルシアに向かいます。
まずはグラナダのホテルからバスで2時間のところにある
アンダルシアを代表する小さな白い村ミハスです。
白い壁の家の窓辺には、花が咲きこぼれている。
美しい村。

 

お土産物屋さんも多く、見ているだけでも飽きない。
カラフルな陶器が多くて、華やかだ。
グラナダでは地味な白に藍色の陶器を自分に買ったが
ここミハスでは友人達用に、おつまみ用の小皿を選ぶ。

 

石畳のミハスの道をロバタクシーが行く。
店の前に座っているボーダーの人はピカソの人形。
となり街のマラガがピカソの故郷らしい。

 

村の中心的なところにある白い教会。
この教会の前の店でランチをとります。

 

タパス料理でランチです。
サラダ、マンチェゴ、きのこソテー、イカリング、
スペイン風オムレツ、コロッケ。
おいしいっ。

ここでもロバタクシー。

毎年きちんと塗り替えるから
この美しい白い家を保っているのだそうです。
ミハス、あまり知られていないかもしれませんが、
とても素敵なところで、すごく気に入りました。

ミハスを出て、バスでセビーリャに向かいます。
予定ではバスで3時間半。
車窓にはこの時期だけのお楽しみ、
延々と続くひまわり畑です。

このひまわりを目的にスペインに来たという人もいるほど
とてもすばらしい景色が続きます。
ゆっくりバスが止められるところで、撮影の時間を設けてくれるそうなので、
それまでは、シャーっと通り過ぎるひまわり畑でも
撮影しておきましょう。

セビーリャ(セビリア)に着きました。
スペインのフライパンと呼ばれるほど雨の少ない街です。
ここはスペイン広場。

スペイン王室の宮殿、アルカサル。
世界遺産に登録されています。

大聖堂の前に馬車。
この外国人さん、乗るのかな?

 

世界遺産のカテドラル(大聖堂)。

 

可愛らしい路地を歩いていきます。
フライパンとはよく言ったものです。
ジリジリと焼けるような暑さがスペインだなぁと感じさせます。

暑い、厚すぎる。
自由時間になった直後、たまらずアイスクリームを買う。
レモンのアイスというかジェラートかな。
日本にいたら甘すぎる・・・と感じるほどの甘さだが
この暑さの中ではちょうどいい。

 

またバスに乗って、コルドバまでの2時間のひまわり畑の旅。
途中、バスを止めてくれて、こっそり畑の中に入れる場所を
添乗員さんが探してくれての撮影タイム。
ひまわりの丈が長くて、少し撮影しにくい。
「もっといい場所あるから、その時にまた時間つくりましょう」
なんて気の利く添乗員さんなんだ。

コルドバ到着。
ホテルはパラドール。

部屋にはウェルカムシェリー酒と、ケーキが置いてあった。

私の部屋は最上階で角部屋、
ホテル全体の間取りでみると、ホテルで一番広い部屋だった。
他の部屋を実際に見せてもらったが、やはり全然違う。
今回のツアーで唯一ひとり参加の私、
一人部屋の追加料金として6万円を多く払ったが
こういうところで還元してくださったようだ。

ベランダも広くて、鳥がたくさん飛んでくる。
かわいい鳴き声を聞かせてくれる。

夕食の時間になったので、1階に降りていきます。
今夜の夕食はホテルでいただきます。

前菜は生ハムとチーズとパイ。
赤ワインをいただく。
お皿にはパラドールのPの文字がついてる。

白身の魚やエビの入ったサラダ。
これは普通。
でもパンにつけたオリーブオイルが美味しい。
2種類あって、DOPマークのついた濃いめのが特に気に入った。
見つけたら、重いけど買って帰りたい。

メインは牛肉の柔らかく煮たもの。
松の実やレーズンがスペイン風。
スペインの松の実は日本のよりふっくらしている。

デザートは可愛らしい。

ギターの生演奏を聴きながらのディナー。
ちょっとリッチな夜でした。

食事の後、庭に出て夜景を見ながらひと休み。
よく「ひとりで旅行して寂しくない?」と聞かれる。
そりゃ、誰かといればもっと楽しいのにと思うことはあるが
でも一人参加の私を気にかけてくださる
心優しいツアーの皆様に恵まれてるから寂しくないのかも。
多くの方が「写真とりますよ」とか「楽しんでる?」とか、
声をかけてくださる。

ひとりだけど、決して独りじゃないのだ。


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