FISコンチネンタルカップ白馬大会第1日目(1999.10.23)

  朝食を終え、準備が出来たところで、会場に向かった。泊まっているペンションからジャンプ台までは
  徒歩10分くらい。8:30くらいには着いてしまった。その時並んでいたのは7・80人くらいかな。
  ゲートオープンは10:00だったらしい。もっとゆっくり来れば良かった。この日は一面に雲が広がり
  強い風が吹き続け、とにかく寒かった。風の強さからすると、中止もあるかも…。と不安だった。
  10:00ゲートオープン。先頭の方に並んでいたファンの方々はダッシュをしてブレーキングトラック
  正面やサポーターズエリアの最前列を取っていた人が多かった様子。私達もゲートを通ってダッシュ。
  しかし、向かった先はK点より少し下あたりの観客席。途中までは走ったけど、振り返ったら同じ方面に
  ダッシュしてる人がいなかったので、のんびり歩いた。無事に場所も確保してウロウロしていたら
  場内にアナウンス。「競技開始は午後1時からに変更になりました。」なぬぅ?本来の予定より
  競技開始が2時間も遅くなってしまった。でも、この風じゃあね。納得。引き続き強い風が吹いていた。
  この中で競技開始まで待つのは寒くツラかった。当日売り出されたSAJの選手名簿をみんなで
  見ながら、各自に好き好きコメントしていた。(選手名簿はすぐに売りきれてしまったらしい。大元には
  たくさん在庫があるらしいけど、今回の大会用に売り出す分はアッと言う間になくなった。この本は
  普通の書店では取り扱っていない。過去の成績・簡単なプロフィール・大会日程等が書かれている
  ファン・関係者には貴重な情報の宝庫)

  13:00になり、予告通り試合が開催されることになった。午前中より多少は風がやんだとは
  思うけれど、やっぱりまだ時折強風が吹いていた。
  試技が始まる。いつものように宮平選手は試技をキャンセルしていた。いつの試合からそうして

  いるのかはわからないけど、試技を飛ばない方が本戦の調子がいいんでしょうね。
 
  1本目を終え、船木選手トップ。
  130mジャンプで飛型点は満点の60点だった。美しいジャンプでした。
  しかし、風の強い中での試合であったため、飛距離を伸び悩む選手が多かった気がする。
  とは言え、強い選手はそんな状況下でもしっかり飛距離を伸ばしている。さすがだ。
  渡瀬くんは116mのジャンプで5位につけていた。調子がいい。と言うより、強い!と言う
  言葉が当てはまる。
  
1本目と2本目の空き時間にフラワープレゼンターの抽選結果を見にサポーターズエリアの
  掲示板のところへ。はずれていた…。そうそう簡単には当たらないか。
  サポーターズエリアは観客席のK点付近よりも風が強い。寒かった。
  2本目が始まる前に観客席のK点付近に戻る。
  2本目、相変わらず強い風が続いていた。強風が少しでもおさまると、次々青信号が出た。
  選手がスタートゲートについて、すぐ青信号に変わってしまうため、声援送る暇もナシ。悲しい。
  
  優勝は船木選手。船木選手は2本とも130m超えでした。素晴らしいですね。
  同率2位の原田さん・宮平さんも2本ともK点超え。こちらもお見事。
  上位3人はもちろん良かったのですが、注目は4位の渡瀬くん!
  絶好調ですね。1本目で5位に付けていて、2本目はK点超えで4位浮上ですもんねー。スゴイ!
  表彰式も慣れたもんです。いやぁ、素晴らしい高校生ジャンパー。(いや、もう高校生という言葉は
  不要かな)日本を代表する若き優秀なジャンパーです。世界の大舞台での活躍、期待したいです。
  試合結果はココ
  とにかく寒い1日でしたが、選手も観客も頑張りました。

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