5年もすんでた!?あれは空想上の社宅だぞ!!

 

ィヤホゥッ!またまた、やらせていただきましたァ〜ン!!

え?なんのことだか判らない?・・・そうだな、順を追って話そうか。
それは俺たちが2000年の忘年会をやった日だった。11月25日だったかな?ちょっと早めの忘年会。
ブルース、肉弾頭、タキオン、すっ、フニャモラー、ボス猿の馴染みに加え、若い力導入ということで、ふなっ(23)ちさぶ(18)の2人も呼んだのだった。
歩いたね・・・
ああ、歩いたとも
池袋をスタートした俺たちは、よせばいいのに完全ジャンケン制を導入した。
人数が多いからね。5つ辻でも6つ辻でも対応できた。
しかし、何故だろう。寂しそうな道を指定したヤツばかりが勝つというのは!!
特にボス猿(年寄)がワザワザ店屋の無さそーな通りを指定しては、本気で勝ちに行くってのが、ヤルね〜
大塚方面から、人家すらない大塚病院の横を辛くもすり抜けて、文京区を横断しながら、そして俺達は後楽園にいた!
「燃えてる・・・」
途中でめぼしい料理屋のまるでなかったわけではない。
しかし、縛りがあった・・・
「今日はポン酒が呑みたいですネ〜〜」
だ、と〜〜〜〜!!
最初にそーいう発言を受けてしまったがために、目付きの悪いインド人シェフのいる本格(そうな)カレー店とか、妖しげな牛タン屋とか、ハデな四川料理屋とか、そーいうのを横目でパスし、
たま〜にぶつかる筋の通ってそうな居酒屋なんかも、ボス猿とかすっの「ああ、ここ入ったことあるよ。平凡な味だったよ」ってな挑発的発言に乗せられて・・・結局水道橋まで歩きとおしたアルよ。トホホのホ。
結局水道橋の串焼きの店に入った。まぁうまかった。酒もいっぱいあった。けど、別に新鮮な感動も腰抜かすほどの味の煌きもなかったので、あえてここでは紹介しない。

ただ一つ言わせてもらうと、タキオン(27)、ブルース(29)、肉弾頭(30)、すっ(32)あたりが平気な顔して歩いてるのに、早々へばってしまったふなっ(23)!ちさぶ(18)!
君ら運動不足だっっ!!
年寄りどもに体力で負けてどーする!
鍛えてやるからまた飯喰いに来いっ!
来なけりゃこっちから行くぞ。

さて、ここまでが前置きね。本題はその2週間後。12月9日なんだけど。
タキオン@、肉弾頭、ブルースの3人で秋葉原を攻めに行く。
これは、肉弾頭とタキオン@の買物にAV道初段のブルースが助言を与える、といった主旨だったんで、まぁいろいろ電器店を回り、食べまくりの途についたのは午後7時が迫ってからであった。
「今日は何を喰おうか?」
「うまけりゃなんでもいいんだが・・・前回は和食だったよな」
「いつもは中華ばかりだしな〜」
「洋食、か」
「うむ、できれば地中海っぽい料理ってことでサ」
「ま〜た、地中海かよ!!ヨーロッパってのぁイタリアとスペインだけじゃねーんだぜ!」
「いや、いや、そんなこたぁないぜ。イタリア、スペイン以外にも、フランス、ギリシャ、トルコも地中海沿岸じゃない」
「そうそう、ほかにも北欧料理とかも興味あるしさ、じゃあ、ヨーロッパ全般縛りってことで行こうか」

俺達は・・・バカだっ!!
3人も雁首揃えて救いよーのねーバカだッッッ!!
同じ失敗を繰り返すヤツをバカと言うんだっ!
縛りを入れることがどんな結果をもたらすのか・・・判っていたはずだ。
過去の過ちを、過ちと判っていて繰り返すのらば、歴史を研究することに何の意味があるというのだ?
人類はいつまで戦争と言う悲劇を繰り返せば気が済むんだよ!?
俺は・・・俺達は、いつまで、どれだけ果てしない未来まで、愛すべき同胞と殺し合う血まみれの歴史を刻み続けるつもりなんだ!?

