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読後メモ index

2011.102012.01

日記の フリ 日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。

日付ごとにアンカー付けています。

e.g. http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary1112.html#yyyymmdd


2011年12月

その他


12/31(土)
28日は仕事納め。29日は家の最終大掃除。30日は下り電車に乗って出かけたものの、目当てのカレー屋さんは閉まってた。がっくりしていたところ、神保 町のボンディがこの街にも、おまけにとても近くにあることがわかり行くと、開いてました。久しぶりの懐かしい味に舌鼓をうち、寄り道をして帰る。

きょう31日は穴八幡に行ったあと、ティーヌンで食べようと思ったら31日と1日はお休みだった。インド大使館隣の伊勢屋でいろいろ買って、いろいろ寄り 道をしながら4時くらいに帰宅。紅白を副音声モードにして見ています。超くだらなくていいです。

今年は念願かなってとうとうスライド書棚を処分でき、部屋がすっきりしたのが嬉しかったです。あと、今年の秋冬になってなぜか急にお化粧に興味が出てきま した。きっかけがなんだったのか、思い出せないのですが。また、かなり真面目な勉強モードになったので、失速しないでいきたいと思っています。

2012年の手帳は今までで一番小さい、スウィフトプランナー。2日は神田明神に行き、バーゲンは見ちゃうかなあ。手袋とか巻物でいいのがあれば。

よい年をお迎えください。

12/18(日)
あ れから1ヶ月。床に本を置くことに慣れてしまいそうになったところで、うすべったい本棚を買い、出ていた本はすべて入りました。奥に引っ込んだ本がなくな り、ざっと見渡せるようになってとてもとてもすっきりした気分。ここまで本を減らせれば、今後買うことがあってもすごく増えすぎることはない気がしま す。

ここひと月で読んだ本は以下のとおり。笠井潔『オイディプス症候群』/辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』/法月綸太郎『キングを探せ』/深水黎一郎 『人間の尊厳と八〇〇メートル』。

笠井潔『オイディプス症候群』で論じられたことをすべて理解できたとは言えないけれど、それを抜いてしまうと事件の構造はシンプルに思う。ナディアにとっ て、エレベーターのボタンとマニキュアが、同じ偶然ではありつつも、一方は彼女にとって幸運に働き、もう一つは彼女を追いつめることになってしまったこと が印象に残る。

辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』。中学時代の友人関係のメンドクサイ感じがいやというほど伝わってくる。身の置き所がない気分で読むわけです。読み 終えて、なにかミステリっぽいところがあったかなあとふと気づきました。

法月綸太郎『キングを探せ』。倒叙が新鮮。途中まではさくさく読めるのですが、ちょっとしたことが起きてから知恵くらべになってゆくので、やっぱり頭を使 いました。

深水黎一郎『人間の尊厳と八〇〇メートル』。とても好みでした。表題作でぐっときて、ラストの「蜜月旅行」でニヤリ。

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