ベルゲンの港町とオスロを結ぶベルゲン線はノルウェー観光の中心的鉄路です。沿線すべてが山・川・湖・フィヨルド
森林・草原・平原と息つく間もないほどに変化して行き飽きさせません。強いてあげればこのパノラマ写真の沿線最高
地点フィンセ(Finse)の駅でしょうか、海抜1222メートル御覧の通り真夏でも雪と氷が残っています。四季それぞれに、
大きく変化するはずです、是非春夏秋冬と乗ってみたい路線ですね。
ヨーロッパのターミナル駅はどちらも立派なものが多いですね。 ここベルゲン駅も現在はローカルですがそれは立派な
石造りで威風堂々としています。発着本数が少ないのでそれほど活気はありませんが往時を忍ばせてくれます。
オスロまで直行便で約7時間、途中フロム鉄道との分岐点ミルダ−ル・フィヨルドの玄関グドバンゲンへのバス乗り換え
駅ボスや最高高度駅フィンセを経由して川に沿って一気に駆け下り森と湖を経てオスロに至ります。
20年たったベルゲン駅のオスロ行思い出のホームです、全体にイメージはあまり変わって居ませんでした。
(画面タッチ ウエルカムの壁面))
ベルゲンを出ると、どこまでもどこまでもフィヨルドに沿って山を分け入ります。 湖かと思ったのですが流石フィヨルドの国。 フィヨルドが切れると一気に山を登り始めます。 岩山と渓谷の間をトンネルの連続で進みます。 列車は快適で子供専用の遊戯所つきの車両があるのには、福祉国家とは言え少々びっくり日本では考えられませんね! |
フィヨルドの一番奥に当たるグドバンゲン行きのバスが出るボスの駅です。 ご存知の通り西洋の駅は東洋と違いホームまでに改札のようなものがありません。 ホームの入り口で自分で打刻する形式や車内で乗務員が確認するのが普通です。 どちらもボスの駅ですがホームまで自由に出入りします。 特にアナウンスがあるわけでもなく、黙って発車しますから馴れるまで心配です。 笛を吹くときもあるかな? |
急勾配の下り線 |
急勾配専用の列車 |
左 バス・奥 列車・右 船 |
典型的な氷河のU型谷 |
ベルゲン線最高地点の岩山 |
終点オスロの午後10時半 |