西武101系でお散歩の休日

多摩川線の初期型も今のうちですしね。


2010年7月5日

何となく買ってきてしまったデジカメを、まだ使ってみていなかったので休みの日に持って出かけてみました。
買い物したくもあったので、なんとなく場所を西武多摩川線に決めて、西武101系に乗りまくってみようと。
さほど急ぎもせず、10時過ぎに家を出て、武蔵境駅に向かいます。

梅雨時ですが、日中は雨の降らない日が続いています。家を出るときも降ってなくて晴れ間もでてきましたが、予報では夕方から降るとか言っています。家から駅まで歩くのが普通なのですが、帰りに降られたら面倒なので、車で交通博物館まで行って、そこからニューシャトルで大宮に出ることにします。
交通博物館の駐車場は1日500円。周辺にあるコインパーキングだと平日の日中400円だったりするのですが、いつも決まった車で埋まっているところを見ると、通勤で来て停めているのでしょう。この日もそうだったので、交通博物館に車を停めて行きます。
ニューシャトルで大宮へ出て、お約束の大宮工場入場中の電車を眺めに11番線へ。
入場前の183系がいたので眺めに行くと、ちょうどスペーシアがやって来ましたよ。大宮駅はホームの真ん中上空をどでかいコンコースが横切っているので、短い編成の列車はアタマ以外暗闇のなかというシチュになりがちです。そんな明暗のきっつい絵柄を、新しく買ってきたデジカメで撮っていじめてみます。
デジカメとしてだと9台目になるキヤノンPowerSfotS90。IXY920ISのちょっとした不満が気になりだし、ふと現行機の値段を見ていてお手頃だと思ったので買ってきました。ボディサイズと記録画素数はそうかわらず、でも性能は当然上がっているのであろうと言う期待だけをして、あとはキヤノンだから大丈夫だろうと買って来ちゃった。で、日の下の写真はなんてこともなく普通です。明暗のきつい絵だと、ちょっと被写体の見やすい画像になってます。いいかもしんない。期待をしたピントの合う速さは変化を感じないのは残念です。カメラの起動自体もワンテンポ遅いですね・・・。
183系も、ただの団体用電車になっちゃいましたね。もともと特急としての風格の薄い電車ではありました。モノクラス6両編成でパンタは片方もがれて、モハだけはグレードアップ車とかで窓が大きくなってて編成で不揃いな上にクハの方がそれにあわせて窓まわりの赤を広げているので、とても変です。
片方のクハ183は上越から房総に転用された1500番台で、ドアや方向幕窓のHゴムがグレーのままだったり、ヘッドマーク上の特急マークが残っていたりでちょっとだけニンマリできる車輌です。
さて、なんとなくやってきた湘南新宿ラインで新宿へ出て、中央線に乗り換えて吉祥寺で途中下車。ヨドバシカメラへ買い物しに行きたいので降りてみた。近鉄デパートがヨドバシになっていたなんて知りませんでしたよ。
買い物をして駅に戻ってまた中央線で、武蔵境に着いたのが1時ちょっと前です。先月あたりに仕事で来て、高架のきれいな駅になっているのを見てちょっと驚きました。まだ上りホームの方では工事が続行中でもあります。西武線の駅は下り線の隣に、同じ高さの高架で作り替えられていました。地平の頃はJRのホームと一緒の一面でしたが、今は島式ホーム2面2線になっています。
中央線の高架工事が始まってしばらく経ちますが、やっと上下線とも高架になって踏切がなくなって、自動車では走りやすくなったかな?とは感じますけど、西武多摩川線のことはすっかり忘れていました。結局一緒に武蔵境駅が高架化されたんですね。で、中央線との接続線路もまた復活したようです。最近までそれがなかったから、他の西武線との接続がない多摩川線の車輌は隔離されていて出入りがないので初期型の101系ワンマン仕様だけがいましたが、中央線との線路接続で車輌の入れ替えがまた出来るようになり、ついに今年に入って置き換え用の新101系が投入され始めました。このペースだと、年内には置き換えが完了してしまいそうです。
で、ふらふらとやって来たわけですが、ホームに上がってすぐにやってきたのは白い新101系「春」号でした。
