2001. 9.19

入水鍾乳洞
2001年9月16日(日)福島県田村郡滝根町の「あぶくま洞」「鬼穴」に続いき「入水鍾乳洞」に来ました。
ここは観光地のはずなのに以外に静かな所で「あぶくま洞」とは対照的だ。

入水鍾乳洞は、カルスト川の流れる鍾乳洞で、全長900mの狭い洞内を入り口からAコース、Bコース、Cコースに分かれている。
Aコースは普段着のまま入洞出来るが、B、Cコースは地下水道を遡上するため
濡れても良い服装、懐中電灯など準備が必要となるが、手前のお店でレンタルできる。
(のりちんは短パン、雨具(上のみ)着替えて、お店で草履を借り、ろうそくを買った。)
また、Cコースは案内人ナシでは入洞する事ができない。かなり危険な場所なのか、保存区域なのだろう.
受付でBコースを選択し軽く説明を聞き、ドキドキしながら入洞した。

どきどきしながら入洞!
入水鍾乳洞入り口

すぐに急流瀑布の「不動滝」が轟音と共に出迎えてくれる。この時点でびびってしまった(笑)
ちなみにこの音は「うつくしまの音・30選」に選ばれている。
Aコースの終わりからいよいよBコース入り口。地下水に足を入れ、ろうそくに火を付ける。
地下水がとても冷たく刺すような痛さを感じる。(慣れるまで大変!)

Bコース入り口 浸食具合がわかる
水が冷たい(;>ω<)/ 頭を数回ぶつけました(T-T)ウルウル

所々明かりはあるが、ろうそくナシではとても暗い。上から滴で消えたり、
地下水に両手をつけなければ通れない場所では火が消えることもしばしば。
防水性の懐中電灯(できればヘッドライト)の準備をオスススメします。
「胎内くぐり」では頭から入らないと通れず、ウェストバックを付けていたので引っ掛かるり
もがきながら抜け出しに成功。太めの方はかなり厳しいかも。。
「第二胎内くぐり」は、四つん這いになりながら進む。たまに頭をぶつけたり、
慣れない歩き方に足が攣りそうになりながらの鍾乳洞探勝は、辛いけどとても楽しい。
ようやくBコース終点の目印「カボチャ岩」に着いた。ここまで来るのも大変だったのに
この先のCコースはいったいどんなコースなんだろう。。。
帰り余裕がでたので辺りを見ながら戻った。
ろうそくの明かりが命! この奥にCコースが待っていた
とにかく狭い Bコース終点の「カボチャ岩」
あぶくま洞は大きな鍾乳石が見事だったが、
ここでは、流れる水が岩を浸食した跡が刻まれていたり、容食された洞床などはっきりわかる。
また、移動中壁に手をやると鱗のような小さな幕が着く事があるが、石幕だろうか?
今でも新しい鍾乳石を創りながら、浸食、容食して少しづつ成長している。
洞が崩壊するまで続くのだろう。
洞内見取り図

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