バチカン市国周辺

  ローマ市内からバチカン市国の正面に通じるメイン道路です、観光バスはここに駐車しています。
タクシーはサンピエトロ広場の直ぐ右側に乗降場所があります。

テルミニ駅からバチカンまでは、オレンジ色のバスが出ています。
丁度サンタンジェロ城の前にさしかかりました。
オードリーヘップバーン
扮する王女様とグレゴリーペック扮する新聞記者との一日だけの恋「ローマの休日」を思い出して下さい。 あの夜のシーンです。
王女の祖国から秘密裏に
送り込まれた
シークレットサービスと
王女一行がサンタンジェロ橋の袂に出来た水上レストランで渡り合うシーンは忘れられない光景です。
 左の写真は城へ登って行く途中から見挙げた光景ですが、どうみても攻め込めそうにありませんね!
この辺がバチカン市国への入り口になります。
 ローマ市内はこちらから

サンタンジェロ城を出て大通りを進むとサンピエトロ広場は目と鼻の先。 40万人が収容できると言う
とてつもなく大きな広場です。 左右が回廊になっていて284本の巨大な石の円柱が並んでいるのに
圧倒されてしまいます。  寺院の入り口にはミケランジェロのデザインと言うカラフルな制服の衛兵が
守っています。  現代のモダンなデザインと言われてもおかしくありません。
284本の石の巨大な円柱回廊 ミケランジェロの制服 お偉い牧師さんの正装行列



世界のカソリックの総本山、日本の仏教徒が束になってもかないません。  やや無宗教の
我々には想像の付かない世界です。 4階だか5階だかの窓に布が垂れていますが、こちら
からお偉い方がご挨拶をなさるとかで、大変な数の人々がお待ちになっていました。


   寺院の内部です。
ミケランジェロだのベルニーニだの教科書に中でし
か聞いたことも見たこともない歴史上の遺産に目
の前で触れることが出来るのですから、これはもう
「すごい」の一言です。  縁無き衆生の我々でも
自然と敬虔な気持ちにさせられます。

バチカンまできたら博物館は必見の場所、まあ〜それにしてもすごい行列です。  この行列意外と早く館内に吸い込まれて
行くので少々我慢してお待ち下さい。 館内入り口には上り下り一方通行の有名な螺旋階段があります。  最初の廊下の
天井の壁画というのか天井画と言うのか、ここで圧倒されてしまいます。  後は見てのお楽しみとしましょう。

城壁を一回りしてやろうとしましたが、あまりに遠いので諦めました。 お止めになった方が良さそうですよ。