北からの使者のジョウビタキ
昆虫
身近なへびたちの姿をこのところ見なくなりました。アカネズミやヒメネズミが数を減らしているからと思っています。農薬がほとんど無かった時代はネズミを食べるキツネやへびたちを農民は大切にしていました。稲荷神社にキツネが「正一位」の官位で祭られていたりへびが商業高校などの紋章になっているのもそのためです。人間と彼らが文字通り共生していたのです。農薬を開発した人間はもはや彼らを必要としなくなりました。キツネやへびが人間に与える影響と農薬が与える影響はどちらが大きいでしょうか。経済効果の方を優先した人間の将来はどんな世界でしょうか。
私の山遍路旅
 今年も飛来するかヒレンジャク



 山麓に降りてきたカモシカ
北アルプス 雲の平から水晶岳を望む
庭に毎日やってくるホンドリス
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動物
昨年は約6000頭のツキノワグマが捕獲され約5000頭が殺害されたようです。山奥から山麓に降りてきた彼らの悲劇です。数を増した彼らは約30年前ごろから少しずつ人里に降りてきて過疎化された集落で高年齢化した人間の習性などを学習してしまいました。彼らに言わせれば大昔の状態に戻っただけなのです。肉食で無い彼らは人間を襲うことは本来しないのです。人間が彼らを襲っていた歴史が長かったので人間恐怖症になっているだけです。人里で生まれた彼らは学習の結果人間を恐れなくなりました。少しずつ行動が大胆になっただけです。
これだけ大量の個体を殺してしまったので今年からは暫く彼らとの遭遇は少なくなることでしょう。
植物
今年も海抜の高い山々では季節外れに高山植物が咲いていました。結実しないままに冬を迎えてしまいそうです。気候の変動に翻弄されているのでしょうか。人間の経済活動が際限なく拡大し化石燃料を燃やし排気ガスを撒き散らしています。誰にも止めることの出来ない「妖怪」に育ってしまった「経済活動」は本当に人間に幸せをもたらすのでしょうか。少なくても人間以外の生き物たちには幸せをもたらすどころか「死」に追いやっているように見えます。やがて、人間に甚大な影響を与える「時」がやってくるようです。
野鳥
今年も北の国から越冬のため冬鳥たちが南下をしてくる季節になりました。年々飛来数が減少しているようです。彼らにとって日本は暮らしにくい土地なのかもしれません。
東南アジアやシベリヤが開発されたからとの説が多数派のようですが私は日本国内の問題が多くの影響を与えていると思います。大気汚染、農薬散布、海岸線の消滅、河川の荒廃などが大きく影響していると思います。地球環境が持つ浄化能力をはるかに超えるスピードで汚染されているため彼らが真っ先に影響を受けているようです。人間にも影響が出ているのに大方の人々は平然と暮らしているようです。
四季折々の情報
10月 1日現在