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読後メモ index

2012.112013.01

日記の フリ 日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。

日付ごとにアンカー付けています。

e.g. http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary1212.html#yyyymmdd


2012年12月

その他


12/31(月)
午前中、高田馬場の穴八幡で一陽来復をいただき、インド大使館近くの伊勢屋で、かんぴょう巻き、おいなりさん(お揚げの色が濃くっておいしいのだ!)、草 餅、辛いお団子を×2買う。これは毎年の流れだ。
ちなみに、伊勢屋で代金を計算して出していたら、「あら、そろばんやってたんですか?」って言われた。「小さい頃にやっていました」「何級を持っているの ですか?」「3級くらいだったかと……」と言うと「私は7級でやめちゃったからこうなのねー」とにこにこしてました。多分、普通の人はそろばんやってなく てもで きそうな計算だとは思うのだが、それは人によるし、私はむしろ暗算が大の苦手で、それをそろばんの知識が助けてくれた格好だと思う。だから確か 認知症のテストに使われるという100から7をどんどん引いてゆく計算。これ、たぶんすぐにできなくなります。それに今はもうそろばんの掛け算や割り算な どはまったくできません。

その後、池袋のロフテーで新しい枕を購入。前回もロフテーで枕を買ったのですが、そのときは中身の材質をいろいろ試しました。でも小さい頃からずっと馴染 みの ある「そばがら」が結局はしっくりきたので、今回は他を試すことはせず、一択で「そばがら」にしました。枕が違うと眠れないというのは多分にあって、ホテ ルのふわふわしたクッ ションみたいな枕は確かにちょっと苦手で寝付きにくいのだった。

大晦日のデパ地下の喧噪はものすごい。わさわさしている。日頃からどんなものがあるか良くわかってないといい買い物ができないだろうなあと改めて思う。な のでいつも眺めるだけです。そして、人ごとのように眺める、その大晦日の喧噪が楽しみだったりする。

さて、毎年チェックをしている海老天の値段です。海老の天ぷらは400円超えもあった。ええー、400円はさすがに出す気ないよ。それに、海老が大きすぎ る。で、ハゲ天の310円にしました。それでも高いけど、地元スーパーのほうがデパ地下より高かったり、安いところは売り切れていたりするので、警戒して 今年も都内のデパ地下で買ってしまいました。ただ、今回、隣駅で260円のものを見つけたので来年はここにしてみようと思った。自分で揚げれば一番安いん だけど、 家で揚げ物はしない主義なのだ。

珈琲亭でトラジャを飲む。4つテーブルのある半個室みたいな空間で周りの3組の会話が聞くともなしに聞こえてくる。東急ハンズを軽くひやかして帰途へ。一 番近くのスーパーで鶏肉を買って買い物終了。

紅白始まってしまいました。今年もまた副音声付けながら見ることにします。

それではみなさま良いお年をお迎えください。

12/30(日)
毎年28日まで仕事してそこから休みに入るわけだけど、もう明日は31日で、なんか一日足りない気がする。
朝は起きたら8時半くらい、NHKでアニメをやっていて、朝食の準備をしながら見るともなしに見ていた。すると、『NHKアーカイブス』の番組の中で、 『未来少年コナン』を紹介していたのだとわかった。その後、多岐川裕美が七瀬を演じた『七瀬ふたたび』の第一回目も放送された。昔はテープが高価なもの だったので、放送はすべて上書きされており、NHKには『七瀬ふたたび』のテープは残っていなかったという。だから、これは視聴者の方の提供によるもの だったとのこと。1979年という昔に録音機能を持っていて、かつすべての放送を録画しているわけもないだろうから、『七瀬ふたたび』が残っていたのは貴 重なものだと思った。
『七瀬ふたたび』は原作と多少変えている部分もあったけど、よい出来で見入ってしまい、終わったら10時。それから重い腰を上げて掃除。夕方には買い物へ 行き、必要なものは半分くらい買えた。
明日は穴八幡とロフテーと最後の買い物に行くぞ。できれば、おいしい珈琲を飲んで帰りたいなあ。

12/29(土)
いつものように、両親のうちに行って午後を過ごす。母が買い物に出かけて父と二人になったとき、父が私になにか言いたそうにしていた。父は重い失語症のた め、自分の言いたいことを文章に組み立てることができない。自分から言おうとすると、すべて「ここは」のみだ。
さて、まず、父が何かをしたいのか、それとも私がなにかをするのかを探ると、父が私に何かをして欲しいとわかった。「なに、肩をもむの? もう寝たいの?」と笑いを取ったあと、「家の中のこと?」と尋ねると、違うという。「私がどこかに行くの?」、そうらしい。「なにか買ってくるの?」と言 うと違う。なんとなく、お正月が近いから「神社にお参りに行くけど……」と言うと、それだ! という顔をした。「お守りを買ってほしいの?」と言うと、違 う。お札でもない。なんだろう……、わからなくなった。玄関のほうに何かしらあるらしいので、玄関のほうへ行くと、ドアの近くにお札があった。あ! と 思って、「お札を納めるの?」と聞くと、うなづいた。やっとわかったー。
母にも頼んだことがあるかと聞くと、あると言う。でも、去年も今年も通じなかったらしい。この時期だから「神社」というキーワードが浮かんだけど、そう じゃないときだと難しかったと思う。

