(吾妻鏡に記載無し)
6月14日 戊戌 [続史愚抄]
南都衆徒の訴えに依って、左衛門大夫大江頼重を太宰府(筑前)に配流す。
6月28日 [北條九代記]
引付頭、朝直一、時章二、實時三。
閏7月14日 戊戌 [続史愚抄]
園城寺衆徒帰住す(一昨年離散せしむ所なり)。
10月1日 甲寅 [続史愚抄]
主上御悩有り。疱瘡と。
10月2日 乙卯 [続史愚抄]
御疱瘡御祈りの為、薬師法を宮中に始行す。阿闍梨天台座主無品尊助法親王。
11月28日 庚戌 [続史愚抄]
親鸞上人(範宴、また綽空。初め慈鎮和尚の弟子と為る。後法然上人の弟子。本故皇
后宮大進有範の子、右中弁有信朝臣の)寂す(九十歳)。
* 今年、一院より和歌集を撰び進すべき由を前の内大臣(基家)・衣笠前の内大臣(家
良)・入道民部卿(為家)・侍従三位(行家)・右大弁入道光俊朝臣等に仰す。