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2006.022006.04

日記の フリ 日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。

日付ごとにアンカー付けています。e.g. http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary0603.htm#yyyymmdd


2006年3月

その他


3/31(金)
嶽本野ばら『シシリエンヌ』新潮社 を読み終わる。目的の駅に降りるときに現実にかえるのが少し困難なくらい「世界」があった。かなり濃密な性描写が続くこの物語を気持ち悪くならずに読めた のが自分でも不思議。性描写を描くことが目的ではなくて、ただ純粋に出来事を描きたかった姿勢を感じたからだと思う。愛の表現としてのそれ。いつかこの本 が文庫になることがあっても、作者によるあとがきも、誰かによる解説も不要だと思う。よけいな説明はつけず、ただ、この物語そのものだけが本の中に収まっ ていてほしい。とはいえ、この物語の中に書かれた作者の思いが真実なのか、虚構なのか、気にならないといったら嘘で、今から『シシリエンヌ』に対する作者 の言及が何かの媒体に載っていないか調べてみようと思っているくらいなのだけれど。


3/30 (木)
シャンプーをしてくれたおねえさんの髪型がいいなあと思ってそれを伝えると、いつも髪を切ってくれる人が切ったのだというので、それはラッキーと切ってく れる人に伝えると、じゃあ少し伸ばす方向で、と希望が叶えられた。しかし、おねえさんの髪型は決して長いものではない。私の髪が短いので、おねえさんの髪 の長さに足りないということ。
3/29 (水)
道尾秀介『向日葵の咲かない夏』新潮社 を読み終わる。

3/24(金)
鼻声はこれでもずいぶんマシになった。

はじめてヨガを体験す。

乗る電車を間違えて、自分の駅が通過していくショックを久しぶりに味わった。


3/23(木)
日曜日の風が良くなかったのか、温まるための半身浴が長すぎて逆に冷えたのか、とにかく日曜の夜から風邪を引いた。

帰宅途中でピアノの先生には休みのメールを入れ、そのくせ、WILLcafeのお菓子を買いたくて、19日に寄った近所のお店にまた行く。すごくおいし かったことを伝えると、「実はお菓子を作っているのは…」とそのお店のオーナーととWILLcafeの人との関係に驚いた。おなか はちゃんとすく。汗をかきたいのに温かいものをとってもかけないなあ…と思いながら寝る。

21日は、習い事に行くもひどいありさまで、先生は緑茶にプロポリスをたくさんたらして出してくれた挙句、「きょうは30分早くおしまいにして、来週と再 来週で15分ずつ時間追加するよ」と提案してくださった。ありがたく受けて家に帰った。なのに、家で野球を見てしまってあとで後悔することになる。という のも、夕方から熱が出て苦しくなってしまったのだ。梅醤番茶やしょうが紅茶を作って飲んだりした。風邪の原因をとりのぞく体操? 整体? などもした。夜中に汗をかいて起きること3回。これでやっと熱も下がるかなと思う。

22日は夕方からお通夜の手伝い。

きょう23日、髪を切りに行く予約は来週にかえてもらった。

でもなあ、やっと風邪を引けるようになった、って感じもあるな。いい意味で、少しは気が緩んできたのかもしれないと。


3/19(日)
近所のお店で売っていた WILLcafe というところのお菓子を食べた。桜入りシフォンケーキと、いちご入りパウンド、甘夏入りチョコパウンド。パウンドそれぞれもおいしかったのだけど、シフォ ンの生地がとにかく驚くほどふんわふんわでもちもち。こんなおいしいシフォンは食べたことがない。池袋の某有名店より断然おいしかった。

ものすごく風が強いのに土手を歩いていたらさすがに身の危険を感じた。


3/18(土)
ジムに行って、友人とお芝居を観にいって、近江屋洋菓子店ケー キを食べる。プレゼントには、奈良泰明編『初期創元推理文 庫 作品&書影 目録』をもらった!!! 大興奮!!! 帯からしてぐっとくる。おめでとうのメッセージをもらうのは嬉しいことだと思った。素直にそう思えた。ここ数年で一番いい誕生日。


3/17(金)
見学してみたい三 鷹天命反転住宅

昨日書いた袋型オブラートは、たいそう使いにくい。粉薬の量が多すぎるというのもあるかもだけど、入れにくい。やっぱりただの平べったい丸い平面形のほう が万能なのではないかと思った。


3/16(木)
灯台下暗し。

ちょっと苦い粉薬だったので、オブラートに包んだほうが飲みやすいだろうと「オブラートがあれば一緒にください」とお願いすると、「丸いのと、袋型のもの があります」と言われたので、昔ながらの丸いのを頼んだ。ところが、丸いのが売り切れていた。「袋型のほうが入れやすいですよ」と言われたけれど、あの丸 いので包むのをやってみたかったので残念。オブラートに包むのは子どもの私じゃなかったから、結局一度も自分で包んでみたことはないのだ。