両親とは、録画していた「王様のレストラン」を毎週1話ずつ観てます。私は先日の再放送時に一度観ているので、近いうちに2度も観てることになるけど、 やっぱり面白い。
少し前に終わったNHKの夜のドラマ『恋するハエ女』は意外な終わりかたで、泣き笑いのような感情を抱きました。面白いんだけどせつない。嘘であって欲し い点が一つだけ残る終わりかた。でも、もしかしたら覆ってしまうんじゃないかいう希望があったりもする。よかったなあ。

シャーロット・アームストロング『毒薬の小壜』法月綸太郎『犯罪ホロスコープII』を読みました。『毒薬の小壜』 は、期待したよりも……でした。たくさんの善意とほんの少しの意識していない悪意で成り立っている物語。
『犯罪ホロスコープII』は6つの短篇集。たとえば「宿命の交わる城で」、ついてゆくのが必死な論理の複雑さなのに、それを犯人側と解いてゆく側から考え て書くなんて本当になんて頭を持ってるんだと思う。6つの物語の中では「三人の女神の問題」が一番好きだった。綸太郎が謎を解いたのに加えて心情をも推し 量ったところが。

12/24(月・祝)
tさん、お久しぶりです。お元気でいらっしゃいましたか? はてな日記は更新が止まったままのようですが、どこかへ移られたのでしょうか? メールとメー ルフォーム、どちらもメッセージが蹴られてしまったので、こちらから失礼します。
tさんとは、杉浦さやかさんのお話などをした覚えもあります。最近の著作は読んでいないのですが、かわいらしくて、“女の子”って良いなあ〜と思ってしま うイラストでしたねー。昔から読んでくださっていて、本当にありがとうございます。また気が向いたら遊びにいらしていただけると嬉しいです。ちなみに私か ら思うtさんもショートカットのイメージです。

昨日はホームセンターへ耐震グッズを買いに行って来ました。先日のためしてガッテンの影響です。去年の地震で家具はどれも倒れなかったものの、食器棚は少 し動き、本棚の本は結構バラ バラと落ちたという状態でした。しかし、もっと動いていたのが実は玄関の靴箱だったというのを最近になってわかりました。意外と大きな出費になっちゃった けど、安心を買ったということで。

ホームセンターでドライフルーツ製造機が売っていた。7980円だったかな。よほど好きな人じゃないと買わないのではないと思ったけど、どうなんでしょ う。

12/22(土)
yさん、ありがとうございました。教えていただいたサイトにメールアドレスが見当たらなかったため、こちらから失礼します。私の知らない世界やおいしそう なご飯を見に、こちらからもうかがいます。メリークリスマス!

HONEY BEE5に機種変更しました。2番目に派手そうなブルー×レッドです。実際手にしてみると、くすんだブルー×コーラルレッドという感じ。ブルー×イエロー の白雪姫カラー(?)も良かったかも。
スマホセットという選択肢もあって迷ったというか自分を見失ったのですが、冷静に考えたらやっぱりスマホは使わないし必要ないと思ったので、PHSのみで す。外で情報が必要になるのは電車が遅延したときのジョルダンライブくらいで、twitterも調べものも外出中にはしない。そもそも電車の中で携帯をい じるのがあまり好きではないのに、スマホ買って何するの? と、自分に問うてみたわけです。

12/21(金)
Hさん、ありがとうございます。きっかけを知ることもでき、なるほどーと思いました。ちょうど昨日、Eclecticの「今夜はブギーバック」とLife の「今夜はブギー・バック」を聴き比べしていたところでした。久しぶりに聴いたEclecticは、なんかモゲモゲしてしました。レコードではないのに回 転数違ってない? みたいな……。やはり反応をいただくのはとても嬉しいです。いつでもメッセージお待ちしています。

横溝正史『本陣殺人事件』。こういう暗い動機(動機に暗い も明るいもないですけど)というのは、妙に納得ができる反面やりきれない。ネタバレっぽくなるので反転させます。気質・性分と家のしきたりがまとまって攻めてきてる感じが可哀想ではある。
山田風太郎『太陽黒点』。格差を受け止めず卑下に転じてし まうと、つけいる隙が出てしまうということ。身の程を知るというのは自分が崩れないためにはとても必要なことだと思う。あと、自分が好きな相手に弱くなり すぎないこと。とはいえ、頭ではわかってるけどなかなかね。
このやり口は、途中でなんとなくそうかな、と気づく人も多いと思います。ただ、私の好きな「後味の悪さ」とは少し異なるんだなあ。八つ当たりっぽいからか な?
この2作品には「昭和」を感じました。悪い意味ではありません。
宮部みゆき『火車』。さすがに話題になっただけあって、面 白いしぐいぐい読んでしまいました。ラストシーンなんて、想像力のない私でも映像が浮かびました。女を捜す過程で出会う様々な人たちの描きかたは、分量は 少ないのに深い。たとえば保と、その賢い妻が印象的。
それから、言い方が軽いけど井坂のおじさんの存在に癒されました。
主人公の息子の智がひどい仕打ちを受け、それはなぜなのか井坂のおじさんに尋ねる。そのときの井坂のおじさんの返答に、なぜだか涙が出そうになった。彼が 現在の生活を行うようになった理不尽ないきさつを知っているから尚更。見た目は柔らかいのに中身が鋼のような人。