これが旧101系置き換え用の車輌で、同じ101系でもマイナーチェンジした後期形をベースに、多摩湖専用ともちょっと違うアレンジのワンマン運転用改造車です。いきなり黄色じゃなくボディが白くなって、沿線あたりの小学生の絵をラッピング貼り付けした電車で、今のところ春、夏ときています。多摩川線は所要4本ですからあとは秋冬号になるのでしょう。
とりあえずその春号に乗って、白糸台まで行ってみることにします。
最初の新小金井でいきなり黄色い101系とすれ違いました。日中は4本のうち3本が走っているので、最低でも1本は初期型が走っているはずなので、まだ全く出会えないと言うことはありません。単線なので、かならずすれ違いの場面はわかります。
そういえば、西武多摩川線ってあんまり乗ったことがありません。もしかして初めてか?と思いましたが、是政駅での写真があるのでそのとき以来でしょうか。風景がちょっと新鮮です。せせこましい木立の間を駆け抜けたり、築堤の上を走ったり、電線の鉄塔と一緒になったり。踏切や駅の様子はいかにも武蔵野で、わたしはココロ落ち着きます。それに101系の音です。いいですね。
そんなこんなで白糸台駅に到着、車庫に白い夏号、対向車線に黄色い101系がいます。これで今日のオールキャストが判明です。初期型が2本動いているのはラッキーですね。とりあえず電車を降りて、黄色い101系を撮って遊びます。すぐに出発していってしまうので、のんびりしていられませんが、よく考えたらすぐにまた戻ってくるのですから慌てなくていいですね。
白糸台駅は島式ホームになっていて、端っこでホームから地面にスロープと階段で下り、上り線を踏切で越えて駅舎に行く構造です。なので、そのホーム端で、このページ一番最初の画像のような風景が撮れます。むかしは江古田か中村橋駅あたりでもこんな光景が見られたんですけどね。西武線らしくて好きな風景です。
ホームに留まって、次の電車を待ちますが、またなんだか風情があって素敵な駅です。懐かしめのコインロッカーがいきなりホームにあるのも笑います。そういえば最近は言わなくなったホームの「白線」がありますよ。
駅の隣に電車庫があって、夏号がその測線でパンタグラフを上げて起動しています。夏のイラストはいかにも夏休みの宿題っぽくていい味出しています。私が小学生の頃は、こんな素敵な絵は描けなかったなあ。
電車は、江ノ電みたいに12分毎にやってきます。時刻表も日中の時間帯はきれいに5本ずつ同じ数字が並んでいます。わかりやすいです。当然、すれ違う駅では同じ時刻か1〜2分のズレの発車時刻になりますが、結局はすれ違うので同じ時間にやって来ると考えられますね。
静かなホーム先端で待っていると、踏切の音が聞こえてやって来ましたよ、さっき新小金井ですれ違った黄色い101系です。そして反対方向には春号が戻ってきました。とりあえず、この初期型に乗って是政まで行ってみましょう。
いちばん後ろの車輌に乗りましたが、私以外におじさんがひとりだけ。写真撮り放題ですよ。走っている音は紛れもなく101系です。ちょっとハイテンションですよ。シートの色がちょっとなんですが、シート端の手すりが、オリジナルの素朴なタイプです。このあいだ近江鉄道でも見ましたけど、まさか西武線でまだ見るとは思いませんでした。
ワンマン運転なので誰もいない後ろの運転室へ。30年近く前、手すりにしがみついて前を見ていたあの窓がここにあります。運転台も整然としたコレでしたよ。運転手さんに憧れたっけね。池袋から大泉学園まで、ずっと飽きずにすれ違う電車がなに系かと窓に張り付いてたっけ。ワンマンの機器でしょうか、電話みたいのが追加されているのが目立ちます。天井の方には、どうしても今でも動かしたくて仕方がない手動の方向幕ハンドルがあります。廃車になった電車のここだけ売って欲しいくらいです。15万円くらいまでなら出しますw。今みると、いろんな機械の箱が付いているんですね。準急や急行の種別表示板のところはワンマンも看板が付いています。余談ですが、この種別板が大型の色分けタイプに変わったとき、西武デパートの部品即売会で旧タイプのを売っていました。持っていたお小遣い全額の値段になってしまっていて買わなかったんですが、それを死ぬほどいま後悔していますw。
運転台の下に光が見えると思ったら・・・ヘッドライトですよ。初めて気がつきました。
