懇丁国家公園     
Kenting  National  Park


この写真実にのどかに見えますが、日本的に見ると大変不思議な光景だと思いませんか?
風力発電のそばに原子力発電所があり、その海岸で水泳をしています。  現地の人は原発の
排水溝が海に流れ込むところは暖かいので魚が良く釣れると事もなげに話しています。 日本の
原発の周辺は警備も厳重・排水口付近で水泳だのサーフィンだの聞いたこともありませんよね!
これも国民性の違いと言うのでしょうか?

この道路が無料とは、これいかに? 猫鼻頭/マオピートウの岩礁群 台湾最南端のモニュメント

高雄から懇丁まで、6割以上は自動車専用道路になっています。 それが無料というのはビックリです。
食事をしたり景勝地へ寄ったりしながらついに到達、ここが台湾最南端 Eluanbi 鵝鑾鼻岬(ワランピー)
直行すれば2時間足らずと言うというところでしょう。  九州と同じ位の国土で平野が少ない国ですから
何処に行っても国土の西側は賑やかな町並みが点々と続きます。  最南端を東に回りこむと途端に山が
海岸まで落ち込むような風景に変わります。

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最南端の丘の上で見た航空管制灯台 懇丁リゾートホテルから見た夕日

国道一号線沿いには、何処の国でも同じように特産の果物即売所が見られますが、二月はあまり多くの
種類の果物に出会うことがありませんでした。  山になっているのが「蓮霧/レンブ」と言う果物で
梨とりんごを併せたような味で、サクサクと噛めて口にとろける不思議な食感です。 サッパリとして水分が
多く皮ごと食べれる日本には比較するものが無い果物です。 棚の箱には早摂りの台湾マンゴーがありま
した、まだ熟しきらずで残念なことをしました。



怪しげな雰囲気がする『檳榔/ビンロウ』は、噛みタバコのようは嗜好品で市場にも大量に
売られていましたが、街道筋ではセクシーな女性がチラリズムで客に売っていましたから
覚醒作用があるのではないかと思います。 友人が口にしてみましたが「青臭くて不味い」と
吐き出していました。   噛むほどに口の中が赤く染まり、衣服までよごしてビックリです。

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緑の粒が「檳榔/ビンロウ」で檳榔
椰子に沢山なる実を噛んで楽しむ。
メタンガスが噴出しいつも燃えている「出火」と言われる名勝で、ここの
露天ではアルミホイル入りのポップコーンを売っていました。 流石商売人!

今回の旅行は言葉の不自由も無く、ドライブの緊張感も無いのんびりした物と成りました。
現地の友人が運営する「釣りクラブのブログ」にリンクしましたので御覧下さい。


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