犬と猫と暮らす9坪の家
大きな敷地に小さく建てる
南側の外観 ほぼ立方体の大きさに屋根がかかります
外壁と屋根は黒いガルバリウム鋼板
4畳分のウッドデッキとワンちゃん用の足洗い場
土の部分は、菜園や花、植木が植栽される予定です。
旗竿部分のアプローチ
車を縦に2台置けるくらい余裕をもった旗竿状の竿の部分。家へのアプローチです。
奥にフェンス、扉、ポストやインターホンをまとめています。アプローチ部分は枕木です。JRからの払い下げられたものが長年庭に積んだままになっていたので、それを利用しました。
コンクリート,モルタルで仕上げた足洗い場 大きめです
本気のお湯の出るシャワーにしました。
ウッドデッキに接する大きな掃き出し窓
ウッドデッキは耐久性の高いイペ材。すっごく堅い板です。大工さんに嫌がられるほど詰まった感じがします。
玄関土間
白いドアが玄関戸になります。右側のテラス戸(掃き出し窓)から出入りしてしまう考えもあるのですが、施錠がアルミの窓では難しいという点が問題です。ここでは一般用のサッシを使うことでコストダウン。施錠する時は玄関を利用します。
この玄関土間を作った目的は、近所の犬友達のみなさんが気軽に、気兼ねくここまで入ってくれるようにとの建て主さんの配慮です。
玄関ドア脇にあるのが、下足入れ。リビングとのちょっとした区切りの意味もあります。
玄関土間からリビングを見る
吹抜けを見上げる
土間を入って左側
中央に仏壇収納 左がキッチン
ステンレスへアラインのキッチン
作業台を兼ねたカウンター。
キッチワークトップはステンレスのヘアライン仕上げです。掃除、メンテナンスはこれが一番。
反対側には木製のカウンター。皿を置いたり、調理機器を置いたりします。全体的にスペースもコンパクトなので収納の扉は邪魔にならない引戸を採用しています。
階段上がり口
2階からの降り口
キッチンからダイニング・リビングを見る
2階の廊下。吹抜けに接する部分です。床はスノコで風と光がぬけるようにしてます。
天井は木目の少ないシナ合板の仕上げです。天井は汚れにくいので無塗装(素地)での仕上げです。
奥の白いポリカーボネイトのパネルの奥がベッドを置くスペースになります。白いパネルは目隠しです。
寝室奥から手摺、吹抜けの方向を見る
寝室奥にも書斎的なカウンターと横長の窓
左には洋服収納があります
寝室と吹抜け
吹抜け、玄関土間を見下ろします
洗面とトイレは同じスペースに
一般的なユニットバス 窓を大きく
ウッドデッキと門扉までのアプローチ
庭の部分には花が、鉢植えがたくさん並んでいます
建物概要:
福生の家
YS-House
木造2階建て
敷地面積 :124.52 m2 (38坪・旗竿状の敷地 )
建築面積 :29.81 m2(9.01坪)
延床面積 :52.16 m2(15.77坪)
設計 大庭建築設計事務所 /大庭 明典
オリジナルキッチン、地下倉庫
外壁:ガルバリウム鋼鈑(断熱材裏打)
屋根:ガルバリウム鋼板平葺
床:コルク、ペッツァフロア
壁:OSB無塗装
天井:シナ合板
撮影:大庭明典、小出薫(小出写真事務所)