2001年 FM京都 α‐STATION α‐マンスリーカラーズ

KODO−鼓動−」 
光の一粒

 織田裕二がお届けしています、10月のαマンスリーカラーズ、いよいよ今夜は最後なんですけども、リスナーの皆さんからのお便り・FAX・mailを中心にお届けしてます。
 え〜ここでですね、ちょっと質問が来てるんで、お答えしようかなという。これは京都、地元京都ですね。中京区からで、京娘さんから。
『織田さん、こんばんわ。そして初めまして。』どうも、はじめまして。こんばんわ。『京都で織田さんの声が聴けてとても嬉しく思います。』あ、ありがとうございます。『ところで、関西弁てどう思いますか。』ん〜『私は24年間京都で育ったので、どこの土地に行っても京都弁で話してしまいます。』
え〜京都弁でハナシテシマイマス(←外国人のようなイントネーション)。な、なに言ってんだ、オレ?(笑) 全然わけわかっていない。
『よく他の土地へ行くとうつってしまう人、いるじゃないですか。関東出身の方からみて京都弁(関西弁)なんかの女の子はどうなんですか?』京娘さんから頂きましたが。
 え〜、そうですか。実はね、僕は関西弁はめちゃくちゃ好きです。すっきゃねん(笑)
もう〜エセ関西人とか言われて、あんまり言いたくないんだけど。でも、オレは結構気に入ってんだよ、この関西弁の響き。
なんちゅーかね、なんかこう、なんかズバッとこう本音で言ってんだけど痛くないっていう。で、伝わりやすい。ストレートで、気持ちよくって、僕は好きで。
 京都っていうのは、ある種、今度、対称的ですよね。同じ関西地区でも。なんか、そこに含みがあって、それを読み取らなきゃいけない、みたいな。なんかね「む、難しいっ」ていう、正直言って。だから、なんかこう、僕が物言いがすべてストレートなんで。で、「どうぞ」って言われたら「どうもっ」て言っちゃう人なんで(笑)
 昔、京都に半年ぐらいね、撮影でいたときあったんですけどね。そういう意味で言うと、京都ってなんか独特のなんかこう覚えなきゃいけないことみたいなのがあるらしいじゃないですか。例えば、遊びに行ってね、夜、お茶漬け出されたらそろそろお帰り、みたいな(笑)。そう聞いたんだけど。
「いや、そうじゃない」っていう人もいるしね。「いや、これはもてなしなんだ」
ん〜〜、今だに謎ですね。はっきり言って。京都の女の子は、僕にとっては謎だらけ。うん。
 男の方はね、実はなんと、ずーっと長年、僕と一緒に仕事してるメイクさん、男なんですけどね、実は京都出身なんです。
だもんで、京都一緒にこう撮影とかでね、この間も某お茶の宣伝でですね、京都で撮影したんですけども、その時も、彼が随分「こっちいいよ」なんつって祇園の方とか紹介してくれたり。この間も清水寺へ行ったんですよ。「清水の舞台から飛び降りる」ってよく言うじゃないですか。で、「あ、どんなもんかな」なんつって。「なんかこれ、思ったより高くないんちゃう」みたいな。「あれ、なんかこれ死ななくても済みそうだぞ」みたいな。「昔の人は背が低かったからこれで死にそうだったのかな。それとも木が今大きくなっちゃったから、クッションになって死ななそうに感じるのかな」とか。ん〜「もしかしたらこれ根性を試すだけのものなの、言い方だったのかな」とか、いろいろな疑問が湧いたけど。
 でも凄くいいですね。なんかあの、その時やっぱり外人の方とかね多かったですけども「日本にいながらにして実はこんないい場所があるんだよ」っていう意味では、意外と日本人なのに、そういう目の前にあるもの知らないっていう人、僕以外にも多いと思うんですよね。で、年とってからようやく「フルムーンです」「ナントカです」みたいなんで「お寺めぐり」「ナントカめぐり」とかっつって、ようやく再発見。
日本のよさ、古来からあったものの、便利さ、いろんなもの、気持ちよさ、畳だとか気持ちいいですよね。だからそういうのを、なんか僕はわりとちっちゃい頃からマセガキなんで(笑)、今すでに、そういう意味じゃ、かなり興味がありますね。だから、京都の、京娘さんもそうですけど「教えてもらえちゃったりなんかすると嬉しいかな」なんちゃったりして。
 というわけで(笑)。僕は、だから京都でもそうだし、大阪もそうだし、はっきり言って、人種とかも「なに人」でも別に、なんの抵抗もないですね。ためらいもない。逆に言うと「知りたい」っていう欲求の方が強い、興味の方が強いんで。
ん〜、是非、そうですね、一度と言わず、お付き合いしてみたいですね。え〜。いや、すいません(笑)
え〜大歓迎です。嬉しいです、こちらこそ。こんな男ですけども、これからも、よろしゅう、お願い、申し、上げましゅ。
(笑) なんやぁ〜、おまえ。なに人やっちゅーねん。もうね〜、いろんな土地行ってね、おまえは広島弁なのか関西弁なのか京都弁なのか、ハッキリせーっみたいな、よく言われますけどね(笑)。うつってまうのよ、これが。
え〜(笑)というわけで。もう1通いってみたいと思います。京娘さん、ありがと。
 そして、こちらはですね、男からですね。大阪枚方市のなおひろくんから。
 『初めまして、織田さん』初めまして。『2度目のマンスリーカラーズ登場ですね。』そうです。『前回も全部聴きました』わお〜、ありがとう。『幼少の遊びの話とかされてましたよね。』はい。『僕は非常に運命的なものを感じています。勝手に(笑)。というのも、二十歳の僕の誕生日に「Lovesomebody SINEMA VERSION」が発売されたからです。』はぁ〜はぁ〜はぁ〜。『二十歳という大きな節目だったので一生忘れることはないでしょう。もちろんこのCD買いました。』わぁお、あ・り・が・とう!『そして当時付き合ってた彼女にもプレゼントしました。』太っ腹っ!! なおひろ。気に入ったっ!!『自分の誕生日にもかかわらず』(笑)そうだよね。普通もらうわな。
え〜、彼女、買ってあげてよ〜。次のアルバムでも。よろしくです。今CD「今、ここに君はいる」売ってますから。宣伝してしまいました(笑)。
『そして、』(笑)ほんとだよね。『ぼちぼち寒くなってきて嬉しいんです。』えぇ? なんでやねん。『冬は嫌いですが』うんうんうん、僕もね、冬嫌い。でもね、12月までの冬は好き。1月1日までっつった方が正しいかな、うん。それ以降の冬は寒くて嫌いだけど、辛いから。12月生まれなんで、わりとイベント尽くしなんでね。誕生日、そして、なんだっけ、クリスマスがあったり、お正月ていうのがあったりね、好きなんだけど。え〜ゴメンナサイね、話脱線しましたけど。
『ぼちぼち寒くなってきて嬉しいんです。冬は嫌いですが、ここ数年は嬉しくて仕方ない。あの青島コートが着れるからです。』(笑)『今年ようやく例の時計も買ったんで、青島ルックに限りなく近づいています。リクエストで「Moon」を選んだのはイントロが好きだから。』それはそうですね。『「踊る」のサントラの「Moon Light」を聴いたときはビックリしました。』そりゃそうですよ。だって「Moon」だもん、あれ。『いつだったかのWOWWOWのライブ放送でこの曲やっていたときのことが凄く印象に残っています。是非ともプレゼント、サイン入りポップ下さいっ。お身体に気をつけて、仕事に励んでください。』という、なおひろくん。

第1回 10月28日放送(2)