買ったのは、旭光フクロオブラートU」。 今はゼリー状で味までついている「おくすり飲 めたね」なんていうのもあるんだなあ。

雨が降っている。今冬から春にかけて、そんなにたくさん雨が降っている記憶はないんだけど、今年はひと雨ごとに春になるというのをとても強く意識する。


3/15(水)
牧野持侑「倍音浴」。頭に響きすぎというかぐわんぐ わんきて、軽い頭痛が起きた。気持ちが悪くなってしまった。これほど合わないのも珍しい。


3/14(火)
鍬本実敏『警視庁刑事—私の仕事と人生』講談社文庫 を読み終わる。巻末に、小杉健治、高村薫、出久根達郎、宮部みゆきの4人によるエッセイが載っていて豪華。刑事は仲間うちで協力しあって捜査をすすめてゆ くのだと思ってたのが覆された。仲間うちよりも、むしろ、追っている「悪側」の人間たちと“交流”しているよう に思えるのが面白い。こういう仕事をしていると、宗教的なものに救いを求めたくなる心境になることも書かれていた。


3/13(月)
『すばらしき日曜日』暮しの手帖社 を読み終わる。「暮しの手帖」に寄せられた読者投稿をまとめたもの。数ある中で、旅好きな小学生の男の子の話が一番印象的だった。不思議。


3/12(日)
川沿いを、先週とは反対の方向へずっと歩いた。景色はこちらのほうがいい。橋から橋まで約1.5kmの標識があったので、ぐるっと一周すれば3kmくらい になるのだとわかった。いいコース。親子で走っている人、最近走り始めた様子の人、走り慣れている感じの人、走っている人は結構いるんだなあ。

親水公園を目指して歩きつづけると、明治時代の漢方薬局を移築・復元したものがあった。こういうのがあることも知らず、中へ入るとボランティアで対応して いる人たちが説明をしてくれ、お茶もごちそうになった。吹き抜けのある土蔵造り。急な階段で2階へ上がることもできる。2階は漢方を置いておくスペース だったとのこと。見事な漆喰の壁も、技術をもつ人が今や数えるほどにしかいないらしい。

気になっていた新しいお店、日本茶のカフェへ寄る。1杯目はお店の人が淹れてくれ、2杯目以降は自分でお湯を柄杓で汲んで自由に飲める。おにぎりと和菓子 もあった。


3/11(土)
春の服は緑色のものばかりが気になる。


3/10(金)
いつもは松田のマヨネーズタイプ辛口を愛用してるんだけど、カロ リーゼロのものとかディフェなどのほうが身体には良いのかもしれないと思って買ってみたけれど、あまりにもマヨネーズとはかけ離れた味、おいしくなさに悲 しくなってショックを受けた。大量に使うものじゃないんだから、やっぱりマヨネーズがいいと実感した。


3/9(木)
小沢健二「Ecology of Everyday Life 毎日の環境学」(TOCT-25919)が届き、筑摩書房から「限定版ちくま文庫」が届いた。「限定版ちくま文庫」は、「ちく ま文庫解説傑作集」だった。

CDはまだ全部聴いていない。自曲のモチーフを使っているように感じられる箇所も。


3/8(水)
田中聡・神尾友和『匠の技 五感の世界を訊く 』徳間文庫 を読み終わる。


3/7(火)
地球の歩き方編集室『入門 おとなの鉄道旅ドリル』ダイヤモンド社 を買った。「三度の飯よりFe(テツ)が好き」ってことはないですが、旅をするなら車より電車派だ。


3/6(月)
美術出版社編集部編『ちょっと知りたい美術の常識』美術出版社。 一問一答のクイズ方式なのが読みやすいし、面白い。でも、あくまでも「知識」なのだということもわかる。


3/5(日)
いい天気。暖かい。ランニング用の靴をおろして近くの川沿いをずーっと歩いてみた。土にコンクリに再びふかふかの土と足場もいろいろ、鴨がたくさん住んで いる一角もあったり、風景は割と楽しい。ウォーキングをする人、走る人も何人も見た。3時間ほどの歩き。来週は、同じ川沿いの反対方向へ歩いてみようと思 う。

ああもうおいしくないお菓子は買うのやめる!


3/4(土)
雛人形しまい忘れ。

散歩の途中、ときどき気になっていた洋菓子店についに入る。誠実そうなご主人が素朴な洋菓子を並べているお店だった。昔から変わらぬ見かけのショートケー キやチーズケーキ。華美な飾りなど何もない、ほぼ焼きっぱなしに近いようなケーキ。まずは基本、ショートケーキを買って帰る。スポンジは軽くてあっさり、 生クリームは逆にしっかり。スポンジが軽いぶん、1個だと少々物足りない。でも、見掛け倒しのおいしくないケーキを食べて口直しをしたいと思うよりよっぽ どいい。また買いに行くつもり。


3/3(金)
岡崎武志『気まぐれ古書店紀行』工作舎。「彷書月刊」 で現在も続いている連載を8年分まとめたもの。関東のみならず、日本の広くに渡って古書店を訪ねているので、自分の住んでいるところに近いところが出てく る可能性も高いのではないかと思う。たとえ家族旅行であっても、妻と娘をそこらに残してふらっと古書店に立ち寄らずにはいられない性分の著者。待っている 間の娘の様子を見て、本当に申し訳ないと思っている様子にしみじみしてしまう。本にばかり目がいっているようでいて、ハッと我に返る瞬間にほっとしたり、 誠実さを感じたり。


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