あっという間に是政に到着。ホーム一本だけの終着駅です。どことなく寂しげな雰囲気ですよ。
いったん改札をでて、また入ります。さすがに料金は支払わないとねえ。改札は思っていたのと随分変わっていました。もうちょっと風情のあるイメージだったんですが、ごく普通の駅になってます。帰ってから、いちどだけ来たことがあるときの写真と見比べると、ホームの屋根からして変わり果てていて、20年の歳月を感じちゃいますよ。電車も571系の2両編成ですからね。
夏休みのイベントポスターがありました。小学生が対象なようですが、白糸台の車庫で何かやるようです。そのイベントのことよりも、「ぼくと交代!よろしくね!」とあるイラストの方がよっぽど気になりました。やっぱり交代が近いのですね。
改札から、電車の先頭まで行く前に、電車の発車時刻になりました。そういえば、白糸台から是政行ってまた戻るのがたった12分です。せわしないですねー。行き先の方向幕は「武蔵境−是政」で変わらないのもちょっとがっかり。
あわてて乗ったのでいちばん後ろの車輌です。またもぬけの殻の運転室です。こんどはそこそこお客さんがいて、あんまり変なことは出来ないまま、白糸台に戻ってきました。ここでまた初期型が並ぶはずなので、いそいで降りて改札への踏切へ走ります。
おとなしく並んでいるのはほんの十数秒です。下りは先に来ていて、上りがやってきて先に出て行きます。是政行きの初期型が12分後にまた戻ってくるので、おとなしく待つことにします。
上り方のホーム先端でEOSかまえてぼさーっと立っていたら、運転手さんはかならず白糸台で交代らしく上り電車の運転手さんがどこからともなくやって来て、ふとこちらに向かって話しかけてきましたよ。
運転手さんがホームの様子を監視するテレビモニタの隙間から柱に燕が入って巣を作っているらしいんです。たしかに近寄ると柱のなかでかさこそ音がしますw。
そんな話をしていたら、両方向ともほぼ一緒に電車がやって来ました。お話ししてた運転手さんが運転する初期型の101系に私も乗って、こんどは新小金井まで行きますよ。
またこの車輌に私以外の乗客はひとりだけ。またカメラもってうろちょろして、どうでもいいものを撮りまくって遊びます。
勝手に陶酔しきってましたよ。両開き引き戸の貫通ドア、なんだか見てると飽きない貫通幌と渡り板、妻面の窓から見える隣の車輌と、その窓を容赦なく縦断するパンタグラフ関連の配管、そうかと思えば機能優先ながらも美しく平行して折れ曲がるところも。パンタの鍵はずしレバーもいろんなカタチがあって面白かったものです。車内からは見えませんが、車体側面端の隣の車輌と向かい合う赤い三角印、床下の赤い消化器箱、座席端の足下ドアコック部の丸窓・・・。それにドゴドゴうなるAK3形コンプレッサ音があって、ドア窓に指さす手の注意喚起の丸いステッカーが貼ってあって、妻面から見える窓まわりがベージュだったら、アドレナリン過剰分泌で私の脳は小学生の頃にタイムスリップできます。もう、勝手に準急小手指行きのアナウンスが聞こえて来ちゃいます。
浮かれているうちに新小金井に到着。対向も初期型で、並んだところを撮ってみようと前まで行ってみますが、あっという間に発車していってしまいますよ。ちなみに、武蔵境側だと並んでるところを撮るのにかなりの広角レンズがいりますね。
電車の行ってしまった静かなホームで、次の列車を待ちながら駅を観察。ギザギザ屋根が西武線らしくていいですね。ゆるくカーブした対向式ホームの一端が向こうのホームに行く踏切になっていてます。白糸台と同じ作りですね。上下の列車はずれて停車しますが、こちら側ならきれいに顔の揃った写真が撮れそうです。
12分待って、こんどは武蔵境行きの春号が先にやってきて、私がここまで乗ってきた初期型が折り返してやって来ます。踏切で待って、先に上りが停車して、下りが発車するまでの時間だけ遮断機が上がっていますから、その間に撮ってしまいます。上りが来て、下りの来る前までだと、カーブした駅に停車する端正な編成写真が撮れますよ。
それにしても、遮断機が上がっている踏切で電車の真ん前に立つのは、なかなか恐いものですね。