まぁ、そんな大げさな話じゃあないんですが。本当は。
それにしても、彷徨ってる間は、それくらいの悲壮感に溢れてはいた。
だって、気がついたら御徒町にいたんだもん。
眠る町、御徒町・・・
食い物屋がない!
あっても閉まってる!
たま〜に、ホントごくたま〜に見かける貴重な店を、
「洋食屋じゃないね、ハイ、消えた!」
とキンキンのようにあっさりと否定していく虚しさが判りますか?
ボクはよく判ります。
でも、本当は全然判りたくも無いんです!!
そんな逆境の俺達に、福音とも言える看板が

おかず横町

「おかず」だぁ〜〜〜!!
・・・・・・・・・・・・
全店閉まってました。以上
アノ辺りの人たちは土日の食事をどうしているんでしょう?商店街まで閉まってて、食事の支度もできないではないですか。
詳しい人の情報求む。

それはそうと、食の空白地帯にはまり込み、立ち往生する3人。
一度上野方向に戻るべきなんだろうが、
下がったりしねェ・・・・・・オレたちの食べまくりは後退のネジをはずしてあるんだよ・・・・・・
ここは荒野でもジャングルでもない都会の真中だ。歩いていれば、いつかは繁華街に出る。その一瞬に勝負を賭けりゃイイ。 問題はただ一つ。その前に店が閉まる時間になってやしねぇか、ってことだけ。

そして辿りついた蔵前だ。が、ここは和食の街であった。
・・・当り前か・・・
「ありましたァ!発見、発見、スイス料理の定番、“どぜう”の店です!」
「うぎゃ〜フランスから渡ってきたという“ちゃんこ鍋”の店がこんなところにッッ!」
空腹の余り理性を失った1人がワケのわからぬ言葉を発して店にカチ込みかける寸前で他の2人が止めるという茶番を繰り返し・・・俺達は、浅草にいた!

   

そう、浅草は洋食の街。ここならばきっと・・・
あったよ、あった、洋食屋。古き良き洋食屋の佇まいを残す店が・・・
「じゃ、この店押えな」
「え〜〜〜〜?」
この食べまくりバカ一代の記録を読みつづけてくれている奇特な皆さんならよくご存知のように、ブルースが“押さえの店”と言ったら、パスして通りすぎるという意味なのである。
そりゃそうだ。“後退しない”って条件と併せて考えりゃ自動的にそうなるな。
「俺達はこんなただの洋食屋に入りたくて歩きつづけて来たんじゃない!」
洋食屋で飯喰うためにほかのもの犠牲にしてたんだよっ!
「これで満足か?もう5分歩いてもっとうまそうな店があったらどうする?おまえらのこれからの人生も、そうやって妥協と日和見で作っていく気なのか?」
冷静に考えれば間違った意見だ。洋食縛りのせいでここまで流れ・・・その上洋食でも食わないとなったら、一体なにが食えるってんだ?
しかし、肉弾頭もタキオンも、冷静ではなかった。こんなに苦労して歩いたのに、なんか妥協したように終わるには若すぎた。
「よし、洋食もクソもねえ!いままで通りすぎた店を陵駕するほどのインパクトに出会えるまで歩きつづけてやろーじゃねえか!!」
暴挙である。しかし、暴挙を敢行せねば得られぬものもこの世にはある。
それが、この夜、あった。
「あ〜〜!あの店は〜〜!!」
「おおっ!こんなところにあの料理がっっ!!」
「俺達は幻を見てるんじゃ無いだろうな・・・」
アノ店とは何か?
その衝撃の味とは?
謎が謎を呼び、以下次号

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