ジャイマハール パレス


まあ、順調な旅も考えられない邪魔者が飛び込む事になりました。 日本で手配したエアインディアの
国内線IC-7810 ウダイプール発12:50に乗り込むべく空港に到着したと思ってください。 そこで宣言
されたのが「今日は乗客が少ないので飛びません。  6:30の便まで待ってください」でした。 私達の
ほかにアメリカ人夫婦が一組居ましたが「デリー乗り継ぎのアメルカ行きに乗れない、どうしてくれる」と
談判していますが、のれんに腕押し。これにはビックリ ガイドさん曰く「国営は度々平気でこのようなこ
とをします。 民営化路線では絶対無い」と言っていました。
田舎の空港ですから、代替便もなくただただ待つだけです。  ガイドさんが頑張って「昼飯と休憩場所
を,補償してもらう」と掛け合い、条件闘争を勝ち取りました!!!


条件闘争の結果勝ち取ったモーテルの部屋でしたが、左写真の交渉中を御覧頂くと推察が付くと思いますが
部屋が満室で使えないとの事、ここまで来ると怒る気にもなりません。   日本では考えられぬ椿事です。
無料の食事にはありつきましたが、ご想像に任せましょう。 少々つまんで諦めました.。その代わり、インドの
田舎の雰囲気を少々味わうことになります。 放牧されたと言うのかほったらかしの牛がのんびりと草らしきも
のを食んでいます。  傍らの流れはどう見ても不衛生、インドに居るうちはミルクを飲まないぞ!

昼過ぎには到着の予定が、夕暮れ時となりました。 このホテル(パレス)がまたまた豪華。 庭のチェスも
子供ほどの大きさがある象牙製.で車が付いています。 
色々な係りの人が居ますが、お客を楽しませるための民族音楽演奏家、広大な庭を掃除する人々

流石に、ホテルの掃除係りさんは靴をはいているので安心しました(普通は裸足) この街には世界遺産が
たくさんあります。 まずは、ゾウのタクシーに乗って高台にあるアンペール城に向かいましょう。

ゾウ使い、この顔で「マニー」と言われたら 降ろして貰うにはチップを払わねば!
あの坂道はゾウタクシーじゃなきゃね 城の内務の精緻なガラス張り模様がキラキラ

ゾウのタクシーはゆさゆさのんびり登るので30分は掛かります。ゾウ使いがこっと笑って「マニー・マニー」と
手を出しますが、知らん顔のはんべい。  最後に決めただけのチップ50ルピーを渡して終わりです。
混むと待たされてジープで登るそうですが、ここは一寸頑張っても待つ方が思い出に残ります。
ジャイプール旧市内はピンクシティーと言われるとおり、総ての建物がピンク色に統一されています。

 シティーパレスもピンクずくめ  風の宮殿(奥の女が窓越しに家族と話したと言う)
天文台の日時計と星座観測機 ヒンドゥ教は祭りが大好き、年中行事が多いそうだ

ファイティプールシクリという宮殿に遠征しました。タージマハールへの中間点のある山の上の宮殿です
これぞインド様式と言いたいような壁がなくて風通しの良い宮殿でインド砂岩で作った強大な建物です。
インドは結構地震が多いそうですが、まっいたく狂いが出ないそうです。 砂漠に近く水が不便で放棄
された遺跡だと聞きました。 床をはじめ、総て石で敷き詰められ高層に積み上げられた壮大な宮殿です。

門も城壁も目茶目茶堅いインド砂岩 一枚石から、刳り抜かれた柱飾り
覗かれるのが心配なんですが? 壁もドアーもない風通し抜群の宮殿