群馬への旅路の果てに辿り着いた結論。次回からは辺境シリーズ開幕である、と書いた。
今回紹介するのはギリシャ料理である。
しかし、果たして、ギリシャは辺境なのか?
西暦の始まる1000年も前からヘレニズム文明を熟成させ、現代の西洋合理主義文明の起点とも言えるギリシャが、何故に辺境なのか?
実は今回紹介する川越市のギリシャ料理店ヨルゴス。初めて入ったのは数年前だった。
ギリシャ料理?うん、ギリシャ、ギリシャ。お前喰ったことないだろ?お前は?ああ、俺もだが・・・
地元民ブルースに連れられ、初めて喰ったギリシャ料理。
その、感想は?
「南欧料理とトルコ料理の間みたいな感じだね」「そのまんまだな、地理的に」
と、2000年9月30日の徒然肉に書かれている。
2000年の徒然肉
記念すべき最初の徒然肉である。このあとに2004年に完結するまで5年間の食べまくりの間にもレビューを作ることも無く、俺でも3回、地元のブルースは更に数回店に足を運んでいたのだった。
何故、今まで紹介しなかったのか不思議なところだ。
そういえば、食べまくりで西洋料理を紹介したことが何故か一回も無いこともまた謎。
決して嫌いなわけじゃない。むしろ好きだ。イタリア料理とか。
フランス料理とかも、昔は偏見があったが、喰ってみると結構好き。そういえばスペイン料理もよく食べた。
そういうメジャーどころはあちこちで紹介されてるし、食べる機会も多い。食べる俺も読む人も、いまさらな感じだろう。
フランス料理とイタリア料理は、日本でも、わりと世界でも王道のヨーロッパ料理。
今後、実は好きだった洋食なんかもレビューしていくに当たって、ココで敢えて、そういえば食ったこと無いなァと言われそうなギリシャ料理を、勝手知ったる、俺たちの大好きな川越のヨルゴスを紹介したい。
その前に、もはやライフワークになりかけている武蔵野うどん探訪を行ってきた。ついでにご覧いただきたい。
なぜギリシャが辺境なのかはその後の項で。
まずは武蔵野うどん
夜はヨルゴス
戻る