世界遺産  ドロミテ街道       

 

大型バスでは行けないSP638を走り、AGORDINAの峠をご丁寧にも2往復して
山岳ドライブを楽しみました。     この時期に道路脇には2mを越える積雪で
した。(2010.05.30)  大型車両が通らない代わりに自動二輪がタイヤをならしな
がらカーブをあがってくるので、結構神経を使いますが、雷族ではなさそうです。
山麓には小さな部落が点在し、チロル地方のような光景に出くわします。  
ドロミテ街道は相当の長さと、幾つものコースがあり時間を掛けて楽しむ街道です。

     
ベネチアから高速を飛ばして1時間半でドロミテ山塊の端(ヴィラノーヴァ・写真左)に到着します。  
中心的な町はオリンピックで有名になった、コルチナ・ダンペッツォーの町です。(写真右)) 
     
 ベニスからドロミテ山塊への高速と、コルチナ・ダンペッツォーの町からSP638の道路は、景色抜群の上
大型が走らず空いているので、イタリアにしてはのんびりとしたドライブが出来ます。  直角に近く見える
岩だらけの山から一気に下り降りるスキーコースが随所に見えます。    これでイタリア勢がスキーに
強いわけが良く分かりました。   
     
 歩いて登ことも困難な岩場を、雲の中に延々とリフトが延びているのです。

さて、今回の旅行は世界遺産を10箇所廻る計画を立て、KLM航空を利用してオランダ・スキポール空港を
経由して、イタリアのベニスに入りました。  3日間でドロミテ山塊を堪能し、七泊八日のクルーズを初体験
し、船でのんびりしながら、世界遺産の数を稼ごうという作戦です。    成田を発ちその日の午後オランダ
で乗り替えと成ります。       この乗り換えには最低1時間半は余裕を見ないと空港がバカでかいのと
セキュリテー・チェックで時間が足りなくなります。
     
 成田正午発のKLMはジャンボ、スキポールからは中型で飛ぶことになります
     
 オランダまでの航路では、北極付近の雪景色はずっと昼間が続き、ベニスに着く頃夕暮れを迎えます
深夜に知らぬ土地に到着するときには、空港に出来るだけ近いホテルを確保するのが上策です。
ヴェネツィア・マルコポーロ空港は国際空港ですが、ローカル空港ですからそれほど大きくなくて、
レンタカーの貸し出にも、車で移動することもなく、スムースに借りることが出来ました。
     
家族経営のこのホテル(Hotel Venice Resort)は、空港から車で2分の道路沿いにあり,朝飯付き
二人で¥15000ですから,バス無しシャワーですが、部屋も広くロフト形式で安いと感じました。  
なんといっても空港から近いのがお勧めですし、高速道路入り口まで5分で到達できます。 
     
朝食も豪華ではありませんが、必要にして十分。  特にイタリアの生ハムはスペインに負けていません。