この電車は見送って、次の武蔵境行きは初期型のはずなので、それで帰ることにします。
今日のベストショットでしょうか?。いいですね。かっこいいです。ただ、どうにも変だな?と思っていましたが、電気連結器がないのと、運転席窓上、標識灯下の通気口が無くなっているんですね。帰って画像を見ると、その室内側になにやら機械が取り付けられていますね。ちょっとしたことですが、101系の特徴でしたからね・・・。
下りの電車は春号なので、到着を見ずに上り電車に乗り、武蔵境へ行きます。
高架の武蔵境駅・・・・平地だったときを知っているだけに、なんだか違和感ありまくりです。乗ってきた電車が発車するまで101系を観察しますが、くたびれていますね。池袋線や新宿線の2000系あたりを見ていると、同じ黄色なのかな?って思います。昔とも違う印象ですが、きっと塗料の進化なんでしょうねえ。鮮やかで艶やかです。あとはデジカメで撮ってるから、これまたその写真で見ると変に強調されます。黄色は隠蔽力の弱い色だったんですけどね。
101系が出発するのを見送って、中央線の乗り場へ。国分寺へ出て、そこからまた西武線に乗りますよ〜。
国分寺駅は中央線に並んで西武国分寺線のホームがあります。ちょうど2000系が発車していって、次も2000系が来るといいなあと思って待っていたら、新2000系が来てしまいましたw。
階段を上がって、西武多摩湖線乗り場へ行きます。
多摩湖線といえば、最後まで351系の3両編成が走っていたのが印象に残っていますが、4両編成対応になって401系や701系が走るようになり、101系になってワンマン化されて久しいのですね。351系さよなら運転の写真を撮りに来て、帰りに事故ったのも今では笑える思い出です。
ホームの橋に改札があるから、乗る電車の顔が見えますが、なんと復刻原型塗装の101系がいるじゃありませんか。すぐに発車のようなので、とりあえず乗りましょう。
同じワンマン仕様の新101系ですが、多摩川線のとは微妙に車内の色とかが違いますね。
10分程度で萩山に到着してしまいます。復刻色をまじまじと見てみましょうか。
やかましいことを言えば、4両編成の101系に前面もベージュなのがもうダメダメですが、そこはご愛敬と言うことにしておきましょう。「準急」とかの窓も塞がれてなくなっちゃっているのもかなりがっかりですが、贅沢は言っちゃいけません。
なつかしついでに、351系の写真も貼っておきましょう。昭和の頃のはずですが、びっくりするくらい風景が同じです。
せっかくなので、普通の色のワンマン101系を見ておこうと、次の電車も待ちながら、通り過ぎる新宿線の電車も眺める。
西武新宿線系は、いろんな路線を吸収合併とかして出来上がってるので、路線が複雑で、好きな私でもよくわかりません。駅の先の線路を見ると、大変なことになってます。多摩湖線も、国分寺から西武遊園地までのはずなんですがこの萩山で運転が分断されちゃってます。その西武遊園地まで行きますが、新宿線から直通の電車で行くことになります。
3000系が走っていたのを見て、期待はしたもののやって来た西武遊園地行きは、スカートに穴のあいた新2000系でした。
これまた10分程度で西武遊園地駅に着いてしまいます。ここは降りるのはじめてかもしれません。ここで西武山口線に乗り換えて、狭山線、池袋線でりましょう。
山口線:レオライナー乗り場は想像と違って、多摩湖線とつながっている地平駅でした。ニューシャトルを見慣れているので、勝手に高架駅を想像してましたよ。
あるていど乗り継ぎは考慮されているんでしょうか、すぐにレオライナーもやって来ました。運転手さんは運転台に蓋をして、反対の運転室にお座布団も持って歩いていきましたよ。
8500形電車も初めて乗ります。ボックスシートの並んだちっちゃな電車です。前面は6000系に似てますね。
8500という形式は1985年製造だからと言う話です。ライオンズカラーのラインにレオのマーク付きで、編成番号は「V1」って書いてあります。最近、ライオンズのマークにこのレオ見なくなりましたが、どうしちゃったんでしょうか。
私と同じように乗り換えた人が数人乗っただけで、山口線の西武球場前行きは発車になりました。いちばん後ろの車両はまた私ひとり。運転席後ろはすっかり展望席です。
