6月19日 左衛門の少尉為光評定衆に召し加えらる。
6月30日 陸奥の五郎病痾に依って、小侍所別当を辞す。而るにこの事重職たり。子息太郎實時 年少の間、譲補し難きの由、その沙汰有りと雖も、武州重役と雖も、年少と雖も、扶 持を加うべきの由、申請せしめ給うに依って、仰せ付けらるる所なりと。