2003年 FM大阪 afternoon cafe

DJ :なるほどね。歴史ものじゃないんだよという。
織田:だから、そういう感覚は俺、まっったくなかったです、今回。
DJ :はあ〜なるほど〜。
織田:今、今の映画。で、逆に今、もうほら日本人が外国へ出て行って当たり前のように活躍してたり仕事してる。
   で、それを、100年前にも同じようなことやってて。
   で、実はそこでなんかちょっと一歩踏み出すか出さないかの勇気が必要かな、とかっていう。
   例えばって今回、主題歌を、僕はこの映画のために作ったんですよね。
   で、そのときに、もう、じゃ、なにがあれするかっていったら、「We can be Heroes」そのまま、
   だれでもHeroになれますよっていう話なんですけど。実際、友達って、大抵いるじゃないですか、だれでも。
   友達がいるってことは、Heroになった瞬間がある。わかります?言ってること?
DJ :わかります、わかります。
織田:あの〜〜
DJ :僕は。。。すいません。もう、皆さんより一足先に映画見せて頂いてるので、
   もう、その意味が、深く!深く!今、染み込んできてますね。
織田:なんか、あの〜。。。なんか。。。
DJ :いやきっとね、だからそこですよ。男が特に引っかかるところ、そこじゃないかな、と思っちゃった。
織田:ああ。。。僕、女の子にも観て欲しいんですけどね。
DJ :いや、もちろんそうですけども。
   なんか男がね、肩を組む、ていう。男に対してはね、その肩を組むっていう大切さとか、喜びとか。
織田:男は分かる世界だろうし、女の子にはその男の世界の部分と、ちょっとロマンティックな映像も結構あるから、
   だから、そこと両方楽しんでもらえるかなって。
DJ :ええ。。。はい。さあ、まだまだ映画の話、続けてお伺いしていきたいんですけども。
   えーっと実はですね、まずは一曲ここで。その先ほどお話に出ましたナンバーを、
   織田さん自身から御紹介いただいてよろしいでしょうか。
織田:はい。わかりました。じゃあ、元旦になんと発売になりました映画「T.R.Y.」の主題歌です。織田裕二で「We can be Heroes」。

  曲:「We can be Heroes」

DJ :さて。リクエストもたくさんありがとうございます。こちらは兵庫県からプリンちゃん。それから三木市のコジマサチコさん。
   「7ヶ国語をしゃべられていましたが、どこの国の言葉が一番難しかったですか?」ていう質問もあります。
織田:北京語(笑)
DJ :北京語。ねえ、世界一難しい。
織田:北京語難しいすねえ。
DJ :そしてこちらはですね「今日はプレミア上映会いきまーす」ていうことで。このあと今日は午後7時からですね。
織田:そうですね。
DJ :梅田ブルク7で。参加されるという、奈良市のユカニャンさん。ありがとう。京都からはYASUKOさんからも、リクエスト頂いていました。
   「We can be Heroes」聴いていただきました。
織田:ありがとうございます。
DJ :織田裕二さん、このあとまだまだですね、映画の話をお伺いしていきますが、
   ひとまずここではトラフィックリポート挟んで、このあともお付き合いよろしくお願いします。
織田:はい。

  曲:「そんなもんだろう」

DJ :さて、織田裕二さん「そんなもんだろう」を聴いて頂いていますけども。
   あの、このナンバー、昨年デビュー15周年で、生まれた楽曲と。
織田:ま、15周年で生まれたというか、ドラマで主題歌になってたんですけどね。はい。
DJ :なんか、いや、15周年というのは全然、じゃ、別になかった? ご自分の中で?
織田:いやいや。15周年は15周年で。でも、なんつんだろ。15周年て言われても実際ピンとこないっていうか。
DJ :へえ〜?!そうですか?
織田:ああ、そんな経ったんだ、ていうのと、なんかこう、考えれば、そうか、短かったようないろいろあったよな〜とかって。
   なんか作品で分かれてる感じがしますよね、どっか、節目節目って。
DJ :あ、曲、曲?
織田:曲で、その、こん時のあの、あ、コンサート最初にやったときだとか、大阪でこんなポカやった(笑)とか、あはははっ(大笑)
   そういうなんか、なんかそういう、なんつんだろ、年で分かれてるっていうよりは、
   あ、あのツアーのときだとかね、そういう覚え方しちゃってますね。
DJ :はあ〜そうですか。。
   でもそれを15年続けてきたんだな、積み重ねてきたんだなっていう。振り返ってみると、あ〜やってきたな〜っていう。。。
織田:そうですねえ。でもまだまだやっとここかよ、みたいな。やっとスタート地点じゃん、みたいな、感じですね。
DJ :そんな意識ですか?
織田:そんな感じですね。ようやくスタートっていう。
   やっと少し、自分でこういうのやって、こういう風に、ていうのが具体的にできるようになってきたっていう。
   やっとスタートラインだっていう。
DJ :いや、なんだろ、軽〜くおっしゃってますけど、それはやっぱり15年積み重ねてきたからかな〜と。

 1月7日放送(3)