12/20(木)
現在、ここを読んでくださっている方々は相当少ないようです。ご覧になっている方のお名前やサイトを知りたいと思っているのですが、下記フォームから送っ ていただけないでしょうか。本文は必須ですが、メールアドレスは必須ではありません。もともと少ないなかで送ってくださる方はさらに少ないような気もしま すが、クリスマスプレゼントと思ってどうぞ よろしくお願いします。


12/16(日)
選挙に行って来た。真面目に考えて投票したが、開票速報をNHKで見ていてもつまらない。絶対入れたくなかった政党の得票数を見てガッカリしている。とに かく死に票多すぎるよ……。

先日買った「ベスト本」の中で、『東西ミステリベスト100』が 一番楽しい。読んでいる本がたくさん載っていると、内容にうなづきながら読めるから嬉し い、というのもある。かつてのときめきを思い出して、いろいろな作品を読み返したくもなった。
でも、国内では、実は横溝や宮部みゆき『火車』は未読。読 まないともったいなさそうなので、読むことにします。それからやっぱり綾辻行人は『時計館〜』だ と思う。
海外では、『羊たちの沈黙』は、やっぱり怖くて読めそうに ないが読みたい……と思ったし、『シンデレラの罠』の新訳 は読むべきかなと思った(初読は中学生 のときだった)。それから、シャーロット・アームストロング『毒薬の小 壜』は読みたい。ヘレン・マクロイ『幽霊の2/3』っ て入ってないんだなあ。

12/11(火)
最近は、石黒マリーローズ『キリスト教文化の常識』小林善彦『フランス学入門』を読みました。前者は、キリスト教ではな くキリスト教文化についてなのが良かったし、後者を読むと本当に基本的なフランスについての知識が身に付く(気がして)良かった。

『このミステリーがすごい! 2013年版』『2013本格ミステリ・ベスト10』『週刊文春臨時増刊 東西ミステリベスト100』をまとめて買ったので、つらつら眺め たり読んだりしようと思っています。

髪をベリーショートにしたとき、それまで着ていた服がことごとく似合わなくなり、服がだんだん変化していった。そして、それまで履かなかったパンツを履く ようになり、反対にワンピースもスカートも履かなくなり、ついに喪服以外一着もなくなった。そうなってからもう何年も経つ。コムデギャルソンのスカートっ ぽいキュロット(?)は持っている。が、今年の夏、半分気まぐれで、本当のスカートを一着買った。試着して「すーすーする!」と言って店員さんに笑われ た。ただ、職場に着ていくことはなく、土日のプライベートで履いたりするくらいだった。ギャルソンのキュロットも含め、私にとってパンツ以外はコスプレ気 分というか……。

でも、髪も短いし地味だし色気もないし、こんなんでパンツばっかり履いているとおじさんになってしまうのではないか…という不安がなきにしもあらず。

そんなとき、雑誌に載っていたスカートがとても素敵に思えたので実物を見に行ったら、思っていた以上に素敵で試着せずにはいられなかった。履いてみると、 さらに素敵なのだった。

そして、「コレクションに出していたスカートなのですが、そのときに合わせていたセーターも良かったら試着してみてください」と勧められたので、せっかく ならと上下着てみた。黒いセーターだったので似合わないだろうなあと思っていたのに、なぜかわりと良かった。黒が似合わないためことごとく避けてきたんだ けど、そういえば今年買ったコートも黒なのに意外と大丈夫なんだった。質感や生地感が大きく左右するとはいえ、以前より黒が近くなってきた気はするなあ。

スカートもヒールも避けて来たのですが、身につけると楽しい気分になることに気づいたので、気に入ったものがあれば身につけてゆこうという気持ちに変わっ てきました。

12/1(土)
胃は、ほどなく良くなりました。食欲も回復してなんでもおいしいです。インフルエンザの予防接種も済ませました。
29日の木曜日に生まれて始めてカールさせるパーマをかけました。ずいぶん昔にストレートパーマはかけたことがあったのですが、今は技術も進んで天パーの 私でもパーマをかけられると知り、がんばって短い髪を少し伸ばしていました。自分比で割と伸びたと思うので、今回お願いをしました。朝からテンション上 がってましたけど、かけ終わってさらにテンション上がったー。私はとても気に入った!
かなり寒いと聞いていたきょう、今年買った新しいコートを初めておろしました。

ポケミス『天外消失』は、早川の「世界ミステリ全集」の最 後『37の短篇』の中からの14篇。そのほかの作品は他で読めるから、らしい。印象に残ったブ レット・ハリデイ「死刑前夜」、アーサー・ウイリアムズ「この手で人を殺してから」の訳者がどちらも都筑道夫だったのはたまたまなのか、訳がうまいのもあ るのだろうか。

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