西武山口線といえば、ナローの蒸気機関車が走っていたので名が知れていました。新交通システムに切り替えのための廃止前に、何度かカメラ持ってやって来ました、最終日にも来ました。そのおとぎ列車の線路をほぼトレースしていて、遊園地西駅あたりは当時を思いださせる感じですが、遊園地から離れるともうすっかりその雰囲気はありませんねぇ。線路の跡などは全く形跡がありません。
3キロ弱ですから、これまた早々に西武球場前に到着。降りたのは私を含めて3人くらいだったように思います。大丈夫なのかな?w。
野球開催もありませんし、球場もなにも行事がないので駅周辺は実に閑散としています。
狭山線の乗り場とはちょっとだけ離れていますが、坂を下るともう乗り場です。次に来る狭山線の案内には「3ドア4輌」とあるので、もう101系の来ることは確定です。
程なくして、新101系の4両編成西所沢行きがやって来ます。
かっこいいですねえ。スカートが余計ですが、かっこいいですよぅ。
池袋線で4両編成は今のところ101系しかないので、ここに来ればふだんは101系がいるのかな。2000系や30000系の2両編成×2本とかだったら笑いますが。
折り返しの発車までの間は運転席も観察し放題です。あこがれの(笑)行き先表字幕のハンドルと行き先表も懐かしく眺めてみる。オリジナルのままの茶色いシートモケット、西武の旧マーク、東急車輌の製造銘板、見慣れたものばかりです。
余談ですが、この新101系こそが私の鉄道車両でいちばん好きな車両です。1両持って帰りたいくらいです。
NゲージのGMキットは何輌組みましたっけねえ。200や300はいっているはずです。KATOの製品も当然全種類持っています。ABCDセットの頃からもちろん、最近の新塗装も。銀河モデルのパーツも買いはしましたが、スカートはどうにも好きになれずに取り付けてはいなかったり。
西武線って、いつ見てもきれいでかっこいいです。お掃除がよほど行き届いているのでしょうか。薄汚い西武線って、そういえばあんまり見かけません。
やっぱりほとんどお客さんのいない車内で思う存分見て撮って遊んでいたら、発車時刻になっちゃいました。また十数分の楽しい旅で、あっという間に西所沢に着いちゃいます。
この駅も、狭山線と池袋線との分岐するホームが面白かったりしますね。
たかが雨どいの先端部分でハアハアできますw。連結面の妻面もきれいだもんな〜。不思議です。
池袋線にやって来たのは30000系。つまんないので所沢で降りて、ちょっとだけ電車を眺めてみる。2000系の更新車が来ましたが、これはこれでいいんじゃないかな。LED表示の行き先やシングルアームのパンタグラフで取り繕う老兵も渋いじゃないですか。新2000系ですら更新改造が始まってますからねぇ。戸袋窓を埋めてしまうのは残念です。
次に来た白い顔の6000系の渋谷行きで秋津へ。新秋津へ乗り換えて武蔵野線で南浦和、京浜東北線で大宮へ帰りました。
半日の気まぐれ散歩ですが、堪能できましたよ。
 
初期型101系も多摩川線のが秒読み、流山に行ったのも廃車になりました。見るなら、今のうちですね。
後期形はワンマン仕様のが今しばらくは残り、全電動車の牽引編成もいますからすぐにはいなくなりませんが、本線用のは風前の灯火っぽいですね。伊豆や下仁田、流山と四日市、近江にも行った彼等に会いに行くのもまた一興です。
 
おまけで、撮り貯めた101系の写真をメモリアル的に貼っておきますね。

非冷房の初期型101系 吾野駅にて
製造時の新101系2両編成
4両編成は前面の窓まわりが茶色でした 快速急行に急行奥武蔵のヘッドマーク付き
その後全車こげ茶色に統一されちゃいました
側面のベージュが無くなった今の塗色
復刻オリジナル塗装の本線用2連

かかったお金
埼玉新都市交通 交通博物館〜大宮(往復) 360
JR     大宮〜吉祥寺 620
JR     吉祥寺〜武蔵境 150
西武線   武蔵境〜是政(往復) 340
JR     武蔵境〜国分寺 150
西武線   国分寺〜秋津 230
JR     新秋津〜大宮  380
駐車場代 500
合計 2730円

〜リンク〜
西武鉄道
乗り換え案内
 
独り旅

Back