イタリアぶらぶら旅行
イタリアのお話しを始める前に、この写真を見ていただかねばなりません。 ベネチェアののリアルト橋近くの
路地に在るトラットリア(レストラン)ANTICO CALICE の店頭に在る鎌倉峰本の推薦状です。1994,10 に始めてベネチェアを訪れた時偶然立ち寄ったレストランでサービス・味・値段とも大変感激したので
3日3晩通いつめお店の方と親しくなり(しゃべれないのは何時も通りですが、なんとなく心が通ったわけです)
帰国後推薦状を書いて送りました。その後、全く忘れていたのですが友人が偶然この店に立ち寄り当店の名前を発見し
「おい、ベネチェアに峰本の支店が出来たのか!」と、写真を持参してくれたのです。
「ぜひ、行かずばなるまい」と、再度訪れることになりました。
大 運 河
リアルト橋
ベネチェアを二分して走る大運河の中央にリアルト橋が架かっています。 橋の上は金銀細工や
お土産の店がぎっしりと軒を連ね、リアルト橋の両岸にレストランが並んでいますが、
このあたりの店はどこも観光客を目当ての物が多く、外国人には高価な商品を進め、断るとあまり良い
顔をせず勧められる店がありません。 チョット路地を入ると喧騒が嘘のような地元相手のお店が
沢山あり、平均的に安くて美味しいものを提供してくれます。どうせ来たのだからと、ミラノ・フィレンッェ・ピサをもう一度回ることにしました。
ミラノのシンボル大聖堂の前ですが前回は、待つのが面倒くさくてエレーベーターで屋上に上がらずじまいでした。 今回上がってみてビックリ、とんがり帽子の先に一本一本違った仏像と言うか彫刻が施されおり、屋上・屋根と言うより、大理石の彫刻美術館と言う方がピッタリ来るのにはビックリ仰天、少し待たされても是非昇ることをお薦めします。 ピサは、フィレンッェから横須賀線のようなローカル電車で約1時間で着きます。
駅から歩いてもたいしたことはありませんが、タクシーで五分足らずでピサの斜塔が
ある広場につきます。
フィレンッェは、このミケランヂェロの丘から見渡せる範囲に観光名所が集中していますが、とにかく見所が多く3.4日は居たいところです。 バスの一日券を買えば本当に安く周れるとおもいます。ドウォモのピンクの大理石や彫刻類は目を見張るばかりですし、美術館にいたっては幾らでも時間が過ぎて行きます。 案内所も駅前に立派なものがあり親切この上なく相手をしてくれます。 英単語を並べるだけで十分対応してくれるので助かります。
日本でも見かけますが、悪戯書きもここまで来ると芸術品? ピサの大聖堂はあまり大したことはありませんが、やはり斜塔でしょうか。
それにしても傍によって見てビックリ、ひっくり返らぬようにご覧の通り錘のコンクリートブロックが山のように積み重ねてあります。 ピサは漁港と言うことでここ以外には余り見所が無い様子でした。ミラノからでも1時間半の在れば行けますのでチョット時間を作れば立ち寄れるとおもいます。
要注意は、ジプシーの子連れで2回の訪問とも危ない思いをしました。 子供を抱いた比較的若い
女性とガキ2.3人が一組で「来たな!」と分るのですが堂々とかっぱらいを働きます。子供と女なのであまり強い行動も出来ずにいるとズカズカと寄ってきてまとい付きます。
「馬鹿やろう!」とでかい声を出す(雑誌や新聞を持っていれば振り回す)のが一番で(とっさの場合は
日本語に限ります)なにも取れなくてもニコニコ笑って悪びれないので恐れ入ってしまいます。
深い追いは禁物仲間が必ず傍に居るからです
「お前の推薦状が健在かどうか見てきてやるよ」と友人が2006/7に)ANTICO CALICEに
立ち寄ってくれました。 日本語のメニューも推薦状も間違いなくあったと報告をくれ
「お前のことを、チャンと覚えていたよ」と一緒に写真を撮って来てくれたのです。
またまた、「行かねばならぬか」と思案中です(言葉がね〜!!)
2010.06、チャンス到来ベニスから七泊八日のクルーズをすることになり
折角だからと三日この街に滞在することにしました。 勿論例の食堂も訪問しましたが
残念ながら営業をしていませんでした。 看板はそのままですが、家具が片付けられ
ていたので、もしかすると廃業されたのかもしれません。
残念ながらお店は廃業されて様子で商売繁盛を続けるのは、いずこも大変なのだと考えさせられました。 今回は
サンタルチア駅の直ぐそばのターミナル「ローマ広場」が目の前のホテルを取りました。 船に良し、バスに良し
レンタカーも目の前、歩いてサンマルコ広場にも行けるなんとも便利な家族経営の小さな Hoter Arlecchino です。
この名前でネットを開くと、日本からホテル直接で予約が取れます。 日本人の利用が多い様子です。奥に見える黄色い建物がプチホテルです。 便利さと清潔・接客でお勧めできます。 特にレンタカーの返却には
ローマ広場の駐車場ビルの一階に営業所があり、目の前に止めて営業所に顔を出せば返却が出来ます。
ホテルの横路地がサンマルコ広場まで歩いて行ける唯一の通路で小さな標識がかどかどの壁についています
から、標識を探しながら行けば、色々な裏路地や橋や広場を経由してサンマルコ寺院の前に立つことが出来ます路地裏を探検しながら進むと、小さな広場に数回出ることになります。 広場には軽食や喫茶店のようなものが
必ずありますので、地元の人になったような気分で、お茶でも呑みながらゆっくり散策を楽しんで下さい。ベニスの足ボパレットや水上タクシーも入らないような運河もたくさんありますし、景色の変化に疲れを知りません。
ボパレットの乗り方
ベニスの交通は、もっぱらボパレットと呼ばれる乗り合い汽船が中心となり、タクシー
と呼ばれるモーターボートやゴンドラが船着き場にたむろしています。 以前のように
ゴンドラを利用する人はほとんど見かけません。 帽子もかぶらずカンツォーネも
歌わないゴンドラなんて乗る意味がないですよね。
ムラーノ島を始め周囲の島々や、本島内の随所を結ぶボパレットは観光の生命線
一回だけの乗車券より12時間・24時間など必要に応じた乗車券を購入する方が
便利で得策です。次に2010・06現在の料金表を載せておきますのでご利用下さい。
時間内の乗り降りは、距離に関わりなく何回でも乗り降り自由です。
料金は上記の通りで、時間券を買い路線図右の改札機にタッチすると時間内はグリーンのランプが点くように
なっています。 改札の人がチェックしていますが、大きな船着き場だけで、ほぼフリーパスという処です。