まず考え方、視点を変える
１）頭皮や症状、体質を考える。
症状や頭皮、毛の質、体質など関係なく、「いいシャンプーで洗って効く
育毛剤をつける」という一般的で漠然とした育毛法では成功しない。
（いいシャンプーとは？、効く育毛剤とは？、がはっきりしていない）
医者が薬をあたえるとき、その人の症状や体質を検査したり診察してから
選ぶように、薄毛・若ハゲも症状や体質などを考慮して育毛法を組み立て
それから使用するものを選んだほうがいい。
２）育毛を段階的に改善していく。
薄毛・若ハゲは、「つける→治る」というような単純な治り方はしない。
薄くなるのは様々な原因が絡み合っているからで、それをひとつずつ
解決していかないと育毛は成功しない。
当方では次のようにしてもらって成功している。
１．薄毛の進行を早めている直接原因の除去、頭皮の大掃除。
２．弱っておとろえた頭皮、頭皮の異常を正常に戻す頭皮回復。
この２つをまず頭皮用シャンプーと頭皮料等でやってもらい、ある程度
よくなったら次の育毛段階をお勧めしている。
３．本格的な育毛。
育毛はマラソンと一緒で、ゴールまで完走できるよう段階的なメニューづくりを
して、遠い目標に一歩ずつ近づく手当をしていけばかならずゴール
（頭皮の回復）にたどりつく。
あせったり、あきらめてはいけない。
３．安物買いの銭失い。
単純計算すると１，０００円のシャンプーなら中身の原料費は、たったの
３０〜７０円程度。（もっと安いシャンプーもある）
そんなシャンプーで弱ったりおとろえた頭皮がよくなるはずがない。
薄毛・若ハゲの頭皮は防御力もおとろえ、さらに炎症や浸潤があることが
多いうえ、毛根部まで弱っているはず。
弱った細胞ほどシャンプーやリンス・トリートメントの界面活性剤の攻撃を
受けやすく、薄毛・若ハゲを進行させている。
ちなみに１３，０００円もするレストルシャンプーを、続けて使っていただけ
るのは効果があるからで、他のシャンプーに変えた途端に状態が悪化したと
一度使用を止めても、またレストルシャンプーへ戻ってこられる方が多い。
高いものには高いだけの付加価値や効果がある。
効果がある成分を確実に効くだけ配合する育毛製品を、安くつくれるはず
がない。効果や安全性と価格は正比例して高価になっていく。お金をできるだけ
かけないで治そうと考えるのはいいが、安い価格だけに固執すると失敗する。
効果のあるもので安いものなんてない。
４．頭でっかちはよくならない。
最近では育毛に関する情報も豊富なため、メールで相談してこられる方の
中にも、成分についてまで、たくさん知識を持っておられる方も多いです。
ただ知識を持っていても、ゴルフとおなじで理論や知識があっても「毛が
生える」ということではありません。逆によく知っている人ほど、自分の
考えに固執して迷いやあきらめ、途中でやめてしまうケースが多いです。
氾濫する情報も正しいものだけならいいが、「かたよった情報」や「商品を
売るためのこじつけ理論」などが多いのも事実である。
そのためになにがほんとうで、なにがウソかわからなくなっている人が
ほとんどです。
本気で薄毛・細毛を治すためには、いままで詰め込んだ育毛知識をぜんぶ
取り払って、いちから育毛について考え直す必要があります。
５．使用前・使用後の不思議、ほんとうに4ヶ月でふさふさになるか。
ある人からこのようにいわれた。
「他社の育毛では4ヶ月くらいでよくなっている写真が掲載されているのに、
なぜおたくのは14ヶ月もかかるのか」。そしてその人は親切に「もっと短く
4ヶ月くらいでよくなると書いたほうがいい」と忠告してくれた。ありがとう。
しかし、よく考えて下さい。
頭皮が正常な方でも、毛が抜けてから約4ヶ月ほど毛穴だけの状態が続き、
それから毛が生えてくる。
そして毛は1ヶ月に約1ｃｍしか伸びない。この計算だと育毛をはじめて
4ヶ月後に毛が多くなっているなんて不可能です。（円形脱毛は例外）
こんな大げさな言葉を信じて育毛をすると、失望しがっかりすることになる。
６．実行あるのみ、まず一歩踏み出すこと。
男は度胸というが、男の方がくよくよ悩んだり、育毛の情報や本を読んで
知識はあるが理屈ばかりで実行しない人が多い。
しかしおもいきって実行した人は成功している。
（買わない宝くじは当たらない）
ただなにが真実でなにが嘘かはわかりにくい世の中で、こけおどしやはっ
たりの宣伝で金儲けをしている育毛業者もいることは事実で、お客様に不
安や不信感をあたえていることは残念でならない。
しかしあまり迷まないで、実践することをおすすめします。
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