2013.12

歓喜佛 カジュラホの彫刻

カジュラホの彫刻を見ていただく前に、なぜこのような彫刻がなされたのかを知って頂かねばなりません。
11世紀頃ご多分に漏れずこの地方は戦争に明け暮れ、著しく人口の減少が起きました。  国力を増強
するには人口増が避けて通れず、時の王様が文盲の民に「生めよ増やせよ」政策を彫刻で伝えるために
こうした彫り物を信仰心に絡めて広めたと言う説が有力と聞きました。  天女やミトゥナ像(男女交合像)
は、開放的な田園風景と、この青空のもとでは、エロチシズムなイメージは、吹き飛んでしまいます。



画面タッチで、触れれば柔らかく温かさが手に伝わった来るような、彫像に変化します。

   
   

ヒンドゥ教におけるシバ神はいつもお妃と一緒にいらっしゃいます。  私たちが考える神様とは少し様相が違います。 



説明の必要もない見事な彫刻です。  それぞれの思いでご覧ください(画面タッチ 変換)

   
   

おおらかな農村風景です。  女性が家事の大半を担っているのでしょう、水汲み洗濯は、本当に大変そうです。